寄成ギョウに転生したから、キャラの良さガン無視して善人になるニョロ〜! 作:ライダー☆
俺の名は佐々木コジロー。今現在、必死になって星を集めている……。その理由を今話してやろう。
…………聞きたくなくてもだ!文字数稼げってハゲのナレーターに言われてんだよ!
【だぁれがハゲのナレーターだコラァ!!!】
で、気を取り直して説明だ。俺はデュエマ甲子園が終わったとき、ギョウからあり得ない額の大金をもらったんだ。そしてその大金で、俺は家賃を払うことができた……!弟たちを苦しい目にあわさせずにすんだんだ……。
それから、少ししたある日だった。俺のもとに、ある一本の電話が届いた。CMに出演しないかという電話だった。俺はもちろん承諾した。大金をつかめるらしいしな……だがな、そのためにはまず先に金を振り込んどかなくちゃだめらしくてな。もちろん俺は……ギョウからもらったほとんどの金を注ぎ込んだぜ!そしたら、何十倍になって帰ってくるんだからなぁ!
……だが、その連絡は一向にこねぇ。あっちも多分忙しいんだろうなぁ……。しかし、連絡が来ない=金は俺達のもとに来ないってことだ。今、弟たちを食べさせてやる金はねぇんだ。ギョウからもらった残り少ない金でどうにかやりくりしているが……それじゃいつか尽きちまう。だから俺は!CMに出演するために必要な量の星をぉ、集めるんだよぉ!!!!
【皆さん、もうおわかりかもしれませんが、この男、完全に騙されているのである!こーんなかっこいいのにこういうところ抜けてんのね!!!】
…………星は今、10200個。あと……40000個!あと少しだ!
【どこがだぁ!?これ絶対たまんないって!】
しかし、俺も少しは強くならなくっちゃな。今のデッキじゃ、いつか俺も負けることになる。切札勝太やギョウは、革命カードなんてものを持ってると言っていたな。……それも、地下帝国という場所で手に入れたらしい。これは、俺の賭けだ……!!!そうと決まれば……行くぞ!!!……今日はもう真夜中だから、明日に!!!
【明日にかぁい……。てなわけで、翌日……デュエマーランドの地下帝国にて……!!】
はぁ〜……ミーがここのお店の門番になってからというもの、骨のある挑戦者はだぁれもいない……全く退屈なものだな。ま、平和ってのはいいけどな。……そういえば、寄成ギョウと切札勝太は地下帝国から脱出し、革命カードを持っていると聞いたが……それは上にいるハカセがどうにかしてくれるだろうし、大丈夫か。ミーは自分の仕事をまっとうする。それだけだな……
【このムキムキの男は、江戸川ランボー!侵略者3幹部の1人である!つまり……めちゃくちゃ強いってことだよ!】
「っと、アブがいるな……こいつは人間をブスリと刺してくるから……アブだけに、アブなーいっ!ミサイルで、ユーをおさらばさせてやるー!!」
ドッカーン!これでよし。今日も地下帝国は平和だなぁ。
【平和って……今あんた、思いっきりミサイルぶっ放してたでしょ。爆発させたでしょ……ってあぁあぁ!アブが止まってた木が倒れてく倒れてくぅー!!】
地下帝国に忍び込めたのはいいものの、革命カードっていうのは本当にあるのか……?あいつらにあるから、俺にもある……というか、あと1枚ぐらいはあってもいいと思ったのだがなぁ。というか、さっきから聞こえてくるバキバキって音は一体何だ?……ん?地面にカードが突き刺さってやがる…………それもとてつもねぇオーラを放ってやがる……!!これは……闇の革命カード2枚!そのうち1枚が……このヤバそうなオーラを放ってやがったのか。今の俺に、使いこなせるか?いや、使いこなせる!俺はやってみせるぞぉーーー!!
バキッ
やっぱり音聞こえるよなぁ。しかも今クソデカかった……ぞぉ!?木がこっちに向かって倒れてきてやがる!音の正体はこれだったのか!!間一髪で気づいてよかったぜ……大怪我せずにすんだんだからな。だけど一体なぜ、急に木が折れたんだ?しかもこの一直線だけ……お、誰かいやがる。店の門番か?背中にはロケットランチャーらしきものがある……間違いねぇ!あいつがやったんだ!
「おい、貴様!」
「ンン?一体誰だ……?ほんとに誰だぁ!?」
「お前が、俺に大怪我負わせようとしたらしいな……」
(ん?こいつなぁに言ってるんだ?)
【コジローは、大怪我を負わせるためにこの男がミサイルで木をへし折ったのだと思い、ランボーはなんか初対面のやつがこっちに喧嘩売ってきてるという状況!それが、今である!】
「おいおい、ミーはユーにそんなことした気はないぞ……って、おいおい、ユーが持ってるそのカードは一体何だ?」
「カード……?あそこで手に入れたんだよ。俺は、このカードを求めにこの地下帝国にやってきたんだ。」
あのカードのオーラ……なんか、俺にとってはぶっ潰さないといけない気がするような……それに、こいつどこかで…………あっ!思い出したぞ!こいつは、デュエマ甲子園準優勝の男、佐々木コジローじゃないかビックリだぜ!しかもよく見たら光ってないカードの方は……革命のカード!ぶっ潰さなくちゃいけない気は、あそこから来ていたのか……となれば、あのオーラを放っているカードの方も革命軍の可能性大!
「ヘイ、ユー!」
「なんだ。」
「そのカード、まさか革命カードというものではあるまいなぁ?」
「お前、よくわかったな。そうだ、革命カードだ。……それがどうかしたのか?」
「この地下帝国まで来てもらって悪いが……ユーの持っている革命カード、今ここでこのランボーが、デリートしてやる!」
「なんだと……!?そんなことさせてたまるか!こうなったら、星を賭けたデュエマで勝負だランボー!この俺が勝ったら、このカードをぶっ壊すことは諦めてもらうし……星を5000個よこせ!俺も、5000個賭けるからよ。」
「ふーむ、イエス。その勝負受けてたとうじゃないか。このミーの神出鬼没のデュエマ、見せてやろうじゃないの!」
【こうして、謎の男ランボーと、コジローのデュエマが始まった!】
江戸川ランボー キーカード:超獣軍隊ゲリランチャー
佐々木コジロー キーカード:革命魔王キラー・ザ・キル
『デュエマ、スタート!』
「お互い、大量の星をかけたデュエマ!序盤、コジローはチャージャー呪文で墓地をためていき、ランボーはマナ加速呪文でマナを増やしていく。クリーチャーを出さぬ、静かな展開が続いていたがぁ……?」
コジロー 5ターン目
「行くぜ!ドロー!白骨の守護者ホネンビーを召喚!こいつの効果で、山札上から3枚を墓地に起き……クリーチャーを1体手札に戻す。そしてそのまま……ブラッドレインを召喚。ターンエンドだ。」
ランボー 5ターン目
「ふーん……ブロッカーとクリーチャーを一気に出してきたかぁ。じゃあこっちも……ランボンバーをマナチャージして、準備は整った!行くぞ、この俺のゲリラ・コマンドの力、見せてやる!」
「ゲリラ・コマンドだと……?」
一体何を仕掛けてくるのかと思った、その瞬間だった。マナゾーンが緑色に光、そしてそこから……さっきあいつがマナゾーンにおいた、ランボンバーっていうクリーチャーがバトルゾーンに出てきやがったんだ!5マナ9000のダブルブレイカー……今ブレイクされるのはまずい!
「ホネンビーでブロック!……今のは、一体何なんだ?」
「ターンエンド。」
……ランボーのターンエンド宣言と同時に、またマナゾーンに戻りやがった……獣軍隊ランキーと、獣軍隊ランボンバー……!
「どうだいユー!これが、ミーの神出鬼没なゲリラ・コマンドの力さ。」
コジロー 6ターン目
「それがどうした!そんなもの来る前に、俺が動けば問題はねぇ!ブラッドレインの上に夢幻騎士ダースレインを進化!そしてその登場時能力で、山札から3枚を墓地に!そして……もう一体のダースレインを手札に加える。そして!ダースレインの上に、もう一回ダースレインを進化!効果でまた3枚を墓地に!そして……ボンバク・タイガを回収。行くぜぇ、ダースレインで、シールドをダブルブレイクだ!」
「むぅ……トリガーなしか。」
「ターンエンド。」
ランボー 6ターン目
「ハーッハッハー!ユー、先に動くと言っておきながら、ぜぇんぜん動けていないじゃナーいか!」
「なに……!?」
「この俺が、動きのお手本を見せてやるよ。行くぜ!ロケットランチャー……デッキに狙いを定めた!行くぜ、サプライズアタックドロー!!……来たぞ、ミーの切り札が!」
「切り札だと!?」
「その前に、ゲリラ・コマンドの奇襲を始めようか。行ってこい!おまえたち!」
また……マナゾーンからランボンバーが……!
「ランボンバーでシールドを攻撃!このとき、自然のコマンドが攻撃をしたことによって……侵略、発動だぁー!」
「し……侵略だと!?」
「侵略とは、クリーチャーが攻撃するときに、手札からただで超強力なクリーチャーに進化することができる能力さ!超獣軍隊ゲリランチャーを……侵略進化ァァ!!」
一気に11000の大型クリーチャーになりやがった……!だ、だが、ダブルブレイカーなのは変わりない!シールド・トリガーはなかったが、被害はすくねぇ!
「……はっ。動きの手本を見せてやると言っておきながら、俺とやっていることは変わりねぇじゃねぇか。」
「ホントにそうかな……さぁ、ユーのターンだよ。」
コジロー 7ターン目
「行くぜ!ドロー……っ!?」
このカードは……オーラを放つこのカードは……!能力も、クリーチャーの姿さえ見えない……このカードは俺を、まだ認めていねぇっていうのか……くそっ!
「マナチャージ。」
(あれは……まだ光り続けているのか……!うーーむ、一体何なんだ?まぁいいか。あいつに勝ってデリートするのには変わりないんだからな!)
「そして、ダースレインでシールドをダブルブレイク……っな、なに!?なぜダースレインが吸い込まれていくんだ……お前の、そのクリーチャーに……!?」
「ふっふっふ……ゲリランチャーは相手のターン中にタップをしていて、まだ攻撃をされていなければ、こいつは相手のクリーチャーを吸い込む!さぁ、ダースレインを破壊だ!」
「くそっ……!!」
「だーからいったではないか。動きのお手本とは……こういうものなんだよ、ユー。」
「タ、ターンエンドだ……。」
ランボー 7ターン目
「さぁ、ここでフィニッシュをぶち込んでやるぜ!まずはポレゴンを召喚し……呪文、進化設計図!山札から6枚を見て……ベアッサーとべアフガンを手札に。そしてポレゴンをベアッサーに進化!そして……シールドを攻撃するときに……侵略発動!自然の進化コマンドが攻撃したので条件達成。超獣軍隊べアフガン!こいつはパワー21000のクアトロブレイカーだ!」
「クアトロブレイカーだと……まずい……!!」
「GOGO!!べアフガンで、シールドをクアトロブレイクだ!」
シールドがすべて割られた……トリガーがなかったらここで負ける……1枚め……2枚目……まだトリガーはねぇが……これ以上に飢えた状況はない!引いてやるぜ……オラァァーー!!
「来たぜ……シールド・トリガー、地獄門デス・ゲート!ゲリランチャーを破壊し、そして墓地から暗黒鎧ゴルドバットをバトルゾーンに。マナ武装3、発動!山札の上1枚を墓地に置いて……ダースレインを手札に戻すぜ。」
「Oh No……このターンでトドメとはいけなかったか……ターンエンドだ。」
コジロー 8ターン目
このターンで決め切らねぇと、俺は負ける……あいつのクリーチャーはまだ1体残ってるんだからな……そのためには、さっき見つけたあのカードを……引くしか、俺にはねぇ!!!
「俺は飢えている……血の匂い……そしてぇ……切り札の匂いになぁ!!ドローーー!!!」
引いてやったぜ……これで、逆転だ……!
「8マナタップ!革命魔王キラー・ザ・キルを進化!」
これが……革命の力を持ったドラゴンか。最高の力じゃねぇか。さて、見せてもらうぜ!
「そいつは……革命のカード!」
「キラー・ザ・キルがバトルゾーンに出たとき、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する!」
「何だとォ〜!?くっ、べアフガンは破壊されたときにマナゾーンに置く……。」
「まだだ。まだこいつの能力は終わっちゃいねぇ……俺のシールドは今2つ以下これにより……革命2、発動だぁーーーー!!!!」
革命2だと……?一体何が起きるというのだ……って、WHAT!?あいつの墓地から……クリーチャーがすべてバトルゾーンに出てきた!ミーのゲリラ・コマンドよりも強く、大きい奇襲を、起こしてきただと……!?
「革命2の効果で、自分の墓地にある進化ではない闇のクリーチャーを、すべてバトルゾーンに出す!これにより、破壊されたブロッカーも、もともと墓地に置かれていたブロッカーも……合計3体蘇生され、さらにそいつ等を合わせて8体も蘇生した!行くぜ……キラー・ザ・キルでダブルブレイク!」
「トリガー……こ、来ない……!!」
ランボー 8ターン目
「な……何もできない……くそっ。」
コジロー 9ターン目
「終わりにしてやる!一気に総攻撃して、トドメだぁーー!!」
バカなぁ〜……こんなことが!これが、革命の力だと……いうのか……。
「これで……よし!俺に星が5000個プラスされた……CM出演に一歩近づいたぁ!」
【いやだから絶対たまんないって!】
ん……何だ……?オーラを放ってたカードから、そのオーラが消え始めている!!ぜ、全貌が見えた。LEGENDカード……これが、俺の新たなる切り札!魔の革命デス・ザ・ロスト!!!よし、この俺のデュエマで応えてくれたんだ…………!!さて、もうここにようはないな。戻るか。
…………
………………
……………………ど、どうもどるんだ?そういえば……戻り方って、どうすればいいんだ?
「や、やぁっちまったぁぁ〜〜!!!!」
【こんな感じで後悔してるコジローでしたが、その後なんやかんやあって、地上に戻ることができましたとさ。めでたしめでたし。】
「……僕の出番がここしかない話って、初めてじゃないニョロか?」
「そうだな、ギョウ……俺等、主人公のはずなのにな。」
「そう、ニョロねぇ……。カレーパン食べる?」
「……食べる。」