ポケットモンスター ~少年が進む道はキズナによって切り開かれる~   作:Kod

6 / 27

毎度のことながら投稿が遅くなってすみません。

今回は、ソウハが現在の手持ちポケモン達を紹介します。
最後にはソウハのビクティニについて書いています。


ソウハのポケモン達大紹介

 

ブレイブアサギ号 

 

ソウハの部屋

 

 

ソウハとリコがライジングボルテッカーズに入った次の日の朝、ソウハは割り当てられた部屋のベッドの上で起きる。ベッドの上には相棒のテンブも眠っていた。

 

 

「んんっあぁ~~、よく寝た。」

 

「ミジュ?ミ~~ジュ。(んん?ふわぁ~~もう朝か)」

 

「おはよ、テンブ」

 

「ミジュ(あぁ、はよ)」

 

 

ソウハは着替えるとテンブと手持ちのモンスターボールを持って、ブレイブアサギ号のミーティングルームへと向かった。

 

 

 

ミーティングルーム

 

「おはようございます!」

 

「ミ~ジュ!」

 

「あ、ソウハ!おはよう!」

 

「ニャーオハ!!」

 

 

ミーティングルームに入ると、リコも含めたメンバーが揃っていた

 

「よし、ランドウのじっちゃんとドット以外は全員揃ったな」

 

「ピカッチュ!!」

 

「あれ?フリードさん、その帽子を被っているピカチュウって?」

 

「おぉそう言えば、昨日は紹介してなかったな。こいつはキャプテンピカチュウ、通称『キャップ』だ、俺の相棒でもあり、この飛行船の船長でもある!」

 

「えぇ!?ピカチュウが!?」

 

「船長!?」

 

「ピカ?ピーカピカ?(何だ?ポケモンが船長で何か問題があるか?)」

 

「あぁいやそういうことじゃなくて、フリードさんが船長だと思ってたから」

 

「ピーカ、ピーカピカ?(いいや、俺が船長だ。良いな?)」

 

「分かった、よろしくキャップ」

 

「ピ~カ!(良~し!)」

 

「「「「「・・・・・・」」」」」

 

「あれ、皆どうかしたか?」

 

「「「「「いやいやいやいや!!」」」」」

 

「ソウハお前!さっきキャップと普通に会話してなかったか!?」

 

「あ……そう言えば、言ってなかったなぁ」

 

「何を?」

 

「実は俺、ポケモンの言葉が分かるんだ」

 

「「「「「・・・えぇ!?」」」」」

 

「マジかよおい!」

 

「何で早く言ってくれなかったんだよ」

 

「えっと、すみません。普通に忘れてしまってました」

 

「………ハァ~良いか?そういう大事なことは早めに言っておくんだぞ?」

 

「「「「「いやお前が言うなフリード!!」」」」」

 

「ありゃ?」

 

「ピーカピーカ(やれやれだぜ)」

 

 

フリードの発言にソウハとリコを除いたクルー全員から突っ込まれた。キャップは呆れたように首を横に振った。

 

 

「おっほん、話が逸れちまったが本題に入るぞ。リコ、それにソウハ」

 

「は、はい!」

 

「はい」

 

「今日から2人には展望室で見張りを頼む」

 

「分かりました。」

 

「は、はい!頑張ります!(役目を貰えました、嬉しい!)」

 

 

リコは役目を貰えて嬉しく思い、笑顔を浮かべる。

 

 

「あ、フリードさん」

 

「どうした?」

 

「俺の手持ちのポケモン達にも、見張りをさせて良いでしょうか?」

 

「あぁ、それは勿論構わないが、どんなポケモンなんだ?」

 

 

ソウハはラティアスやラティオス、ゲノセクトやミュウ等の長時間飛行できるポケモン達に飛行船の周囲を警戒して貰おうと考えていた。また、アララギ博士に新たに転送してもらったシェイミやウーラオス等のリコにもまだ紹介してない6体のポケモンも一緒に紹介しようと考えていた。

 

 

「ここだとちょっと狭いので、どこか広い場所に移動してもらっても良いですか?」

 

「そうか、分かった。それじゃあこの船のバトルフィールドに行くか」

 

「はい、お願いします」

 

 

一行はブレイブアサギ号の上部にある、折り畳まれていたバトルフィールドを展開しそこに移動する。

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

ブレイブアサギ号 バトルフィールド

 

 

「ここなら、全員出せそうか?」

 

「はい、ありがとうございます」

 

「いいさ、俺も個人的にポケモンリーグ優勝者のポケモンはどういうのがいるか、見るのが楽しみなんだ!」

 

「ピーカ!」

 

「おぉ!キャップも楽しみか?」

 

「ピカッチュ!」

 

「私も、まだ紹介してないポケモンがいるって言ってたから楽しみ。ね、ニャオハ。」

 

「ニャ~!」

 

 

ソウハはバッグから元々手持ちとして持っていた7個のモンスターボールと転送して貰った6個のモンスターボール、合計13個のモンスターボールを取り出し、上に投げた。

 

 

「よし、皆!出てこい!」

 

 

PON!PON!PON!PON!PON!PON!PON!PON!PON!PON!PON!PON!PON!

 

 

「ティニ!」

 

「ロメッタ!」

 

「ダークゥ」

 

「ピッカー!」

 

「ブイブーイ!」

 

「ガウゥゥ!」

 

「グギュルル」

 

 

「ミィィ!」

 

「クゥーン!」

 

「クォーン!」

 

「ウーラァ!」

 

「……マーシャ」

 

「ミュ~!」

 

 

ソウハの現メンバー13体が一斉に姿を現す。

 

 

「はぁぁ!!?こ、こいつらは!?」

 

「ピーカ!?」

 

「うわぁ!!みんな見たことないポケモンばかり!!」

 

「ニャオハ!!」

 

「すげぇなこりゃ、壮観だぜ!なぁイワンコ!」

 

「ワンワン!」

 

「私も、見たことないポケモンが何体もいる……」

 

「ラッキー」

 

「凄いね!流石ポケモンリーグ優勝者ってところかな?」

 

「メタァ」

 

 

メンバー全員は殆どが見たこともないポケモンばかりだったため、とても驚いていた。特にフリードはポケモン博士のためソウハが出したポケモン達の名前、姿、そしてどれ程凄いポケモンなのかは知っていたため、誰よりも驚いていた。

 

 

「おい、ソウハ!こいつらはホントにお前のポケモンなのか!?」

 

「あぁ、そうだけど?」

 

「フリード、そんなに興奮してどうかしたのか?」

 

「どうしたもこうしたも無いぜ!!ここにいるポケモン達は殆どが幻・伝説のポケモンと呼ばれる程、とても珍しいポケモンなんだぜ!!」

 

「「「「「「えぇ!?」」」」」」

 

 

本日2度目のえぇ!?であった。

 

 

「いやぁ、すげぇなこりゃ!俺も実物を見るのは初めてだ!」

 

「ピカピカァ!!」

 

「なぁソウハ!ちょっと近付いて見ても良いか?」

 

「えぇ、でもあんまりベタベタと触られるのは嫌だと思うので極力控えて下さいね」

 

「あぁ分かった。ありがとな!」

 

「ピカチュ!(ありがとなソウハ!)」

 

 

フリードはそう言うと、ソウハのポケモン達に近付き、自己紹介も兼ねて触れ合いに行った。

 

 

「ねぇソウハ、フリードさんが言うようにこの子達も珍しいポケモンなの?」

 

 

リコはポケモンセンターの部屋で見なかった6体のポケモン達に近付いてしゃがみこむ。

 

 

「そうだ、リコのボディガードにと思ってアララギ博士から転送してもらったんだ」

 

「そうだったんだ、皆!よろしくね!」

 

「ニャオハ!」

 

 

リコとニャオハも挨拶すると、リコの足元に1体の小柄なポケモンが歩いてきた。

 

 

「(どうやら、最低限の感謝は心得てるみたいでしゅね)」

 

「・・・へ?」

 

「(安心するでしゅ、ソウハがミー達を呼んだからには絶対にリコを守るでしゅよ)」

 

 

「・・・・ええぇ!?喋った!?」

 

「ニャオハ!?」

 

「リコ、どうした!?」

 

「ラッキー?」

 

 

突然大声をあげたリコに、モリーとパートナーのラッキーが心配するように駆け寄った。

 

 

「あ、いやその~」

 

「ん?このポケモンは?」

 

「ラッキー?」

 

「(はじめましてでしゅね、ミーの名はシェイミでしゅ。好物はソウハが作ったパンケーキでしゅ、よろしくでしゅ)」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ええぇーー!?しゃ、しゃ、喋ったぁぁーー!?」

 

「ラッキー!?」

 

 

モリーは、リコ以上の驚きの声を上げた。

それに釣られて何だ何だと他のメンバー達も集まってくる。

 

 

「どうしたどうした!?モリーの叫び声が聞こえたが、何かあったのか?」

 

「ピカピーカ?」

 

「フフフリード!こ、こ、こここのポケモンが喋ったんだよ!人間の言葉を喋ったんだよ!!」

 

「ラッキーラッキー!!」

 

「なんだと!?」

 

「ピカチュ!?」

 

「それってまさか……テレパシーか!?」

 

「テレパシー?」

 

「あぁ、ポケモンの中には知能が発達していて人間とコミュニケーションをとれる個体が稀にいるんだが……」

 

「(へぇ~見た目によらず詳しいんでしゅね、あなた)」

 

「ピカ!?」

 

「おぉぉ!!聞こえた!確かに聞こえたぞ!凄い!テレパシーを使えるポケモンを見るのは生まれて初めてだ!!」

 

「フリード……興奮しすぎ」

 

「あ、あははは」

 

 

フリードのテンションが急上昇し、モリーとリコは苦笑いを浮かべる。そこにソウハがやって来て、リコはソウハに尋ねた。

 

 

「ソウハ!テレパシーを使えるポケモンを持ってるなんてなぁ!びっくりしたぜ!」

 

「因みにテンブとこのポケモン、ゲノセクトもテレパシーを使えますよ?」

 

「(俺の声聞こえるか?)」

 

「(オレノコエモキコエルカ?)」

 

「おぉ!!聞こえた聞こえた!!」

 

「(よろしくなフリード!)」

 

「あぁ!!……???なぁソウハ!!このポケモン、ゲノセクトって言ったか?見たことがないポケモンなんだが!?」

 

「えぇ、ゲノセクトは━━━━━━」

 

 

フリードは見たこともないポケモンに目を輝かせていた。

尋ねられたソウハはポケモンセンターでリコに聞かせたゲノセクトの話を今いるライジングボルテッカーズのメンバーに聞かせた。

 

3億年前にいた古代の虫ポケモンであること。

 

プラズマ団によって化石から甦り、武器を取り付けられたこと。

 

仲間のゲノセクト達のこと。

 

 

「そんなことが……まさかそんな大昔のポケモンだったとはな」

 

「はい、でもゲノセクト達は根は優しい奴等なんです。ですから、皆も普通のポケモンのように接してあげて欲しいんです。」

 

「あぁ勿論だ!!俺達ライジングボルテッカーズはどんなポケモンであろうと受け入れるぞ!!それが幻や伝説、大昔のポケモンであろうとな!!」

 

「フリードさん……」

 

「ピカチュ!!(それが俺達、ライジングボルテッカーズさ!!)」

 

「勿論、俺達も同じさ!なぁイワンコ!!」

 

「ワンワン!!」

 

「マードックさん……」

 

 

フリードやマードックだけじゃなくモリーやオリオ、ランドウも同意するように頷いている。パートナーポケモン達も同様だ。

 

 

「ありがとうございます、皆さん。」

 

「(アリガトウ、ヨロシク)」

 

 

ソウハとゲノセクトは今一度頭を下げ、ありがとうを伝える。

すると今度は、リコがソウハに尋ねる。

 

 

「ねぇソウハ、このポケモンもテレパシーを使えたんだね?」

 

「あぁ。この子はシェイミ、かんしゃポケモンと呼ばれているんだ。」

 

「ミィ!」(シェイミはソウハの肩に乗る)

 

「シェイミ……(可愛い)」ピ!(スマホロトムをかざす)

 

 

『シェイミ:かんしゃポケモン ランドフォルム くさタイプ 荒れた大地も復活させる不思議な力を持っている。大気の毒素を分解して、一瞬のうちに花畑にする力を持つ。』

 

 

「ん?このランドフォルムって?」

 

「ニャ?」

 

「シェイミにはもう1つ、別の姿があるんだ」

 

「別の姿?」

 

「ポケモンの中には、暮らしている環境や技を出すことで姿を一時的に変えるポケモンがいるんだ。これを『フォルムチェンジ』って言ってシェイミは今の状態は『ランドフォルム』、だけどグラシデアっていう花の花粉を嗅ぐことで『スカイフォルム』っていう姿に変わる」

 

「へぇ!そんなポケモンもいるんだ!」

 

「因みに、メロエッタもフォルムチェンジするぞ」

 

「ロメッタ!」(メロエッタもソウハの肩に乗る)

 

「そうなの!見てみたい!!」

 

「まぁ、それはまた今度にしよう」

 

「なぁソウハ!この2体のポケモンは伝説のポケモン、ラティアスとラティオスじゃないか!?」

 

「そうだよ、流石ポケモン博士」

 

「凄いな、こんなに間近で見れるなんて」

 

「ラティアスにラティオス……」ピ!(スマホロトムをかざす)

 

 

『ラティオス:むげんポケモン ドラゴン・エスパータイプ 優しい心の持ち主にしか懐かない。腕を折り畳むと空気抵抗が減り、ジェット機よりも速く空を飛ぶことが出来る』

 

 

『ラティアス:むげんポケモン ドラゴン・エスパータイプ 人間の心を敏感に感じ取る。光を屈折する羽毛で別の姿に変えたり透明になったりすることが出来る』

 

 

「この子達って、姿が似ているけど?」

 

「あぁ、この2体は兄妹なんだ。ラティオスが兄でラティアスが妹なんだ」

 

「クォォン!」

 

「クゥゥン!」

 

 

ラティアスとラティオスはソウハのすぐ後ろで一緒に並んで飛行している。

 

 

「兄妹なんだ、仲の良い兄妹みたいだねニャオハ!」

 

「ニャ!」

 

「クゥゥゥン!」

 

 

リコにそう言われ、ラティアスは嬉しそうに笑顔を浮かべる。

 

 

「なぁソウハ、こっちのポケモンは何て言うポケモンなんだ?」

 

「ワンワン!」

 

 

マードックとイワンコは、一際大柄で屈強な体格を持ち額にはハチマキのように生えた体毛が目立つ灰色熊のようなポケモンに興味を持っていた。

 

 

「ウーラオスっていう、伝説のポケモンだ」

 

「ウーラァ!」

 

「このポケモンも伝説のポケモンか!」

 

「ワォン!」

 

「ウーラオスって言うんだ」ピ!(スマホロトムをかざす)

 

 

『ウーラオス:けんぽうポケモン いちげきのかた かくとう・あくタイプ 一撃必殺が信条のポケモン。相手の懐に飛び込み鍛えられた拳を叩き込む』

 

 

「いちげきのかた?」

 

「ウーラオスはダクマっていうポケモンが進化した姿なんだけど、その進化方法が違えばウーラオスの姿も変わるんだ」

 

「フォルムチェンジとは違うの?」

 

「少し違う。ダクマが『あくのかけじく』っていう物を見れば『いちげきのかた』っていうウーラオスになるけど、『みずのかけじく』を見れば『れんげきのかた』のウーラオスになるんだ」

 

「ラオス!」

 

「へぇー!そういうポケモンもいるんだね!」

 

「まぁ俺のウーラオスはちょっと特殊(・・)だけどね」

 

「特殊?」

 

「まぁそれは後々教えるよ」

 

「ねぇソウハ、このポケモンは?」

 

「メタァ?」

 

 

オリオとメタグロスは他のポケモン達とは打って変わって静かに佇み、まるで雲や煙の様に揺らめく人型のポケモンの名前を聞く。

 

 

「このポケモンはマーシャドー、無口な性格だけどバトルの時とかは頼りになるポケモンだよ」

 

「…………」

 

「マーシャドー……」ピ!(スマホロトムをかざす)

 

 

『マーシャドー:かげすみポケモン かくとう・ゴーストタイプ あらゆる影の中に潜り込む能力を持っている。相手の影に潜って動きや力をまね、真似ているうちに本物よりも強くなる』

 

 

「こ、この子も凄いポケモンみたい」

 

「ニャニャ」

 

 

ポケモン図鑑の説明を聞き、リコもニャオハも絶句する。

 

 

「マーシャドー、お前の力、今回も頼りにしてるよ」

 

「………マーシャ(まぁ、僕の力が必要であれば貸すよ)」

 

「ありがと、マーシャドー」

 

「シャ(ふん)」

 

 

マーシャドーはそっぽを向いて一見素っ気ないように感じるが、優しい性格であるとソウハは知っている。

 

 

 

「おおおおぉーーー!!」

 

「「!!!」」

 

 

フリードの雄叫びにリコとソウハが驚く。

 

 

「ソウハァァァーー!!」

 

「うわ!なになになに!?」

 

「ニャオ!?」

 

 

フリードは走って駆け寄り、ソウハの両肩をガシッと掴む。

 

 

「ソウハ!!」

 

「フリードさん!?」

 

「あの、ポケモンは!まさか!!まさか!!ミュウなのか!!本物のミュウなのか!?」

 

 

フリードは宙に浮かび、両手を口元に当ててクスクスと笑っているピンク色の小さなポケモンを指差した。

目を血走りながら興奮しているフリードに若干ビビる。

 

 

「そ、そうですけど」

 

「お前ホントに凄いな!!ミュウまで持っているなんて驚いたぞ!!」

 

「ピカピーカ!」

 

「ミュミュウ!!」

 

 

ミュウはキャップに近付き、お互いにじゃれ合い出した。

 

 

「ミュウって言うんだ、この子」ピ!(スマホロトムをかざす)

 

 

『ミュウ:しんしゅポケモン エスパータイプ 全てのポケモンの遺伝子を持ち、あらゆる技を使うことが出来るためポケモンの先祖と考えられている』

 

 

「ええぇーー!?ポケモンの先祖!?」

 

「ニャ~~!?」

 

「そうだ!!ミュウは世界で1番珍しいと呼ばれている幻のポケモンだ!!世界中で目撃証言も数少なく、絶滅したとさえ噂された程、希少なポケモン!そんなポケモンをこの目で見れるとはな!」

 

「ピーカ……(マジか……)」

 

「そんなポケモンも持っているなんて、ソウハって一体何者?」

 

「ラッキー?」

 

 

モリーはこんなに珍しいポケモン達を連れているソウハは一体何者なのかと発言すると、ソウハは突然無言になり、リコは一体どうしたのかと思う。

 

 

「・・・・・・」

 

「(ソウハ?)」

 

 

「ピカピーカ!(ソウハ!)」

 

「ブイブーイ!(しっかり!)」

 

「!!あぁ悪い悪い、ピカチュウ、イーブイ」

 

「ピカチュ?(大丈夫か?)」

 

「問題ないよ、ありがとう」

 

 

ソウハが何か深刻そうな顔をしていると、ソウハのピカチュウとイーブイが2体同時にソウハの頭の上に飛び移り、声を掛けた。2体の言葉にソウハはハッ!とし、いつもの顔に戻る。そこにミュウを観察し終えたフリードとキャップも来る。

 

 

「おぉ~、ソウハもピカチュウを持っていたのか!それにイーブイまでいるのか!」

 

「ピカピーカピカピカピ!(よろしくな、ソウハのピカチュウさんよ!)」

 

「ピカピカピカ!ピカチュウピーカ!(こっちこそ!よろしく頼む!!)」

 

「…………ピカチュウ(お前、中々の強さをしてるな)」

 

「ピーカ、ピカピカ?(へぇ、バトルもしてないのに分かるんだね?)」

 

「………ピカピカ(もし機会があれば、1度お前と戦ってみたいなぁ)」

 

「ピカピーカピカピカ(それならまた時間があるときにでも)」

 

 

キャップとソウハのピカチュウは、同じピカチュウ同士繋がりのようなものがあるのかキャップはフリードの肩から降り、ソウハのピカチュウはソウハの頭から降りて両者とも向かい合いながら挨拶を交わしていた。

 

 

 

「フリードさん、ラティアスやラティオス……飛べるポケモン達には飛行船の周囲を監視してもらおうと思います」

 

「あぁ分かった!これだけ強そうな味方がいれば心強い!よろしくな、皆!」

 

 

 

こうして、ソウハのポケモン達の紹介は一旦幕を閉じた。

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

ブレイブアサギ号・展望室

 

 

ソウハとリコは展望室にて、フリードから言われた通り見張りを行っていた。リコは見張りを行いながら、ニャオハの観察日記をつけていた。ニャオハは展望室にある望遠鏡の上で気持ち良さそうに寝ていた。

 

 

「(ニャオハ観察日記、太陽を浴びた時のニャオハから出る甘い香りは素敵)」

 

「そう言えばリコ、パルデア地方に着くのは連休すぎだと思うけど、授業とかは大丈夫なのか?」

 

「うん、リモートで受けられるようにしたから問題ない。ソウハは?」

 

「俺もスマホロトムで受けられるようにしたよ。考えることは同じだったな」

 

「ふふっ、そうだね」

 

 

そうやって時々話したり、周囲を監視したり、ニャオハの観察日記を書いたりして時間が過ぎていった。

一方ソウハは、ブレイブアサギ号の周囲を飛び、より遠くに敵がいないかどうかをポケモン達に確認してもらっていた。

 

 

「(ラティアス、ラティオス、ミュウ、ゲノセクト、何か異常はないか?)」

 

「クゥーン!(異常なしよ!)」

 

「クォーン(同じく)」

 

「(怪しい奴は見えないよ!!)」

 

「(テキハイナイ)」

 

「(了解!そのまま監視をお願い!)」

 

 

ソウハがポケモン達に今のところ、異常は無いと確認を取ったとき、ソウハのスマホロトムが鳴った。

 

 

「ソウハです、どうかしましたか?」

 

『ソウハ、近くにリコもいるな?』

 

「はい、何かありました?」

 

『実はちょっと問題が起きてな、詳しいことはミーティングルームで話すから一旦集まってくれ』

 

「分かりました」

 

 

ソウハはスマホロトムをしまい、リコと一緒にミーティングルームへと向かった。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

ブレイブアサギ号・ミーティングルーム

 

 

ソウハとリコがミーティングルームに入ると朝の時のようなメンバーが揃っていた。

フリードの口から話されたトラブル、それは飛行船にダメージが入っているということであった。どうやら、ブレイブアサギ号はセキエイ学園に来る直前に嵐の中に入ってしまい、飛行船にダメージが入ってしまったらしい。応急処置はしたものの限界がきてしまい、完全な修理をしなければパルデア地方まで飛ぶのは不可能と判断し、近くの知り合いがある島に飛行船を止め、修理を行うということであった。

 

 

「━━━という訳だ。オリオ、修理にはどれくらい時間がかかりそうだ?」

 

「少なくとも、丸1日はかかるかな?」

 

「そうか、ならその島で1泊することも考えて各自準備を行ってくれ!」

 

「「「「「了解!!」」」」」

 

「フリードさん、私とソウハは何をすれば?」

 

「2人にはこの船に乗っているポケモン達の面倒を見て欲しい。ポケモン達の餌やりや島に入ってしまわないように見ていてくれ!」

 

「分かりました!」

 

「了解です」

 

 

 

それからブレイブアサギ号はカントー沖合いの島に止まった。

どうやらその島は、昔フリードがお世話になった人が住んでいる島で、その人から修理のための材料を貰って来るとのことでフリードは早速、キャップとリザードンを連れてその人の家に行った。

 

 

ソウハとリコはポケモン達の昼ご飯を用意するため、マードックの手伝いをしながらポケモンフーズを配膳する。

 

 

「みんな!ご飯だよ!」

 

「ほら、よく噛んで食べるんだぞ」

 

 

ポケモン達は待ってましたと言わんばかりにそれぞれ用意されていたポケモンフーズに食らいついていた。

 

 

「ニャオハの分はこれだよ」

 

「テンブの分はこれだ」

 

「ニャーオ!(いただきます!)」

 

「ミジュ!(うまそう!いただきます!)」

 

 

ニャオハとテンブも美味しそうにポケモンフーズを食べていく。しかし、ここで思わぬ事態が判明した。

 

 

「あれ、そう言えばホゲータは?」

 

「え?…………ホントだ、いない!」

 

 

リコとソウハは食いしん坊のホゲータがいつまでも経っても来ないことに疑問を持ち、ブレイブアサギ号の中を探す。クルーの皆にもホゲータを見てないか聞いて回ったが、見掛けなかったという。

 

だが、ランドウからホゲータは歌うのが好きでよく一人で歌っていることが多いということが分かった。

 

 

「展望室にもいないし、どこ行っちゃったんだろ?」

 

 

「(ん?あれは?)」

 

 

ソウハはウィングデッキに真新しい引っ掻き傷のようなものを発見した。

 

 

「これってまさか……リコ!もしかしたらホゲータはアサギ号から落ちて、この島に迷い込んだかもしれない!!」

 

「えぇ!?」

 

「リコ、そこの地面に真新しい傷が付いてるだろ?」

 

「え?………あ、ホントだ!!」

 

「この傷はもしかしたら、ホゲータが引っ掻いた跡だと思う。ホゲータは恐らく船が動いたか転んだかでバランスを崩して滑り、そのまま船から落っこちたんだと思う」

 

「大変!!すぐに探しに行かなきゃ!!」

 

「落ち着け、この島には普通に野生のポケモンもいる。俺達2人だけじゃ危険だ。ポケモン達も連れて行こう、もうそろそろ食事も終わってる頃だろうしさ」

 

「あ、そっか……分かった。(確かにそうだよね、危ない危ない)」

 

 

2人は船内に戻るとニャオハやテンブ、船のポケモン達の食事は終わっていた。

 

 

「テンブ、食後で悪いんだが一緒に島まで来てくれないか?」

 

「ミジュ?(なにかあったのか?)」

 

「ホゲータが船から落ちて、島にある森に迷い込んでしまったかもしれないんだ。一緒に探してくれないか?」

 

「ジューマ、ミジュミジュ。(そう言うことか、分かった良いぜ)」

 

「あんがとな」

 

「ニャオハも私と一緒に付いて来て」

 

「ニャー(分かったわ)」

 

 

リコはニャオハを、ソウハはテンブと1個のモンスターボールを持って外に出る。ゲノセクトやラティアス、ラティオス、マーシャドーには飛行船の警戒を引き続き頼み、ソウハとリコは島の森に入っていった。

 

 

 

 

 





ビクティニ


エスパー・ほのおタイプ

特性:勝利の星        
(バトルに出ると自分と味方の技の命中率が上昇する)

技:かえんだん  Vジェネレート サイコキネシス      

  スピードスター マジカルフレイム  まもる   
       
            ↓       

ビクティニ (???モード)


ほのお・???・???タイプ

特性:???

技:かえんだん Vジェネレート ??? ???

  ??? ??? ??? ???
               
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。