トリコの力を持って戦国乙女の世界に転生したぜ!?   作:Z/Xプレイヤー26

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∞釘パンチ…良いのか…あれは…


四話~女神との再会

俺は白い空間に居た…確か、転生の空間だったかな?

 

『5日ぶりね!!元気してた?』

 

『してたけどよ…何の用事だ?』

 

いきなり呼ばれるとは予想外だったからな…

 

『いえ、ちょっとね?進んでしまっているトリコの原作を読んで貰おうかと…』

 

『今更どうしてだ?』

 

『簡単な話がね?原作の知識が無いと、発動しにくい技が多くてね?特典をあげた身としては、最後まできっちりとしないとな~って思ったりして』

 

きっちり…ね…

 

『あら?不満そうね…?』

 

『きっちりって言うなら、トリコの嗅覚付けてくれ…』

 

あれ?女神が驚いている?何故だ?

 

『嗅覚…付けた筈よ?』

 

『は?至って一般人な嗅覚なんだが…?』

 

考える素振りの女神…

 

『可能性があるのは…あの小娘の仕業ね…人間の分際で…元々、卑弥呼ちゃんも悪いのよね!!』

 

『何を言っているんだ…?人間の分際でとか…悪役の台詞だぞ…』

 

『ごめんなさい…嗅覚は、条件を満たさないと手に入らないみたいね…』

 

条件?なんだそれ…神の力を凌ぐ人間でも居るのか…?

 

『その条件はね?』

 

『何だ?』

 

『とある呪術士を倒して欲しいの…』

 

呪術士って何だよ…すげえ嫌な響きだよ…

 

『呪術士って…呪いとかだよな…?』

 

『そうよ…』

 

『そんなのが、神の影響を受けた転生者に、何かしら妨害みたいな事が出来るのか?』

 

俯く女神…

 

『実は、その呪術士の力の根源は、卑弥呼なのよ…』

 

卑弥呼って言ったら、あの女王の卑弥呼か?だが…

 

『いくら歴史で名を残す程の人物でも、不可能じゃねえか?』

 

首を横に振る女神

 

『彼女は次元が違うのよ…神に…世界の祖である創造神に愛された人間だから…』

 

『…………理解できないな…何を言っているんだ?戦国乙女って、よく知らないが、アニメとかじゃねえのか?』

 

頷く女神

 

『そうなんだけど…色々と事情があるのよ…ごめんなさい…』

 

『………………てかさ…勝てるのかよ…いくらトリコの力を持っていても、その存在がチートみたいな呪術士に…』

 

難しい表情をする女神

 

『大丈夫の筈よ…その呪術士は、謂わば卑弥呼の闇の力の部分よ…卑弥呼の善の力を持った者が、そっちの世界に居るから、その人物と共闘すれば必ず勝てる筈よ!!』

 

なら良いが…さて…原作を読むんだったか…

 

『そうそう!!原作をここで読んでね!!』

 

『ここでかよ!!』

 

トリコのコミックスが現れる…

 

『仕方ないな…先ずは食林寺を目指すところからか…』

 

悠哉がコミックスを手に取る…

 

『成る程…恵方巻…………具材集め………』

 

『真剣に読んでるわね…』

 

好きだからしょうがないだろ…

 

『成る程…感謝の気持ちで技のパフォーマンスを上げるのか…更に無駄な動きを無くして…』

 

それで食没か…成る程…便利だな…

 

『食義をマスターして、50連まで撃てるように…スタージュンも強いな…』

 

2時間後…

 

『アルティメット…ルーティーン…』

 

『もうそこまで読んだの!?早くない!?』

 

『そうか?でも、確かに食義や、食没なんかは知らないと分からんな…ネイルガンの発想とかもな…』

 

正直、腕の負担とかが半端じゃ無さそうだからな…

 

『今、ここで練習してみる?』

 

そう女神が言うと、巨大な山が現れる

 

『トリコがネイルガンで砕いた山と同じ山を持ってきました!!』

 

『おいおい…マジかよ…ま、やってみるかな…』

 

悠哉が拳を握りしめ、山に向かって集中する…

 

『ハアアァァァァ…!!』

 

腕に力が集まっているのが見てとれる…

 

『50連!!ネイルガン!!』

 

山に向かって力が込められた腕を振り抜くと山が、跡形もなく砕けた…

 

『確かにすげえ威力だが…腕がヤバイな…連発するなら、30連くらいで抑えないと無理だな…トリコの力を持っていても、トリコ並みに頑丈って訳じゃないからな…』

 

『凄いわね…グルメ細胞が有るにしても、これは普通の人間だった貴方には相当辛いわよね…』

 

笑う悠哉…

 

『だが…使いこなせれば…大丈夫だろ?後は、アルティメットルーティーンか…あれはゆっくりやるしかないな…思い込みの力か…難しいだろうしな…』

 

『そうね…そろそろ時間が来たみたいだし…またね~』

 

『ああ…また来るだろうな…宜しく頼む…』

 

そう言って、悠哉は目が覚めた…

 

『おはようございます…』

 

『何をしてるんだ…?お前は…』

 

悠哉の目の前にはヨシテルが居た…そう…所謂土下座スタイルで…

 

『将軍が土下座って…携帯があったら写メ撮ってたな…で?何で土下座してんだよ?しかもこの宿にどうやって入った?』

 

『それは言えません…あと、土下座の理由ですが…全然思い付かないんです…美味しい物が…』

 

笑うしかないな…食べ物が原因で土下座する将軍か…逆に、真面目過ぎるんだよな…肩の力を抜けよ…

 

『まあ、ゆっくり考えろ…納得いったら、出してくれば良いからな…?どのみち、マサムネの修行はしないとならねえから、マサムネが力を貸すなら、お前に付いていく事になるしな…』

 

『そうなのですか?………所で、遊佐殿と伊達殿は、どういった関係なのですか?』

 

マサムネと俺の関係…か…

 

『簡単に言えば、俺が修行を見てやって、その代わりに、料理を作って貰う…だな』

 

『修行の見返りに料理を…ですか?変わってますね…』

 

まず、自分が人に戦いを教えるとは思って居なかったがな!!

 

『普通が分からんがな…師弟関係とかよく知らんし…』

 

『私も…修行を見て貰っても…良いですか…?』

 

『お前の修行を?何でだよ…』

 

大体予想はつくがな…

 

『私は…強くなって、民を守りたいのです!!』

 

『…………………予想通りすぎてつまらん…』

 

『酷いですね…人の決意を…』

 

あ、拗ねた…拗ねる将軍…シュールだな…

 

『まあ、良いぞ?修行…見てやるよ』

 

『本当ですか!?』

 

試したい事もあるしな…それに、将軍との良好な関係は重要だろう…呪術士を探す時に楽になるかもしれん…

 

『条件が…あるんでしょうか?』

 

『そうだな…じゃあ、今は良いが…人探しをいずれ手伝って貰うか…』

 

『人探し…ですか?まさか、想い人ですか?』

 

女ってそう言う話題が好きなのか…?

 

『いや…性別すら分からんな…』

 

卑弥呼の闇の力の部分って言うなら、女かも知れんが…

 

『そうですか…分かりました!!時が来たら、ご協力させてもらいます!!』

 

『さて…マサムネが外にいるはずだ…行くか…』

 

外で双剣を振るっているマサムネに声を掛ける

 

『マサムネ、今日から修行を本格的に始めるぞ…』

 

『……………………』

 

『どうした?マサムネ?』

 

何で地味にジト目なんだよ…めっちゃ睨まれてるよ…ヨシテルも睨まれてるし…

 

『……………昨夜は…お楽しみだったか?』

 

『は?』

 

『昨日の夜中から、ヨシテル殿の気配が悠哉の部屋からしていたが?』

 

昨日の夜中から?まさか…

 

『お前は…何時から俺の部屋に居た…?』

 

『貴方が寝入ってからです…』

 

『気配がしなかったが?』

 

『監視は側近にさせていましたから…腕はたちますよ?』

 

なんだよ、何で部下が優秀なんだよ…それよりも…

 

『怖ぇよ!!朝起きたら、土下座してんだぞ!!実際は不法侵入の土下座か!?』

 

『悠哉…本当に…何も無かったんだな…?』

 

『当たり前だ…』

 

『なら良いが…修行を本格的にするのか?何をするんだ?』

 

急に本題に戻ったな…

 

『簡単だ…ヨシテルと戦って貰う…』

 

『何!?何故だ!?』

 

『私も初耳ですが…何故ですか?』

 

『二人の実力が知りたいからな…修行の内容を決めるのはそれからだ…』

 

『分かった…ならば、全力で行かせていただくぞ!!ヨシテル殿!!』

 

マサムネが双剣を構える

 

『此方も…本気で行きます!!』

 

ヨシテルも刀を抜く…

 

『さて…それじゃあ…始めるぞ…始め!!』

 

悠哉の号令で二人が激突する…勝負の行方はいかに…

 

 




悠哉はネイルガンを覚えた!!
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