寄成ギョウに転生したから、キャラの良さガン無視して善人になるニョロ〜!   作:ライダー☆

11 / 91
第11話 ちょっと気ままにリラックスデュエマニョロ~。

「カレーパン20個くださいな。」

「はーい!」

 

 元気なバイトのお姉さんからカレーパン20個を受け取って、お金を払って店を出る。さぁて、これで勝太くんたちへのおみやげはオーケーニョロ。あとはカードショップ滝川に行くだけ……

 

「おや、君は……」

 

 後ろから声。……誰やっけこの声。聞いたことはあるんやけど……う〜ん、影が薄くて覚えとらん。メガネかけてるあの青髪、誰やったっけ…………いや、初対面だしいけるか?僕は顔も見とらんし、誰ですかって言っても違和感ないし……。

 

「ん……誰ニョロ?」

 

 だーれだっと。……ベンはんかぁ。隣には彼女さんもおる。何やっけ、レナさんやっけ。僕がベンはんの名前知っとっても、強いデュエリストやし名も知れ渡っとるはずやから、あんまり疑問に持たれへんやろ。

 

「あんさんは……勉達也くん、いや、ベンはん……!」

「やはり僕のことを知っていたか。ネバーエンディングパラサイト、京都代表、寄成ギョウ!」

 

 ……メガネクイッてしとる。で、なんでそんな重みのこもった声で言うたんや?あっ、まさかベンはん……僕のことを邪悪な人間と思ってらっしゃる?と思ったらそのとおりやった。デュエマでの邪悪行為についてかなり知っとるらしい。レナさんも僕見て怖がっとるわ……。

 

 しょうがないなぁ、僕が邪悪ではないっちゅうことを見せたるか。えっと、連絡用のアイコンは、これか。

 

「ん。これ。」

「ん?なんだいこれは?……過去の連絡……しかも勝太くんからの!これは一体……」

「もう、君が知ってるギョウはいないニョロ。僕は過去に起こしてきたことを猛反省して、もうやらないと誓ったニョロ。そして、激しくアツきデュエマをするため、素晴らしいデュエ魂を持つデュエリストになるために頑張っているんだニョロ!」

「し、しかし……!」

「本当ニョロよ。…………ベンはんは、今からどこに行こうとしているニョロか?」

「滝川るるさんから、連絡が来たんだ。[勝太くんとホカベンくんの優勝祝に、カードショップ滝川に来ませんか]って。」

「やっぱりそうやったか。それなら……ほい、僕にも来てるニョロ。」

 

 これで僕が極悪人ではないと信じられる要素が増えたはずや。……よし、ベンはんも勘違いやったって謝ってくれた。別に謝ってくれなくたって良かったんやけどな。

 ……おっと、彼女さんがちょっと話しづらそうやな。ベンはんに何かを言いたそうなんやけど、多分僕のせいで遠慮しとる。

 

「ほな、僕は先行っとるで。2人の時間食ってしもうたら迷惑やろ?じゃぁのー。」

 

 さぁて、小走りで2人から遠ざかって……これでオーケー。あの人たちは2人きりや。なぁに話しとるんやろな。影でこっそり聞いてみる?ぁいや、それは気持ち悪いからやめとくか。

 2人の時間を食ってしまったらなんて、人の気持ちを真っ先に考えてくれていた。……ギョウは本当にいい人になっているらしい。さっきまでシュンとしていたレナさんが、僕の隣ですっごい嬉しそうにくっついてきている。あぁ、ありがとうギョウ。僕の彼女のことを考えてくれて……君は本当に優しい人だ…………

 

「(ありがとう、ギョウ、いや、ギョウくん……この時間は大切にするよ!)」

【なんっとにくったらし……いやいや愛らしいことかぁ!ベンちゃんが彼女とくっついている間、ギョウは包帯を巧みに使い、カードショップ滝川にめっちゃ早く到着していた!】

 

 よぉし到着。店の扉の前に耳を当ててみると……楽しそうな話し声。じゃ、乱入するニョロ。

 

「邪魔するでぇー。」

「おっ、ギョーウ!」

「あっ、ギョウくん!久しぶりだべ!」

「久しぶりニョロー。」

「ギョウさん、こんにちはー!来てくれてありがとね!今お料理作ってるから、かっちゃんたちとデュエマしたりしながら待っててねー!」

「ん。了解ニョロ。」

 

 お店の中には、勝太くんとるるちゃん、そしてホカベンはんがおった。……すると店内ののれんを押して、ぶっちゃけくんも登場や。トイレにいたらしい。

 

「あ、ギョウ。久しぶりなんだなぁ。」

「久しぶりニョロ。あ、勝太くん。カレーパンいっぱい買ってきたでぇ。」

「うおぉー!ありがとギョウー!まぁここ座れよ!俺の隣空いてるからよー!」

「ちゃうちゃちゃーう!」

「じゃ、お言葉に甘えて……ぁどっこいしょ。」

 

 座布団に腰をおろして、みんなで楽しいお話会の始まりや。デュエマ甲子園エリア代表戦はどうだったか、激しくアツかりしデュエマはできたのかとか……まぁそんな感じのところを話したニョロ。

 

「はぁ……俺は決勝戦行けなかったんだなぁ……。」

「お前ハラグロXにのめり込み過ぎて、デュエマなんてぜんっぜんしてなかったもんなぁー。」

「ドンマイだべ。次頑張ればいいべ。」

「そ、そうなんだなぁ……。」

 

 ちょっと間があって、ホカベンはんが僕の方を向いた。

 

「…………ギョウくん。」

「ん?なんやホカベンはん。……そういえば、るるちゃんが連絡で「ホカベンくんが君に言いたいことがある」的なこと言っとったけど、なんや?」

「前にオラにくれたデッキのことだべ。あれを少し改造したら、決勝戦まで行くことができたんだべ!本当にありがとうだべ!」

 

 ありがとうなんて……確かにデッキはあげたで。けど、そのデッキを改造してデュエマをしたのは誰でもない、ホカベンはん自身やないか。すごいのは君なんやで。

 

「なに言っとるんや。君がすごいんやで。僕はただ、デッキをあげただけや。激しくアツきデュエ魂を持って、真剣にデュエマに向き合ったのは君ニョロ。」

「けど、それでもオラはギョウくんにお礼が言いたかったんだべ!僕のお願いをスッと聞き入れて、デュエマをしてくれて……オラに最高のデュエ魂を持たせてくれたのは、勝太くんと君なんだべ!本当にありがとうだべ!」

 

 ……胸の奥がじんとした。

 

「……そうか。……どういたしまして、ニョロ。」

「ヘヘッ、決勝進出おめでとうな、ホカベン。」

「ありがとうだべ、勝太くん!」

「んでさぁ…………ギョウはデッキをホカベンにあげたのかぁ……羨ましい、羨ましいなぁ……あーあ羨ましい!」

 

 それを聞いた勝太くん。まさかの、俺にもデッキをくれって要求してきたニョロ。勝太くんらしぃなぁ。じゃ、僕にデュエマで勝ったら、あげることにしよかな。

 

「はぁ……勝太くんらしいなぁ。けど、いいニョロ。僕に勝ったら……デッキちゃうけど……火と自然のレインボーカードを好きなように5枚選ばせて、君にあげるニョロ。」

「ぃよぉし!だったらこの俺とデュエルだ!」

「えぇで。じゃ、始めるニョロー。」

『デュエマ、スタート!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

切札勝太 キーカード:爆熱剣バトライ刃

寄成ギョウ キーカード:終末の時計ザ・クロック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【このお話で3回目の勝太とギョウのデュエマ。今回は勝太、カードがかかっているからか猛スピード!グレンモルトでバトライ刃を装備し、2D龍解への準備を着々と進める。一方ギョウ、5文明デッキを使用し、フェアリー・ミラクルでしっかりとマナ加速。いつもどおり展開の準備を進める!しかし勝太のターン、グレンモルトの攻撃が始まろうとしていたぁ!】

「ギョウくん、まだバトルゾーンにドラグハートも、ドラグナーも出ていないべ……!」

「まだ手元に来ていないのか、なんだなぁ。もし来たらど、どうやって動くのか、気になるんだなぁ……!」

 

 

勝太 6ターン目

 

「行くぜ!グレンモルトでシールドを攻撃!そのときに、山札の上から1枚目を……めくってぇっ!にひ、バザガジール・ドラゴンを召喚!そして、グレンモルトのブレイクを解決!」

「シールド・トリガー、デーモン・ハンド。バザガジール・ドラゴンを破壊ニョロ!」

「くっ、だが!龍解条件は成立だあ!行くぜぇ、俺のぉ……2D龍解ー!!ドラグハート・フォートレス、爆熱天守バトライ閣!これでターンエンドだ。」

 

 

ギョウ 6ターン目

 

「行くで、ドロー。」

 

 最初はこれ打って、マナ武装を達成させるニョロ。

 

「……まずは、コートニーを召喚!」

 

 からのぉ、オトマ=クットを召喚。マナ武装7でマナをアンタップして……アクア・スーパーエメラルを召喚。効果で手札を1枚シールドに変えて、1枚をシールドゾーンから手札へ。

 

「からの、エメラルーダを召喚して、さっき加えた1枚をシールドゾーンから手札に、1枚をシールドに。かぁらぁの、加えたシールドがトリガーやったら使えるニョロ。アクア・サーファーをバトルゾーンに出してぇ……グレンモルトを手札送りニョロー。」

「くそうっ!」

「ターンエンドやでぇ。」

「ギョウ、かなり動きが緩やかなんだなぁ……ちょっと不気味なんだなぁ。」

 

 ぶっちゃけくんがそう言うと、ホカベンはんがすぐに返した。

 

「いや、緩やかなのは、エメラルーダで盾を仕込んでいるからだべ。トリガーを引いて確実に勝太くんを止められる……その安心があるから、ゆったりとした行動が起こせるんだべ。それに、エメラルーダとアクア・スーパーエメラルはブロッカー。最低でも2回は攻撃を防げるべ。そもそも、勝太くんのバトルゾーンにはバトライ閣しかないから、次のターンにクリーチャーを召喚しても、トドメまではいけないはずだべ。」

「そ……そういうことなのか、なんだなぁ……ってかホカベン、お前すごい観察力じゃないか?」

「そうでもないべ。デュエマ甲子園エリア代表戦と店舗予選をくぐり抜けてきて、そういう力が身についたんだべ。」

 

 すごいなぁホカベンはんは。大当たりや。勝太くんのバトルゾーンにはクリーチャーはおらへん。あと2ターンは自分の好きなように展開ができるニョロ。シールドにはクロックを仕込んどるしな。

 

 

勝太 7ターン目

 

「行くぜぇ、ドロー!まずは、熱血龍グランドスラムを召喚!さらに!呪文、スクランブル・ブースター!グランドスラムをスピードアタッカーにして……そのままシールドをダブルブレイク!のときに、山札上1枚をめくり……いよし!爆鏡ヒビキをバトルゾーンに!」

「(クロックが割られるなぁ。それは止めなあかん。)アクア・スーパーエメラルでブロック。」

「ひひ……ブロックしたな?」

「ニョロ?」

 

 勝太くんの目がいたずらっぽく光った。

 

「グランドスラムの効果発動!こいつはバトルに勝ったとき、自分の手札を捨てて4枚ドローできる!」

「勝太の手札は1枚!つまり、純粋に手札が増える…ってわけなんだなぁ!?」

「そういうことだ。グレンモルトを捨てて、4ドロー!これで俺の手札は補充されたぜ。ターンエンドだ。」

 

 

ギョウ 7ターン目

 

「ギョッギョッギョッ……ブロックが裏目に出るとはなぁ。けど、ターンは稼げた。展開していくニョロよぉ……ドロー!」

 

 手札に来たのは……よし、これでいける。

 

「呪文、シナプス・キューブ!効果で山札上から4枚見て……」

 

 よぉし。これならどうやっても大量展開できるニョロ!

 

「それを好きな順序で戻す。1番下にあったやつを1番上に乗せて、残りは順序を変えずに、ほいっ。からの……」

「ちょーっとまったぁ!」

「ん?なんや?トイレニョロか?」

「ちっげぇよ!!行くぜ、ヒビキの能力発動だ!相手のターン中、相手が呪文を唱えたときに、マナゾーンからカードを1枚、墓地における!」

「な、なんやてぇ!?」

「1マナ払ったあとに9マナ残ってた……ドミティウスでバトルゾーンにクリーチャーを出しまくる作戦を考えてたんだろ?そんなの、お見通しだぜ!」

 

 ま、まずい……バレとったか。1枚墓地におかれて残りは8マナ、ドミティウスは召喚できへん……困ったぁ……。

 なぁんてな。ヒビキの能力は知っとる。それを踏まえたうえで、やったんやで。8マナ残っとるっちゅうことは、こいつをピッタリ出せるんや。

 

「じゃあ、その作戦には保険があったっちゅうことを、今から見せてやるニョロ。」

「保険……?」

「8マナタップ!竜星バルガライザーをバトルゾーンへ!」

「げっ!?そいつは……」

 

 驚いとる顔が面白いなぁ。

 

「さすがに驚いとるみたいやなぁ。こいつはもともと、奇襲用に出そうと思っとったニョロ。けどもうそんなのどうでもええ。展開していくためには背に腹は変えられないニョロ!バルガライザーはスピードアタッカーや、グランドスラムを攻撃からのぉ、山札の上1枚を見て、それがドラゴンなら出せる……さっきシナプス・キューブを打っとかなかったら、4枚目にあったこいつは出せへんかったニョロ。…………ドミティウスを、バトルゾーンへぇー!」

「ぬ、ぬぅぅあんだとぉーーー!?」

 

 グランドスラムが破壊されて、続けてドミティウスの効果が炸裂する。

 

「ドミティウスの効果により山札上から5枚を見て、文明の異なるコスト7以下のクリーチャーを一体ずつ出せる。ちなみに……山札上3枚は、ぜーんぶ出せるニョロ。」

「ま……まじ……?」

「デカルトQ、エメラルーダ、ガイムソウ、イメン=ブーゴをバトルゾーンへ。」

「一気にクリーチャーが4体も出てきたんだなぁ!?」

「しかも、マナ武装による展開もまだあるべ……!!」

 

 さぁ、こっからや。ネバーエンディングパラサイト、ひっさびさの開幕ニョロ!

 

「まずは、デカルトQの登場時効果で、手札とシールド1枚を入れ替える……からの、コートニーの効果でマナは全文明!マナ武装7発動により5ドローや!」

「くっ……一気に手札が増えやがった……!!」

 

 そこで止まる気はないでぇ。

 

「まだまだまだや!エメラルーダの効果で、さっき入れ替えたシールドを手札に加えて……これを手札からシールドに設置。からの、シールド・トリガー、ナチュラル・トラップ!ヒビキをマナゾーンに。」

「クリーチャーも0になっちまったぁ……!」

「からの、ガイムソウのマナ武装7によって、手札からマッカラン・ファインをバトルゾーンへ。からのぉお……マッカラン・ファインのマナ武装5、発動!自分のクリーチャーはすべてスピードアタッカーや。」

「って、てことは……まさか出てきたクリーチャー、全員来るってことかよぉ!?」

「そういうことやな勝太くん。さらにイメン=ブーゴにボアロアックスを装備!効果は……マナゾーンにいいクリーチャーがおらへんから使わへんまま、行くで。まずはドミティウスでトリプル・ブレイクや!」

「シールド・トリガー……こい……よし来た!シールド・トリガー、地獄スクラッパー!マッカラン・ファインを破壊!」

「これで一斉攻撃は、なくなったんだなぁ!」

「だけど、ギョウくんのバトルゾーンには、まだ攻撃できるクリーチャーがまだいるべ……!」

「オトマ=クットで、ダブルブレイクや。」

 

 これであと攻撃できるのは、アクア・サーファー、エメラルーダ、コートニーの3体。さぁて、止められるかなぁ……。

 

「シールド・トリガー…ぃよし!スーパー炎獄スクラッパー!効果でコートニーと、アクア・サーファーを破壊!そして、最後のシールドチェック……よっしゃー!これでエメラルーダを破壊できる!行くぜ、超爆デュエル・ファイアー!ブロッカーを持つクリーチャーをすべて破壊できる。これにより、お前のエメラルーダ2体を破壊だ!」

「ギョッ!?」

 

 ま……まさかこの状況を凌ぐとは……やっぱり勝太くんは強いニョロ。ブロッカーもいなくなってもうた。けど、2D龍解でボアロパゴスにはできた。さらにシールドには仕込んだトリガーがある。まだいける……!!

 

「ターンエンドニョロ。」

 

 

勝太 8ターン目

 

「行くぜぇ!おうらっ、ドロー!!!ようし!じゃ、お前とおんなじことを……してやるぜ!」

「どういうことニョロ?」

 

 勝太くんが不敵に笑った。

 

「こういうことだ!まずは、ガイムソウを召喚!かーらーの、マナ武装7発動で、手札から……二刀流覇グレンモルト「王」をバトルゾーンに!からのぉ!!グレンモルトの登場時効果とマナ武装7達成によって……無敵王剣ギガハートと、銀河大剣ガイハートをグレンモルト「王」に装備だぁ!」

「一気にドラグハートを2個装備したべ!」

「さらに、ドラゴンが2体以上でたから、3D龍解の条件も成立したんだなぁ!」

「さいっきょうのぉ……龍、解をぉ……見せてやるぁあああ!!3D、龍解!爆熱DXバトライ武神だぁぁ!」

「ついにお出ましニョロか。さぁて、どうなるかなぁ……。」

 バトライ武神の登場と同時に、場の空気が変わったのがわかった。

「カードはいただくぜギョウっ!バトライ武神でシールドを攻撃!その時、山札から3枚を表向きにして……ガイグレン、ドラゴ大王、鬼丸「覇」!3体全員バトルゾーンに!からのぉー!3体全員ドラゴンだから、スピードアタッカーを得ることができる!」

「ギョギョギョ……まずいニョロねぇ。」

 

 ブレイクの前に、ドラゴ大王のバトル効果によってイメン=ブーゴは破壊された。そのままバトライ武神のトリプルブレイク解決……シールドにクロックを仕込んどったから逆転!……とはいかないニョロ。ドラゴ大王の能力でクロックは墓地送り。一応トリガーで偉大なる恵みもあったけど、適当にコートニー、アクア・スーパーエメラル、アクア・サーファーをマナゾーンに置くぐらいしかできなくて、クリーチャーの除去はできへん……。

 さらに、鬼丸「覇」の効果でガチンコ・ジャッジにも負けたから、勝太くんは追加ターン……しかもW龍解によってオウギンガとガイギンガも出てきた……!

 

「いようし!鬼丸「覇」で2枚のシールドをブレイクだぁ!」

 

 ……デカルトQで仕込んだシールド・トリガーはこれ。で、もう1枚は……トリガーニョロ!ちょっと待てよぉ…………えっと、墓地にはイメン=ブーゴがおるから、ここはこうすれば……ええな!行ける!

 

「……シールド・トリガー。2枚ともや、いくで。まずはエウル=ブッカ!効果でガイムソウと鬼丸「覇」をマナゾーンに。からの呪文、地獄門デス・ゲート!ドラゴ大王を破壊!かーらーの……その効果で墓地からイメン=ブーゴをバトルゾーンへ。効果でボアロアックスを装備して……マナゾーンからクロックを出して、ターンを飛ばすで。」

「だが、追加ターンはある!行くぜぇ!」

 

 

勝太 EXターン

 

「バトライ武神でダイレクトアタック!そのときに、山札から3枚を見て……パラスラッガー1体、ボクシア2体!3体ともドラゴンだからスピードアタッカー!これで終わりだぜ、ギョウ!」

 

 ……いいや、それはどうかなぁ。確実に勝てるんやで。

 

「ニンジャ・ストライク発動や!光牙忍ハヤブサマル!」

「ブロッカーになったって、攻撃できるクリーチャーは何体もいる!そいつだけじゃ止められないぜ?」

「そうやなぁ、止められへん。せやからこうするんや!コンボ行くでぇ!」

「コ、コンボだとぉ!?一体、何をするんだなぁ!?」

「イメン=ブーゴとボアロパゴス……あ!まさかギョウくんは……!!」

 

 ホカベンはん、ホンマにわかっとるような声で驚いたニョロなぁ。あの子、とんでもない観察力やな。じゃ、行くニョロよ勝太くん。これで終わりや!

 

「ハヤブサマルは召喚扱いや。これにより、ボアロパゴスの効果が発動!そしてイメン=ブーゴの効果で、マナゾーンのカードは全文明やから……アクア・スーパーエメラルをバトルゾーンへ。からの……アクア・スーパーエメラルの効果で、手札から1枚をシールドにおいて……それをまた手札に戻す。」

「ん?それでもトリガーは使えねぇぞ?」

「それでえぇニョロ。これにより、S・バック発動ニョロー!手札に加えたフェアリー・ミラクルを捨てて……オチャッピィを召喚ニョロ。からの、効果で墓地からクロックをマナゾーンへおいて……かぁらっの!これも召喚扱いやからボアロパゴスの効果誘発!」

「効果誘発……うん……って、あれ?てことはまさかァァ!?ク……ク……!」

「クロックをバトルゾーンへ。ほな、ターンを飛ばすで。」

 

 勝太くんの体から色が抜けて真っ白に……燃え尽きとるニョロ。

 

「タ……ターンエンド……。」

「勝太、まさかの大逆転されてるんだなぁ……。」

「やっぱりギョウくんはすごいべ。あの状況を巻き返せるなんて……」

 

 

ギョウ 8ターン目

 

「ほな、カードは……諦めてニョロ〜。クロックでダイレクトアタックや!」

 

 決着ぅ!三度目の正直、僕の勝ちニョロ。

 ……で、勝太くんはかなりいい状況から負けたから灰になっとる。ま、ああいうのは触れんほうがええよな。ちょっとほっとくか。

 ……でも、なぁんか勝った気がせぇへんなぁ。なんか、こう、ちょっと一休み的な展開でのデュエマやったから、そんな実感もわかへんかったのかなぁ。うおおお!って感じにならへんわぁ……すいませーん、ナレ太郎さん?もうちょっと良い場面なかったニョロか?デュエマ甲子園決勝とかで、こういうのをさぁ……

 

【いやそんなこと言われても!これを仕切ってるの私じゃないんで。私、ナレーターなんで!】

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。