寄成ギョウに転生したから、キャラの良さガン無視して善人になるニョロ〜! 作:ライダー☆
こっち側の事情とか、モチベとかがなんやかんやあって投稿を延ばしていました。すいません許してください!何でもしますから!
僕、寄成ギョウ。革命のレジェンドカードを手に入れて超強力になった僕。未だに常勝無敗のまま、100000ポイントまでためちゃった。
今更なんやけど、こんなに集めてどうするニョロ?これ……いや、デュエマ楽しんでたらこうなったニョロ。星を取りたくなくたって、こんな数値を見たら欲も出る。相手側から星を要求してくるんやから、どうしようもないニョロ。
……まぁ、一応ゲームを買ったり美味しいもん食べたりするけど、それで減るのは100個ぐらいで……まだ95000個も残ってるニョロ。
「計画のためにある程度星は残しておく……とは言ってたけど、こんなにいらんニョロ。なんか大量に使うための方法、ないニョロかねぇ。うーん、家を買ったりするのもいいけど、めんどいし……」
ま、そんなこと考えてても仕方ないし、デッキの整理でもしとくニョロ。……あ、そうだ!
「なんや、ええこと思いついたニョロ。イメン=ブーゴとジャスを増やせばええんや!1枚ずつしかないし、安定感がないニョロからねぇ。えーっと、そのために必要な星の量は……全部合わせて40000か。十分ニョロ。じゃあ〜……」
これでジャスを4枚、イメン=ブーゴを3枚に増やしたニョロ。ヴェロキボアロスも行けへんかなってやってみたけど、できへんかった。それぐらい特別ってことやな、多分。
「じゃあこれも抜いてぇ〜このカードも抜いて〜……これでよし!えぇデッキができたニョロ。……1人でデュエマーランドにでも行くとするニョロ。」
暇やしな。それに……なんか新しいアトラクションができたって噂やし。今回は1人で行きたい気分〜♪
てなわけでデュエマーランドに到着。からの、あれが新しいアトラクション……カジノやんけ。年齢制限もないし。純粋無垢な子供にそんなもんやらせんなや……アニメやからってこれは許されるんか?てかこれアニメでやってたっけ?覚えとらんニョロ。まええか。入ればなんかあるかもしれないしなぁ。
「……うわ〜、ほんまもんのカジノやん。ん?あぁ、普通に子供用のゲーム機とかもあるんや。な~んやじゃあ……ええんか?その隣でガンガンお金かけてるポーカーやってますけど、その隣にはスロットありますけど、パチンコありますけど。……ええんかなぁ。」
試しにポーカーをやってみた。ちょっとこういうのをやってみるとうまくいくもので、大量に稼いだニョロ。星を。……いらんて。減らした星がまた復活したニョロ。こんなにあっても困るから、意地でも減らしてやるニョロ。
そうして数十分この施設でゲームをした。パチンコ、スロット、ブラックジャック……他にも色々やった。そしてその結果なんと!星、プラス20000個。どうやら運に好かれているみたいニョロ。
「ど、どうしよ……この量の星……勝太くんたちとかにあげよかな。」
そんなことつぶやいてたら、みんなこの施設から逃げるように出ていったニョロ。もう少しでデュエマウスのパレードが始まるからって言ってな。あのネズミはん、すっごい影響力やな。
けど……その中で残った男が僕以外にも1人……。
「お前、寄成ギョウっちゃ?」
「……そうニョロ。そういうあんたは誰や?」
知っとるけど、一応な。知らないふりしてめんどい展開にしなくするんや。
「私っちゃか?私はお茶の水博士。みんなからはハカセって呼ばれてるっちゃ。」
「ふーん。……あんたは、デュエマウスのパレードを見にいかなくてもいいんか?」
「そんなのには興味ないっちゃ。僕が興味あるのは……君の持っている革命カードっちゃ。」
向かいに座るハカセはんの目が、ぴたりと僕の手元に向いた。鋭い目やった。
「知っとったか。となればあんたは、地下帝国にいた奴らみたいに革命カードを憎んどる存在っちゅうことやな?」
「そういうことっちゃ。そうっちゃねぇ……星、何個かけるっちゃ?」
「……30000個。」
「ふーん、30000ねぇ。……ん?30000!?そんなに持ってるっちゃ!?お前……」
「うん。ここの施設でプラス20000個もしたし、その分と、あとちょっとは減らしてもええかなって。」
「これはこれは、想像以上に運のいいやつっちゃね……お前。」
「せやろ?負けるために大きく賭けたらこうなったんや。」
こ、こいつ……気迫だけでわかる、なんかやばいやつっちゃ。こんなやつが革命カードを持っているとは!でも……その分スリルはすさまじいっちゃ!
「じゃあ僕も……仕方ない、30000個かけるっちゃ。(これがなくなったらクビになるかもしれない……けどやるしかないっちゃ!もし勝てば時給大幅にアップっちゃ!)」
「オッケーニョロ。ほなやろか。」
ハカセはんのロボットたちが台を持ってきた。デッキを握り直す。さて、デュエマ開始や。
それと……計画も、な。当初は10000個でどうにかするつもりやったけど……ま、ええか。
『デュエマ、スタート!!』
お茶の水博士(ハカセ) キーカード:超奇天烈ベガスダラー
寄成ギョウ キーカード:界王類邪龍目ザ=デッドブラッキオ
【星30000個を賭けたハカセとギョウのデュエル!ギョウはお得意の革命軍、ジャスを召喚してマナ加速を行い、ハカセは小型侵略者を出し、あまり動きのない展開……しかし、ここでハカセが動く!】
ハカセ 4ターン目
「私のターン。奇天烈ベガスを召喚っちゃ。そしてこいつの登場時能力で、相手の山札の上1枚を見て……それがコスト5以上ならカードを3枚ドローできるっちゃ。」
「ギャンブルクリーチャーってところニョロか。ハカセの名にそぐわない大ギャンブルデュエマニョロね。」
「私のデュエマの基盤はギャンブルっちゃ。さぁ、めくれっちゃ!」
めくって……コスト9、龍革命イメン=ブーゴ。
このデッキはコストが大きいクリーチャーや呪文が多く入ってるデッキだから3ドローは覚悟しとったけど……まさかイメン=ブーゴがめくれてしまうとは。切り札の1つが山札の1番下に行ってもうたニョロ。
「ビンゴォ!これで3ドローっちゃ。まだまだ行くっちゃ!BJでシールドをブレイク。ターンエンドっちゃ。」
ギョウ 5ターン目
「ドロー。ここは一気にマナ加速や。フェアリー・ライフでマナ加速。からのホルデガンスを召喚。更にマナ加速!そしてジャスでシールドを攻撃ぃ。こんときにもマナを加速。」
「一気に3マナ加速したっちゃか。」
「じゃ、シールドをブレイク。これでターンエンドニョロ。」
ハカセ 5ターン目
勝率は45%……このままだとマズイっちゃね。となればここで……あいつを引くっちゃ!
「私のターン……ここで勝利の確率を上げてやるっちゃ。」
行くっちゃ!確率の向こう側へ!!!!ラッキーセブンドロー!!
「キタキター!こいつで一気に畳み掛けるっちゃ!まずはジャッグラを召喚。そして、ベガスで攻撃……このときに、侵略発動っちゃ!」
侵略来たか。てことは……あいつが来るニョロね。
「ベガスを……超奇天烈ベガスダラーに侵略!!そして効果を発動っちゃ!お前はもう一回山札の1枚上をめくる!そしてそれがコスト5以上だったら……お前のクリーチャーをすべて手札に戻す!」
「……コスト25、ヴェロキボアロスニョロ。」
まさか、イメン=ブーゴに続いてヴェロキボアロスまで落ちるとは……。
となれば、最後の望みは山札におるはずのアイツや。
「ビンゴォォ!これでお前のクリーチャーをすべて手札に!ジャスもこれでおさらばっちゃ!行くっちゃ、ベガスダラーでシールドをダブルブレイク!」
「トリガーは……1枚あったニョロ!ナチュラル・トラップ!BJをマナゾーンに。」
「チッ、けど次のターンでトドメまで刺せるっちゃ。ターンエンドっちゃ。」
勝率は一気に74%まで上がったっちゃ。このまま押しきれば行けるっちゃ!
ギョウ 6ターン目
「僕のターン。」
手札にはシールドから回収したイメン=ブーゴがおる。次のターンはしのげるかもしれへん……とは思わんほうがええかもな。もしかしたら何らかの方法で対策を取ってくるかもしれへん。けど出すに越したことはないニョロ。
「ジャスをもう一回召喚でマナ加速。続いてホルデガンスもや。これでもいっちょマナ加速。ターンエンドニョロ。」
ハカセ 6ターン目
何もしてこなかった……勝率は……よし!90%!このまま倒せるっちゃ!!
「なぁんにも起こせなかったみたいっちゃね。じゃあこのターンでお終いにしてやるっちゃ!マリン・フラワーを召喚して、バロンスペードに進化っちゃ!そしてジャッグラで攻撃……このときに、もいっちょ侵略発動っちゃ!超奇天烈ベガスダラー、2体目降臨っちゃ!さぁ、山札上1枚目を見せるっちゃ……!!」
「……コストは4。革命妖精ジャスや。よって効果は不発やな。」
「馬鹿な……!?私のギャンブルが、外れたっちゃ!?ぐっ……けど効果で2枚ドローはできるっちゃ!そしてダブルブレイク!」
このときや。全身に鋭い感覚が走ったニョロ。来い。
「革命2発動。イメン=ブーゴをバトルゾーンに。そして効果により……山札の一番上をめくって、コストは7。よって、あんたのアンタップしとる方のベガスダラーをマナ送りや。」
「こ……こんなことが!けどまだクリーチャーはいるっちゃ。ベガスダラーでダブルブレイク!これでシールドは0。確実にとどめを刺してやるっちゃ……!!!」
「悪いけど……それはさせへんで。スーパー・S・バック発動。イメン=ブーゴの効果でマナゾーンにあるカードはすべての文明を得る。これにより、いま手札に加えたシールドを墓地に置いて……お久し登場、ザ=デッドブラッキオを召喚や!効果でバロンスペードをマナゾーンへ。」
ザ=デッドブラッキオの重厚な存在感がバトルゾーンに満ちた。バロンスペードはその威圧に呑まれるように、静かにマナゾーンへと消えていく。
そ……そんな!一気に2体も……!?それに、あいつが引いたのはコスト4のクリーチャーだったっちゃ……勝率は…………20%。一気に下がったっちゃ……けど、まだ0じゃない!次のターンをしのげば、バロンスペードで!!
……なにか焦って考えとるみたいやけど、次のターンが来るって思っとるならゴメンな。このターンでおしまいにするニョロ。
ギョウ 7ターン目
「行くニョロ……ドローっ!来たニョロ!9マナをタップ!邪帝類五龍目ドミティウスをバトルゾーンに。そして効果発動。山札上から5枚を見て、その中から文明の違うコスト7以下のクリーチャーをすべて出せる。5枚……」
すべての文明が出る確率は……5%にも満たないっちゃ!けど……さっきこいつは私の90%の勝率を一気にひっくり返してきた……もしかしたら!
「1体目、ツミトバツ。2体目、マッカラン・ファイン。3体目、精霊龍ライトデュエル。4体目、アクア・ハルカス。5体目……革命妖精ジャス。全員バトルゾーンにいらっしゃーい。」
「そ……そそそそんな!!?5%を……引きやがったっちゃ……!?」
5体が一斉にバトルゾーンに現れた。それぞれが咆哮を上げ、気配を放ち、バトルゾーンを制圧していく。
「マッカラン・ファインのマナ武装5。これにより僕のすべてのクリーチャーはスピード・アタッカーに。」
勝率が……たったの2%に……このままだとまずいっちゃ……!
「総攻撃や。ドミティウスでシールドをトリプルブレイク。」
「シールド・トリガー……!幾何学艦隊ピタゴラス!効果でツミトバツとマッカラン・ファインを手札に!」
「ホルデガンスで最後のシールドを攻撃。」
「スパイラル・ゲートでイメン=ブーゴを手札に!だが……これは……!?」
「トドメや。ジャスでダイレクトアタック。」
ジャスの小刀が、静かに、確実に、最後の一撃を決めた。
そ……そんな!私が……負けるなんてぇ〜……。けど、まずいっちゃ……星30000個が奪われた!このままだとデュエマーランドの仕事をクビに……ってあれ?
『ハカセさんに、星30000個が献上されました。』
「え……?どうして私に星が……?」
「僕があげたニョロ。これであんたの敗北はチャラ。なんなら勝ち扱いになるニョロ。」
「なんでこんなことをしたっちゃ?一体、何を目的として……」
ハカセはんの目が、今度は驚きに変わっとった。さっきとは全然違う表情やった。
「……ハカセはん。僕の計画に、協力してほしいニョロ。そのために、まずは…………」
――――
……あいつに言われたとおりにすればいいっちゃね。幸運にも、私が管理しているあの施設は新しくて、社長はその場所にまだカメラをつけていなかったっちゃ。だから、星の増減でそれを確認する。けど私の星は増えている。クビは回避できる。その恩にしっかりと応えるっちゃ。
「社長、失礼しますっちゃ。」
「ん〜?ハカセくんか。今日はとても良い収穫をしたらしいねぇ。星が30000個も増えているじゃないか。一体、何があったんだい?」
「……寄成ギョウと名乗る男を倒し、そいつから30000個の星を奪いました。」
「なっ、なに、ギョウから……!?そ、そうか〜。そういうことだったんだねぇ。そ、それで、それを報告しに来たのかい?それにしては普通すぎる気もするんだけどねぇ〜。」
なんでこいつはギョウの名前を聞いただけでこんなに焦ってるっちゃ?名前は轟かせてはいるだろうが…。まぁいいっちゃ。僕はギョウから言われたことをするだけっちゃ。
「そしたら、その星がなくなったことに焦ったのか、僕に革命カードを渡して、頼んできたんです。」
「頼んで……?一体、何をだい?」
部屋の中に、静寂が落ちた。
「侵略者の一員として、暗躍させてくれと……。」
社長の表情が、一瞬固まった。
「……なんだと?」
――――
翌日、ハカセはんから連絡があった。内容を簡単に言えば……僕は今日から侵略者の一員やってさ。それもしっかり僕の要望通り、勝太くんたちの近くで暗躍する……いわばスパイのような役回りができるようになったらしい。
窓の外を見た。空は晴れとった。デュエマーランドが遠くに見えた。
「さぁて、これでアイツ等の行動は幾分かは制限できる。革命カードはあっちにわたったけど、渡したのはコピーしたジャスとイメン=ブーゴ1枚ずつだけ。それでもアッチにとっては十分やろ。さぁて楽しみニョロねぇ……いつか、侵略者のあのカードが僕の手に……ギョッギョッギョ……!!」
【お、おい……なんかこいつ、怪しくね!?大丈夫ゥゥ!?】