【ブルアカクロススレ】ルビコンからやってきたウォルター達が   作:AC組んでSS書いてる人

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時系列:不明



元訓練生くんの日常

「ねーねー一緒にタピオカ飲みにいかない?」「そうそう。ずっと頑張ってたら息詰まっちゃうよ」

「いや俺は今巡回中だからダメだ。他の人でも誘ってくれ」

「ヤダ!レッドさんがいーい!」「うんうん」

「困ったな・・・」

ここはゲヘナ。今日も今日とて相変わらずレッドガン6番目のレッドがギャル二人に絡まれていた。だが顔は少し笑みが浮かんでいることからそこまで困っているわけでもないのだろう。二人もそれをわかって誘っているのかもしれない。

 

「モテモテじゃねぇかレッド。両手に花か?」

するとそこにレッドガン4番目のヴォルタがやってくる。横にはイロハがくっついている。

 

「ヴォルタ先輩?今日非番だったんじゃ?」

「非番だぜ。見かけたから話しかけただけだぞ」

「イグアス先輩は・・・」

「ロニーの野郎に誘われてなんかライブ見に行ってるらしいぞ?」(※ヘルシェイク矢野)

「レッドさんも大変ですねぇ」

「イロハもACの腕が大分上がってきているそうじゃないか」

「ヴォルタさんの教え方がうまいんですよ」

「へへっ、嬉しいこと言ってくれるじゃねぇか」

するとヴァルタはイロハの頭をガサツながら撫でる。

 

「わっ、んもう…」

「あ、そうだ!ヴォルタさんとイロハちゃんも一緒にタピオカ飲みに行かない?」

「おう、いいぜ」

「まぁ、暇ですしいいですよ」

「レッドさんも一緒にどう?」

「いや、だから俺は今巡回中で」

そんなこんな話していると突如爆発音が響いた。それと同時に「ハーハッハッハー!!」と笑い声が聞こえてくる。

 

「温泉開発部の面々か・・・また性懲りもなく!」

「あいつらMT持ってきてるぞ」

「どこで手に入れたんでしょうね」

すると別方向から車や戦車・MTが走ってきた。

 

「また温泉開発部か!」「あいつらの歯全部抜いてやる!!」「鼻にワサビ詰め込んでやるからな!!」

ヴァルキューレゲヘナ支部の面々がワラワラと集まってきていた。口々に殺意の高い言葉をまき散らしながら温泉開発部をしばこうと向かうその姿はまさしく狂犬の如くであった。

 

「イグアスさんの部下みんな殺意高くないですか?」「イグアス仕込みの殺意だろ」

「先輩、俺たちもACを取りに向かうべきでは」

「その必要はねぇだろ。あれ見ろ」

ヴォルタが指差す。全員がその方向に目を向けるとこちらに向かってくるACが見えた。

着地とそれに伴う地響き。

元大豊訓練生のAC「COMBAT-MAN」が現着したようだ。

 

『温泉開発部!すぐに温泉開発を中止してその粗悪MTから降りて投降しろ!これは警告だ!今すぐやめれば俺も攻撃しない!』

 

COMBAT-MANから広域通信で通達が飛ぶ。リニアライフルは既にバチバチとチャージされており、少しでも下手な動きをすれば打つと言葉にせずとも警告していた。

 

『ハーハッハ!なぁ、取引をしよう!有意義な話にしようじゃないか!』

そう余裕を含んだ態度でカスミが乗り込んだMTが一歩前に出る。

 

次の瞬間、僚機のMTの一つが撃ち抜かれて爆散した。見るとリニアライフルから少し煙がこぼれている。チャージされていたライフルは飾りでは全くなかったのだ。

 

『…へ?』

カスミから思わずといった感じの抜けた声が出る。

彼女のあずかり知らぬことだが彼は前々から空崎ヒナやミシガン総長から「あいつが喋ったら撃っていいぞ」とアドバイスをもらっていたのだ。故に撃った。

 

『俺を懐柔しようたってそうはいかない!お前たちは話しに値しない獣だ!!』

それを聞いた温泉開発部はカチンときたのかどうか知らないが銃口を彼に向けてきた。対して彼は大声で叫ぶ。

 

『お前たちがその気ならこっちも容赦しないぞ!MTは脅しの道具じゃないんだぞ!!

次の瞬間、彼からミサイルとライフル弾が飛び出す。

ブレードでまとめてかっ飛ばされるMT。

降り注ぐミサイルで爆砕されるMT。

ライフルで撃ち抜かれるMT。

説明書すらろくに読んでない部員たちが一方的にやられるのはある意味必然と言えた。

 

『俺だって、レッドガンと風紀委員の訓練どっちも受けてんだ!何も訓練してないお前たちに負けてたまるか!!』

 

「「いや、どっちもしてんのお前だけだと思う」」

4と6が思わずツッコミを入れるが彼には聞こえなかった。そもそも通信機とか通してないので聞こえてなくて当たり前である。

 

『ひ、ひえぇええええええええ!!!』

 

4脚MTに乗り込んでいるカスミの悲鳴があたりに響く。そこにブレードが迫っていく。無慈悲にもたたっ切られて爆散した。

 

「おいレッドいくぞ!あいつらひっ捕まえてミシガンとナイルに突き出してやる!!」

「ハ、ハイ!」

ヴォルタとレッド、そしてヴァルキューレが動き出す。全員拘束するのに時間はかからなかった。

 

 




元訓練生くん
・レッドくんほど自己主張が強くないため些細な厄介ごとにも巻き込まれがち。レッドくんはレッドくんでギャル二人によく絡まれてタジタジになってるからおあいこだろうか。
・機体のコンバットマンはルビコンから生き延びた証でもある。
・最近ヒナ委員長から「私たちも新型ACの配備を計画してるの」と言われ、もうそろそろお役御免かぁと思っている。そんなことはない。


COMBAT-MAN(戦闘員)

【挿絵表示】

・頭部を大豊からBAWSに、腕部を大豊からベイラムに変えたことにより全体的な性能は向上した。
・武器や内装もかなり変えているのでより実践向きになったと言えるだろう。
・奇しくも無機質で牙をむいているように見えるBASHO頭はゴツい胴体もあいまって威嚇効果はあるようだ。実際MTを引き連れて炎の中から近づいてくるコンバットマンを想像したら怖いものがある。

鬼怒川カスミ
・正直訓練生くんのことをなめてた。
・これのせいで特にBASHO頭のあのカメラアイが脳裏に焼き付いたらしい。順当に弱点が増えていっている。
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