トリコの力を持って戦国乙女の世界に転生したぜ!?   作:Z/Xプレイヤー26

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十三話~任せろ!!

俺は今、「危険区域」に居る…不可侵大陸とは違い、結界が張られておらず、普通の人間でも入れる場所だ。

しかし、猛獣も居る場所でもある、と言っても捕獲レベルは5~10前後の猛獣ばかりだ…ヨシテルや、マサムネクラスなら簡単に進める場所だ…まあ、一般人は近寄りもしない場所だがな…

 

『しかし、本当に居るのかよ…「デビル大蛇」が…』

 

『その「デビル大蛇」とやらかは解らんが、巨大な三ツ目の大蛇を見たと言う噂は聞いた事があるからのう…』

 

三ツ目の大蛇…とにかく、噂程度だが見てみるのも良いかも知れないと…ここに来たんだが…

 

『雑魚ばっかりだな…美味い猛獣も殆んど居ないしな…』

 

『しかし、あやつ等を別行動にしても良かったのか?』

 

ノブナガが俺に訊ねる…まあ、あいつ等にはニトロの情報収集を頼まなければならないからな…

 

『仕方無いだろうが…ニトロを紛失したのはこの辺りなんだろう…?』

 

『そうじゃ、あの崖の上から落としてしまったらしいからのう』

 

ノブナガが俺達の正面にある崖の上を指差す…

 

『どちらにせよ、戦いになったら俺に任せろ…お前じゃ勝てない可能性が高いからな』

 

『ほう…ワシが簡単に負けるとでも…?』

 

ノブナガが俺に大剣を向ける

 

『松永に勝てなかった奴が良く言うな…ったく…この猛獣の少なさ…恐らくニトロは復活してるだろうな』

 

『そのニトロとやらは一体何なのじゃ?』

 

『ニトロってのは、恐ろしく知能が高い奴でな…文明を持つ位にな…しかも強い、そして何より…気性が荒く、生命力が高い』

 

実際、頭を吹き飛ばされても生きて、暴れ続けるらしいが…

 

『お主がそこまで言う程か…』

 

『まあ、出来るだけさっさと片付けたい相手だな…』

 

やっぱり嗅覚が欲しいな…何かを探す時は楽だろうしな…

 

『………何か来るな…ノブナガ、構えておけ…』

 

『フン…ワシに命令するな!!』

 

そう言って、大剣を構えるノブナガ…構えるんだな…

 

『さてと…何が来るか…今までの猛獣よりは強い気配だが…』

 

そんな事を考えていると、木を薙ぎ倒しながらデビル大蛇が出てくる…

 

『おかしいだろ…』

 

『確かに…とんでもない化け物じゃな…おかしいくらいじゃな…』

 

違う…こいつは…

 

『何でこんな昼間から洞窟の外に居るんだよ!?それにこいつ…逃げてんのか!?』

 

違和感を感じ取った瞬間…デビル大蛇の首が吹き飛んだ…

 

『なんじゃ!?一体何なのじゃ!?遊佐!!お主何かしたか!?

 

『いや…どうやら大当たりを引いたみたいだな…』

 

デビル大蛇の首が飛んでいった方に目をやると、「そいつ」は一瞬でデビル大蛇の頭を平らげた…毒に高い免疫力がある証拠だ…

 

『あれが…ニトロだ…ノブナガ、下がっていろ…』

 

『フン!!あの程度の奴…このワシが…』

 

『下がれ…二度も言わせるな…』

 

『………分かった』

 

ノブナガは後ろに下がった…安心は出来ないが…まだマシだろう…

 

ニトロが俺を睨む…新しい獲物を見付けたと言わんばかりに、不気味な笑みを浮かべて。

 

『さて、今の俺で勝てるかな…?』

 

アルティメットルーティーンも習得していないし、ゼブラの様な協力者も居ないしな…ノブナガは戦力にはならんし…

 

『とりあえず、一気に終わらせないと不利だな…』

 

『グガガガァ!!』

 

マジかよ!!一瞬で距離を…!!チッ…

 

『フォークシールド!!』

 

俺の腹部を手刀で突き刺そうとするニトロの攻撃をフォークシールドで防ぐ…間一髪だ…

 

『50連釘パンチ!!』

 

『ガッ…』

 

俺はフォークシールドの衝撃で体勢が崩れたニトロに釘パンチを撃ち込む…しかし…

 

『後ろに瞬時に後退してダメージを減らしたか…やっぱりトリコの技って速度に欠けるんだよな…』

 

『ギギ…』

 

しかし釘パンチを初っぱなから見せたのは失敗だったか…今ので恐らく…

 

『グギャア!!』

 

『30連フォークシールド!!』

 

ニトロのパンチを30連フォークシールドで正面から防ぐ…フォークシールドが何枚も連続して壊れてゆく…正にそれは…

 

『相変わらず凄まじい学習能力だな!!見ただけで50連の半分の25連まで釘パンチを放つとは!!』

 

そして今ので…フォークシールドも覚えられたな…まるで三虎だな…いや、三虎は完全に技を真似るんだったか…?いや、今はどうでも良いか!!

 

『レッグナイフ!!』

 

ほぼゼロ距離でニトロにレッグナイフを放つが、紙一重でかわされ、腹部に釘パンチを喰らってしまう…

 

『ゴハッ…!!うわ~…超いてえ…』

 

『ガガガ…』

 

コノヤロウ…笑ってやがるな…しかしこいつは捕獲レベルは幾つくらいだ?明らかにグルメピラミッドのニトロよりは強いだろう…甘く見積もって150~200くらいと見るのが妥当か…

 

『なら…これだけの量のフォーク…避けられるか…?』

 

俺は1000近くのフォークを作り出し、ニトロに向かって一斉に放った…

 

『ググガ…』

 

ニトロはフォークシールドを使うが、圧倒的な数の前にシールドは破壊される…

 

『グギャ!!グギャ!!』

 

シールドは破壊されたが驚異的な運動能力で殆んどのフォークを避けるが…

 

『ガギ!?』

 

『これで動きは封じたな…』

 

残ったフォークがニトロの足に突き刺さり、ニトロの動きを封じた…そして、ニトロに先ほど放ったレッグナイフが後ろから飛んできた…

 

『ガア…ッ』

 

『レッグブーメラン…やっぱり実戦では動きを止めて喰らわすか、陽動程度にしか使えんな…』

 

レッグブーメランがニトロに直撃するが、ニトロはまだ動けていた…

 

『流石の生命力だな…』

 

『グギャ!!グギャギャア!!』

 

俺に向かって最期の抵抗と言わんばかりに、釘パンチを放つニトロ。

 

『なら俺は全力でお前を倒そう…お前達は知能が高い…お前らの戦いはある意味誇りある物だ…俺もお前達に敬意を表し…今、出来る最高の技を…』

 

『ガ…?』

 

ニトロにはイメージが伝わって居た…これから自分がどうなるのかが…

 

『100連…ツインネイルガン!!』

 

俺はこいつを倒すイメージを持って…ネイルガンを放った…

 

『少しだけだが…出来たかな…アルティメットルーティーン?』

 

ニトロの身体がネイルガンによって跡形も無く消し飛んだ…

 

『ふぅ…疲れた…デビル大蛇の肉がまだ少し残っているな…持って帰って食うか…ノブナガ、行くぞ…』

 

『とんでもない奴じゃな…ワシの天下取りは楽な物ではないのう…』

 

全く…何をいってんだか…

 

『さっさと戻るぞ!!腹が減ったからな…』

 

それにしても、さっきのニトロ…ここの栄養価の低い猛獣で、あれだけの強さか…もっと栄養価の高い食べ物を食べて強くなっているとしたら…寒気がするな…

 

『まあ、やれるだけやるか…それよりも早く帰ってデビル大蛇の肉を食うか!!』

 




今回のニトロは雑魚ですよ~…因みに捕獲レベルは160程度です…
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