【ブルアカクロススレ】ルビコンからやってきたウォルター達が   作:AC組んでSS書いてる人

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掲示板に張ってあったものを少し手直ししてこちらには投稿いたします

ご了承ください


本編開始前
辺境惑星調査①


時系列:ルビコンでのドタバタで1年・辺境に全員飛ばされて到着するまでに2年

    ブルーアーカイブ本編開始の3年前

 


 

「起きろ621」

「zzz」

老年の男性がベッドで寝ている男をゆすりながら声をかけている。寝ている男はC4-621、ゆすっている男はハンドラー・ウォルター

ルビコン3での用事も済んだので今はちまちま依頼を受けながらザイレムの居住区で過ごしている。

 

「・・・ハァ。エア、頼む」

「ハイ。・・・スゥ、

 

レイヴン!!!

 

「?!! っはよーございまーす!!!」

「目覚めたか、621。エアもご苦労だったな」

「いえ、共に過ごしているのですから当然のことかと…」

スピーカーから女性の声が聞こえてくる。声の名はエア。ルビコン3で出会ったCパルス変異波形であり、最後のコーラルの生き残りでもある。

大声でたたき起こされた621はフラフラと着替えると廊下に出た。

そして食堂につくと適当に頼んで席につく。

 

「おいビジター!お前また彼女に起こされたのかぁ?」

「野良犬ぅ、また寝坊かぁ?ミシガンの怒号でも目覚ましにかけてみろよ」

「やぁ戦友。今日も調子よさそうだな」

「ラミーにイグアスにラスティもおはよう・・・ふわぁ」

すると彼の周辺に次々となじみのある顔が座っていく。今日は重要な仕事ということでザイレムに企業勢力が集合しているのだ。

 

「コーラル吸えなくて大変だぜ。しっかし、まさかルビコンから出れるとは思わなかったな」

「聞けよ。最近耳鳴りが減ってな、すげぇ気分いいぜ」

「最近はスネイルもあまりイライラしてなくて皆心労が減って助かっている」

「ちまちま依頼受けてるけどレイヴンって名前相当不便だったから名前変えた」

様々な近況や他愛のない話をしながら食事を終え、食器を厨房の人に渡すと彼は会議室に向かった。

会議室のドアを開けるとそこには見たことある顔が揃っていた。一人は自分の上司である。

 

「スヤスヤと・・・全く、事前に話はしているのですから目覚ましをかけなさい」

そう言いながら眼鏡をクイッと上げた男はアーキバス強化人間部隊「ヴェスパー」の第二隊長スネイル。621から見たら少し嫌味な奴ではあるがいろいろと世話にもなっている。

 

「寝坊かG13!よく寝ることはいいことだがきちんと起きろ!」

豪快に声をかけてくる男はベイラム精鋭部隊「レッドガン」の一番目にして総長ミシガン。その豪快さや臨時隊員である自分にもなんだかんだ気にかけてくれるのは621自身も気に入っていたりする。

 

「お寝坊さんかいビジター。その少し眠そうな顔といい、寝ぐせといい、人間らしくなってきたんじゃないかい?」

そう言いながらパソコンを軽くいじっている女性は元ならず者集団兼技術者集団「RaD」の頭目シンダー・カーラ。あのアイビスの火からの生き残りだというが、それにしては若い気がする。何か秘訣でもあるのだろうか。

 

「よく聞け、621。これは俺たちがこれから行く辺境惑星、その調査の依頼だ」

そう言いながらウォルターがモニターに映像を映す、

 

「場所は、ここだ。お前には、先んじて降下して事前調査をしてもらう」

モニターに映っていた惑星はルビコンとは違い、戦禍にまみれていない綺麗な惑星だった。青い海に緑の大地。少し前に見せてもらった地球という惑星によく似ていた。

 

「我々がある程度事前に地表を見れるだけ調査しましたが、どうやら他と比べて青々とした大都市があるようです。企業の足がけとしてまずはその周辺及び内部を調査してもらいます」

モニターの映像が更新された。確かに衛星越しではあるが大都市が見える。青空が似合いそうな白具合だ。

 

「これはあくまで調査だ。撃たれた時はやむを得まいだろうが、あまり悪い印象を持たれたくはない。極力戦闘は避けるべきだな!」

「カメラアイを通した映像はデータとしてここに転送される。あんたには、できるだけたくさんの景色や技術、文化を見て欲しい」

「了解した。満足な成果を渡すことを約束する」

そんな言葉と共にその場は解散となった。どうやら4人はオペレーター室にそのまま直行するらしい。

 


 

「お!来たか!」

「ACの整備できてるぞー!早く乗り込めー!」

「まっさか、RaDやヴェスパーと一緒に作業する日が来るなんてなぁ」

「嫌いか?」

「大好き♡」

「バーカw」

「んだとテメェ〜!」

\ギャー/\イイゾーヤレヤレー/\オォ!プロレスダ!/

 

そんな喧騒を傍目に621は整備された機体に乗り込む。向かっている間にある程度装備の注文はしておいた。どうやら完璧にしてくれているらしい。

 

『足向けて寝れないな』

「宇宙で足とかどうとかわからねぇと思うんだけど」(凡推理)

『確かに』

そんなツッコミのいない会話をしながら彼の機体LOADER4が降下用のロケットに押し込まれる。

 

「お前これ怖くねぇの?」

『ルビコンの時もこうだったから特には』

「マジかぁ」

『輸送用カーゴランチャーにも一人で乗り込んだんだ。問題ない』

「え、あれ人乗ること想定してなかったんじゃなかったか?」

『騙された』

 

 

「人聞き悪いねビジター!」

「カーラ、俺それ知らなかったんだが…?」

「やっべ」

 

 

なんかカーラがウォルターに連れていかれた。アレ確かに人のること想定していないとか言われてたな。報連相できていなかったか。

 

「よーし入ったなー?」

『あぁ』

「じゃあ少し移動するぞー」

ガタンゴトンと音を立てながらロケットが運ばれていく。そして何かにセッティングされる音がするとまた声が聞こえてくる。

 

 

「降下だー!」

「気合い入れて行けよー!」

「健闘を祈る!」

『任された』

「俺あれにだけは絶対乗りたくねぇ」

「正直生きた心地しねぇだろ」

『強化人間になった時点で普通の人として死んでるようなもんだろ』

「「「「なんてこと言うんだお前」」」」

 

 

「うっ・・・!」バターン

「ウォルター!しっかりしろウォルター!」

「誰か!救護班を呼びなさい!」

「しっかりしなウォルター!致命傷は浅いよ!」

 

なんかウォルターが倒れた気がする。

そんなこんなあって621を乗せたロケットはザイレムから射出された。

 




【機体紹介】

【挿絵表示】

LOADER4
搭乗者:C4-621
・ルビコン脱出後、行先の辺境惑星を調べるためにセッティングし直した。
・両方のマニュピレーターを扱うことを前提としているため威嚇用のハンドガン、もしものためのレーザーダガー、目くらまし用のジャミング弾など必要最低限の装備で固めている。
・ジェネレーターは大豊の明堂を使用。EN容量こそ少ないものの圧倒的な補給性能で着地した後すぐに飛び立てるようにしている。
・FCSは負荷が低いが最低限戦闘が可能なファーロンダイナミクスのFCS-G2/P05を使用。
・ブースターはBST-G2/P06SPDを使用。様々な場所を高速移動するため、最もアサルトブーストが速いこれを採用した。

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