寄成ギョウに転生したから、キャラの良さガン無視して善人になるニョロ〜!   作:ライダー☆

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第37話 まさかの裏切りっ!?寄成ギョウとZ級侵略[邪悪]!

 ……勝太くんたちと合流には成功したニョロ。けど……まぁそっからは知っての通り、なぁんも動きはなかったニョロ。実際、アニメでもフォーカスはバサラはんたちに回ってたし、わかっとりはしたけどな。

 ……でも、デュエマ城の妨害工作をしとったのはギョウのはずや。そのギョウが今ここにおるんやからどうなるんやろ思うたら、純粋に道に迷うという何かとよくある展開に変わっとったニョロ。アニメを見ててもここの構造はよくわかっとらへんから、僕も迷うしかなかったってわけ。

 で、その間にデュエマ城は崩壊。その後、社長の本当の姿は牛次郎と判明。……で、一区切りニョロ。

 

「……まさか、ここの社長があの野郎だったなんて……!」

「ぶっちゃけ、めちゃくちゃ驚いたんだなぁ!?」

「……それに、バサラも生きていた。あいつに禁断のクリーチャーがわたっちまった……けど、まぁいいぜ。この俺の手で、あいつをまたぶっ潰してやる!」

 

 勝太くん燃えとるなぁ。……けどその前にや。

 

「勝太くんたち、めちゃくちゃ急で悪いんやけどな?」

「ん?」

 

 デュエマウスはんのお腹には時限爆弾がセットされてることを、今言ったニョロ。そうしたらまぁ大焦り。みんなでどうにかしようと試行錯誤するけど、まぁどうにもならんわな。

 

「どうしよぉ……って、あそうだ!もしかしたら時限爆弾を解除できるもんが、デュエマーランドにあるんじゃねぇ!?」

「ま、まぁ確かに、あるかもしれないんだなぁ。」

「こうなったらそれに賭けるしかないわ!デュエマウスを助けるためにも!みんな、明日の朝、ここに集合よ!」

『おーう!!』

「じゃあ、デュエマウスは俺が連れて帰る。こいつとデュエマもしたいしなぁ〜!!」

 

 勝太くんがデュエマウスはん連れて帰ってった……んじゃ、僕も帰らせてもらうとするニョロ。家でジャスはんも待っとるわけやしな。

 

「ほんじゃぁまた明日〜。ばいばい〜。」

 

 そうして帰宅。……なんやけど、何かがおかしいニョロ。ただいま言うてもジャスはんが出迎えに来おへん。寝てるんかな思うてリビングとか寝室にも行ったけど、おらへん。出かけた……?いやそれやったら僕に連絡の1つぐらいよこすはずニョロ。それに電気もついとるし……テレビもつけっぱなしやし……。

 

「……靴もあるんよなぁ。……ん?」

 

 リビングの方からスノーノイズが聞こえてきたニョロ。なんでや?前にデュエマフォンで新しくしたばっかりなのに……と思ったその瞬間、その理由がわかったニョロ。

 

「よぉ、寄成ギョウ。ボクチンの姿は見えているかな?」

「お、お前は!?牛次郎!」

「べぇららら……君はぁ、どうやら何かを探しているみたいだねぇ。」

「その質問をするってことは、まさかお前は!!」

「そのっとーり!今からカメラを向けるよぉ〜〜……」

 

 テレビが映したのは……小さな牢屋に囚われとるジャスはんやった。やっぱりそうか!こいつめ……!

 

「ギョウ!助けて!」

「ジャスはん!貴様牛次郎!!!」

「そんなに怒るのなら、ボクチンのアジトに来てみるがいいさ。わかるのならね、べぇららら!……それに、もしわかったとしてもこのガキの牢屋に取り付けられている爆弾を、この大きなスイッチで爆発させるだけさ。」

 

 くそっ……爆弾のことはハッタリであってほしいと思ったけれど、こいつは人を絶望の縁に陥れるのになんの抵抗感もないやつや!多分爆弾も本当にあるんやろうなぁ……

 

「…………要求は何や。」

「飲み込みが早くて助かる。……明日、切札勝太たちとデュエマーランドを探索しに行くらしいね。あのドブネズミを助けるために……まぁそれはいいんだそれは。僕の要件は……切札勝太を殺してほしい、それだけだよ。」

「……そんなもんやとは思っとったけどな。……クソッタレめ。」

「何を言ったってもう遅いよ。君は僕に従うしかないんだ。もし君が切札勝太に勝ったら、このガキは助けて勝太を殺す。もしお前が負けたら、その逆だ。……後ろのテーブルにプレゼントを用意しておいた。それを使って、ぜひ頑張ってくれたまえよ!べららら……!!」

 

 そこでテレビはもとのバラエティ番組を映し始めた。……後ろにあるプレゼント?何やと思って見たらカードやった。侵略のカード……それにこれは!

 

「こいつを使わなあかんのか……全く、やり場のない怒りっちゅうのはこういうことを言うんやろうな。クソッ。」

 

 もうどうしようもない……ショックで大声張り上げる気力すら起きんわ。と思っとったら、デュエマフォンが鳴った。……ハカセはんちゃう、誰や?

 

「……ギョウか。ハカセから連絡先は聞いていた。……助けてやるよ。」

 

 こ、この声は……!!

 

 

 

 

 

 

【そして、翌日……。】

 

 な、なぜにギョウがいない……!?あいつのことだから一番にここにいると思ってたんだけどなぁ?風邪か?ま、いっか。とりあえず、今いるみんなでデュエマウスを助けるために頑張らなくっちゃな!

 ……で……ハァ……ハァ……1時間経過……ハァ……して……何もない……!ベンちゃんはレナさんと砂遊びして、るるちゃんにふっとばされて……あ、デュエマウスも流れ弾あたって吹っ飛んでる。おいおい……。

 

「……て、ん?」

 

 あれ、ギョウがいる……いつの間に!?

 

「勝太くん……ううごんっ!!」

 

 んなぁ!?土下座ならぬ……こりゃ土下寝!?な、何だよこいつ……急に……?

 

「僕とデュエマをしてほしいニョロぉ……お願いニョロ……!」

「そ、そんな改まっていうことか?……いやまぁ、たしかに今の状況でデュエマをしてほしいはちょっと変かもしれねぇけどさぁ……。」

「そうじゃないニョロ……実は……ジャスはんが捕らえられてしまったんだニョロー!!」

 

 ジャス……?あぁあの女の子か。ええ!?捕らえられただと!!?

 

「やぁ、勝太くんたちー!」

「この声は……牛次郎だべ!」

 

 あいつ専用のメカと……飛行船。そしてそこに吊るされてるのがジャスちゃんだ!っマジなのかよ!?

 

「ほほほ、本当に捕らえてるんだなぁ!!」

「汚いわよ、この腐れメガネのおっさん!」

「取り巻きは黙ってなよ!……さぁ切札勝太ー。ギョウとデュエマをしてくれないかなぁ?そして君が負けたら、ジャスちゃんを助けてやる。君の命と引き換えにね。」

「ぬあっ!ぬぁんだとぉ!?んなことぜったーいに嫌だもんねー!俺はカレーパンを食って食って食い尽くすの〜!だからデュエマはしませーん。」

「あっそ。それだったら……上を見てもらえるかな?」

 

 上?なんだこれ、ミサイル……?俺についてくるし。

 

「それはねぇ、僕がスイッチを押せば爆発するように仕向けられているのさ。つまりもしデュエマをしないのなら……その場でボカンだ!!」

「いぃ!?きったねぇぞお前ぇー!」

「うるさいうるさーい!いいから早くデュエマをして、勝敗を決めろよ!」

「うぅっうう……お願いニョロー!僕とデュエマをしてほしいニョロ〜〜!!!」

 

 うおっ!?泣きついてきやがった……こんの離れr…………

 

 …………なるほどな。よぉしわかった。「やってやるよ!」

 

「泣きつくなって……お前とデュエマするからよ。」

「本当ニョロ……?てことは、負けてくれるニョロか……?」

「うーんっとなぁ……負けたくないもんねぇーー!!俺はねぇさっきも言ったけどまだカレーパンを食べたいのー!だからぜーったいに負けねぇーー!嫌だー!死にたくねぇー!うおーーーっ!!」

 

 これには仲間のみんなも牛次郎もドン引きのドン引き……まぁ、主人公がこれじゃぁそうなっても仕方はないニョロ。……さぁて、ちょっと付き合ってもらうニョロよぉ〜切札勝太!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

切札勝太 キーカード:燃える革命ドギラゴン

 

寄成ギョウ キーカード:Z級邪悪(イビル)デッド=ヴェルムート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『デュエマ、スタート!』

「ぜってーかぁつ!!!」

 

 やる気満々ニョロねぇ……まぁここまでしてくれたら、だぁれにもバレへんニョロし、助かるなぁ……!

 

【ついに始まった醜いデュエマ。序盤は負けたくない勝太がクリーチャーを着々と展開させていく。一方ギョウは成長目ギョウを使ってマナを加速させながら、シールドを減らして革命への準備を進める。】

「……勝太くん、ごめんニョロ。久しぶりのデュエマをこんな形でやらせてしまうなんて……」

「へっ、いいんだよ。だって俺は……ぜってー負けないもん!!お前が負けろやーい!!」

「かっちゃん、もう主人公なんてもんじゃないわね……」

「あれは完全に、悪役だべ……。」

 

勝太 5ターン目

 

「ドロー!(革命の鉄拳が引けた。これ、普通のデュエマだったらいい手札なんだけどなぁ。まぁいいか。)ブレイズクローを召喚!そして、ゴウ・グラップラー・ドラゴンをその上に進化だ!そして行くぜぇ、メラッチでシールドを攻撃!」

「……ギョギョギョー。シールド・トリガー、デス・ゲート!効果でグラップラー・ドラゴンを破壊か・ら・のー!墓地からもう一体のギョウをバトルゾーンへ。そして効果で、シールドを1枚マナゾーンに送る。」

 

 ……俺はこれでターンエンド。あとはあいつが……「どうやって動いてくるかだな。」

 

ギョウ 5ターン目

 

「ドロー。シールドは2枚以下。行くニョロ。革命目ギョギョウを、1マナで進化やぁ!」

「でたんだなぁ!1コストパワー8000のダブルブレイカー……!」

「かなり高いスペックを所持している……しかもそれを1マナで出せるとは……侮れないな。」

 

 まぁ、これ以外に何せんくてええか。ブレイクの時間ニョロ。

 

「ギョギョウで、シールドをダブルブレイク!」

「1枚目……(ボルシャック・ドギラゴン!?くぅーっ!こういうときには運いいんだよなぁ俺って……。)2枚目ぇ。トリガー発動!メガ・ブレード・ドラゴンだ!」

「これにより、ギョギョウの能力発動ー。マナゾーンからオトマ=クットをバトルゾーンへ。そしてギョウでシールドを攻撃ぃ。」

「……(また鉄拳!防御札が増えてくぜ……。)」

「勝太くん……僕は今、君と全力でデュエマがしたいニョロ!」

「ギョウ…………そ、そうだな!よぉし、こっからは俺も手加減無しで、燃やしていくぜ!」

 

 ターンエンド。……さあーて、そろそろニョロかなぁ?ギョッギョッギョ……

 

勝太 6ターン目

 

「これで勝太くんのシールドは2枚になった……ギョウと同じく、革命を発動できる!」

「よっしゃ行くぜー!俺のターン!このドローは激しく重いぜ……だがぁ!俺は引く!たとえこの指が……ゔぃぃっきりぃ、折れようともなぁ!ぬぉおおお、ドーロドロドロドロドロ、ドローーーッ!!!」

 

 切り札を引いたみたいニョロねぇ。となれば、展開どおりに行けばここは……!!

 

「メラッチの上に、ドギラゴンをぉ……」

 

 ……待てよ?ここでドギラゴンを進化しちまったら、ギョウが負けるかもしれねぇ……そうしたら、ジャスちゃんは?……くそっ!!

 

「……進化、しねぇ!!!……ターンエンドだ。」

「かっちゃん……。やっぱりジャスちゃんのことを思ってたのね。あんなこと言うからびっくりしちゃったけど……」

「ぶっちゃけ、ちょっとホッとしたんだなぁ。」

 

 ……これで、いいんだよな……多分……「俺の判断、間違ってねぇよな?」

 

「ほんとに、ターンエンドでいいニョロか?」

「あぁ。これといってなにかできるわけでもねぇしな……メラッチは破壊されねぇように、残しておきてぇしよ。切り札のためにもな……。」

 

 これでええ。これで、作戦大成功ニョロぉ。

 

「そうか……ククク。」

「ん?」

「相変わらず甘いのぉーーっ!!!嬉しいなぁ……お前がぁ!ワイの思い通りに動いてくれてなぁ、感謝するデェ切札ァ……勝太ァーーー!!」

「あの姿は、ギョウくんの本気モードだべ!」

「け、けどどうして……?なんであんなに、ドス黒いの……?」

 

 し……信じていいんだよな?ギョウ……!?ちょっと怖ぇよ……。

 

ギョウ 6ターン目

 

「ほないくでぇ。血液ドクドク内蔵ドクドク……骨の髄まで、ドク!ドク!ドク!ドクゥッ!!毒ドローーッ。来たデェ、お前を殺す切り札がなぁ!!」

 

 べぇららら……勝太のやつ、不安な目つきになってやがる。しっかしギョウの野郎、まさかあそこまで勝ちに貪欲になるとは……てっきりどうにかして両方助けるみたいなことするかなって思ったんだけどねぇ。ま、それはそれでいいけどねぇ。脅威を1匹、確実に減らせるんだからさぁ!!

 

「お……おいギョウ、ど……どうしたんだよ……?」

「どうした?何言うとるんや、いつも通りやで?これが……本当のワイなんやぁ!!」

 

 やべぇ……何言ったらいいかわかんねぇ!ど、どうすりゃいいんだ……これ?

 

「行くでぇ、ギョギョウでシールドを攻撃……かぁらぁのぉ!!!マナゾーンのカードを7枚すべて墓地へ!!!」

「ぼ……墓地においたんだなぁ!?」

「一体、何をするって言うんだべ……!?」

「これにより、Z級侵略[邪悪]発動やぁ!!ギョギョウから……デッド=ヴェルムートに、裏切りの侵略じゃぁっ!!」

 

 デッド=ヴェルムート……見たこともねぇクリーチャーじゃねぇか。てか……殺意が本物のそれだ。俺、本当に大丈夫だよな? 

 

「ね、ねぇギョウ……?」

 

 この声はジャスはんか……なんや?涙目になって……?

 

「う、嘘よねギョウ?あなた、すっごい優しかったじゃない……?まさか、友達を殺すなんてこと……し、しないわよね?」

「……ジャスはん。……アホ抜かせ。これがワイなんやでぇ。」

「!!やめてギョウ!正気に戻って!!!」

「……デッド=ヴェルムートの能力はつどーーーう!!!!このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、このターン墓地においたカードの枚数分相手の手札を捨てられるぅ……ほれ、全部捨てろ!」

「えっとぉ……お、おいギョウ。何だよ……これ……意味わかんねぇって。」

 

 ぐっ!?こいつ……胸ぐら掴んできやがった……ガチじゃねぇか!!

 

「さっさと手札捨てろやぁ……手札!捨てろやぁ!」

「くっ……!!!」

 

 鉄拳2枚にボルシャック・ドギラゴンが1枚……。防御札をいっぱい持っとったみたいやなぁ。

 

「うわー、なんでこんなに強いカードを持っとったのに使わへんかったんや?そうかぁわかったニョロ!勝太くんは優しいから手加減してくれてたニョロね?……アホめが。」

「やめて!かっちゃんはジャスちゃんのために……あなたを勝たせようとしたのよ!?」

「ジャスはん……?あぁ、そういうことか。おーい、牛次郎ー。ワイが勝っても、そいつ爆破してええで。もういらんしな。」

 

 なっ、何言ってんだよこいつ……!?家族なんだろ……!?ギョウ、そこまでやるってのかよ……!?

 

「ほ、ほんとにいいのか……?」

「だーかーらー、ええって言っとるやろが。ま、先にこの阿呆からやらなあかんけどな。なぁ勝太くん!」

「くぅっ……!!」

 

 どういうこと……あれが、ギョウなの……?嘘よ、信じたくない!ギョウは優しくって、私を大切にしてくれてた!デュエ魂だって持ってたのよ!?それなのになんで……なんでこんなことに……!!

 

「いいかぁ?ワイがこうやって善人を演じとったのも、この日このとき、今ぁ!お前らを絶望のどん底に突き落とすためじゃぁ!ワイを完全に信じ切ってから、一気に突き落とすぅ……それが快感なんやぁ……ははは……。」

「嘘よ……ギョウさんがこんな性格だったなんて……嘘よ!」

「嘘ちゃうでぇ現実やぁ!さぁーて勝太くん、負ける準備はええかぁ!?お前には……最高の絶望を味合わせてやるからなぁ!」

 

 痛ぇ……ぶん投げ……やがったぜ……ギョウ……やるからにはやれよ。……俺も、やってやったんだからよぉ。

 

「デッド=ヴェルムートで、シールドを攻撃。このときにも能力を発動!自分のシールドゾーンのカードを1枚墓地に置くことで、相手のシールドをブレイクする際に墓地送りにできる。2枚墓地においたら……あんたのシールドも2枚ブレイク時に墓地送りや!シールドチェックの必要もないニョロ。てことでぇ……ダイレクトアタック。罰ゲーム執行やぁ〜〜!!!」

「ありがとねぇギョウ。勝ってくれて!それじゃ、ミサイル発射!死んじまえぇ、切札勝太ーーー!!」

「かっちゃん!!!!」

 

 ミサイルが飛んできやがる……怖いな。けど……俺は信じるぞ!ギョウ!!

 

 

 

 ピタリ。

 

 

「え……?かっちゃん……?」

「ど、どういうことだべ?ミサイルが……」

『止まった!?』

 

 あれ……おかしいぞ?なんでだ?なにかエラーが起きたとでも言うのk……

 

「ギョウ、1つ聞きてぇんだ。」

「……なんや?」

「これは、いつあいつらに向かうんだ?」

「…………そう急かすな、今から行くでぇ。」

 

 なっ!?今の会話……ミサイルが急旋回して飛行船に向かっていく!まさかあいつら……演技を……!?

 

 ドガァァ……ァァン

 

 くそっ!ジャスを捕らえていた牢屋が破壊された……すでに抱えられてやがる!ギョウの野郎!!あいつめぇっ!!!!

 

「救出成功。大丈夫かいな、ジャスはん。」

「ギョウ…………?これって、どういう……?」

 

 全く、こんなに命を張ったデュエマは初めてだぜ。寿命が縮んだかもな。

 

「……いやーしっかし勝太くん、ありがとうな。おかげでぜーんいん、騙すことができたニョロ?」

「すごかっただろ?俺、意外と演技派かもな。」

「演技……?一体、どういうことだべ!?」

 

 ワイはこれまでのことをここにいる全員に説明した。勝太くんに泣きついた際にどっちも助けるために少しばかり演技をしてくれと頼んだ。そして、デュエマでわざとワイに負けるようにうまい演技をして、最後の最後で牛次郎を騙す……

 

「……ていう感じニョロ。」

「ってことは、君が本当はものすごい悪だってのは……」

「嘘ニョロ。」

「ジャスちゃんを爆発させていいってのも……」

「うん、嘘。」

「私達を絶望のどん底に突き落とすってのは……!?」

「嘘に決まっとるやんか。全部演技ニョロ。」

『……はあぁ〜〜……びっくりしたぁ〜。』

 

 そりゃそうよなぁ。びっくりさせちゃってごめんニョロ。

 

「よかっだぁ……ギョウがギョウのままでよかった……うっ……うぅ……。」

「泣くなってジャスはん。ごめんな?あんなこと言ってもうて……そうやな、帰りに美味しいもんでも食べに行くか?」

「……うん。ありがと。」

「安心しな。ワイはワイや。何も変わりはしないニョロ。それに……今度からはどっか出かけるときは、一緒に行こうな。今回の件もあるしな。」

「うん。」

 

 嘘だ、ありえない!なんでミサイルがあんなちょうどよく急旋回して来たんだよ!?ええい、こうなったらもう一発ミサイルを……

 

 ボガんッ!!

 

 ぬおおっ!?なんだ!?……ってんがぁっ!?ミサイルの発射口が、ぶっ壊されてるーーー!!?

 

「イエーイ!ミーのミサイルがクリーンヒットだぜーー!!!」

「久しぶりっちゃねぇ、社長……いや、牛次郎って言えばいいっちゃか?」

「てめぇなんかに、あいつ等を潰させるかよ……潰すのは俺だ。」

 

 こ、この声は?!元三幹部!!あいつ等がやったのかぁ……!!!だ、だがおかしいぞ!飛行船にいるゾンさんに訊いてみるしかない……!

 

「バサラ、お前まさか……!」

「俺は何もしてねぇ、ほとんどこの2人だ。礼ならこっちに言え。」

「……ありがとな。助けられたぜ。……そしてバサラ!これが終わったら、また俺等と敵同士!いつかまた、デュエマで勝負だぜ!」

「言われなくてもそのつもりだ。切札勝太、そして、寄成ギョウ!」

 

 ど……どうなってるんだよぉぉ〜〜……なんであの2人がいるんだ?やべぇ〜!わけわかんねぇよぉ〜!!ん?下から社長ちゃんの声!

 

「お、おいゾンさん!なんでハカセとランボーがふっつーにいるんだ!デュエマで倒したんじゃないのか!?」

「あ……あぁそうだぜ社長ちゃん!おかしいぜぇ……なんであいつ等がいる!俺がゾンビの地獄に突き落としたはずなのにぃ!?」

「あぁそうっちゃ。私とランボーは確かに、その地獄に突き落とされた……」

「だが、その後デュエマ城はブレイクしちまっただろう?それと同時に、城内にあったゾンビ地獄もぶっ壊れて、俺等は外に出ることができたのさっ!!」

「その後、俺がこの2人を見つけて助けたって感じだ。ま、助けたばっかでゾンビ化を治すには時間がかかったがな。」

「だからワイに連絡したのがバサラはんやったわけか。」

「そういうことだ。だが助かったぜ。お前が飲み込みの早ぇ男でな。切札のほうだったらまずとんでもないほど噛み砕いて説明しなくちゃいけなくなってたからな。」

「おい!さりげなく俺をいじめるんじゃねぇ!」

「……普通のことを言っただけだ。」

「ぬぁんだと!?」

「ぐぬぬぬ……どいつもこいつもボクチンの邪魔ばっかりしやがって!!!おいゾンさん!こうなったらお前があいつ等を始末しろっ!全員、ゾンビにしてやるんだ!!」

 

 わかったぜ社長ちゃん……この俺の力で、ホントのどん底に突き落としてやるーー!!

 

「てめぇらぁ!覚悟しやがれ!この俺がお前らをゾンビに……なっ!?」

 

 あの赤いバラは……まさかお兄ちゃん!?

 

「デュ、デュエわんこ!お前、何しに来たんだ!?」

「……デュエわんこ。それは過去の名前さ、勝太くん。」

 

 過去の名前……?なにぃっ!?ルシファーじゃねぇか!!

 

「この驚きよう……勝太、お前気づいてなかったんだなぁ?」

「全然!ルシファーみてぇなやつだなーとは思ってたけどよぉ……まさかガチでルシファーだとは……!?」

 

 こいつ……ルシファー!!ちょうどいいぜ……このナルシスト野郎をぶっ潰して、こいつらみんなに恐怖を植え付けてやる……。

 

「君は……あの男の仲間みたいだね。」

「あぁそうさ!それがどうしたんだよぉ!」

「……ある1人の少女の命を弄んだんだ。それを許すわけにはいかない……今ここで、僕が君を倒す!!!」

【突如現れたルシファー!ここから一体どうなるのか……次回に続くーーーっ!!!】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリジナルカード紹介

 

Z級邪悪デッド=ヴェルムート コスト9 パワー9000 文明:すべて

 

ジュラシック・コマンド・ドラゴン/侵略者

 

・マナゾーンに置くとき、このカードはタップして置く。

・Z級侵略[邪悪]:コマンド(自分のコマンドが攻撃するとき、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい。また、重ねるときにバトルゾーンまたは山札以外のゾーンにあるカードを好きな数墓地に置いてもよい。)

・W・ブレイカー

・このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、このターン自分が墓地に置いたカードの数、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。

・このクリーチャーがシールドを攻撃するとき、自分のシールドをこのクリーチャーがブレイクするシールドの数墓地においてもよい。こうして墓地に置いたカード1枚につき、このクリーチャーがブレイクしたシールドは手札に加えられる代わりに墓地に置く。

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