【ブルアカクロススレ】ルビコンからやってきたウォルター達が   作:AC組んでSS書いてる人

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前提情報
・コユキとノーザークが手を組んだ。
・コユキはホワイトバニー名義で傭兵になっている。



二兎追うものは二兎とも燃やす

詐欺師伏撃

・COMBAT_ZONE

ルビコニアン工業高校大型倉庫

 

・OBJECTIVE

AC撃破

 

・REWARD

coam 300,000

 

BATTLE LOG あり

 

・DETAIL

 独立傭兵「ノーザーク」及び「ホワイトバニー」の撃破。

 

フラットウェル

「ニューハウンズ総隊長ロニー。早速だが、仕事の説明をさせてもらう。

 近頃我々の周りを騒がせている独立傭兵ノーザークとホワイトバニー、この2名の排除をしてもらいたい。

 今回我々の情報工作しておびき寄せ、これを叩いてもらう。

 我々は外でもしもの時のために待機しているが・・・貴殿の腕ならば問題ないだろう。そして別ではあるが傭兵を雇った」

 

ロニー

「誰だ?生半可な奴はお断りだが」

 

フラットウェル

独立傭兵コールドコール及びスッラ。この2名を別に雇っている。うまく協同して欲しい」

 

ロニー

「・・・そういえばあの二人最近『金返さない馬鹿を襲撃しにいかないか』って誘ってきたなぁ。そういうことか。俺もあのバカ二人に辟易していたところだ。やろう」

 

フラットウェル

「協力に感謝する」

 

 

 

 


 

LOADER4が予定のエリアにたどり着くと既に先客がいた。ロニーは既に彼らを知っている。自分と同じ独立傭兵だ。

 

「お前がロニーか。なるほどな、確かに風格がにじんでいるようだ」

「あんたがコールドコールか。噂はかねがね聞いている」

「おい、犬。まさかお前と協同するとは思わなかったぞ。飼い主は反対しなかったのか」

「ウォルターはそこまでだったが部下やエアの方がうるさくてな…ウォルターには苦労かけたと思っている」

そう言う彼の脳裏には反対してくる部下とエアの姿が思い出された。

 

 

 


 

「おい金田」

「はいなんでしょう!」

「整備は大丈夫か?」

「パーペキですよ!あとは出撃するだけです!」

「さすがだな。流石俺たち自慢の整備班班長だ」

「えへへ」

 

食堂。皆で一緒にカレーを頬張っていると622が声をかけてきた。

 

『そういえばロニーさん僚機が今回いるんですよね』

「おう」

「誰なんですか?」

「コールドコールと…」

「なんか凄腕の独立傭兵ですっけ』

「スッラ」

すると急にしん…となった。彼は思わず辺りを見渡す。皆彼を見ていた。

 

「あれ?どうしたお前ら?」

「621、スッラは俺たちとは一応因縁がある…。今回雇い先が同じとはいえ、622たちには納得できないだろう」

「・・・まぁそれもそうか」

すると俄かに子供達が騒がしくなった。なんかエアも混じっている。

 

「スッラと組むなんて危なすぎます!いつ後ろからさされるかわかったもんじゃありませんよ!」

「私たちも連れて行って下さい!」

「だーめだ。あのクズども*1は教育に悪い」

他にもきゃいきゃい言っていたが全く取り合う気のない態度を示したロニーにしびれを切らしたのか622が叫ぶ。

 

「コエ!!!」

「おう!バリケード用意しろー!ロニーさんを外に出すなー!」

「(^p^)リョーカーイ」

「陸奥先輩が爆弾持ち出してきましたわ!みんな退避してくださいましー!」

 

BOOOOM

ギャー! キサマドウセキニンヲトルツモリダァ! エイセイヘー! ダレカシュウリタノンバァ! シゴトフヤスンジャネェコロスゾ ウワー!カネダサンガキレテル?!

 

それを見たロニーが叫ぶ。

 

「特別訓練だ馬鹿ども!全員かかってこい!!」

 

ウォー タゼイニブゼイダー ロニーサンヲソトニダスナー

 

「オラァ!!」

「「グワーッ!」」*2

「オラァ!!」

「「グワーッ!」」*3

 

そんなこんなして全員なぎ倒して残るはエアだけになった。

 

「来いよ、エア。俺を止めるんだろ?」

「う、うわ~~~~~~!!!」

何と彼女が放ったのはぐるぐるパンチだった。ポコポコと可愛い音が彼の胸板から響く。

すぐに退避していたウォルターとタカハシはキッチンから顔を覗かせてどこかほっこりとした雰囲気を漂わせながらその光景を見ていた。

 

「てい」

「はうっ」

そんな可愛らしい彼女の脳天にロニーのチョップが突き刺さる!頭を抱えながらうずくまって地面をゴロゴロしだすエア!それを見て慌てて氷を持ってくるウォルターと周りの子供たちを介抱するタカハシ!

 

「ロニーさんなんかエアさんに甘くありません・・・?」

「私たちが…それこそ622君が来る前からの仲らしいからねぇ」

エアとロニーの戯れを見て思わず不満を口にするシュラと仕込み武器全部看破されて殴り飛ばされたジャミが言葉をこぼす。ちなみにシュラの肩と太ももの関節は両方とも綺麗に外されており、肉体はだらりとその場に転がっていた。

 

「くそう・・・ずっと勝てないよぉ」

「コエ、泣いてるの?」

「泣いてないが???」

「そんなムキにならないで。あと声震えてる」

地面に横になって丸まってるコエに華音辺が声をかける。ただ、今のコエは普段のどう猛さが消えて叱られてシュンッ…となっているハスキーの如くなっていた。

 

 

 


 

そんなことを思い出していると老兵二人がAC越しにニヤニヤしてるような声色で声をかけてきた。

 

「お前も部下の気持ちを慮ってやるんだな」

「愛されてるようだな犬」

「ウルサイウルサイ。ほっとけ。

 なぁコールドコール」

「なんだ?」

「こういう捕縛だったらイグアスに任せても良かったんじゃないか?」

「イグアス坊やなら胃痛で寝込んだらしいぞ。どうやらとあるカジノで捕縛しておけばよかったというのと中間管理職の立場で限界が来たらしい」

「まぁアイツもそれで苦しむならまだいいんじゃ…ないかなぁ。前よりは確実に精神が健康だろ」

「肉体は健康じゃないがな。ウォルターも余計なものを背負い過ぎだと思うがなぁ?」ニヤァ・・・

「オメーに何がわかるんだよスッラ」

「お前らよりかは付き合いが長いぞ?ハンドラー・ウォルターとはな」

「いつか絶対寝首かいてやる」

 

『ノーザークにホワイトバニーを視認した。もうすぐそちらに来る。準備してくれ』

 

するとアーシルの通信が入る。3人は思考を切り替えると全員持ち場についた。

重厚なドアが開き、二機のACがやってくる。

赤黒い機体がノーザークが駆るビタープロミス、白い機体がホワイトバニーが駆るピーチブリザードのようだ。

 

「あれ?ここに資金があるって聞きましたが」

「くまなく探してみよう。信用は拡大すべきだからな」

「そうですね!」

世迷いごとをのたまう二人。どうやら今から死ぬよりひどい目に合うとは思ってもいない声色だ。

 

「オイ、おいたもそこまでだぞ。詐欺師ども」

 

冷たい声がその場に響いた。すると彼らの目の前にACが1機あらわれる。

 

「あれは・・・?」

「ロニーだ。取り立て屋ともつながっている無慈悲な男だ」

「成程ですねぇ」

コユキの疑問にノーザークが答える。機体構成が大分変わっているせいで以前追いかけてきた存在とは別とでも判断したんだろうか。

 

「残念だが、ここにお前たちのお目当てのぶつはない。

 

だまして悪いとは一切思ってないがこっちも仕事なんでな、死んでもらう」

 

「お前たち、匂うぞ・・・金にがめつい奴特有の匂いだ。死期が早まるな?」

「そこの馬鹿ども、お前たちには同情するぞ。素直に捕まっておけば、ここで死なずに済んだものを」

そして別の方角からACが追加で2機、姿を現した。

2脚の方はスッラ、ACをエンタングル。ロニーとも因縁があるが、今回は盗人どもを捕まえるということで協力関係にある。ちなみにハウンズの子供たちとエアからは反対されていたがロニーがなぎ倒して押し切った。

逆脚の方はコールドコール、ACをデッドスレッド。暗部に身を浸し、暗殺を受け持つことでその名を成り立たせている男。

どちらも独立傭兵であり、長年を生き抜いた老兵だ。だが、今なおその鋭さは失せることを知らない。

そしてドアが大きな音を立てながら閉じていく。

 

「罠だったな、ホワイトバニー!」

「ですけど、敵じゃありませんよぉ!はっちゃー!」

そう掛け声を上げてコユキが拡散バズーカを放つ。だがロニーはそれを浮いて避けた。それを見て老兵二人も鯉口を切った。

 

「取り立て屋め・・・何故邪魔をする!」

「黙って死ね」

ロニーがランセツを撃ちながら一気に距離を詰めて蹴りを放つ。ビタープロミスはシールドを張って抑えると拡散バズーカを構える。

だがしかし、その前に再び蹴りを放って体勢を崩した。拡散バズーカはあらぬ方向に飛んでしまう。

 

「我々は信用の拡大をしている!ほら、ホワイトバニ―の新たな機体を見てくれ!これは信用拡大の証左だ!」

「耳障りだな。おい、そこの犬。仕留めるぞ」

「言われずとも。動きはそちらに」

横からスッラが蹴りをたたきこんで再び体勢を崩す。そこに太陽守の爆発が炸裂し、ついにACS負荷限界に陥る。

そこにスッラのバズーカが命中し、すかさずロニーのブレードが叩き込まれた。

 

「クッ…!どうしてわからない!

 

借りた金をなぜ返す必要がある!!」

 

「「わからないなら死ね」」

世迷いごとをのたまうノーザークに間髪入れずにスッラとロニーの蹴りが叩き込まれる。シールドを張りながらもなんとか応戦しようとする彼。

 

視点をコールドコールに移そう。

彼は逆関節同士ぴょんぴょんと飛びながらも交戦を続けていた。だが、状況はコールドコールに傾いていた。

ジャミング弾を難なく避け、当たったとしても即座にマニュアルエイムで応戦しているからである。

 

「な、なんですかあなたはぁ!?」

「年の功をなめるもんじゃないぞ?お嬢さん」

彼女もミサイルやバズーカ、マシンガンで応戦しているのだが自分がまいたジャミング弾の中に逃げられてロックオンが途切れてしまうなどと己の首を絞めてしまっていた。

すると突然爆発が起こり、コユキを飲み込んだ。

ノーザークをスッラに任せて加勢したロニーの太陽守の爆発に巻き込まれたのである。

 

「うわぁ?!」

「お前がなんであのクズとつるんでいるかは知らないが・・・セミナーの人間がお冠だぞ、コユキ」

「はっちゃ?!私はホワイトバニ―です!」

「あくまで白を切るか・・・じゃあ死ね」

ブレードが彼女の左腕を切り落とした。

 

「うわぁああああああなんでええええええ?!」

「可哀そうに…あのクズに絡まなければまだかわいげがあったものを。お前もたまにはハッキングされた側の気持ちを慮ってやるんだな」

「なんで、なんでですか・・・」

「「?」」

 

「勝手に開けた金庫の中身を取って何が悪いんですか!!」

 

それを聞いた二人は一瞬押し黙る。先に口を開いたのはロニーだった。

 

 

「おいコールドコール。殺すぞこいつを」

「ふむ・・・シャーレの先生には生け捕りをお願いされているが…まぁ半殺しでも問題ないだろうな。生きていれば正解だ」

「脳いじくるぐらいはいいんじゃないか」

「俺は構わないが・・・お前の飼い主が許さないだろうな。あまり殺気立つもんじゃない。匂い立ってかなわん」

「おい、犬。ウォッチポイントより成長したみたいだが・・・まだまだだな」

「スッラ、終わったのか」

「案外楽な作業だったぞ?これで懲りるような男ではないだろうがな」

「アイツの身柄は?」

「あれを見ろ。俺はあのガキを相手してやる」

ロニーがカメラアイを向けるとそこにはルビコニアン達に拘束されているノーザークの姿があった。機体はプスプスと遠くの方で燃えているので脱出レバーでも引いたのだろう。

 

「うわぁあああ?!こっち左腕ないんですよ?!卑怯ですよぉ!」

「それがどうした小娘。お前は力を持って調子づいているガキでしかないな」

「お嬢さん、今まで運が良かったようだが・・・生憎俺たちはそこまで優しくないんでな。落ちてもらおうか」

「ここがキヴォトスじゃなかったら殺してた。お前はそれぐらい周りから見れば極悪人なんだよ。

 力を持った奴が己の身を破滅させる・・・俺に喧嘩売って死んだAC乗りも大勢いたが、お前はそれ以上に考えなしの間抜けだな。まぁ、子供らしいと言えば子供らしいがな」

そう言いながら彼はブレードを掲げて、ブースターをふかしながら突撃する。彼女は何とかジャンプしてよけようとしたが、ちょうど片足を切り落とされてしまった。

そのまま墜落し、体勢を崩して地面にすっ転ぶ。だが機体はずりずりと引きずるように動いていた。もがいているようにも見える。

 

「うわぁああああ?!足が無くなっちゃいましたー?!」

「片足だけで逃げるつもりか?悪いが逃がすつもりはみじんもない。お前は悪いことを悪いと厭わないクズ・ゴミ・犯罪者だ。特にコユキ、お前は特にだ」

「な、何でですかぁ?!」

「俺たちニューハウンズのっデータベースに勝手にアクセスしようとしたことと…銀行その他からの資金の横領・・・子供の範疇を超えているな」

「成程な、とんでもない小娘だ」

「ンそこのガキ、機体を捨てろ。今なら拘束だけで済ましてやるぞ…」

3機がユラァ・・・と近づいてくる。その姿はまるで死神のようで・・・

 

「ひ、ひぃっ・・・!」

それは彼女を恐怖させた。

今まで彼女はゲンコツされたり、怒られたり、反省室にぶち込まれたことはある。されど、命を懸ける戦いなんて全くしたことが無かった。

 

だが、彼らは違う。

常に殺意交わる戦場に身を浸してきた独立傭兵。殺すか殺されるか瀬戸際に常に立たされてきた人間たちである。

故に迷いはなく、故に殺意は人一倍で、故に鋭く、故に歴戦。

薄く、浅いところでしか悪さできないホワイトバニーことコユキにとってはそれは想像もできないほど、信じられないほど深く、そして厚かった。

彼女にとって眼前から光すら通さぬ闇が迫ってくる感覚だった。

その闇は死。

 冬より冷たく、

  鬼よりも怖く、

   そしてどんな未知より恐ろしい。

 

「ひっ、ひっ」

「ン今更怖気づいたのか、判断が遅いな」

「ホワイトバニーのお嬢さんは俺達みたいなやつと相手したことはないからな…判断が鈍るのも仕方ないことだ」

「だが俺たちがやることは変わらない。許されるされないじゃなく、許さない

3人の影がゆったりと彼女を囲む。

それが彼女の恐怖の限界点を超えたのだ。

 

「う、う、う、うわぁ――――――――!!!???」

彼女は機体が仰向けのまま武器を乱射し始めた。だが、ロックも何もしていない弾丸は見当違いの方に飛んでいき、QBをせずともよけることができた。

その時、スッラが言葉を発した。

 

「おい、犬。とどめは譲ってやる」

「絶対めんどくさくなっただけだろお前ー!」

「なら、俺がいただいても構わんな…?」

「コールドコール、俺がやる!丁度いい武器もある」

そう言いながらロニーはブレードからパルス光波を展開してのっしのっしと近づいていく。真っ直ぐに近づいているのに弾丸は碌に当たらない。よほど錯乱しているようだ。

4脚の足を器用に使ってピーチブリザードを押さえつけるとブレードをコア部分に削ぐように差し込んだ。

 

「う゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛???!!!!」

コユキの汚い絶叫した悲鳴が響く。

 

「中々趣味が悪いなぁ、犬」

「面白いいたぶり方だな。参考にさせてもらおう」

恐怖は刻み込んでこそ意味がある。二度と逆らえくらいのな。

  なぁ、コユキ。なんでユウカ達がするなっていうことをしちゃいけないかわかるか?

 

   調子づいたガキはな、俺達みたいな本当に怖い大人の餌食になるからだ

 

コユキの絶叫をBGMにしてじわりじわりとコアを削いでいくロニーと好き勝手言ってくる老人二人。

そして少し時間をかけて削ぎ終わるとむき出しになったコックピットにコユキの姿はあった。顔が恐怖と涙とよだれと鼻水でぐしゃぐしゃになったコユキの姿があった。股間部分のシミから見て漏らしたりもしているようだが彼らにとっては正直どうでもよかった。

彼はブレードをパージするとマニュピレーターをコックピットにつっこんで彼女をつかむとバキバキと音を立てながら引きずり出す。眼前にまで持ち上げると視線が合った。どうやらカメラアイを見ているらしい。

 

「た、助けて・・・」

「・・・」

 

ギュッ バキベキボキバキッ

 

全身の骨が折れる音がした。彼が軽くポイッと手を離すとそのまんま地面に落ちる。そこに集まってくる人たちがいた。今度はルビ高の子たちが回収しに来たようだ。

 

「うわっ コード24、ホワイトバニーの身柄を取り押さえました。絞りに絞った雑巾みたいになってます

『コード9。こちら学園防波機構長だ。マジで?』

「コード4、マジです」

『そっかぁ・・・コード51、とりあえず保健室に叩き込むぞ。救急用のミニジャガーノートをそちらへ送る』

「コード4、了解しました。オイ、モイにアイ。担架は用意しているだろ?運ぶぞ」

「コード4、ロイ姉わかった」「コード4、承知」

すると3人がかりでコユキは運ばれて行った。

 

「・・・このACどうするかな」

「ふむ…」「・・・」

何とも言えない空気が彼らを包んだ。

 

 

 

 

 

後日

BAWSキヴォトス支部第4工廠にて

「ケンナちゃーん、いい感じー!」

『おほめに預かり光栄ですわ~!』

「阿手さん視線を外さないでー!!」

ガタンッ アッ ギュィイイーーーン ウワー、ヒバナガコッチニー アッチィーーーー!! ゴメンナサイデスワー!

 

PONG_UNEに乗り込んだケンナがチェンソーでビタープロミスとピーチブリザードを解体している中、独立傭兵の3人は机を囲んで話し合っていた。

 

「お嬢さんを握りつぶした件はどうなった?」

「そもそも『撃破した時にコックピットがひしゃげたので緊急救助しました』ってごまかしたからおとがめなしだ。そのためにコア部分をわざとぐしゃぐしゃになるように踏みつけたんだからな。戦闘記録も残ってないから実証しようがないだろ」

「悪知恵がはたらくようだな。犬にしてはだいぶ賢い」

「いい加減俺を犬と呼ぶのやめろよ」

「だがお前はウォルターの飼い犬だろう?だったら犬だろう」

「・・・そうかよ。ところでこのコーヒーうまいな。どこの豆だ?」

「アコの嬢ちゃんが買っている豆だ。奴さんはいれるのは下手だが豆の観察眼は中々に鋭くてね…」

「うん、うまい」

「おい、犬」

「あんだよ」

「お前んとこの子犬どもを静かにさせろ。やかましくてかなわん」

顎でしゃくるスッラの示す先に視線を向けると622を筆頭としたハウンズの面々がガルルとうなっていた。

 

「おやおや、スッラ。お嬢ちゃん達の気に障っているらしいな」

「お前らー、散れ散れ」

ロニーが手をフリフリさせながらそう声をかけると物凄く不服そうな顔をしながらとぼとぼと持ち場に戻っていった。何人かは名残惜しそうにちらちらとこっちを見ながら戻っていったが。

 

「お前さんもなかなかに好かれているようだな」

「犬が子犬に、か・・・中々に面白いな」

「俺がお前の傭兵人生終わらせてやってもいいんだぞスッラ」

「おー怖い怖い」

「そんな殺気立つな。こっちはトリニティのお菓子だ。おすすめされたが、よくコーヒーに合う」

「マジで?・・・うまいなコレ」

 

おわり

 

*1
金を返さない方

*2
※コエと622

*3
※陸奥とテンリ




【組織紹介】
学園防波機構
・ルビコニアン工業高校の治安維持組織。
・規模や体制は不明だが、少なくとも学園に平和をもたらせるくらいには活躍しているらしい。

【キャラ紹介】
ロイ/モイ/アイ
・本名「絵久土ロイ/モイ/アイ」。
・学園防波機構所属であり、三つ子の姉妹。容姿や身長、体重・声まで一緒。ただし全員武器が違う。
・元ネタは「AA03:EKDROMOI」。詳細は本スレを参照してください。

【機体紹介】

【挿絵表示】

機体名:PEACH_BLIZZARD
搭乗者:ホワイトバニー(黒崎コユキ)
・ジャミング弾でかく乱しつつ、エツジンとミサイルとバズーカで攻撃する機体。
・全体的に逃げに徹するための機体であり、正面戦闘は最低限出来るといった感じ。
・今回独立傭兵3人を相手取って撃破された。
・ちなみに頭部がアンテナ頭なのは格納時に兎の耳に見えるから。


【挿絵表示】

機体名:LOADER4
搭乗者:ロニー
・今回は支援機という立ち回り。
・スッラもコールドコールもどちらかというと前に出る構成なので中距離から援護できる機体かつ閉所でも動ける機体にした。
・脚が4脚なのは2脚と逆脚なのでじゃあ4脚で行こうという私自身の安直な発想から。
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