トリコの力を持って戦国乙女の世界に転生したぜ!?   作:Z/Xプレイヤー26

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宝石の肉食べてみたい…


三話~条件

悠哉とマサムネは、京の都にかなり近づいていた…

 

『そろそろ京に着く頃か?』

 

『うむ…その丘を越えれば見える筈だ』

 

二人が丘の頂上に着く

 

『おお…中々情緒があるな…』

 

『ふむ…しかし何やら、大きな力が集まっている様だな…この悪き波動と関係があるのか?』

 

『とりあえず、さっさと行こうぜ!!』

 

悠哉が一気に丘をかけ降りる

 

『案外子供っぽいんだな…悠哉…』

 

『イャッホオォォォォ!!』

 

某プロ決闘者のように叫びながら走り抜けて行く悠哉

 

『悠哉…何故そんなにも目立つ真似を…』

 

悠哉がマサムネに目で合図を送る

 

(後ろに居る奴ら…マサムネも気付いているんだろ?)

 

マサムネは理解した…それを踏まえて悠哉に目で合図を返した

 

(なら、ここで迎え撃った方が良いのでは?)

 

(もしも、京の都の兵士だったら、都に行くのに厄介だろ…?下手をしたら、都に入れなくなる…だから、ここでは、やり過ごす…)

 

(了解した…このまま京に突っ込むのか?)

 

頷く悠哉

 

『このまま…入った方が手っ取り早い…暴れる訳でも無いしな…』

 

後ろに居た兵士が弓を放ってくる

 

『ま、これくらいなら避ければ問題ないしな…それに…あの兵士…様子がおかしい…関わらねえ方が得策だ』

 

『確かに…何かに怯えている!?』

 

兵士が叫ぶ

 

『お前たちも…松永軍の者か!?』

 

『松永軍って何だよ…?』

 

『しらを切るつもりか!!』

 

松永軍って何ぞ…松永…歴史の授業で習った気がするんだが…覚えてないな!!

 

『松永軍…お前達はどこの兵士だ?松永軍は、足利軍の傘下の軍であろう!?』

 

『なら、問題無くないか?』

 

傘下って事は、味方って事だろ?

 

『あくまでしらを切るか…ヨシテル様に反旗を翻しておいて!!』

 

話が一方通行だな…反旗って事は、裏切ったか…

 

『なあ、マサムネ…松永ってどれくらいの勢力があるんだ?』

 

『そうだな…幕臣の中では、かなり強い勢力ではあるが…しかし、将軍家に勝てる程ではないな…』

 

成る程…だとしたら…

 

『何かの後ろ楯がある可能性が高いな…かなり強いだろう…、天下を持っていく訳だしな…』

 

『しかし、将軍家も、かなり衰退しているのは確かではある…ここで幕臣の反旗は辛いであろう』

 

将軍は強いって噂だが、数の暴力には勝てないか…

 

『とりあえず、急いだ方が良さそうだな…さっさと兵士を片付けるかな…』

 

『手は出さぬのでは無かったのか?』

 

『なあに…ちょっと威嚇するだけだ…手は出さないさ…』

 

悠哉がそう呟くと、悠哉の背後に赤い鬼の様なオーラが現れる…それを見て、兵士だけではなく、マサムネも恐怖を覚えた…

 

『き、貴様!!それは一体…』

 

兵士が悠哉に向けて、恐れながらも問いかけると、鬼のオーラが声を出した…いや、声を出した様に聞こえたのだ…そう…

 

『『喰らってやろう…』』と、そう聞こえたのだ…

 

そして、その場に居た兵士達は…気絶した…

 

『さてと…行こうか』

 

『今のは…一体…何だったのだ…悠哉…』

 

『何って…鬼だけど…?』

 

平然と答える為に恐ろしくは聞こえないが、マサムネはやはり動揺している様子だった…

 

『恐いか…?』

 

『…………少し…恐いな…我を臆病者と笑うか?』

 

『いや…臆病って事は悪い訳じゃない…勇気と無謀は違うからな、人間は臆病なくらいが丁度良いさ』

 

『そうか…では行こうか…悠哉』

 

そう言って二人は京の都に入った…

 

都の入り口に兵士すら居ないな…本当に不味い状態らしいな…そしてさっきの兵士達は、何に怯えていた?松永軍とか言っていたが…あれは人間に対する怯え方じゃない…何かがある…

 

『悠哉…考え事か?』

 

『まあな…松永軍…一体どんな奴らなのか…ってな』

 

『都の入り口に兵士も居なかった…確かに、衰退したとは言え、都に兵が配備出来ない程では無いはず…疑問も尤もだ…』

 

『ま、将軍に会ってみれば分かるかもな?白き剣聖にさ!!』

 

悠哉は楽しそうだな…そんなにも将軍に会いたかったのか?やはり美しいと言う噂に惹かれて…?………なんだかイライラしてきたな…何故だ…?

 

『マサムネ?どうかしたか?』

 

『いや、少し悠哉を殴りたくなっただけだ…気にするな…』

 

『気にするわ!!何でだよ!?』

 

『すまない…忘れてくれ…』

 

『お、おう…』

 

何で怒ってんだ?まさか…

 

『腹が減ったのか?』

 

『…………違う』

 

ハズレた…しかも更に不機嫌に…

 

そんなやり取りをしていると、不意に後ろから声を掛けられた…

 

『あなた達は…この城下町の者ではありませんね…?』

 

『そうだが…何だ…あんた、何か用か?』

 

悠哉達に声を掛けた女性は、白を基調とした衣服に、腰に見事な業物の刀を刺しており、長い金色の髪をしている、百人に聞けば、百人が美女と答えると言える程の美しい女性だった…

 

『あなた達は…強いですね…お願いがあります…』

 

『いきなり初対面の奴にお願いがありますって言われてもな…先ずは名乗れよ…俺は遊佐 悠哉だ』

 

女性が名乗った名前は意外な物だった…

 

『私は…第十三代将軍…足利ヨシテルです』

 

『貴女が…足利ヨシテル殿!?噂に聞く白き剣聖…』

 

照れくさそうにするヨシテル

 

『その呼び方は…あまり…恥ずかしいので…』

 

『確かに中二臭いな…まあ、噂通りに強いなら良いが?見たところ…マサムネよりは強いみたいだが…』

 

あ、マサムネが少し落ち込んだ…だが事実だからしょうがない…

 

『いえ、私は…弱いです…それで…お願いなのですが…』

 

『松永を倒す為に力を貸せ…とかか?』

 

図星みたいだな…

 

『はい…』

 

『自分の部下の不始末は自分で片付けろよ…』

 

悠哉の一言に、苦言を呈するマサムネ

 

『悠哉…少し冷たくは無いか…?』

 

『そうか?天下の将軍様が部下に謀叛をされる時点で底が知れてるだろ…』

 

どんどんとヨシテルの表情が暗くなる…

 

『確かに…そうかも知れません…私は弱く、皆を導く力もなく…将軍失格かも知れません…ですが!!民を救いたいのです!!松永軍は、罪の無い民を巻き込んで戦をしています…それを止める為に…力を…貸して頂けませんか…?』

 

『悠哉…我は…力を貸したいと思う…』

 

『お前は好きにすれば良い…ヨシテル…俺は力を貸すにあたって、条件を付ける…』

 

ヨシテルとマサムネが緊張する…

 

『この国で…一番美味い物を用意しろ…』

 

『美味しい…物…ですか?』

 

マサムネは笑っていた

 

『結局は食い気なのか…』

 

『少なくとも、マサムネの魚料理よりは美味くないと駄目だ…じゃないと、細胞が進化しないからな…』

 

『さ、細胞?何ですか?』

 

『此方の話だ…』

 

『わ、分かりました…一番美味い…何でしょうか…?』

 

ヨシテルは意外な要求に戸惑っていた…ヨシテルは一体どうするのか…

 

 

 

 

 

 

 




センチュリースープ飲んでみたい…
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