死神が神様転生!? 作:怪人k
怪人kです。
今回は、ある人を転生させます。
それでは、ご覧ください。
「私の話?別に大したことはありませんよ」byベクター
中国某所のとあるビルにて
「ハァッ!」
大量のゾンビやクリーチャーをものともせずナイフとハンドガンのみで戦うフードをかぶった偵察兵がいた
「地に帰れ死者共!!」
偵察兵は、最初善戦していたが体力の消耗と数の暴力には、敵わず身体中に生傷を残すはめになっていた。
(クソ、もう限界だ・・・・・しかし!)
偵察兵は無い力を奮ってゾンビを蹴散らしていた
「マスターのもとには、行かせぬぞ!死者共!!」
このズタボロの偵察兵の体を動かす原理は、彼が忠誠を尽くすマスターと呼ばれた男の為である。
(ロックフォードの訓練とラクーンで助けて貰った恩をお返しするのは、今しか無い!!)
マスターと呼ばれた男に恩義を感じる偵察兵は、マスターの為に孤軍奮闘するのを選んだ。
(幸いあらかたをベルトウェイとスペクターが食い止めたから大分減った・・・・後は鎌野郎が2体か・・・・)
偵察兵の奮戦で残りは2体の腕が鎌状のクリーチャー
だけとなった。
偵察兵は、ハンドガンを連射しながらクリーチャーに接近した
クリーチャーもハンドガンの弾丸から身を守りながら鎌を振った
(この程度・・・・・ッ!)
普段なら避けられる攻撃なのだが連戦の影響で体が思うように動かすことができなかった。
(クソッ!)
偵察兵は、ならばとハンドガンを持った右手を盾の代わりにした。
グシャ
「グアァッ!!」
鎌の威力は凄まじく右腕がもげてしまった。
「グッ、まだだ!!」
偵察兵は痛みに耐えながらクリーチャーに接近し左手のナイフを頭に刺し絶命させた。
「グフッ!?」
安心したのもつかの間もう一体のクリーチャーが背後に忍び寄り背中を切り抉った
「おのれ!」
偵察兵は、最後の力を振り絞りナイフをクリーチャーの頭部に突き刺し抉った。
「~~~!!」
クリーチャーは断末魔の叫びを上げ絶命した。
「グフッ!!・・・・・」
そして偵察兵も限界を向かえ崩れ落ちた。
「ハァ・・・・ハァ・・・・マ、マスター・・・どうか・・・・ご無事で・・・・・・」
こうして偵察兵ことベクターは生きを引き取った
SIDE ベクター
「マスター!!」
私ことベクターは死んだのにもかかわらずなぜか生きていた。
しかも負傷もなく欠損した右腕すらちゃんとあった。
「まさか、ここが死後の世界か?」
この世界はどこまでも白く空虚だった
「そんなことよりマスターは、ご無事だろうか?」
自身の死より師の生存を心配する私は端から見たらイカれているだろうが私としては、命救ってくださったマスターに恩を返すのが人生の目標だったので生には、こだわっていない。
「いや、君の師匠は残念ながら死んだよ」
「誰だ!?」
帰ってくるはずのない返事に驚いた私は身構えて声の響く方を見た
声の主は、古代ローマ風の衣装に身を包み背中から白い翼が生えていた。
「天使?」
私は、おもわず呟いてしまった
「如何にも僕は、大天使名前は、マクウェル宜しくね」
マクウェルという自称大天使は近くで良く見るととても端正な顔立ちをしており神々しさを感じた。
但し先ほどの話かたからして少しキザであり私は好きには、なれなかった。
「マスターが死んだだと!?」
だが今は、この自称大天使の招待よりもこいつの発言の真相を聞き出さないと・・・
「そのまんまの意味だよ、証拠にほら!」
「がぁッ!」
マクウェルが言うと突然私の頭に痛みが走り様々な映像がフラシュバックした
「こ、これは、マスターの記憶!?」
「正解!君のマスターが死後とその後に見たものだよ」
映像には、マスターがヘリから落下し死んだ場面や此処と同じような所で神々にあった場面などが流れた。
「どう信じてくれた?」
マクウェルが笑顔で聞いてきた
「ああ・・・・」
私は、痛みが引いたのでマクウェルに話かけた
「疑って済まなかった私の名は、ベクター宜しく頼む」
私は、右手を相手に差し出した。
「こちらこそ」
マクウェルが握手してきたので私は、マクウェルの右手をひねり折ってマクウェルを抑え付けた
「ガッ!あああああ!!」
右手を折られた為マクウェルは悲鳴をあげた
「大天使に降格されたくせにいい気になるなよマクウェル」
「き、貴様!!人間風情が何をするか!?」
「おい、一人称が変わっているぞマクウェル?だいたい貴様のこぼしたワインのせいで俺達やマスターが死んだんだ。これくらいの歓迎普通だろ?」
私は、更にマクウェルの右手に力を込めた
「いぎゃああああぁぁ!!」
「その位にしてくれんかの~」
背後から声をかけられたので私は、ふり返ったマクウェルが私に流した記憶が正しければ・・・・・
「貴方がオーディンですね?」
「さよう、ワシがオーディンじゃ」
記憶は、正しかったようだ
「今回は、我等の手違いのせいで死なせてしまってすまんかった。」
オーディンは頭を下げた。
「いいですよ別にマスターは転生先の世界で生活出来そうなんで・・・・それに悪いのは貴方では、なくこの馬鹿のせいですから・・・・」
私は、マクウェルを指差すマクウェルは痛みの余り気絶したようだ。
「元神見習い現大天使のくせに情けない」
「まぁ詫びの印にお主も転生せんか?」
これは、嬉しい誤算だ
「なら早速お願いします。」
「了解じゃ特典はどうする?」
「それならマスターと同じくGに適合させてください」
「ウム、よかろう」
「あと、私もマスターと同じく分身させて全マスターが行く世界に行かせてください。」
「師匠思いの弟子じゃな~よかろう」
やはり先ほどの助けだけでは、マスターに恩を返したとは、言えないと思った私は、マスターの役に立つ為に次の人生を捧げようと思った。
「最後に をください。」
「お主謙虚じゃの~その程度の能力でいいのか?」
「ええ、あれで十分です。」
「なら行ってくるがいい」
「えっ!?」
オーディンが言うやいなや私の足元に巨大な穴があき私はまっ逆さまに落ちていった
「こんな転生の仕方聞いてませんよーーー!!」
こうして私ベクターこと は、転生した。
今回は、ここまでです。
次回もある人を転生させます。