トリコの力を持って戦国乙女の世界に転生したぜ!?   作:Z/Xプレイヤー26

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戦国乙女の必殺技の名前って読みづらいよね…


五話~竜王の牙

『始め!!』

 

悠哉の号令で二人が激突する…お互いに武器が近接武器のため、すぐに激しい打ち合いとなった…

 

やっぱりヨシテルの方が地力は上だな…マサムネみたいな双剣を使う奴が少ないから、今は攻めきれて無いが…時間が経てばマサムネが負ける…逆に短期決戦なら、マサムネに分がある…さて、どうなるか…

 

『くっ…やはり将軍…強い!!』

 

『貴女も中々お強いですよ…その流れるような剣捌き…素晴らしいです!!』

 

やっぱヨシテルの方が余裕があるか…

 

『確かにヨシテル殿の方が強いと見える…だが、我も簡単にはやられはしない!!喰らえ!!双竜連斬!!』

 

マサムネの双剣から竜のオーラのような物が現れる…

 

『成る程…それが貴女の奥義ですか…なら、私も全力で行きます!!天剣一刀雲切り!!』

 

ヨシテルが刀を思いっきり抜刀する…マサムネの技に比べて迫力は無いが…

 

『すげえな…無駄な動きが一切無い…だからこそ威力は…絶大だ…』

 

悠哉の言葉通り、マサムネの双竜連斬はヨシテルの刀に粉砕された…それを見たマサムネは、屈辱に思うよりも…

 

『何と…美しい剣技か…』

 

ただ感動していた…

 

『ヨシテル!!お前の勝ちだな…』

 

『そうだな…言い訳出来ぬ程に…完敗であった…流石は将軍…強い…』

 

首を横に振るヨシテル

 

『いいえ…私は弱いです…だからこそ…遊佐殿にご教授願いたいのです!!』

 

ヨシテルは悠哉に頭を下げた…

 

『お前って将軍なのに、腰が低いよな…将軍だったらそんなにホイホイ頭を下げるなよ…』

 

『ですが…』

 

まあ、これだけ誠意があるから国民に好かれるのかね…

 

『さて、修行だが…ヨシテルはまずは、普通に筋力を多少鍛えろ…じゃねえと体が持たんぞ…』

 

『筋力を…ですか?』

 

意外そうな顔をしてるな…

 

『正直、俺は剣技は余り得意じゃねえからな…ナイフとフォークや、釘パンチを使っちゃいるが、近接戦闘でも、刀とはかなり違うからな…』

 

不思議そうな表情をするヨシテルとマサムネ

 

『悠哉…ナイフとフォーク、釘パンチとは何だ?』

 

『聞いた事がありません…』

 

そう言えば話して無かったんだな…てか、此方でまだまともに戦闘してなかったか…

 

『説明が面倒だが、簡単に言えば、俺の腕が刃物みたいに、相手を切り裂けるようになるのがナイフ…で、フォークが相手を槍のように突き刺せるようになるんだよ…釘パンチは…そうだな…ほぼ同じ場所に何発も打撃を加えられるのが釘パンチだな…』

 

いまいちピンと来てないみたいだな…よし…

 

『あの岩に釘パンチをする…見てろよ?』

 

『あの岩にですか!?かなり大きいですが…』

 

『確かに…悠哉…大丈夫なのか?』

 

悠哉は無言で岩の前に立つ…そして岩に向かって右腕を振り抜いた…

 

『5連!!釘パンチ!!』

 

悠哉が岩に釘パンチをすると、岩がぶっ飛び、4回跳ねながら、5回目の衝撃で砕け散った…

 

『あ~…トリコだったら、3連釘パンチくらいで壊せてたかもな…まあ、良いか…見てたか?これが釘パンチだ…同じ場所に衝撃を与えて内部から破壊する技…だったかな…?』

 

ヨシテルとマサムネは釘パンチを見て、絶句していた…

 

『あの岩をあんなに簡単に破壊するとは…双竜連斬並みの威力だ…』

 

『あの…』

 

『何だ?ヨシテル』

 

『さっきの5連とは、何の事でしょうか…?』

 

こいつ…一回見ただけで、それに気付くか…観察力は人一倍か…

 

『さっきのは、5連…つまり、一瞬で同じ場所に5発打撃を加えたんだ』

 

『5発が最大なのですか?』

 

『いや、最大は現時点では50連だな…』

 

私の想像よりも二倍以上の数を行っていた…遊佐殿…貴方は何処まで…

 

『先程の十倍ですか…山でも砕けそうですね…』

 

『ヨシテル殿…いくらなんでもそれは無いのでは…』

 

『実際砕けたぞ…山』

 

まあ、釘パンチじゃなくてネイルガンだけどな…また話すとめんどいから話さんが…

 

『悠哉…一人で天下を獲れるのでは…?』

 

『俺は天下に興味は無いからな…?』

 

天下に興味は無い…それほどの力が有りながら…遊佐殿は何故…何を目的に生きているのか…

 

『んで、次にマサムネだが…まずは、座禅だな…それを一週間続けて貰う…』

 

おおう!?すげえ不満そう…

 

『何故だ…?我は剣の修行を…』

 

『嫌なら辞めて良いぞ?自力で強くなれ…俺は構わんからな…?』

 

『…………分かった、座禅だな…』

 

めっちゃ不満そうだが…仕方無いだろ…

 

『さてと…ヨシテル…一つ気になった事が有るんだが…』

 

『何ですか?』

 

俺が気になったのは…

 

『その刀は…何を素材に作られている?』

 

マサムネの双剣もだが…何かが普通と違う気がするんだよな…

 

『鬼丸国綱ですか?』

 

『そうだ…普通と違う気配がするが…』

 

『聞いた話では、竜王…つまり、竜の牙を使っているらしいですよ?嘘か真か知りませんが…その竜王の名前は…確か…デロ…何でしたかね…?』

 

竜王…つまり…

 

『竜王デロウスか…?だとしたら…』

 

『確かその様な名前でした!!知っているのですか!?』

 

竜王デロウス…確か小松の包丁の素材だったな…一振りするだけで山をも切り裂く…何故この世界にデロウスの牙が?そしてどうやって加工したんだ…?

 

『竜王デロウスは、その昔に、牙一つで世界の覇者になったと言われた竜らしいが…詳しくは分からん…』

 

『世界の覇者…鬼丸国綱がそんな牙を…』

 

『悠哉…何故そのような事を知っている?我は…少なくとも、竜王等は知らないが?』

 

まずいな…誤魔化すか…

 

『………まあ、伝説みたいな物だからな…地方によっては知られてないだろう…』

 

どうだ…?

 

『そうだな…しかし、それほどの牙とぶつけて無事な我が双剣も…何かしら特殊な物でも使っているのか?』

 

『お前は何も知らないのか?』

 

ヨシテルの刀は、素材を覚えていたが…双剣の素材によっては…

 

『残念だが…詳しくは知らぬ…』

 

『そうか…ヨシテルは、その刀は何処で手に入れた?』

 

鬼丸国綱を見つめるヨシテル

 

『この刀は…代々受け継がれている銘刀です…大昔に刀鍛冶が献上したと言われています…その刀鍛冶は姿をすぐに消したそうですが…』

 

『そうか…分かった、だが、その刀の扱いには気を付けろよ…今はまだ、本来の力では無いみたいだからな…』

 

『そこまでの力がこの鬼丸国綱に…?確かに銘刀とは言われてますが…』

 

山をも切り裂く刀って言ったら信じるか…?いや、やめておくか…

 

『まあ、分からねえ事を話しても仕方ねえ…修行を始めるぞ…』

 

『承知した!!』

 

『宜しくお願いします!!』

 

こうしてヨシテルとマサムネの修行が始まった…




デロウスって療水の場所にいるんだよね…
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