主人は居ません。野良ポッドです。   作:やみばら

5 / 6
終わりに出来なかった。
絶対、次回で…


ちなみに主人公はアニメオートマタを途中までしか観ていない設定です。


episode005 カアラ山

 

 

 

 

 

─────────────────────────────

システム通知

 

各『ウォッチ』システム稼働状況

 

 

通信システム:グリーン

時計:グリーン

バックアップシステム:グリーン

バックアップ対象:

自我データ及び義体構成データを含むパーソナルデータ

バックアップ先:ポッド013

ポッド状態:グリーン

ポッド内部容量:58%使用中

バックアップ状況:46%完了

バックアップ詳細▼

 

二号:未

四号:未

十六号:済

二十一号:済

ローズ:未

アネモネ:未

ダリア:済

ガーベラ:済

デイジー:済

マーガレット:済

リリィ:未

 

※完了:済 未完了:未

 

 

更新頻度:5分

接続中(全11台):5台

全『ウォッチ』稼働率:54%

 

 

以上

 

────────────────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

嗚呼、空はあんなに青いのに

 

 

「ポッド?聴いてる?」

 

 

・・・この世界は現実逃避を許してくれないらしい。

 

 

「ポッド。ローズさんとリリィさんをエレベーターで地上に送ってあげて。」

「二号…」

「四号。私はこの選択が正しいと信じる。大丈夫だよ。」

 

 

やっぱりこの世界線はアニメの世界なのか。

 

 

「非推奨:本機が離れてしまっ──「ポッド...お願い。」

 

 

そんな覚悟決まった顔されたら、否定出来ないじゃないか。

 

 

「・・・・・」

「貴方なら私達には出来ないハッキングが出来る。貴方が居ればリリィさん達をエレベーターで地上に帰せるはず。ここから先は本当なら私達の任務だから。」

「私も二号も大丈夫だからさ。」

 

 

ここはオワフ島カアラ山地下サーバールーム内。ここまでの道程はアニメで語られる話と同じだった。地上では十六号達が足止めをし、エレベーターホールには二十一号とアネモネ、そしてサーバールームへは二号、四号、ローズ、リリィ、そして私が向かった。

 

 

「…………私は大丈夫だ。リリィ、お前だけでも生き──「隊長!」

 

 

先ほどまでサーバールーム直前の通路で機械生命体と交戦。破壊することは出来たがリリィを庇ったローズ隊長が負傷してしまった。

 

 

「駄目です、その傷では戦闘は無理です。リリィさんと地上に避難して下さい。…正直、足手まといです。」

「!?二号さん!そんな言い方!」

「リリィ、良いんだ。その判断は間違っていない。」

 

 

ローズ隊長は二号の辛そうな顔を観ながら納得したような、安堵したような表情を浮かべていた。『隊長』という同じ立場の先輩として。そして家族を大切にする彼女のことだ、きっと二号が『隊長』として成長したことが嬉しかったのだろう。

 

 

「二号…お前、隊長らしくなってきたな。」

「ローズさん…」

 

 

負傷したローズ隊長の応急処置は私が行い、先ほど完了した。戦闘は難しいが歩くくらいなら問題ないだろう。

 

 

「ポッド。私と二号はサーバールームに向かうから彼女達をよろしくね?」

「・・・了解」

「ありがとう。ポッド013。」

 

 

そして私達は別れた。リリィさんがローズ隊長を支えながら私が付き添いエレベーター方面に皆、無言のまま進んでいく。

 

 

 

 

 

─────────────────────────────

 

 

十六号:

───すまねぇ。楽しかったぜ、後はよろしく頼むわ。

 

二十一号:

───私はあなた達に会えて良かった。ありがとう。

 

 

やっぱり『ウォッチ』に通信機能を付けたのは間違いだったかもしれない。いや、本来なら伝えることが出来なかったメッセージを伝えることが出来たのだから良かったのかな。

 

 

やぁ、ポッド013ですよ~。

 

みんなにプレゼントした腕時計に私は『ウォッチ』と名付けました。安直さにびっくりデスヨネ。あはは。

 

 

 

あーぁ本当にヤだな、この世界。

 

強制的に当事者になって判るNieR世界の過酷さ。

 

決めた事とは言え、やっぱりみんなを助けたいなァ。

 

分かってるさ、今更後悔しても遅いのは分かってる。

 

実際に『ウォッチ』に搭載したバックアップシステムの起動条件は対象が機能停止、つまり死んだ時。既に十六号を筆頭に6名分のパーソナルデータが私の内部メモリーにバックアップされた。

 

つまり6名は、もういない。

 

この事実が私を苦しめる。

私は仲間を見殺しにしたのだ。

全てを知りながら見殺しにしたのだ。

 

私なりの『救済』を選んだつもりだが仲間の死をリアルタイムで観測する立場になってしまった。

しかも見殺しにした理由が『この先の展開が予測出来なくなるのが怖いから』。

我ながら酷い理由である。

よく考えたら分かることだろう、『私』という存在がいる時点で原作のルートから既に離れていることを。

だからこれからの展開が原作通りに進むとは限らない。

 

初めから見通しが甘かったんだ。

私の行う『救済』も本当にコレで良かったのか、今更決心が揺らいでくる。

 

外見や記憶が同じならそれは本当に『本人』と言えるのか?

 

2Bは毎回どんな気分で新しい9Sと会っていたんだ?

 

 

嗚呼。

 

気分は最悪よ。

 

自業自得だけども。

 

だが後悔しても、もう後戻りは出来ない位置まで来てしまった。

 

時計の針は逆には戻らない。

前に進み続けるしか出来ない。

 

『きっとこの後悔も一時的なもの。』

 

そう信じながら、これから私は世界を傍観しながら生きていくのだろう。

結句、私は私自身が可愛いのだ。

死にたくないから。

 

 

あぁ、みんなと関わらなければ良かった。

みんながただの機械なら良かった。

人の形をしていなければ良かったのに。

感情なんて無い、無口な歩兵人形が良かった。

そうすれば情なんて湧かなかったのに。

本当に関わらなければ良かった。

赤の他人が良かった。

 

 

 

後悔、先に立たず。

 

私はこの後の世界を原作終了後まで傍観して生きていくつもりだ。

ただ自己満足の『救済』を果たすために。

 

みんなを生き返らせたら消える訳でもないのに。

仲間を見殺しにした、この『罪』を背負って私は────

 

 

 

 

 

─────────────────────────────────────────────────────

 

 

「着いたな。」

 

 

ローズ隊長が呟いた。

私達は数十分前に降りたエレベーター前にたどり着いたのだ。

私はエレベーターの扉横にある端末をハッキングし、エレベーターを呼ぶ。

 

ん?呼ぶ?

さっき降りた後、上にエレベーターが戻ったのか?

そういう仕様なのかな?

 

<<ピピッ

 

そんな疑問が浮んだその時、ローズ隊長の『ウォッチ』が通話を受信した。

 

 

《....隊長、聞こえ、てますか?》

「アネモネッ!アネモネ無事か!」

《...あはは、元気で、すよ》

「待ってろ、今エレベーターの扉の前だ。すぐ行く。」

《...エレベーター!?今すぐ扉から離れて下さい!》

 

 

息も絶え絶えの声が切羽詰まった声に変わった。その間もエレベーターの位置を示すレベルゲージの点滅は確実に下がってくる。

 

 

「どういうことだ?」

《それは!ヴッ、ゴホッ、ゴホッ、ゴハッ...チッ、クソ。ともかく、そこから、逃げ、て下さい。》

「おいッ!アネモネ大丈夫か!」

《隊長...今まで、気恥ず、かしく言えな、かった....》

 

 

この通話を聞いていたリリィは察したのだろう。ローズ隊長の腕を引き寄せ、『ウォッチ』に話しかける。

 

 

「アネモネッ!アネモネ死んじゃ嫌ッ!」

《リリィか...お前は私に、とって、妹のよ、うな..》

「アネモネ!しっかりしろ!今すぐに───

《隊長...いや、『姉さん』。私、を、家族にして...くれて..ありがとう..........》

 

 

<<チーン

この空気に似つかない軽快な音が鳴る。

ついにエレベーターの位置を示すレベルゲージの点滅がこのフロアで止まる。

後退りながら私達は扉が開く前にエレベーターから離れる。

 

 

「...アネモネ、最後に聞く。誰に殺られた?」

 

 

徐々に扉が開いていく。

 

 

《......にじゅう.....いち、ごう................》

 

 

そこには死んだ筈の二十一号が。

頭から左頬が血だらけの顔に歪んだ笑みを浮かべ、目を真っ赤に染めながら立っていた。

 

 

「.....ミ..ツケた」

 

 

 

 

────────────────────────────────────────────────────────────

 

『ウォッチ』システム通知

 

個体名「アネモネ」

 

活動停止を確認

バックアップ:100%

 

バックアップ完了

 

 

以上

 

 

 

 

 

 

────────────────────────────────────────────────────────

 

 

嘘でしょ?

 

彼女が死んだことは『ウォッチ』のバックアップが完了した時点で確かに証明されている。

でも流石にこれは予想できないよ。

二十一号が操られて私たちを殺しに来るとは。

アニメの世界線、悲惨すぎないかな。

 

 

「...フフ..フフッ。みつけたみつけた視つけたミつケタミツケタみ付けたミツケた─────

 

 

ナニを捕捉したのかわからないが『みつけた』を呟きながらニヤニヤ笑っている。

 

 

「…にじゅういちごうさん?」

 

 

リリィが困惑気味に二十一号に呼びかける。

 

 

「ふふっフフフ」(⁠◉⁠‿⁠◉⁠)⁠

 

 

リリィの声に反応したのか焦点が合っていなかった目がこちらを見つめ始める。

自意識過剰ならごめんね。

 

なんか私の方を見てないかな!?

 

 

「ミツケタ」

 

 

そう呟きながら左足が前に。右足が前に。千鳥足であるがゆっくりとエレベーター内から出てくる様子はまるでゾンビ。そして一歩、一歩と歩みを進める二十一号から目を離さないように私達もゆっくり後退する。

 

 

「ミツケタミツッ!──「ッ!二十一号さん!」

 

 

バランスを崩し、膝から倒れる二十一号。倒れる二十一号の体を支えるために咄嗟に近づいてしまったリリィ。

 

 

「リリィッ!離れろ!」

 

 

ローズ隊長が叫んだ瞬間、二十一号の体が素早く起き上がった。そして屈む体勢になっていたリリィの横腹目掛け足を大きく振りかぶる。

 

 

ドォン

 

「ゴハッ───

 

「リリィ!!」

 

 

壁に叩きつけられたリリィにローズ隊長が駆け寄る。普通のアンドロイドがヨルハ義体の蹴りを喰らえばただでは済まない。

私も駆け寄ろうとするが───

 

 

「アナタじゃナアい」

 

 

蹴り飛ばした場所で立ち尽くす、二十一号の呟きに動きを止める。

 

アナタじゃない?

それじゃ一体、誰を探して見つけたんだ?

リリィじゃないなら私か?ローズ隊長か?

その答えはすぐわかった。

なぜなら───

 

 

「見づけたよ゙゛013」

 

 

いわゆる『シャフ度』と言われた顔の角度でこちらを見つめる二十一号の姿が目の前にあったから。

 

いや、その目めちゃくちゃ怖いですこっち向かないで。

 

そんな私の思いと裏腹に二十一号はこちら目掛けて駆け出してきた。こうなったら仕方ない、こちらも臨戦態勢に入る。

ポッドは基本的に遠距離攻撃を得意とするため接近されたら攻撃手段が一気に減る。だが手段がない訳じゃない。流石に下から槍が突き出すようなポッドプログラムは私に搭載されていないが対アンドロイド用に使えるものがある。

 

 

「シネェ゙ェェ!!」

 

 

拳を振りかぶってきた二十一号を私は十分引きつけ、拳が当たる直前で避ける。行き場の失った拳が体のバランスを崩す。その瞬間に私はアームに搭載されたスタンガンを二十一号にお見舞いする。

 

 

「あ゛ぁァァァ!!!」

 

 

原作ではポッド006が秘密を知った10Hをリセットする為に使用していたもの。初めて使ったが二十一号の体は倒れ、痙攣しているのを見るに効果は抜群らしい。暫くは起き上がれないだろう。

 

 

「ウ゛ゥぅ…」

 

 

心痛むから呻かないでマジで。

そんなことを思いながら私は蹴り飛ばされたリリィに駆け寄る。

 

 

「リリィ!しっかりしろ、リリィ!!」

 

 

ローズ隊長がリリィの名前を何度も呼ぶが呼び掛けに反応がない。

 

 

「はいはい、ちょっとごめんよ。」

 

 

私はリリィの体を揺らし続けるローズ隊長を落ち着かせるような口調でリリィの状態を確認する。

うん、どうやら気絶しているみたい。ヨルハの蹴りを喰らったけれど運が良かったのか特に大きな損傷もない。良かった良かった。

 

 

「…リリィは大丈夫なのか。」

「えぇ、気絶してますが大きな損傷はありません。少しすれば再起動するでしょう。」

「あぁ、良かった…」

「個人的にあの蹴りを喰らって無事なのが不思議ですがね。」

「…ところでオマエ、その口調。普通に喋れたのか?」

 

 

あっ

 

 

「・・・否定:本機は

「いやいや、今更否定しても無理があるだろ」

「・・・ハァ、まぁいいや」

 

 

結構面倒くさい喋り方だったし。

 

 

「知りたいですか?」

「いや、別に大丈夫だ。」

「私達ポッド試作機15機は元々普通に喋れていました。支援するヨルハ機体達が親しみやすいように。」

「おい。人の話聞いてたか?」

「知りたそうな顔してたんで。」

「・・・えぇと、親しみやすいようにか?」

「えぇ。しかしそれは間違っていたようです。ある時、一部のヨルハ達が苦情を言って来ました。『気持ち悪い』『不気味』だと。きっと無機質な機械が流暢な言葉で喋ることに違和感があったんでしょう。」

「・・・」

「それから会話の始めに『否定』や『肯定』という回答をつけるようにポッド内で規定が作られました。」

 

 

『気持ち悪い』って言われた時は結構ショックだったなぁ。

 

 

「だからそんな喋り方だったのか。」

「はい。この規定は以降の量産型ポッド生産時に予めプログラムされる予定になり、我々試作機はアップデートを受けました。」

「でも今は普通に喋れてるじゃないか。」

「・・・まぁ、ただの規定だから。」

 

 

ただの規定。

守ってこその規定だけど学校の校則だって守らないやつ居るじゃん。多分それと一緒よ(←違うだろ)。

 

 

「でも破ると周りがうるさいんだよねぇ。」

「・・・話に聞いてはいたが本当にオマエ自我がないのか。」

「どっちだと思います?」

「オマエ絶対自我あるだろ。」

「さぁ~、どうでしょう?」

 

 

・・・隊長?

 

 

「リリィ!気がついたか。」

「おはようございます、リリィ。無事に目覚めて良かった。」

 

 

「・・・うフふふ…うふ」

 

 

あらら、二十一号も目覚めたらしい。小鹿かな?足プルプルしながら立ち上がろうとしている。

とりあえず二十一号をなんとかしないと2人をエレベーターで地上に送れない。きっとエレベーターに乗れないように邪魔して来るだろう。

 

さっきの行動や言動から二十一号の狙いは確実に私だ。

 

正直、旧型アンドロイド2人とポッド1機ではヨルハ1人に戦闘で勝てる確率はとても低い。元の義体性能差に加え、スキャナーモデルとはいえウイルスによって暴走している状態だ、無理がある。

 

しかし二十一号をなんとかしなければ地上に上がれない。

 

 

 

 

…私が囮になれば、彼女達を───

 

 

 

 

 

「ポッド、リリィを連れてエレベーターで地上に行け。」

「・・・いや、駄目です。」

 

 

この物語に彼女達、特にリリィは今後重要な存在になっていくはずだ。ローズ隊長だって生きていても可笑しくないはずだ。

そして私は死んでも物語に影響がない存在。

 

 

どっちを生かすなんてもう決まっている。

 

 

「私が囮になります。彼女の狙いはどうやら私らしいので。」

「オマエ、何言ってる。負傷した私が囮に───

「私がこの場所から離れれば彼女もきっと私を追って来るでしょう。その間にエレベーターに乗って地上に行って下さい。」

「おい!聞いて───

「私も殺られるつもりはないので安心して下さい!では、おさらばです!」

 

 

/二十一号こっちだよ〜

/・・・!マデぇ!

 

 

「おい!ポッドォォォォォォォ!!」

 

 

 

 

 

──────────────────────────────────────────────────────

 

私は先程来た道を全力で戻っていく。

一方的に別れてきてしまったがこれで彼女達が脱出できる時間を稼げたはずだ。

 

とにかく今は遠くへ。遠くへ!

 

 

「憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い───

 

 

そして後ろには赤い目を輝かせながら私を追ってくる二十一号。

 

てか、足速くない!?

それにあれにそっくりだ。

あのアニメのワンシーン!

バスケ選手JKに取り憑いた雨の悪魔の如く“憎い”を連呼してるやん!吸血鬼モドキさんよく逃げれたな!

 

 

 

 

 

─────────────────────────────

 

エレベーターホールから遠さがって暫く無機質な通路を駆けていくと数十分前に四号達と多脚型の目玉機械生命体を撃破した少し拓けた空間に戻って来た。

破壊された機械生命体を横目にさらに遠くへ駆け抜けて行こうと私は速度を落とさずに行こうとするが。

 

 

「・・・ahaha…あぁぁ♪グ〆÷$¥^\:€゜|^\☆」

 

 

私の後ろを追ってきた二十一号が突然、妙な声を上げながら立ち止まった。

可怪しいと思い、私は空間を抜ける直前でブレーキをかける。そして警戒しながら彼女から一定の距離を開け、立ち止まる。

 

 

「・・・二十一号?」

「………………」

 

 

俯いたまま反応がない。

まるで屍のようだ。

いや彼女はもう屍かもしれない。

 

 

「二十一号?」

「………!」

 

 

ゆっくりと頭が上がっていく。

上げられた顔の表情は相変わらずニタニタと不気味な笑顔が張り付いている。

その表情に以前の彼女の面影はない。

ダメ元で疑問に思ったことを私は口にする。

 

 

「・・・二十一号、どうして私が憎いのかい?」

「………『それは君が彼女の居場所を奪う可能性があったからだよ』

 

「!?その声は!」

「『やぁ、はじめまして。ポッド試作機No.013』」

 

 

彼女の口から聞こえた声は普段の彼女のものではない、別の誰かの声。その声は私も前世で聴いたことがある渋い男の声。

 

 

「……もしや機械生命体ネットワークの概念人格!」

「『正解だ。ポッド013。』」

 

 

 

悲報です。

ガチで厄介な奴に絡まれてしまった!

 

 

 

 

 

 




投稿、遅れまして申し訳ありません!

反省はしてます。←再犯の可能性あり

最後に誤字脱字等ございましたら、お知らせ下さい。
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