東方masquerade外伝 〜Riders Resistance〜(凍結中) 作:リョウタロス
気を取り直して今回は題名で分かる通り紅魔館です。出るライダーも大体分かるだろうなあ……
まあ、とにかく本編です、どうぞ!
吸血鬼、レミリア・スカーレットを主としその従者である十六夜 咲夜や紅 美鈴達が住む外観も内装も目が痛くなる程赤い館、紅魔館
普段から割と騒がしいこの館だが、今日は一段と騒がしくなっている
「ウィン、今日はやけに騒がしいわね。館内で何かあったの?」
紅い玉座に座りワインを飲みながら自分の契約モンスター兼従者のウィンに質問するのは背中から蝙蝠のような黒い羽を生やした見た目幼女(実年齢500歳以上)の吸血鬼、レミリア・スカーレット
「どうやら先程申し上げた紀斗様から抜け出たライダーが館内にも出現したらしくそれのせいかと。それとその内の一体を連れてきてあります」
「おい、離せよ!あんたら一体なんなんだよ!ここはどこなんだ!」
ウィンが手に持った鎖を引っ張ると廊下からその鎖に縛られた状態の鉄仮面の奥に赤い瞳を持ち左手には契約モンスターであるドラグレッダーを模したガントレット型の召喚機を付けた仮面ライダー、龍騎が引きずられながら部屋に入ってくる
「仕事が早いわね。流石うちの二大メイド長の一人になっただけばあるわ。それにしても龍騎ねぇ……美鈴も変身するけどやっぱり少し間抜けな雰囲気がするわね」
「間抜けな雰囲気ってなんだよ!っていうか俺の質問に答えろよ!」
「ところで、そこの扉の影に隠れてるお二人さんは入ってこないのかしら?」
レミリアが部屋の扉の方を見ながらそう言うと扉の影から蝙蝠を模した騎士のような黒に近い紺色のライダー、ナイトと白鳥を模した白い女性のライダー、ファムが現れる
「真司、無事?拷問とかされてない?」
「気づかれてたか。一応気配は消してたつもりなんだがな」
「蓮、美穂も!助けに来てくれたのか!」
「その程度の気配の消し方で気づかれないと思ってたなんてとんだロマンチストね。一般人相手には気づかれなくても戦場を体験したことのある者なら一発で気づくわ」
「子供がいっぱしの口をきくじゃないか。まさか戦場で産まれたとでも言うのか?」
「お、おい蓮、俺が捕まったままなんだからあんま挑発するなよ」
「私が子供、ね。そんなことを言うのは外見だけ見てそのものの本質を捉えていないなにより証拠よ。こんな姿だけれど、私はあなた達よりずっと年上なの」
「その年でそんな妄想まで持っているとはかなり重傷だな」
レミリアの発言にナイトが言い返した瞬間ナイトの首元にはウィンのウイングランサーが突きつけられていた
「いくら私の元契約者の精神を持っているといってもそれ以上のお嬢様への侮辱は許しません」
「っ!?」
「あれはウイングランサー!?」
「なんでこいつの武器をその子が持ってるのよ!」
「元契約者の精神?お前もその子供も一体何を言っている!何を知っているんだ!」
レミリアはワインを一口飲むとナイト達に呆れたような視線を送る
「これだけのヒントがあってもまだウィンの正体がわからないの?もしくはわかっているけど理性がそれを否定しているといったところかしら。いいわ、ウィン、貴女の正体を見せてあげなさい」
「かしこまりました、お嬢様」
ウィンは返事をするとウイングランサーを捨て空中で一回転すると黒い蝙蝠型のミラーモンスター、ダークウイングへと姿を変える
「ダ、ダークウイング!?」
「人間が……ミラーモンスターになった……」
「いや、逆だ。ミラーモンスターが人間の姿になっていたんだ」
「そんな……これ本当に現実?ドッキリとかじゃなくて?」
ウィンがダークウイングの姿になったことに三人は驚き特にファムはありえないといった反応をするがそれを見たレミリアはふう、とため息をつく
「非現実的なことを受け入れるのに一番邪魔なのは本人の中の常識ってことね。自分の中で決めつけた枠外の事に直面するとその現実を否定したがる。これだから頭の固いやつは面倒くさいのよ」
「いきなり人間がミラーモンスターに変わったのよ!こんなありえないことをそう簡単に受け入れられないわよ!」
「そう、そっちの二人は割と受け入れてるみたいだけれど?」
「ええっ!?」
ファムが龍騎とナイトの二人の方を見ると二人は関心したり興味深そうにしているだけでファムのように取り乱してはいない
「まさかミラーモンスターが人間になるなんてな。驚きはするが目の前で見せられた以上さすがに信じるしか無いだろう」
「それにしてもダークウイングがあんなに美人になるなんてなー。俺のドラグレッダーならどういう風になるんだろうな」
「あ、あんた達なんでそんなに冷静でいられるのよ!こんなこと普通じゃないでしょ!」
「いや、だってライダーやミラーモンスターの時点でもうなんでもありだと思ってるし……」
「そうだな、ライダーなんて知った時点で常識をぶち壊されたも同然だからな。今更受け入れられないと騒ぐのもばからしい」
「……何よそれ、それじゃあ一人慌ててる私が馬鹿みたいじゃない。もう、普通ならそういうのは真司の役目でしょー」
「おいそれって俺が馬鹿みたいってことかよ!」
「おい、違うだろ。霧島、こいつは馬鹿みたいじゃない」
「蓮……」
「馬鹿そのものだ」
「お前なぁ!」
二人の言葉にファムは自分一人で騒いでたのが馬鹿らしくなりため息を吐くと三人で騒ぎ始める
その結果レミリアとウィンは放置される形となり人の姿に戻ったウィンがレミリアを見ると涙目でプルプル震えていた
(いけない!お嬢様がほっとかれてカリスマブレイクしかかってる!カリスマが壊れる前に彼らの気をこちらに戻さなければ!)
「んんっ!あなた達、自分達から話を脱線させすぎではありませんか?」
ウィンが咳払いをするとようやく三人もハッとこちらに向き直り(一人は縛られたままだが)レミリアも瞬時にカリスマを取り戻す
「す、すいません。結局ここはどこなんすか?あんたらも一体何者なのか、どうして俺達がここにいるのか。教えてくれませんか」
「教えてもいいけれど、タダでとはいかないわよ?」
「あいにくだが俺達は今金なんて持ってないし、そうすぐに用意することも不可能だぞ」
ナイトの言葉にレミリアは高圧的な笑みを浮かべフッと鼻で笑う
「別に金なんていらないわ。言い方が悪かったわね。私が言いたいのは情報と引き換えに私に傭兵として雇われないかってことよ」
「傭兵だと?それは今の俺達の現状に関係あるのか?」
「ええ、関係あるわよ、多いにね」
レミリアの一言にナイトは顎に手をあて少し考えこむがすぐに顔を上げ答える
「わかった。ならその話、受けよう」
「おい蓮!そんな簡単に決めていいのかよ!」
「今は少しでも情報が必要だ。それに大金を持ってこいと言ってるわけじゃないんだ。のまないわけにはいかないだろう」
「そ、そうだけど……」
「もう、真司は馬鹿なんだからそこまで深く考えなくていいのよ。あんまり考えすぎると老けるわよ?」
「話は纏まったようね。それじゃ説明するとしましょう『ギャオオオオン!』「のわあああああ!?」
レミリアが説明を始めようとした瞬間レミリアの後ろの窓のガラスから黒いドラグレッダー、ドラグブラッカーが飛び出し龍騎を咥えて別の窓に入りミラーワールドに連れ去ってしまった
「「真司!?」」
「ドラグブラッカー……白玉楼のとこのじゃないわね。まったく、余計な手間を増やさないでほしいのだけれど」
レミリアはドラグブラッカーが消えた窓のガラスの奥に映る黒い龍騎、リュウガを睨みながら呟くとグラスに残ったワインを飲み干し空のグラスをテーブルの上に置く
そしてウィンからナイトのカードデッキを受け取ると椅子から降りドラグブラッカーが消えた窓の前に立つ
「あまり時間はかけたくないから私も手伝ってあげるわ。変身」
レミリアはドラグブラッカーが消えた窓のガラスに自分のナイトのデッキをかざすとレミリアの腰にベルトが装着されベルトの窪みにデッキを挿れる。
すると幾つものナイトの虚像がレミリアに重なりレミリアは仮面ライダーナイト(以下Nレミリア)に変身した
「やっぱりそのダークウイングはお前の契約モンスターだったか。なら変身できるのは当然か」
「同じライダーが二人いるとどっちがどっちだがわからなくなるわね……」
「情報は奴を追いながら教えてあげるわ。さ、行きましょう」
Nレミリアの言葉に二人は頷くとミラーワールドへ入りドラグブラッカーを追うのだった
同時刻 紅魔館 廊下のミラーワールド
ここでは人間でありながら紅魔館の二大メイド長を務め『時を操る程度の能力』の能力者、十六夜 咲夜が変身するオルタナティブ・ゼロ(以下O咲夜)と青と銀色の虎を模したライダー、仮面ライダータイガが戦っている
「先生、僕が更に英雄になる為に……また犠牲になってください」
「だから!私はあなたの言う先生じゃないって言ってるでしょ!」
タイガは両腕に装備したデストワイルダーの両腕を模した巨大な鉤爪、デストクローをO咲夜に向けて振り下ろしO咲夜はそれをスラッシュダガーで受け止める
「いきなりミラーワールドから不意打ちしてきたから変身したけどその途端先生、先生ってなんなんのよあなたは」
「先生……先生は僕が英雄になるのを応援してくれましたよね?」
「まったく会話が成立しないわね!」
タイガは先程、咲夜が変身しオルタナティブ・ゼロの姿になった途端何かのスイッチが入ったかのように先生……先生……とうわ言のように呟いている。O咲夜がいくら言葉を投げかけても返す返事は英雄に関してや犠牲になってくれなどという答えにならない返事ばかり
会話になっているようでなっていない。相手の言葉を理解しているようでしていない。他の暴走しているライダー達は叫んだり自分の欲望を吐露するだけで狂っているのがわかりやすい分このタイガのわかりにくい狂気は他の暴走したライダー達よりも一際大きく黒く不気味で歪な何かを放っていた
「先生を殺せば僕はまた英雄に近づける。僕のことを応援してくれた先生なら……また犠牲になってくれますよね?」
「ああもう鬱陶しい!」
『ACCEL VENT』
ずっとそんな狂気をあてられてO咲夜はイラつき乱暴にタイガの攻撃をさばく。更にアクセルベントを使い高速移動を可能にするとタイガの身体を何度も斬りつけラストに蹴りを入れる
「欠伸が欠伸で噛み殺せるほどに遅いわよ」
「ぐああぁぁぁ……あ…あ……」
アクセルベントの効力が切れるとタイガは蹴りと斬られた衝撃を一気に受け火花を散らし後ろに倒れる。よろよろと立ち上がるが息は乱れ動きは先程より緩慢なものとなっている
「先せえ……抵抗しないでくださいよ。先生はなるべく楽に逝かせてあげたいんだから。抵抗されたら苦しませちゃうじゃないですか」
『ADVENT』
「グォオオオオオオ!!」
「貴方なんかに殺されるのなら自殺した方がマシよ。それに、私は死ぬ時はお嬢様達に看取られてベットの上で逝くと決めてるのよ」
『ADVENT』
「シュコオオオオオ!!」
タイガが斧の形をした召喚機、デストバイザーにカードを挿れると対抗するようにO咲夜もカードバイザーにカードをスラッシュさせると近くの窓のガラスから二足歩行の白虎を模したタイガの契約モンスター、デストワイルダーとO咲夜の契約モンスター、サイコローグのサイが現れそれぞれの契約者の前で睨み合う
そして二人の契約モンスターがぶつかろうとした瞬間いきなり何者かがデストワイルダーに跳び膝蹴りをかまし吹っ飛ばした
「東じょおお……やっと見つけたぞ」
「佐野君……君も来てくれたんだね」
デストワイルダーを蹴り飛ばしたのはレイヨウを模した茶色のライダー、インペラー。原作の龍騎の佐野 満の精神を宿す彼は暴走状態の中、自分が一度掴んだ幸せを取り逃がしミラーワールドで消滅してしまった原因、仮面ライダータイガ、東條 悟への復讐のみを考えていた
「あの時、なんで俺を攻撃した?そのせいで俺は浅倉にデッキを壊されてミラーワールドで死んだんだ。お前があの時俺を裏切らなければ!」
「……やっぱり僕はトドメをさせてなかったんだ。ごめんね、今度こそ僕がトドメをさしてあげるから」
「とおおじょおおお!!」
そのタイガの言葉にインペラーの中の僅かな理性は切れた。インペラー、佐野 満の精神は良くも悪くも常人的だ。だが常人的だからこそ一時とはいえ手に入れた幸せを壊された怒りは激しい。幸せを手に入れ仲間もいたからライダーバトルでの勝機もあった。しかしタイガの裏切りでそれら全てを失った。もし彼が仲間も幸せも手に入れておらず一人だったならここまでの憎しみは抱かなかっただろう。心に希望を持ちそれが大きければ大きい程打ち砕かれた時の絶望や怒り、悲しみなどの負の感情は大きさや質を増す。その恨みにより動いている今のインペラーはタイガとはまた違った狂気を孕んでいた
『SPIN VENT』
「お前なんて助けなきゃよかった!恩を仇で返しやがって!!殺してやる!お前なんて!お前なんてええええ!」
インペラーは右手にギガゼールの頭部を模した手甲を装備し激しく攻め立てていく。タイガはそれをデストクローで防いでいくがO咲夜から受けたダメージのせいでなかなかペースを奪えずされるがままになっている
「そうか、君は僕を拒むんだね。なら……君がまだ僕の中で大切な人であるうちに君を殺さないとね」
「黙れえええ!!死ぬのはお前の方なんだよぉ!」
『『FINAL VENT』』
二人はほぼ同時にそれぞれの召喚機にカードを入れた。だがそれがインペラーの未来を決めてしまった
「! マガゼール達が来ないだと!?」
この幻想郷のミラーワールドには野良モンスターはいない。さらにこの幻想郷でのインペラーの変身者であるてゐも戦闘中の為ゼール達は全てそちらに出払っている。その為インペラーの元へ来たのは本来の契約モンスターであるギガゼール一匹のみであり集団戦法を得意とするインペラーにとってのそれは必殺技であるファイナルベントが致命的な隙を見せる技となってしまうことを意味していた
「くそ!やってやる!やってやるよおおお!!」
最早ヤケになったインペラーは飛び膝蹴りの体勢に入りギガゼールと共に突っ込むがその一人と一体の胴体を巨虎の屈強な両腕が捉えた
「がはっ!?が、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?」
「グォオオオオオオ!!」
デストワイルダーはインペラーとギガゼールを引きずり紅魔館の廊下を爆走する。引きずられるインペラーとギガゼールの背中からは火花が散りなんとか抜け出そうとするともがくがデストワイルダーの巨碗のパワーに捩じ伏せられダメージが蓄積されていく。そしてデストワイルダーはUターンをしてタイガの方へインペラーとギガゼールを引きずっていくとタイガの両腕のデストクローがインペラーとギガゼールの背中を貫き持ち上げる
「かっ、はっ……また、はぁ、はぁ、こんな……終わりかよ……ぢぐしょおおおお!!」
血反吐を吐くような叫びを残しインペラーはタイガの狂爪に貫かれ仮初めの命を絶たれた。その身体ギガゼールと共に爆発し塵も残さずに消えた
「佐野君、ごめんね。でも、これで僕はまた英雄に近づけたよ。ありがとう」
そう言うとタイガは疲れた所を倒して漁夫の利を得ようとしてずっと見ていたO咲夜の方を向くと再びデストクローを構える
「逃げずに待っていてくれるなんてやっぱり先生は僕が英雄になることを応援してくれているんですね。安心してください。次は先生の番ですよ」
「馬鹿を言わないでちょうだい。私が逃げなかったのは貴方のような危険因子を排除する為。それに、お嬢様に仕える者が敵前逃亡なんて真似するわけにはいかないのよ」
虎の狂爪と擬似戦士の刃がぶつかり合おうとしたその瞬間新たな乱入者の参戦を告げる音が鳴り響いた
『FINAL VENT』
「!時よ止まれ【咲夜の世界】」
その音を聞いたと同時にO咲夜の頭の中でヤバいのが来るという警報音が鳴り響き自身以外全ての時を止めるスペカを発動した。O咲夜は自分のすぐ後ろにいたサイの首根っこを掴むと全速力でその場を離れ近くの階段を飛び降りた。そこで5秒が経ち世界は再び時を刻み始めるとO咲夜達が居た階の廊下がとてつもない轟音と爆発で支配された。ミサイル、砲弾、エネルギー弾、レーザー、様々な遠距離武器が廊下を蹂躙していく。高速移動も時止めも使えないタイガがそれから逃れられるわけもなく為す術もなく圧倒的暴力に呑み込まれた
「久しぶりに決まったなぁ、これ。でも片方には逃げられちゃったか。ま、以前の意趣返しができたから良しとするかな」
爆撃の後の廊下はあちこちが黒く焦げ大穴が開いている。その廊下の隅で横たわっているタイガは身体中が焦げ白銀色だった身体は煤け鈍い輝きを放っている
「そ……んな、僕が……こんな、とこ、ろで……。僕は……今度こそ……英、雄……に……」
その言葉を最期にタイガは完全に息を引き取りその身体は光のようになり消えた。そしてタイガにトドメをさした張本人、メカのような顔やアーマーの銃を持った緑色のライダー、仮面ライダーゾルダ。彼は今なんとかゾルダのエンドオブワールドから逃げのびたO咲夜と相対していた
「おたく、今取引って言ったよな?悪いけど俺と取引するならそれ相応のカードを持ってなきゃ話にならないよ?」
「今、この世界と貴方達に起きている異常。それについて……知りたくはありませんか?」
O咲夜の言った取り引きの条件に出されたのはゾルダ自身が今最も知りたかったこと。それを聞いただけでゾルダの雰囲気から拒絶する意思は消えた
「!……そりゃ確かにいいカードだ。それで、おたくは俺に何をしてほしいんだ?誰かの弁護か?それとも……」
「傭兵として、貴方を雇いたいのです」
「傭兵ね……。荒っぽいことはあんま好きじゃないけと、背に腹は変えられないか。わかった、あんたとの取引、受けるよ」
「ありがとうございます。それではご説明しましょう。今、この世界と貴方方仮面ライダーに起きている異変。その原因と現状について」
今回紀斗の中に帰ったライダーはインペラーとタイガ。病み具合激高の狂化EXなタイガ。はっきり言おう、こんな奴と友達どころか知り合いになりたくねえ……。そしてインペラーさんは復讐の鬼となりましたが野生のマガゼール達が存在しないので負けちゃいました。だが彼が負けたのも全部私のせいだ!ハハハハハ!
因みになんで紅魔館に龍騎系ライダー達かというと幻想郷で一番ガラスや鏡があるからです。確かに人里にもガラスとか写るものはあるでしょうがメガネとか水桶とか少ないでしょうしね
あと出てないライダー達でも今回のインペラーやタイガみたいに出てきたライダー同士で戦って倒れたのもいます。じゃないと出しきれないし……
次回は後編、龍騎はまたリュウガと一つになってしまうのか!そして他にも出てくるライダー達が!
次回もお楽しみに!