【ブルアカクロススレ】ルビコンからやってきたウォルター達が   作:AC組んでSS書いてる人

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終幕?/自由意志の名のもとに


キヴォトスを突如混乱に陥れたリ・ブランチ。その傷跡は深いものだった。

 

生徒や企業勢力にこそ死傷者は出なかったが、各自地区は深刻な被害を受け、酷いところは行政が一時停止するところまで現れた。

そんな中元凶のうち4人、「キング」「シャルトルーズ」「ハスラー」「レイヴン」は捕まり、先生の意向により矯正局に入れられることとなった。反対意見も多かったが先生の次の一言によりその意見は鳴りを潜めることとなる。

 

 

”全ての子供にやり直す権利があるはずだ”

 

 

とある第二隊長もとある総長もその一言に思う節があったのか下がった。

 

 

 

 

キング
「なぁ、シャーレ。お前は温泉開発部も美食研究会も野放しにしてるらしいな」

”・・・”

「私とあいつらで何が違う?あいつらも他人の事情を顧みずに己の目的のために破壊活動をしている」

”でも、それで喜んでいる人もいる”

「それは副次的なものだ。何もしていない人間がやられたら迷惑だろ。私達も変わらないと思うが」

 

 

シャルトルーズ
「そういえばアリウスの連中は?あいつらミサイル打ち込んだ後、そのままお流れで有耶無耶になってるそうだけど…」

”・・・私は、自主性を尊重するから、ね”

「それは返答になってないわ。じゃあ私達にも適用しなさいよ。

 その自主性って結局アンタの尺度じゃないの?」

 

 

ハスラー
”ねぇ、何か言いたいことはある?”

「…シャーレに話すことはない。独りでは何もできない、生徒の力を頼ることで初めて機能する越権を常とする組織には」

”・・・確かに、自分だけで解決できることに越したことはない。でも、生徒たちは私を信じてくれている。生徒の信じる力が、私の力だよ”

「・・・・・為政者にはなれんな、シャーレは」

 

 

レイヴン
「zzz」

”ねぇ、起きて?”

「zzz・・・早く空へはばたきたい」

”・・・それは、させない。させることは、できない”

「・・・・ダブスタが」

”・・・”

「それらしい言葉をほざくな。偽善者が」

 

 

 

ただ4人は面会の時には取り合うことなどないような態度を取り続けており、あまり著しくない。だが、少ない言葉の中でこの言葉だけは共通していた。

 

「ここは窮屈だ」

 

そんな中行方不明だった5人目、オペレーターが自首してきた。その顔はまるでやりきったような顔をしていた。

のちに先生との面会で彼女は楽しそうにこう語る。

 

 

「自由意志は不滅です。次羽搏(ばた)く時、それは何時になるでしょうね?

キヴォトスの守り手さん?」

 

 

その言葉は彼を不安にさせるには十分だった。

 

その不安は的中した。

 

オペレーターが自首して数ヶ月後、矯正局で大規模な爆発が起こり、リ・ブランチのメンバーが全員脱走。その後消息を絶ったらしい。

残されていたビデオテープ…オペレーターの発言記録の一部にはこう残されていた。

 

 

「我々の目的はひとまず達成されました」

「我々の力は星外勢力にも十分に機能することがわかりました」

「もはや、我々リ・ブランチはキヴォトスという箱庭の楽園に未練はありません」

 

「雛鳥は空の味を覚え、羽搏くときが来るでしょう」

 

 

企業勢力及び各自治体が警戒を最大限強めたが全くと言っていいほど、不気味なほどに何もなかった。

 

その後、キヴォトスのある星の外で活動している傭兵たちの噂で「5人組の天使」が語られるが、彼女たちかどうか定かではない。

それがもし、彼女たちならば今日もまた羽ばたくのだろう。

 

自由意志の名の下に

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「これはこれは・・・神秘が外に出た時、何が起こるのでしょう。少し興味がわいてきました。

 

 我々も本業をすると致しましょう」

 

 

 

 


 

 

 

 

キヴォトスの外、某所

 

 

 

空を飛ぶ巨大なヘリ。その中で5人が和気藹々と話していた。

 

「今日も簡単な依頼だったな」

「4人別々で動いてるけど正直大変ね。巨大移動ヘリじゃなくてもっときちんとした拠点を作らなくちゃ話にならない」

「ヘリの燃料も馬鹿にならないからな」

「着陸させようにもこれだけ巨大ですからね・・・」

「・・・」

そんな話をしていると先ほどまで沈黙を貫いていた少女、レイヴンが手を挙げた。

 

「どうした?レイヴン」

「・・・私が受けた依頼の近くに放棄された地下施設、その痕跡があった。あそこは破損が激しすぎて星外勢力もマークしていない場所だ。あそこならいけるだろう」

「成程、いい考えですね」

「さすがだなレイヴン、その名に恥じない観察眼だ」

「キング、その上から目線いい加減やめときな?友達失くすよ?」

「シャルトルーズ、それ我々が言っても説得力無いだろう」

 

 

 

 

 

数日後、彼らは巨大輸送ヘリを破棄すると機体に乗り込んでその場所に来ていた。ちなみにオペレーターはレイヴンと相乗りである。

破壊された痕跡のある穴から内部に入って進んで行く途中、キングが何かに気づく。

 

「待て、何かがおかしい」

「どうしたのよキング。さっさと進みなさいよ」

「放棄されてるにしては施設内部がきれいすぎる。しかもドアは破損しているように巧妙に偽装されていた。何かがある」

「・・・」

レイヴンがジマーマンを前方に構えながら先行していく。それに後ろから他3機が続いていく。

 

「ここは・・・」

「ガレージ、でしょうか?」

「しかも4機分だ。あ、あそこにヘリがあるぞ!」

「至れり尽くせりだな・・・放棄されたんじゃなかったのか?」

そんなことを言っていると突然声がかかってきた。

 

 

「ここに来てくれるかはどうかは、賭けでした」

 

「「「「「?!」」」」」

 

「ですがあなた方は来てくださいました」

 

 

「傭兵支援システム・オールマインドへ、ようこそ」

「リ・ブランチの皆様、あなた方を歓迎いたします」

 

 

「オールマインド…?」

「確か・・・先代をキヴォトスに招いた人物だったはず・・・まさかこんなところにいるなんて」

「いえ、我々はどこにでもいてどこにでもいません。我々は全ての傭兵の為にあります」

「・・・お前に何のメリットがある」

「私は人類の可能性を模索しています。その観察対象は多ければ多い方がいい。ですがそれだけではあなた方にメリットがない」

「何かくれるの?」

「ログハントプログラム・・・指定されたログを回収すればするほど私が開発したパーツをあなた方に授けましょう」

「・・・性能は?」

「我々が言うのもあれですがいいかと」

 

「・・・どうする、キング?」

「手を組むべきだろう。傭兵支援システムというだけの実力、見させてもらおう。3人はどうする?」

「異議なし」「右に同じく」「私はあなた方についていくだけです」

「では、様々なパーツ・武器などを買えるよう手配いたしましょう。あとは、私の方から一人、人材を派遣いたしましょう」

「・・・監視のつもり?」

「いえいえ、止めるつもりはありませんよ。我々はあなた方を間近で観察したいだけですから」

通信が途切れた。どうやら話は終わったらしい。彼女たちは期待から出ると思い思いの体勢でくつろぎ始める。するとキングが口から言葉をこぼした。

 

「ここが新しい秘密基地かぁ」

「名前つけましょうよ」

「名前、何がいいだろうな」

「・・・SUNRISE」

「「「「?」」」」

「私たちの、夜明け。だからSUNRISE」

「じゃあそれにしましょうよ。わかりやすいし」

「さすがだな、前から思っていたが安直だが、いい名前をいつもつける」

 

 

 

 

数日後、彼女たちの秘密基地に訪れたものがいた。

 

 

「初めまして、オールマインドからの派遣できました。ケイト・マークソンと言います」

 

 

 

おわり??







これで リ・ブランチは 終劇
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