暗黒錬金術師伝説7 暗黒!フィリスのアトリエ 作:dwwyakata@2024
緑を見ると安心する。
周囲に強力な魔力は感じないから、邪神がいるのでは無くて、別の錬金術師が緑化した、と言うことが分かるからだ。
まだこの辺りは草原だが。
向こうには、信じられないくらい背が高い木が、たくさん生えているのが見えた。しかもしっかりを葉を生い茂らせている。
わあと、声が漏れる。
まだしばらく歩かないとたどり着けないけれど。
森に入るのはどんな感じなのだろう。猛獣もいるだろうけれど、それよりわくわくが止まらない。
分かっている。
お外の事を書いていた本は、嘘だらけだったということくらい。
でも、こういう、本当に凄い事もあるのだと、わたしは自分の目で見て知った。多分だけれども。
お外の事を書いた本の作者は。
きっと、自分が見た良いものだけを書いたのだ。
だからあんないびつな内容になった。
それに、嘘だらけだったとしても。
わたしに希望をくれた。
その後絶望に叩き落としてくれたけれど。
それでも希望をくれたのは事実なのだ。
大規模な工事をした川の一部、支流の一つが、向こうの森に流れ込んでいる。この間の工事の影響か、まだ少し水は濁っていた。
そして、何か構造物がある。
どうやら、水の勢いを殺すための仕組みらしい。
更には、川の周囲には土手も作られていた。
お姉ちゃんが感心したように手をかざしながら、その構造を見る。
「この辺りの街の錬金術師は、本当の凄腕のようね。 メッヘンとは川の制御が段違いだわ」
「ふっ、確かにその通りだ。 地を蝕む暴れ竜を見事に制御している。 その手腕、さながら空舞ういにしえの天馬の繰り手がごとしだ」
「レヴィさん、乗りに乗っていますね」
「ふはははは、そうだろう」
ご機嫌そうなレヴィさんを、呆れ果てた様子で見るお姉ちゃん。
わたしも何だかその言葉遣いが移りそうだが。
まあ楽しそうなのは何よりだ。
悲しそうなのよりもずっといい。
ディオンさんは頑張っていたけれど。
メッヘンは、完全にみんな幸せそう、というわけではなかった。
やっぱりとても貧しそうな人もいた。
子供が勉強できているわけでもなかったし。
工事の時に来た人夫は、明らかに襤褸を着ていた。
もっと街が豊かになって。
街がもっともっと上手に回れば。
あんな風な生活をする人は減るはずなのだ。
勿論、豊かになった分を独占しようとする悪い人が出てくるかも知れない。そういう人は、やっつけなければならないかも知れない。
でも、どうやって。
今のうちに。
その辺りも、学ばないといけないのかも知れなかった。
ふと、凄い音がする。
何かを叩き潰したような音だった。
お姉ちゃんがわたしを庇う。レヴィさんも、既に剣に手を掛けていた。
此方に逃げてくるのは。
熊だ。
ウサギや鹿なんかとは比較にならない体格。
前にグリフォンの死体を見たけれど。
あれほどではないにしても、それに近いほどのサイズだ。
それが、まっすぐに此方に突貫してくる。
お姉ちゃんが矢を番え、わたしがフラムを取り出すが。
熊はわたし達を襲おうとしているのでは無く。
あからさまに逃げてきていた。
そして、熊に向けて。
投擲された斧が、情け容赦なく、尻から背中に掛けて突き刺さった。
あれ。
あの斧、何処かで見たような。
ともあれ、それで竿立ちになる熊が、絶叫する。
そして、跳躍してきた誰かが。
拳を振るって、熊の頭をかち割った。
潰れた頭が胴体に半分めり込みながら。
熊が断末魔さえ上げられず、そのまま前に倒れる。
地響きが凄まじい。
平然と片手で熊の死骸から斧を引っこ抜いたその人は。
やはり、前に見た。
谷で作業をしているとき、すれ違った商人の護衛だ。
「ふー、しとめたしとめた。 貴方たち、無駄撃ちしなかった?」
「はい、大丈夫です」
ぺこりと頭を下げる。
相手はお姉ちゃんより少し年上に見える。おかっぱに髪を切っていて、戦士らしく軽装の鎧を着ていた。
それより何より、目立つのは、体のあっちこっちがものすごくばいんばいんである。何を食べたらこんなになるんだろうと思ってしまう。
しかしながら、それよりもまず豪快すぎて。
色気以前に、強さとか、豪快さとかを感じてしまう。
おっきな斧を平然と振り回している所からも。
とんでもない実力者である事は間違いない。
「私はドロッセル=ワイスベルク。 傭兵もしているけれど、本業は劇作家でね。 人形劇専門の」
「劇作家!?」
びっくりである。
そういう仕事があるとは聞いている。
大きな街でしかやっていけないそうだけれど。
多分、本人としては劇作家が本業のつもりなのだろうが。
見た感じ、傭兵をして生計を立てているのだろう。
わたしは名乗って、頭を下げると。
知っていると言われた。
「聞いているよ。 忘れているかもしれないけれど、護衛ですれ違ったから」
「あ、覚えてます。 凄い斧持ってるなあって」
「斧で覚えられたかー」
けらけらと笑うドロッセルさん。
そして、側に用意していたらしい木を組み始める。
意図は悟ったので、私も手伝う。
ただ、熊を吊るのは流石に厳しいようで、ドロッセルさんは、地面で熊を捌き始めた。血などは首を斬って流しながら受け取り。後は体をパーツごとに切り離して、吊るし始める。
更に毛皮を剥いで。
内臓も取り出し。
手際よく燻製にしていった。
こういう作業は覚えなければならない。
わたしも無言で手伝う。
お姉ちゃんとレヴィさんも、同じようにした。
ドロッセルさんは、笑顔で有難うと言う。
豪快さが目立つ人だけれど。
気配りもきちんとできるようだ。
「一人で旅をしているんですか?」
「この間の商人の護衛は終わったからね。 あの商人は西にいく予定だけれど、私は北を経由して、最終的にライゼンベルグに行く予定だったから」
「え?」
「何かおかしな事言った?」
頷く。
だって、こちらは。
メッヘンから見て南だ。
真逆である。
それを告げると、ドロッセルさんは頭を抱える。
「あー、またか。 出たときは北だった筈なのになあ」
喋りながらも、肉を燻製にしていくドロッセルさん。
そして、失敗失敗と笑いながら。
なんで熊を燻製にしているのかを話してくれた。
何でもこの近くの街。森の中にある街では無く、そうではない近場の街を脅かしていた熊で。
通りがかったドロッセルさんが、退治を頼まれたのだという。
巣穴を見つけた時には。
人が土まんじゅうにされ掛けていた。
幸い人はまだ生きていたので、熊を叩きのめした後救出。
手負いの、しかも人間を襲った経験を持つ熊を逃がすわけにはいかない。
だから徹底的に追撃し。
森に逃げ込もうとしていたところで捕捉。
半殺しにし。
逃げ出したところにとどめを刺した、という話らしい。
「幸い一人も死者は出なかったけれど、公認錬金術師がいない街だからね。 猛獣でも立派な脅威になるんだよ」
「そう……なんですね」
「そうさ。 山師みたいな野良の錬金術師に頼って金をむしられたり、比較的良心的とはいえそれでも高いアルファ商会の商品で何とか自衛している、っていう街は多いんだよ」
「……」
メッヘンは。
あれでもマシだった、と言う事だ。
色々思うところがある。
エルトナもそうなのだろう。
少なくとも、エルトナは猛獣に常に脅かされている訳では無かった。
だが、ドラゴンや邪神が出たら。
それに、メッヘンを襲ったような自然災害に見舞われたら。
ひとたまりもなかっただろう。
熊の頭だけはそのまま残しているドロッセルさんは。
そのほかは適当に燻製だけ回収すると。
後はあげると、わたしに笑顔で押しつけた。
「えっ、でもこの毛皮、かなりの値段になるんじゃ……」
「たかが熊一匹に随分手間取ったし、この辺は仕方が無いよ。 それよりも、フィリスちゃん。 街での活躍については聞いたけれど、その様子だとお金もまだあんまりないんでしょ? それ、少しでもお金の足しにして。 私は傭兵続けてて、お金には困ってないからね」
そういって、立ち上がると。熊の首を鷲づかみにしたまま、戦いの痕跡を辿っていくドロッセルさん。
ほどなく、その姿は見えなくなった。
呆れた顔でお姉ちゃんが言う。
「自分でも依頼を受けた街に戻る自信は無いのね」
「ああ、それで……」
「空間把握能力の欠如という奴だな」
「な、なんですかそれ」
方向音痴のことだと、お姉ちゃんが教えてくれる。
そうか、そんな難しい言い回しをするのか。
それにしても、森に入ると比較的猛獣は大人しくなるという話だが。
逆に言うと、人間でも森を傷つける事は大罪だ。
一旦アトリエを展開し、貰った熊のお肉や骨、内臓や毛皮を回収しながら。手をかざして森の方を見る。
あんな熊がたくさんいたら手に負えない。
正直、震えが来た。
あの熊。
もしも戦いになっていたら、勝てていたのだろうか。
つい最近まで、メッヘンの戦士達と一緒に行動していたから、感覚が麻痺していた。
今後も、傭兵を雇ったりするにしても、せいぜい十人くらいまでしか雇うことは出来ないだろう。
お金の問題もあるし、食事やら何やらが大変だからだ。
それにお姉ちゃんだっていい顔をしないはずだし。
何よりも、それだけの人数と上手くやっていく自信がわたしにはあまりない。
アトリエを畳んでしまうと。
夜になる前に、森の様子を確認する。
ちょっとばかり、急がないといけないかも知れない。
あんなのがもし出たら。
森の中で、逃げ惑わなければならないかも知れないからだ。
ぞっとしない話である。
歩きながら、レヴィさんが話してくれる。
熊は基本的に非常に獰猛で。
ネームドになる事も多いそうである。
見た目と裏腹に頭も悪くはなく。
執拗に獲物を狙う習性があるため。
もしも人間の味を知った場合は。
真っ先に、如何なる手段を用いても仕留めないといけないのだとか。
小さな村で、戦闘力が低い人間しかいない場合。
襲われると、全滅する可能性まであるという。
勿論ネームドなどに比べると、危険性は雲泥なのだが。
その性質から、非常に危険な猛獣の一種に数えられるのだとか。
ただし、その一方で、草食獣の数を保つための、バランサーとしても存在しているために。
まず人間に近づかせないようにする事が大事なのだとか。
お姉ちゃんは何も言わず、周囲を警戒している。
森は思ったよりも遠く。
更に、整備されている川を左手に見ながら歩いていると、実は今までとは比較にならないほど街道がしっかり整備されていて。
きちんと道が分かる事も、実感できる。
人間の領域と、そうで無い場所。
それをコントロールしているのがよく分かった。
「そろそろ黙ってくれるかしら?」
「ああ、そうだな。 此処より先は静寂の領域だ」
「ええと、ハンドサインは前と同じで?」
「変える必要はないわ。 別に匪賊と交戦しているわけでもないもの」
頷く。
前に洞窟に入ったときと同じだ。
身を低くして、できる限り音を立てずに行く。
木も、森に入ったときはまだ背が低かったが。
どんどん高くなっていく。
そればかりか、木は苔むしていて。
何というか、地面にも活力が感じられた。
エルトナ周辺の、乾ききった土とは根本的に違う。
大きな百足が前を横切っていったので、小さく悲鳴を上げかけたが。さっとお姉ちゃんがわたしの口を塞いだ。
足の震えが止まらない。
何あれ。
百足の存在は知っていたが。
あんなに大きくなるなんて、信じられない。
見ると、倒木がある。
倒木はコケですっかり覆われていて。
完全に虫たちの楽園になっているようだった。
日が差し込んでいるが。
倒木の周囲には、にょきにょきと若木が生えている。
そういえば、本で読んだ。
植物のご飯は、お日様の光だと。
土からの栄養も大事だけれど。
森では、お日様の光を得るために、植物たちが競争しているのだろう。
見ると、ばりばり音を立てて、ウサギの下半身らしいのを、何かが食べていた。見ると、さっきのよりも更に大きな百足だ。
凄い食事音。
それに、ウサギだって、エルトナの近くで見かけたのよりも一回り大きい。
あんなのを食べるなんて。
恐ろしい百足もいるんだなあと、戦慄してしまう。
百足のすぐ側を。
ヤギらしい動物が、群れで横切っていく。
メエメエと鳴いているが。
角が凄く鋭くて。
百足も少しだけ顔を上げたが、すぐに食事に戻った。
山羊たちはとても逞しくて。
わたしより遙かに大きく。
あの百足も、もし襲おうとしたところで、瞬く間に踏みにじられてしまいそうだった。勿論山羊たちはわたし達にも気付いているが、相手にもせず通り過ぎていく。
怖い。
森の中は。
こんななのか。
猛獣は比較的大人しいと聞いてはいたけれど。
それでも、喰う喰われるの関係は存在しているし。
何よりも動物がいずれも逞しくて。
戦って勝てるかというと、不安しか無い。
さっきの熊も。
此処では好き勝手なんて出来ないのではあるまいか。
お姉ちゃんが手を横に。
止まれの合図だ。
レヴィさんが腰を低くして、剣に手を掛ける。わたしは少し下がって、やっと気付いた。
すごく大きな蛇だ。
わたしなんて、それこそ一口でぺろりだろう。
がたがた震えるわたしの前で。
蛇はしばらく舌をちょろちょろ動かしていたが。
興味なさげに、巨体を引きずって進んでいった。
やがて蛇が消える。
腰が抜けそうだった。
人間の何倍の大きさだろう。
この森の奥には、ディオンさん曰く、ドナという街があるらしいのだけれど。その街の人は、常にあんなのを相手にしているのか。
ふと、不意に開けた場所に出る。
妙な臭いがしているが。どうやら、周囲の獣は露骨に避けている様子だ。
たき火の跡もあり。
立て看板もあった。
看板にはこう書かれていた。
休憩所、と。
今は人もいないが。
確かに雨を凌ぐための屋根と。
ある程度の人数が野営できるだけの広さがある。
この煙、或いは。
獣を避けるため、なのかも知れない。
上空をアードラが旋回しているけれど。
此方に対しては、興味を示している様子も無い。
或いは、上から此方が見えない仕組みになっているのだろうか。
「此処で一旦休憩しましょう」
「うん……」
お姉ちゃんに言われて、どっと疲れが出た。
アトリエを展開して。
ベッドに転がり込む。
そのまま、しばらくぼんやりする。
熊。
百足。
蛇。
どれもこれも、夢に見そうな怖さだった。というよりも、今でも震えが来てしまう。
しばらく休んでいると。
お姉ちゃんが、食事を作ってくれた。
いつの間にか摘んでいたのか。
野草もかなり入っている、結構豪華な料理だ。
お野菜は苦手だけれど。
食べないと力は出ない。
それに食べやすくは工夫してくれているので、それは我慢しなければならなかった。
最近はお姉ちゃんとレヴィさんが交代でお料理をしてくれる。
わたしは、錬金術に専念しろと言われて。
お料理はしなくても良いと言うことだった。
つるはしを作った後は。
手の負担を減らすための手袋を試行錯誤しているのだけれど。
まだ上手くは行かない。
今、進捗八割という所で。
後一歩でできそうなのだけれど。
とにかく、食事の後、少し休む事にする。どの道ドナの街までまだ少し掛かるのだ。もう外は夜だし、夜の森を歩く勇気なんて、とても無かった。
だから、アトリエがノックされたときは。
跳び上がるほど驚いた。
見ると、あの熊を単独で倒したドロッセルさんである。
そして外は、雨が降っていた。
「ど、どうしたんですか?」
「いやー、あの後街に戻って、今度こそ北に行こうとしたら、また森に入っちゃってね」
「は、はあ」
「筋金入りだな。 さながら迷いの妖精に愛されていると見える」
自慢げにレヴィさんが言って。
お姉ちゃんがしらけた目で見ると、何故か自慢げに胸を張った。
ドロッセルさんに泊めて欲しいと言われたので、快く引き受ける。熊の大部分を貰ったのだし、今更どうこういうつもりはない。
わたしは手袋を四苦八苦しながら調整。
手袋そのものを作るのは、お姉ちゃんにかなり手伝って貰って。
錬金術による、常時魔術展開効果に注力する。
ディオンさんに貰ったレシピを参考にして。
幾つかヒントを閃いて。
そしてようやく出来た。
指先が出る手袋で。
身につけると体が温かくなる。
つまりそれくらい常時回復が掛かっていると言う事で。
試しにつるはしを握ってみると、露骨に軽い。
外で少し素振りしてみたが。
非常に軽くて、今までとは別物のようだった。
手袋を外して検証。
一気につるはしが重くなる。
コレは嬉しい。
ただ力があまりに一気に上がるので、爆弾などを投げる際には、コントロールが狂わないように気を付ける必要があるだろう。
お姉ちゃんとレヴィさんの分も作ってあるので、渡す。
お姉ちゃんも、弓を引いてみて、満足そうに頷く。
レヴィさんは、黒が良いと言い出したので。
さっそく、黒く塗る方法を真面目に考え出したのだが。
お姉ちゃんがそんな事はどうでも良いとレヴィさんに釘を刺して。
レヴィさんは残念そうに、とても悲しそうにした。
「黒が良いのに……」
「あ、あの。 次は黒いのにします」
「そうしてくれ」
本当に悲しそうだったので、フォローを入れる。
何だか楽しそうだとドロッセルさんは笑うと。
ドナの街まで、一緒に行って良いかと言う。
どうせライゼンベルグに行くのに、このままだと迷子になる可能性が高いという。それならいっそのこと、方角を読める人と一緒に行きたいと言うのだ。
此方としてもそれは有り難い。
あの大きな熊を単独で仕留める人が一緒にいてくれたら。
とても心強いからである。
手袋の後は。
今まで作れなかったお薬を作る。
山師の薬などの、基本的なお薬も。
メッヘンの修羅場で鍛えられたからか。
以前より明らかに作る手際があがり。
それに、速度も上がっていた。
少しずつ、わたしは。
成長できている。
それを噛みしめると。
わたしは、レシピで再現出来そうなものを全て再現するべく、周囲に素材がいくらでもあるこの場所に。
少し滞在することを決めた。
現在本作は一章分の内容を二日に分けて投稿しています。このペースについて意見をお聞かせください。
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このままでいい
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一日で一章がいい
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更に分割して欲しい