東方masquerade外伝 〜Riders Resistance〜(凍結中) 作:リョウタロス
今年から俺も就活に関わるけれど今年も時が経つのが早く感じるだろうなあ……今年中にこの作品書き終えられるだろうか
まあ、そんなことはともかく本編です。どうぞ
ポセイドンとB霊夢、B魔理沙、相対する一人と二人は岸へ上がり睨み合っていた
最初、ポセイドンは水中でそのまま戦おうとしたのだがB霊夢の「自分達は地上での戦いでの方が本気を出せるから」という理由で岸へ上がることとなった。ポセイドン自身も戦うなら相手が本気で来たのを叩き潰すことを望んでいた為すんなりとその誘いに乗った
B霊夢とB魔理沙もポセイドンをかなりの実力者と判断しシャウタアーマーとドルフィセカンドマントを解除し新しいメダルとリングを取り出しセットする
『カポーン カポーン ブラックRXアーム Xアーム』
『ゴー!ハイパー!ハィハィ、ハィ、ハイパー!! 』
B魔理沙はビーストハイパーに、B霊夢は右腕にブラックRXの顔を模した手甲を纏いそこからリボルゲインの刀身が伸びたブラックRXアームと左腕に仮面ライダーXの顔を模した手甲を纏いライドルスティックが伸びたXアームを装備する
それを見て戦う準備はできたと判断したポセイドンは手持ちのオオカミウオを模した紅い槍、ディーペストハープーンにもたれかかると二人を指差す
「後で言われても耳触りだから先に言っておくぞ。戦いでどんな手を使おうが俺は構わないが、命乞いはするな、時間の無駄だ」
「誰が命乞いなんてするかよ、むしろコテンパンに叩きのめしてやるぜ」
「そもそも博麗の巫女が命乞いなんてしたら末代までの恥なのよ。いいからとっとと始めるわよ、こっちだって暇じゃないんだから」
「そうか、なら、始めようか!」
瞬間ポセイドンのディーペストハープーンがB霊夢に迫る
B霊夢は右腕のリボルゲインと左腕のライドルスティックを交差させディーペストハープーンを受け止めるが自力の差か押しこまれそうになる
「霊夢!」
そこへB魔理沙のミラージュマグナムによる射撃が放たれポセイドンは一旦そこから跳び退き距離を取る
「反射速度は悪くない。装備も以前戦ったバースよりも充実している。これならあの時のバース共より面白い戦いができそうだ」
ポセイドンはこの少しの打合いの感触に嬉しそうな声をあげ仮面のせいで表情まではわからないがおそらく好戦的な笑みを浮かべているだろうことがわかる
「お褒めにあずかりどうも、でもそんなのいいから戦りましょうよ。言ったでしょ?こっちも暇じゃないんだって」
「そうだったな。まあ、俺には関係の無いことだがなぁ!」
ポセイドンのディーペストハープーンから水色の衝撃波が放たれB霊夢達に向かう
『カポーン ボルティックシューター』
「私達にはあるのよ!」
B霊夢はセルメダルを一枚挿入しハンドルを回すとリボルゲインの刀身が手甲の中に引っ込みボルティックシューターの銃口が顔を出しそこから放たれた光弾とB魔理沙のミラージュマグナムの弾が衝撃波を打ち消す
「これでもくらいやがれ!」
「遅い!」
ミラージュマグナムとボルティックシューターから放たれる光弾をポセイドンは避けたりディーペストハープーンで斬りさいたりしながら徐々に距離を詰めてくる
その勢いに押され場のペースは次第にポセイドンに傾いていき二人も僅かながら後退する
「そんなもんかあ!」
「くっ!」
「魔理沙!」
ポセイドンはB魔理沙の目の前まで一気に近づくとディーペストハープーンを振り下ろしB魔理沙はその攻撃をミラージュマグナムで受け止めることでなんとか防ぐ
『カポーン バイオブレード』
「たぁっ!」
B霊夢に再びセルメダルを一枚挿入しハンドルを回転させるとボルティックシューターの銃身が引っ込みバイオブレードの刀身が現れる
そして霊夢が右腕をポセイドンに向かって突き出すと右腕だけが液状化しまっすぐポセイドンに向かって伸びていく
「なにっ!?」
伸びてきた腕の先のバイオブレードをポセイドンは即座に後ろで飛び退くことで避けそこへミラージュマグナムの弾丸が撃ち込まれる
「うっ!?ぐおっ!?」
「そこ!」
『カポーン ライドルロープ』
B霊夢の左腕のライドルスティックが引っ込むとライドルロープの鞭が出てきてB霊夢はそれを仰け反り体制を崩しているポセイドンに振るうとディーペストハープーンに巻きつきポセイドンの手から奪う
「武器はいただいたわよ!魔理沙!今の内にやっちゃって!」
「合点承知!」
「貴、様らぁぁ!!ぐあぁ!?」
ポセイドンは自身の武器を奪われたことに激昂するがさらなるB魔理沙の追い討ちの弾丸に吹き飛ばされる
「こいつでトドメだ!」
『ハイパー!マグナムストライク!』
「チッ……」
B魔理沙がミラージュマグナムにハイパーリングをセットしマグナムストライクを放とうとする中、ポセイドンは忌々しげにB魔理沙を睨みつけるとB魔理沙に向かって走りだす
「今さら向かってきても遅いぜ!いくぜ!マグナムスト「きゃあ!?」霊夢!?」
マグナムストライクを放つ瞬間B魔理沙はB霊夢の悲鳴を聞いてしまい撃つのをやめてそちらに意識を移してしまった
「余所見してんなよ」
「ハッ!?うわぁぁ!?」
その隙にポセイドンはB魔理沙の目の前にまで近づき青いオーラを纏った拳でB魔理沙の右頬を殴り吹き飛ばす
そしてポセイドンの元へディーペストハープーンがひとりでに動いて戻っていき再びその手に収まる
「うぅ、なるほど、霊夢はさっきその槍に意表を突かれたわけか」
「油断したわ。まさか槍が勝手に動いて攻撃してくるなんて」
「さて、武器も戻ったことだ。さっきのお返しといくか」
ポセイドンはディーペストハープーンに水色のオーラを纏わせると横薙ぎに一閃し水色のオーラの斬撃を二人に向けて飛ばす
「間に合わなぐあぁぁぁぁ!?」
「くっぅぅ!きゃあぁぁぁぁ!?」
二人に斬撃が直撃しB魔理沙はダメージを受けすぎたせいで変身が解除されてしまった。変身が解除されていないB霊夢も地面に膝をつきかなりボロボロの状態でまさに絶対絶命といった雰囲気だ
「バースの方は剣でダメージを軽くしたか。まあいい、どうせすぐに二人共あの世へ送るだけだからな」
ポセイドンはまるで処刑執行人のようにゆっくりとB霊夢に近づきディーペストハープーンを高く振り上げ全力でB霊夢の脳天目掛け振り下ろす
B霊夢にそれに反応するだけの力はもうなく瞬間死を覚悟した
『シャ、シャ、シャドー!』
「やめろ!」
「ぐああっ!?」
しかしいきなり複数の紫色の巨大な手裏剣が飛んできてポセイドンの身体を吹き飛ばす
「ぐっ、誰だ!俺の戦いの邪魔をした奴は!」
「俺だよ」
その声の主は倒れている魔理沙の後ろに立っていた
その姿は車を模した赤い装甲を纏い紫色の手裏剣を模したタイヤをたすき掛けに装備している
「お前も仮面ライダーか?」
「ああ、俺は仮面ライダードライブ。警察だ。お前は暴行罪と殺人未遂で現行犯逮捕させてもらうぜ」
「ふん、俺の相手をするなら覚えておけ。命乞いだけはするな。時間の無駄だ」
『進ノ介、ここでは装備やシフトカーは呼べてもトライドロンは呼べない。あまり無茶な真似はできないぞ』
「ああ、わかってるぜベルトさん。でも、女の子を守る為なら多少の無茶はするのが男だろう?」
『ふっ、その通りだね。いけっ!進ノ介!スタート ユアエンジン!』
「おう!来い!ハンドル剣!」
ハンドル剣を呼び出し左手に持ったドライブはポセイドンに何回も剣撃やラッシュを繰り出すがその攻撃をポセイドンは徒手やディーペストハープーンで完全に防ぎきってしまう
「どうした?大口を叩いたわりにはそんなものか?」
「言ってくれるね。だけどまだまだ始まったばかりなんだからもう少し付き合ってけよ」
『シャ、シャ、シャドー!』
ドライブは右手のシフトブレスに付けているミッドナイトシャドーのシフトカーを三回倒すとドライブの姿が10人にまで増えポセイドンを取り囲み一斉に手裏剣型エネルギーを連続で投げつける
「チッ、うるせえ!」
それをポセイドンはディーペストハープーンの刃に水色のオーラを纏わせ一回転することで本物のドライブごと分身と手裏剣型エネルギーを一掃する
「うわあああ!?」
『大丈夫か進ノ介!』
その攻撃でドライブは後ろに転がりベルトさんはダメージを心配する
「だ、大丈夫だ。そこまでのダメージじゃない。しかしこいつは小手先じゃなくて単純なパワーで攻めた方が良さそうだ」
『OK、ならばタイプワイルドだ。カモン、ワイルド!』
ドライブは後方から走ってきた黒いシフトカー、シフトワイルドを掴むとミッドナイトシャドーを外すとシフトワイルドの後部を半回転させシフトブレスにセットしレバーのように上げて倒す
『ドラーイブ! ターイプ ワイルド!』
ドライブの姿は装甲の形がスポーツカーのような滑らかなものから4wd車のようなゴツい形になり色は赤から黒へと変わる。そしてたすき掛けだったタイヤは右肩の取り付け部分に装備された仮面ライダードライブ タイプワイルドへと変身した
「車体を変えての第二ラウンドだ。ひとっ走りつきあえよ」
「いいだろう。お前をそのままあの世への霊柩車に乗せてやる」
再びハンドル剣とディーペストハープーンがぶつかり合うがドライブはタイプワイルドのパワーでディーペストハープーンごとポセイドンを押していく
「うおおおおお!!」
「ぐっう、パワー重視か!」
ドライブは押している状態からいきなり体を後ろに逸らす
するとポセイドンはかけられていた力が急に消えたことでつんのめりドライブは体を一回転させハンドル剣でポセイドンの脇腹を斬りつけさらに右肩でのタックルをかます
「がはっ!?」
「もういっちょぉぉぉ!」
体制を完全に崩したポセイドンにドライブは右肩のタイヤを当てる。そしてタイヤを回転させながら火花を散らして滑るように移動しポセイドンの身体を押していく
「ぐおぉぉぉぉ!?」
「はぁぁぁぁ!!」
ポセイドンの足は押されていく中踏ん張りがきかなくなり身体が浮き近くの木にぶつかり胸に押し当てられ回転しているタイヤと木にサンドイッチされ肺の空気を全て出される。さらにそのままタイヤの回転スピードを上げられポセイドンは声にならない悲鳴をあげる
「ッッーーー!?」
「このまま、決める!」
『ワ、ワ、ワイルド!』
ドライブはシフトワイルドを3回倒す。するとドライブの肩のタイヤにオーラが纏わり一旦タイヤをポセイドンから離すと再び叩きつけようとする
ポセイドンはダメージで動けないのか体を木にもたれかかせ動かない
「ぐわぁぁっ!?」
『し、進ノ介!?』
しかしその攻撃はポセイドンへ届かなかった。何故ならドライブの背後に浮かぶディーペストハープーン、それがドライブの背中を斬りつけたからだ
斬りつけられたドライブはよろけタイヤのオーラも霧散してしまう。その様を確認したポセイドンは何事も無かったかのように立ち上がり浮いているディーペストハープーンを手に取る
「お前もあの二人と同じ手に引っかかってくれて助かったぜ。実際これが通じなかったら本当に俺も危なかったからな」
「お前……!やられて、動けないふりをしてたのか……」
「ああ、その方が相手は油断してくれるからな。ふん!」
「がっ!?」
ポセイドンは両腕からエネルギーを放出しドライブを吹き飛ばす。さらに自律移動させたディーペストハープーンでドライブの身体をX字に斬りつけ水色のオーラを纏った拳によるラッシュを胴体に叩きこみ、オオカミウオの頭部を模したエネルギーを纏ったサマーソルトをドライブの顎にくらわせた
「がふっ!?」
『進ノ介!大丈夫か!』
「なんとか……。ベルトさんは?」
『私の方は一撃もくらってはいないから問題は無い。それよりも心配するのは君の体の方だ!』
「そのベルトの言う通りだ。今のお前に人を心配してる暇は無い筈だ」
倒れてなんとか立ち上がろうとするドライブにポセイドンはディーペストハープーンを構えながら近づいていく
「恋符【マスタースパーク】!」
「なっ!?ぐぁっ!?」
突然極太の光線がポセイドンを呑み込み吹き飛ばす。その光線が飛んできた方を見るとボロボロの姿の魔理沙が荒い息を上げながらミニ八卦炉を片手に構え立っていた
「へへ、変身してなくても、これくらいはできるんだぜ」
『カポーン ブレンチシェード』
「次は私の番よ」
その隣に立ったB霊夢はいつの間にかブラックRXアームとXアームを解除しており代わりにオーズのガタキリバコンボを機械的にしたクワガタヘッド、カマキリアーム、バッタレッグを合わせたガタキリバアーマーに身を包んでいた。そしてB霊夢がセルメダルを一枚ベルトに装填しハンドルを回すとB霊夢の隣にまったく同じ姿のB霊夢が現れそれが次々と増殖し50人のB霊夢となった
「一斉にいくわよ!」
『おおー!!』
その声と共に50人のB霊夢が一気にポセイドンへと襲いかかり数人がかりでその体や手足を拘束、ディーペストハープーンにも3人のB霊夢が抑えにかかり自立移動もできなくなる
「ぐおおお!離せお前らぁぁぁ!!」
「嫌よ!こんな美少女の集団に抱きつかれてるんだからありがたく思いなさい!」
「全身フルアーマーでそんなもんわかるかぁ!」
「そこの黒いの!確かドライブって言ったわよね!」
「え?あ、ああ、そうだけど」
「一気に決めるからあんたも手伝いなさい!異論は認めないわ!」
「横暴だな。でも、レディーからのお誘いなら受けるしかないな」
『タイヤコウカーン ランブルダーンプ!』
ドライブはシフトカーをランブルダンプに変えると右肩のタイヤが外れドリルの付属された黄色い大きなタイヤが右肩に装備される
『カポーン カポーン ガタキリバフィニッシュ』
『ヒッサーツ!フルスロットォォル!ダンプ!』
B霊夢とドライブは飛び上がるとドライブはドリルを装着した右手を、B霊夢は紫電を纏った右脚をポセイドンに向けパンチとキックの体制になる
「雷虫蹴【ガタキリバフィニッシュ】!」
「はあああああああ!!」
「ぐ、ああああああああああ!?」
紫電を纏ったライダーキックとオーラを纏ったドリルに貫かれたポセイドンは爆発した
B霊夢の分身も消えたことでポセイドンがいた場所には焦げ跡が残されただけで抑えられていたディーペストハープーンも溶けるように消えていった
「ふう、どっと疲れたぜ。しかしなんだったんだ、あいつは。そしてこの場所も」
『霧子達にも連絡が取れないうえトライドロンすら呼べない。しかも変身も解けない。本当に不可解な現象だ』
「あんた達、この世界のこともさっきのあいつのことも何も知らないの?あとなんで喋ってるのそのベルト」
座りこんで話すドライブとベルトさんに変身を解いた霊夢は近づいて質問する
「やっぱり君も女の子だったのか。っとそれよりこの世界のことだ。そしてあいつはなんだったんだ?」
「ここは幻想郷、外の世界とは隔絶された忘れられたもの達の楽園。ってそんなことよりあんた回復系の能力ない?もしあるなら回復してくれた後にちゃんと説明するわ」
「あ、ああ、わかった。確かに回復系ならあるから今呼ぶよ」
『ドラーイブ ターイプ スピード!』
『タイヤコウカーン マッード!ドクター!』
(紀斗から来てた情報によるとこいつも紀斗から抜けた力の一つ。それをこいつに知らせるか知らせないか……どうしようかしら)
霊夢はドライブに今の彼自身のことを教えるかどうか考えながらボロボロの魔理沙に肩を借しタイプスピードになりマッドドクターを装備したドライブに近づいていく
「あ、先に言っておくけどこれ、死ぬほど痛いから覚悟しておいてくれよ」
「さっき一回死にそうな目にあったし大丈夫よ」
「でもなるべくならお手柔らかに頼むぜ」
「おし、それじゃあいくぞ」
その後、霧の湖中に霊夢と魔理沙、ドライブ自身の悲鳴が響き渡ったことは言うまでもない
はい、今回はドライブ初登場回でした。理由は平成ライダーだと回復系の物を持ってるのがフォーゼと彼だけだったから。ベルトさんの口調難しい…。そしてそろそろ昭和ライダーも出さないとヤバいなあ……
次回は紀斗の視点に戻ります。漆黒の精神状態になってる彼の活躍やいかに!
次回もお楽しみに!