暗黒錬金術師伝説7 暗黒!フィリスのアトリエ 作:dwwyakata@2024
実戦検定は、かなりの点数配分が為されること。
更には、実戦を想定した戦いが行われる他、戦闘の勝ち負けだけでは無く内容を評価すること。
それらが告げられると。
明らかにわたしとイルメリアちゃんとパイモンさん以外の五人は逃げ腰になった。
この人達は。
外で獣と戦ってこなかったのだろうか。
「ただし、錬金術師は単独で必ずしも戦闘力を発揮できるとは限りません。 更に、試験で貴重な人材を損耗するわけにもいきません」
薄笑いを浮かべている試験官の錬金術師。
神経質そうと言うよりも。
何だか何もかもにも厳しい印象を受ける。
「一人ずつ、これから幻影と戦って貰いますが、それはあくまで作り出した幻影の世界で、です。 実際に命を落とすことはありませんので、ご心配なく」
「……」
青ざめている五人の錬金術師達。
あの人達も推薦状を貰ってきただろうに。戦略事業の中には、当然実戦もあっただろうに。
今更何を尻込みしているのか。
順番に呼ばれる。
あまり試験での現状の成績は関係無いようだった。
最初に呼ばれたのは、五人の中の一人。
魔法陣が床に描かれ。
その中に進むと姿が消える。
しばしして。
戻ってきたその人は、真っ青になっていた。
錬金術師が採点している。
あまり良い点数が出たとは思えない。
次に、イルメリアちゃんが呼ばれる。
頷くと、彼女は魔法陣に。
戻ってくるまで、時間はそれほど掛からなかった。だが、かなり疲れているようだった。
「互いに会話は禁止です。 試験の内容を話されては困りますので」
声を掛けようとしたわたしの機先を制するように、試験官が言う。
誰にでも厳しいという雰囲気を纏っているこの人は。
どうやら相当な歴戦の錬金術師らしい。
でも妙だ。
何というか、この人は、どうもこの場に馴染んでいないように思える。
というよりも、そもそも試験を何回か受けている可能性がありそうな五人の錬金術師達が、こんな話は聞いていないという顔をしている様子からして。
今年から、試験は大幅に変わった可能性が高そうだ。
続けて、二人連続で、五人組の錬金術師が呼ばれ。
それほど長い時間を掛けずに戻ってくる。
次はわたしだ。
頷くと、魔法陣に進む。
わたし自身はそれほど強くないけれど。
戦闘そのものにはある程度慣れた。
最初は兎にさえ腰が引けたけれど。
この間はドラゴンを倒した。
とどめの一撃はわたしが叩き込んだ。
今更、こんな命を奪われる事も無い程度の試験で、何か困る事などあるだろうか。怖れる事などあるだろうか。
魔法陣に踏み込むと。
いきなり周囲の景色が代わる。
異常な音が響いていて、それが嫌でも頭をきりきりと締め付けてくる。
空気も薄い。
フロッケ村に出向いたときよりも、ずっと薄いと感じた。
更に言えば寒い。
なるほど、最悪の環境での戦闘か。
杖を握り直す。
杖での打撃でも、人間の頭くらいなら、軽く叩きつぶせる自信はある。
つるはしを持ってきていないから、岩を砕くのは一手間いるが。
それでもどうにかするしかない。
足下がはっきりしてきた。
泥沼だ。
足場も悪い、というわけだ。
そして、奥から歩いて来たのは。
鎧を着た人影だった。
ハルバードを手にしている。ただ背そのものは小柄で、どうもわたしと同年代の女の子のようだった。
しかし、わかる。
普通の獣より多分強い。
幻影だというから、遠慮はいらないが。
道具も何も持ち込めていないこの状況。
戦う方法は限られている。
不意に声が響いた。
「相手は幻影です。 何をしてもかまいません」
「わかりました」
すっと、杖の先を降ろす。
同時に、顔も兜で隠していて分からない、フルプレートの鎧を着込んだ人影が。足下が泥沼にもかかわらず、残像を作って動く。
鉱物の声は聞こえているから、どこから来るか分かる。
降り下ろされるハルバードを、振り返り、跳ね上げるようにして杖で弾く。
思ったほどパワーはない。
錬金術の装備で強化しているとは言え、わたしも獣とそのままやり合う自信は無い。本当に強い戦士なら、ただの鎧とハルバードで武装しているだけでも、充分にわたしなんかより強いだろう。だが、この戦士は見かけと裏腹に速いだけ。パワーも獣ほどではない。
この幻影は、或いは。
弾きあったあと、再び幻影が仕掛けてくる。
下段からハルバードを振るい。
泥を蹴散らしながら、抉りあげてきた。
わたしは態勢を低くしてその一撃をかわすと、腹を抉るように横殴りの一撃を叩き込むが、それをハルバードで止められる。
だが、相手がよろめく。
更に追撃。
詠唱していた魔術をぶっ放す。
相手の足下が、派手に噴き上がり。鎧姿の戦士が蹈鞴を踏んで下がる。
踏み込みながら、わたしは杖を突き出し、腹を突く。
完全に転んだ相手に、そのまま躍りかかり、杖を降り下ろすが。ハルバードで受けられる。だが、相手の鎧を踏みつけながら、更に何度も杖を降り下ろす内に、抵抗が少しずつ弱まっていく。
杖を振るいながら詠唱を続行。
そして、詠唱完了と同時に、跳び離れた。
相手も残像を作って離れる。
だけれど、分かっている。
居場所は、鉱物が教えてくれる。
思うにこの空間、幻影なのはあの相手だけで。
それ以外は、外と同じルールで動いていると見て良い。
だから、躊躇無くやる。
真後ろ。
頭をかち割りに来る相手を。
左右から飛び出した土砂が、押し潰していた。
泥と言っても相当に重い。
強烈な質量が掛かった結果、相手は身動きできなくなる。わたしは振り返り様に、兜に杖をフルスイングで叩き込んでいた。
首が折れる手応えがあり。
そして幻影は消えた。
「一次試験終了。 続いて第二次試験に入ります」
「休憩は……」
「開始です」
有無を言わさず、いきなり周囲が切り替わる。
今度は草原だ。
美しい花々が咲き誇る、こんな所があったらいいなあと思わされる場所。幻影といえど、此処では今と同じ戦術は使えない。荒野が基本のこの世界。こんな貴重な場所を傷つけるわけにはいかないのだ。
更に言えば、魔力も残りが少し心許ない。
今みたいな大技をぶち込むのは難しいだろう。
気付くと。
のしのしと、歩み寄ってくる影。
獣だ。
かなり大きい。
四つ足のそれは、多分牛の一種だろう。来る途中で見た家畜の牛や、野生の牛とも違う品種のようだが。
わたしを見ると、態勢を低くして、唸り始める。
何だかちぐはぐだ。
もしも普通の牛だったら、角を振るい上げて威嚇し。
それでも去らないようなら突進してくる。
わたしは、ゆっくりと下がる。
周囲を見回すが、一面の草原だ。
此処での戦闘は避けて、戦闘できる場所を探すべきだろう。
そう判断した。
何より、あれとまともにやり合って、勝てる気がしない。
やりあってみないと分からないが、パワー勝負をあれとするのは愚の骨頂だ。さっきの重武装なのに速い一方パワーはどうという事も無い、などというちぐはぐな相手とは、違う。
幻影、ではあるのだろうが。
いずれにしても、距離を取って様子を見るべきと、わたしは判断。
ゆっくり、ゆっくり相手の目を見ながら下がる。
話しかけたりするのも効果的だが。
今は相手が、距離が近いことで興奮している。
下がることで、敵意を見せず。
更に背中を見せないことで、隙も見せない。
かなり距離を取ることが出来たが、相手はまだ此方をじっと見ている。どうやら、相手もこの世界の理は理解しているらしい。
草食獣でさえ、必要最小限の植物しか食まない世界なのだ。
こんな貴重な草原を踏み荒らすなど、論外である。
あの凶悪なドラゴンでさえ、森は焼かないのである。
呼吸を整えながら、相手の射程圏内から逃れたことを確認。
同時に、相手も視線をそらし。
草を食べ始めた。
「其処まで。 二次試験は終了です」
「……」
「続けて第三次試験に入ります」
また、いきなり景色が切り替わる。
荒野。
側に倒れている人。
同時に、もう少しで倒せそうな猛獣。恐らくは、熊の一種だろうが、体がちょっと細長い。見かけが似ているだけで、違う生物かも知れない。
猛獣の側には食い荒らされた死骸。
なるほど、試験の意図が少しずつ読めてきた。
わたしは躊躇無く地面に手を突くと。
残りの魔力をフルに使って、猛獣を鉱物で押し潰し、有無を言わさず抹殺した。
大量の鮮血を吐き出しながら動かなくなる猛獣は良い。
倒れている人を確認。
脈を測り。
呼吸をしているかを確認する。
かなり呼吸は弱くなっている。
側にある荷車から、幾つかの薬を取り出す。
どれが何の薬か、書いてある。見た感じ、薬の種類についても、嘘は書いていない様子だ。
順番に処方していく。
嫌と言うほど、これまでの旅路で手当はして来た。
どういう薬を、どういうときに、どういう風に使うか。
それは体に叩き込んでいる。
しばしして、倒れていた人が目を覚ます。そういえば、特徴が全く無い戦士で。性別もよく分からない。
恐らく、試験の性質上。
どうでもいいから、なのだろう。
「う……あ……」
「そのまま横になっていてください。 応急手当はしました」
鉱物が警告してくれる。
敵意有りと。
立ち上がり、見る。
向こうから、数体の獣が迫ってきている。
いずれもが、敵意を剥き出しにしていた。
動きは速くないが、この人を担いだまま逃げても、確実に追いつかれる。ましてや側に既に食い荒らされた死体がある。
人間の味を覚えさせるわけにはいかない。
魔力はすっからかんだが。
やるしかないだろう。
薬は、どれも医薬品ばかりだった。
戦闘に使えそうなものはない。
ならば。
呼吸を整えると、叫びながら突貫。獣はどれもそれほど大きくない。試験の仕組みが分かった以上、一切合切遠慮する必要もない。
いきなり突撃してきたわたしに対して、獣共が驚いて、一瞬止まった瞬間。
一匹の頭に、杖を降り下ろす。
降り下ろした杖は、頭を砕くまではいかなくても、獣を驚かせ、悲鳴を上げさせるには充分だった。
他の獣は飛び退き、威嚇の声を上げるが。
わたしは叫ぶ。
「さっさと去りなさい!」
更に、杖を振るって、近づこうとする一匹の鼻先を抉る。
ギャンと情けない声を上げた獣が、飛び下がる。
顔面をまともに殴られるよりも、こうやって一部を抉られる方が痛かったりするのである。
相手がわたしを囲もうとするのを、鉱物の声を聞きながら、丁寧に回避しつつ下がる。
背中を見せれば飛びかかってくるだろう。
そうはさせるか。
一匹が、気を引くためか、前に出てくる。
だがフェイントが見え見えだ。
足下の石を蹴りつける。
鉱物が教えてくれたとおり蹴ったから、強烈に相手の目に直撃。
そしてそのままの勢いで踏み込み、左から飛びついてきた一匹に、杖でフルスイングの一撃を叩き込む。
首が折れる手応えがあった。
更に、今の瞬間に背中に回ったもう一匹が飛びついてくるが。
横っ飛びに逃れて、跳ね起きる。
一匹を失った事で、獣たちは手強いと判断したのだろう。
負傷している個体も出ている。
やがて、獣たちは唸りながら下がりはじめ。
そして逃げていった。
呼吸を整える。
負傷者の所に戻った後。状態を確認。
まだ意識は戻っていない。
しばらくは、此処で魔力の回復を待った方が良いだろう。
刃物があったのなら、今倒した獣を捌いて、焼いて食べる所だったのだが。残念ながら今回は試験と言う事で持ち込んでいない。
そもそも、火を熾す手段が無い。
枯れ木の類も無いし。
火種もないからだ。
ほどなく、戦士が目を覚ます。
声を掛けると、状況は理解しているようで、無言で頷いた。
後は、既に亡くなっている遺体を荷車に乗せると、その場を離れる。獣に荒らされると人間の味を覚えさせてしまう可能性があるからだ。
それはいけない。
ただでさえ人間に対して攻撃的な獣に、人間の味を覚えさせるのがどういうことなのか。
それはわたしも、散々思い知らされている。
ほどなく。
幻影は全て消えた。
「試験終了です。 お疲れ様でした」
さっきの部屋に、いつの間にかいた。
続けてパイモンさんが呼ばれて、魔法陣に消える。
採点している試験官は仏頂面で。
最後の一人が終わるまで、表情一つ動かさなかった。
試験結果については、明日受付で発表すると、最後の人が終わった後、通達される。
ため息をついた後、庁舎を出た。
外は夜中だった。
夜食は流石に出ない。
というわけで、イルメリアちゃんとパイモンさんと一緒に、食堂に出向く。試験結果は明日だと言う事だし、どうせ今すぐ帰っても仕方が無い。イルメリアちゃんが教えてくれたお店はちょっとお高かったけれど、これだけの試験の後だ。ちょっとくらいの贅沢はかまわないだろう。かなり頭を使ったし、夜食はとっておきたい。
それに戦略資金には手をつけていない。
お高いとはいえ、それはあくまで生活費での話であって。
今わたしがエルトナ発展のための資金として考えているお金は、手つかずなのだ。
「最後の試験、どうでした」
「最初は鎧姿の相手だった。 次は花畑での戦闘回避。 最後は負傷者を守りながらの持久戦、だったな」
「……」
「どうしたの、イルメリアちゃん」
今までの試験と、聞いている内容が違いすぎる。
そうぼやくイルメリアちゃんに、やはりと返した。
あの五人の錬金術師、どう考えても試験傾向を知っていたはずだ。だからこそに、毎度試験ごとに青ざめていた。
つまるところ、今回から試験の内容がまったくという程違うものになったのだ。
「わたしの試験と同じですね。 パイモンさんは雷撃で突破したんですか?」
「うむ。 だが、かなり雷撃を当てづらくて困った」
「私も堅くて困ったわ」
あれ。
ひょっとして、わたしの身体能力、思ったより上がっている。
わたしの時はそれほど堅くなかったことを告げると、二人は考え込む。わたしが贔屓されていると言う事は無さそうだし、どうしてなのか、というのだろう。
「試験の内容的に、緒戦は相手の見かけによらない戦闘力の見極めと対応、次は戦闘を行うべきかどうかの判断、最後は状況に応じたとっさの対応を求められているものだと思うが……いずれにしても、豊富に実戦を積んだ相手を想定した試験であったな」
「今後、公認錬金術師試験が全てこうなるとしたら、かなり厳しくなるでしょうね。 今まで研究専門を自称する公認錬金術師もかなりいて、ライゼンベルグには特に多かったらしいのだけれど」
「そういえば、そういう人ばかりになって、ドラゴンに対して弱腰になった、って話だったね」
「もう一つ弊害もある」
パイモンさんが、仔牛のローストをつまみながら言う。
年老いた錬金術師であるパイモンさんだ。
わたしとイルメリアちゃんよりも、色々な闇を見てきているのだろう。
「何人か見たが、戦闘を前提とした錬金術を、野蛮と言って毛嫌いする錬金術師も実在している。 中には薬さえ作りたがらない者までいる」
「えっ……」
「事実よ」
イルメリアちゃんが言うには、両親の内母親がそうらしい。
そして、更に付け加えるパイモンさん。
「そういった者達は、独自の派閥を造り、特定分野での利権を独占しているとも聞いている。 恐らくは、ドラゴン狩りに反対し、被害を大きくしたのはそやつらだろう」
「そんなの……その人達以外の、多くの人には何の利も無いじゃないですか!」
「フィリス、声が大きいわ」
「だって、イルメリアちゃん、あの村を見たでしょ! そんな利権のために、あの村にいた人達は……!」
パイモンさんも、落ち着けと静かに言う。
わたしは、久々に瞬間沸騰したことに気付いて。そして、席に着き直した。
「そもそも私の父は、その派閥の利権が欲しくて母と結婚したのよ。 ライゼンベルグでのコネも目当てでね」
「……!」
「結果、うちの家族は全員が公認錬金術師。 兄たちに至っては、両親から推薦状を貰って試験を受けた程よ」
イルメリアちゃんは口惜しそうに言う。
イルメリアちゃんがそんな事をしていないのは分かる。
そして、家族を恥と思っている事も。
スープが出てきたので、啜る。
ちょっと味付けが薄すぎる。
多分上品な味付け、と言う奴なのだろうが。
わたしには、あまり好みじゃ無かった。多分子供舌なのだろう。でも、別にそれでかまわない。
いずれにしても、明日でこの三人は一旦解散だ。
気があうチームだし、今後も仕事で連携したいとは思うけれど。
それはそれである。
互いにどうするつもりなのかは分かっているし。
連絡方法も確保している。
イルメリアちゃんはライゼンベルグ西の村の復興。
パイモンさんは故郷に戻るが、エルトナとは方向がかなり違う。
いずれ会いに行くとしても。
しばらく先だ。途中までは旅をするが、利害は既に離れたのである。
一応、聞いておく。
「パイモンさん、アンチエイジングは何とかできそうですか?」
「うむ、わしはな……」
「老馬は、無理そうということですか」
「残念ながらな。 だが、良い馬医者を見つけた。 多分、村に戻るくらいまではもつだろう」
そうか。
それならば、良かった。
あの馬は、パイモンさんを良く信頼しているのが分かったし。きっと故郷で死にたいことだろう。
そのまま、流れで解散となる。
アンチエイジング、か。
わたしはまだそんな事、考える必要もない。
だけれども、もしもこの世界を変えるのなら。何十年も掛けてやっていかなければならないだろう。
その時には、アンチエイジングをしっかりしなければ。
いずれ頭も鈍る。
腕だって。
鉱物の声も聞こえなくなっていくかも知れない。
どんな才能だって、死ぬまで残り続ける何てことは無いのだから。
アトリエに戻る。
既に夜遅いこともあって、ツヴァイちゃんは寝かされていたけれど。
夕食は食べて帰ると告げていたこともあって、冷めたご飯が待っているようなことはなかった。
お姉ちゃんはどうだった、と聞いて来たので。
明日分かる、とだけ答えた。
一晩、静かに過ごす。
焦燥感はない。
多分パイモンさんやイルメリアちゃんもその辺りは同じだろう。
やれることはやり尽くした。
試験で心残りがあったのなら、焦燥感で眠れなかったかも知れない。
だけれどわたしは。
イルメリアちゃんも。
パイモンさんも。
それはない。
見ていて、食事を一緒にして分かった。
みんなそれは理解している筈だ。だから、結果がどうであろうと悔いはない。
その日は夢も見なかった。
現在本作は一章分の内容を二日に分けて投稿しています。このペースについて意見をお聞かせください。
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このままでいい
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一日で一章がいい
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更に分割して欲しい