東方masquerade外伝 〜Riders Resistance〜(凍結中) 作:リョウタロス
今回は今までずっと出そうとしていたあれが出ます。ちゃんと表現できてるか不安ですけど
それでは本編です、どうぞ!
妖怪の山 河童の里付近の川
ここでは甲が変身するG3-Xに似た赤い仮面ライダー、G6と鮫を模した水色の龍騎系ライダー、仮面ライダーアビスが戦闘していた
『STRIKE VENT』
「貴様らの判決は死刑!それ以外にありえん!」
仮面ライダーアビスが契約モンスターであるアビスラッシャーの頭部を模した手甲、アビスクローを装備するとそこから鮫の形をした水流弾を発射する
「悪いがお前の横暴な裁判に付き合ってられる程俺達も暇じゃないんだよ!」
G6は水流弾を背中に装備された展開式の大盾、GS-07 ゴーレムで防ぎさらに両肩にセットされたガトリング砲、GX-08 オルトロスを連射しアビスの身体にダメージを与えていく
「ぐあああああああ!?」
「トドメだ!」
そこへ手榴弾型の武器、GB-09 グレムリンのピンを抜いて投げつけるとアビスの目の前でそれは爆発しアビスは塵すら残さず消滅した
「はあ、はあ、これで倒したライダーは三人か。煌鬼、G3-MILD、アビス、どいつもライダーのシステムとかでは一貫性は無いが今のところ遭遇して敵対してきた奴は全員気が触れてやがる」
甲は装備を一旦外すと近くの木に寄りかかりマスクを外す
そのままそこで体を休めていると三人のライダーが甲の側に寄ってくる
「そっちも片づいたのか」
横からかけられた言葉に振り向くとそこにはキングライナーを模したオーラアーマーを纏った電王 ライナーフォーム、緑色の二頭の牛を模した複眼のゼロノス、胴体にターンテーブルのようなオーラアーマーとそこからデンレールが伸びているNew電王の三人が立っていた。甲は慌てて立ち上がるとビシッと敬礼する
「お疲れ様っす!侑斗さん!良太郎さん!幸太郎さん!そちらももう終わったんですね!」
「ああ、グレイブ、ラルク、ランスの三人を倒した。あとその敬語やめてくれないか?年上の人にそんなキラキラした目で敬語使われるとなんかむず痒いんだが」
「あんまり僕達そういうの慣れてないしね」
「爺ちゃん、それはむしろ慣れてる人がいたら凄いと思うよ」
「いや侑斗さん達、先輩ライダー達は俺が尊敬している存在でもあるわけですから。つい敬語に……」
「だが俺達はあんたの友人の力から生まれた贋作だぜ?」
「それでもですよ。俺があなた達を尊敬してることに変わりはないんですから」
「ほんとあんた変わってるな」
「まあ、侑斗を含めて僕達も相当変わってると思うけどね」
「確かにね」
そんな風に談笑していると甲は電王達が来た方向とは逆の方向から背中や膝など身体のあちこちに甲羅がついている河童型の龍騎系ライダー、幻浄に変身したにとり(以下Gにとり)が走ってくるのに気づいた
「おーい、にとり!どうしたんだ?」
「妙に急いでいる、というか全速力でこっちに来てるな。何か大変なものでも見つけたのか?」
「こ、甲!皆!逃げてーー!!」
「え?」
Gにとりを見ていた四人のうち誰がその一言を口に出したかはわからない。だがその一言が発せられた瞬間Gにとりの後方からドドドドドという何かが駆けてくる音が聞こえてきた
そしてGにとりの後方の林を壊しながら現れたのは巨大な炎でできた異形の仮面ライダーだった
「グオオオオオオオオオオ!!」
「な、なにぃぃぃぃ!?」
「仮面ライダーコア!?こんな奴まで!」
「と、とにかく一旦逃げよう!このままじゃ僕らも轢かれちゃうよ!」
「にとり!なんであんな奴連れてきてんだ!」
「こっちだって好きで連れてきたんじゃないよ!恭介変身態を倒したらいきなり現れて追いかけてきたんだよ!」
Gにとりを含めた五人は全速力で走りなんとかコアを引き離そうとするが下半身がバイクに変形しているコアのスピードはかなりのもので徐々に甲達との距離は離れるどころか近づいてきている
「くそ!流石にスピードが違いすぎるか!こうなったら……にとり!あれ使うぞ!」
「しょうがないね!でもスイッチは?」
「こうする!」
甲はG3-Xと同じGM-01 スコーピオンを片手に持つと近くの木を撃つ。すると甲達の走っていた地面が急に滑り台のように下がり五人は地下へ滑り落ちていく
『うわああああああ!?』
「グォォォォォォォ!!」
五人が滑り落ちると同時に地面は元に戻りコアはそのまま暴走したまま走り去っていった
「いてて……なんなんだよこれは?」
「地面にあんな仕掛けを作ってあるなんて。まさかここら辺一帯こんな仕掛けがあるの?」
「はい、河童の里周辺は侵入者対策のトラップやすぐに俺達が管理している開発室へ行ける地下通路があってこれもその一つなんです。ただ本来は中か外から設置されたスイッチを押すんですけど今回は外に一人だけ残るわけにもいかないんで荒っぽくいきました」
「なるほどね、さっき木を撃ったのはあれがカモフラージュされたスイッチが設置されていたからか」
「ま、さっきので多分あのスイッチも壊れちゃっただろうしこの異変が終わったらまた作り直さなきゃね」
五人が地下通路を進んでいくと開けた場所に出てGにとりが近くのスイッチを押すとその部屋の照明の明かりが一斉につく
開発室は東京ドーム二個分並みの広さがあり幻想郷では珍しく壁や床は全て金属になっている。そこに堂々と鎮座するのはミサイルやドリルが装備された装甲列車のゲンライナーと電王の四フォームを模した四種類のデンライナー、ゼロライナーだった
「こ、これはデンライナー!?」
「しかもゴウカだけじゃない。イスルギやレッコウ、イカヅチもある」
「ゼロライナーもナギナタとドリル、両方あるな。それと一つ知らないのもあるが」
「あれはゲンライナー、わたし達が財団Xから掻っ払って改造したのさ。おかげで今じゃデンライナーと同じようにフリーエネルギーを扱えるようにもなったよ」
Gにとりと甲の言葉に電王組の三人は唖然とする
「そ、それでこのデンライナー達でコアを倒すのか?」
「それは間違ってないんですけど俺達がやろうとしてるのは普通のじゃないですよ」
「それってどういうこと?」
「まあ、とにかくデンライナーに乗ってください。あ、一人一人別のやつでお願いしますね」
甲の言葉に三人は首を傾げるが甲は質問に答えずそれぞれ別のデンライナーに乗るよう言う
「だ、だけどここにあるのは6台だろ。一人一人乗っても一台余るぞ」
「あ、それなら問題無いですよ。にとり」
「あいよ。ゴジョウ!」
『ADVENT』
「はいはいよっと」
Gにとりが右手に装着している河童の皿を模した召喚機、カッパバイザーにアドベントのカードを入れるとGにとりの前に鏡が現れそこからにとりの契約モンスターである河童の姿をしたミラーモンスター、サガッパが現れすぐに人間態である緑色の忍者装束にゴーグルを付けた素顔が全くわからない男の姿になる
「ミ、ミラーモンスターが忍者になった!?」
「どうも、にとりの契約モンスターやってますサガッパことゴジョウです。どうぞよろしく」
「あ、うん、よろしく」
「って、そんな呑気に挨拶してる場合か!コアが周りに被害を増やす前にとっとと行くぞ!」
ゼロノスが皆を急かすとそれぞれデンライナーとゼロライナー、ゲンライナーに乗りこみ運転室のバイクや席に乗る
ちなみに乗った種類は電王がゴウカ、Gにとりがイスルギ、New電王がレッコウ、ゴジョウがイカヅチ、ゼロノスがゼロライナー、甲はゲンライナーにそれぞれ乗りこんだ
「それじゃ、出口開けますよ」
甲が操縦桿近くのボタンを押すと天井が開いていきデンライナー達の床がせり上がってゆく
床が地上より5mほど上の位置で止まるとデンライナー達の前にフリーエネルギーにより生み出された線路が現れいつでも発進可能な状態となる
「デンライナー全車両発進!」
甲の声と共に全てのデンライナー、ゼロライナー、ゲンライナーが空中へ線路を作りながら発進し爆走するコアの元へと空を駆けていく
「オオオオオオオオオ!!」
「見つけた!北西200m先!」
「わかった!皆さん、バイクの青いボタンを押してください!」
「これだな!」
六人が青いボタンを同時に押すとそれぞれの車両に変化が起きる
まずゲンライナーのニ,三号車が先頭の車両の両横に連結するとそのニ、三号車の上に四、五号車が乗りキャノン砲のような砲身となる。さらに一号車のドリルの下部分から顔が現れドリルが顔が現れた方向に曲がりリーゼントのようになる
次にイカヅチが半分に前車両と後部車両で折れ二つに分かれると腹が開きゲンライナーの顔から下を挟み龍の顔を胸に持つ胴体となる
イスルギは先頭車両がイカヅチが変形した胴体の左と連結し後部車両の後ろから手が出てきて左腕となる。さらに海亀の形をしたレドームが盾のように展開される
ゼロライナーはドリルとナギナタで別れナギナタは回転翼を展開した状態で胴体の背中に合体し飛行ユニットとなる。ドリルは牛の顔が回転しドリルと入れ替わると後ろの部分が胴体の右側に連結し手がドリルになっている右腕となる
ゴウカは先頭車両以外の三車両が離れそれぞれ人間でいう股関節と左右の腿となり先頭車両はデンオウレッシャーの時のように足の形に折り曲がり右の腿部分の車両と合体し右脚となる
レッコウはゴウカの先頭車両と同じように折り曲がり左腿部分のゴウカの車両と合体し左脚となる
内部ではそれぞれの列車の操縦席が中心の胴体内部へと集まり六人が一箇所に集結し完成したロボが立ち上がると完全に合体完了した
「完成!ハイパーゲンライオー!」
「……おい、いつからデンライナーはスーパー戦隊のロボ達の仲間入りをしたんだ」
「ま、まあまあ侑斗、モモタロスからの話だとゴウカだけなら以前スーパー戦隊のロボと合体したこともあったらしいし」
「テディ、今、俺の中の常識が音を立てて崩れていったよ」
「おいおいにいちゃん、このくらいで現実逃避してて大丈夫か?」
ゼロノスは頭に手をやり項垂れNew電王は天井を見上げながら少し白くなっているがそれを電王が前例を出して慰めゴジョウが意識を現実に戻させる
そして補足だがこのハイパーゲンライオー、元のゲンライオーだけの状態でも10mくらいの大きさだったがデンライナー達と合体したことで40m程の大きさとなってしまい現に山に直接降りれず足の下にフリーエネルギーの線路を敷いてその上に立っている。そして対するコアは10mより少し大きいくらい。はっきり言おう、大きさが違いすぎる。初期のガンダム(18m)でジュウレンジャーの大獣神(42m)に挑むようなものである。
しかし暴走しているコアにはいくら相手が大きかろうとそれで逃げるという選択肢は持たない。コアは口から熱線を吐きハイパーゲンライオーの顔を狙う
「効くか!イスルギシールド!」
しかしその熱線は左腕のイスルギで展開されているレドームを目の前にやり熱線を防ぐ。しかもレドームの表面には少し焦げ跡がついただけでダメージはほぼ無い
「今度はこっちの番だ!ゴウカランチャー!」
「グウオオオオオオ!?」
ハイパーゲンライオーが右脚のゴウカを前に出すと右足と右腿部分からゴウカノンとドギーランチャーが顔を出しそこからフリーエネルギーの光弾と威嚇ミサイルをコアに向けて発射する
コアはその攻撃のダメージを少しでも防ごうと両腕を顔の前でクロスさせるがダメージを殺しきれず後方へ吹き飛ぶ
「まだ終わらねえぞ!レッコウスラッシュ!」
さらにハイパーゲンライオーは左脚をコアに向けて大きく振るとレッコウの頭の刃から黄色の三日月状の斬撃が飛ばされる
「グアオゥ!」
しかしコアは口から再び熱線を吐き斬撃とぶつけ爆発させて無効化し爆発による煙でコアの姿が見えなくなる
「くそ、うまく躱された!」
「煙で姿を隠したか。気をつけろ」
ハイパーゲンライオーは身構えいつ襲ってきても対処できるようにしたその瞬間
「グオオオオオオオ!!」
「なっ!?こいつしがみついてきやがった!」
煙の中から勢いよくコアが飛び出してきてハイパーゲンライオーの顔面にしがみついてきて右腕でハイパーゲンライオーの顔面を殴りつける
「この!離れやがれえ!」
「グアア!?」
ハイパーゲンライオーは右腕のゼロライナー ドリルでドリルを回転させながらコアの脇腹を殴る
殴り飛ばされたコアは回転しながら地面に激突するとその上半身が地面にめり込み苦悶の声をもらす
「トドメだ!滅殺のライナーズストリーム!!」
「グ、グアアアアアアアア!?」
そこへハイパーゲンライオーは両肩の砲台と右腕のドリル、左腕のレドーム、右脚のゴウカノン、左脚の刃、胸の龍の顔から一斉に極太の光線を放ちそれは進みながら混ざり合い虹色の光線となりコアを呑み込んだ
その威力にコアは耐えきれる筈もなく爆発しそこには焼け溶けた地面と燃える木々だけが残された
「……ここまでやる必要あったのか?」
「正直ちょっとコアがかわいそうだったかも……」
「これはさすがに俺も素直に同情するよ」
電王組三人の言葉に甲は頭を掻きながら申し訳なさそうな声をだす
「いや、だって中々でかい敵って現れなくてやっと完成したこいつもお披露目したかったもんで。つい……」
「あ、そういえば……」
「ん?どしたのゴジョウ」
何かに気づいたゴジョウにGにとりが声をかける
「いや、コアを倒したあそこらへんの地下も確か研究室の一つだった気が……」
「「あ……」」
ゴジョウの言葉に同じ言葉を発した甲とGにとりだが二人の次の反応は方や顔を蒼白にさせ方や怒りで顔を赤くするという仮面をしていてもわかる程の反対の反応をした
そしてこの後ハイパーゲンライオーの中から甲の悲鳴が響いたがそれを助ける者は誰もいなかったという
今回は暴走ライダー達のミニ収穫祭みたいに一気に狩りました。このくらいやっとかないとどんどん大変になるからね。ちなみに味方してくれてる電王組三人にはちゃんと事情も説明してあります。
そして今回の目玉はやはりハイパーゲンライオー。ゲンライオーが第一部で出た時からずっと考えてました。ゲンライオーを基点にデンライナー達とゼロライナーが合体するわけですがこれにまだガオウライナーやネガデンライナー、スカルライナー、キングライナー、鬼の戦艦まであるという。……出せるかなこれ
次回もお楽しみに!