寄成ギョウに転生したから、キャラの良さガン無視して善人になるニョロ〜! 作:ライダー☆
チューやん[]
ゲンちゃん〈〉
ゾンさん「」になっております。
・また、クリーチャー同士の勝負では、展開を変えるために「ーーーー」を用いています。
社長ちゃんから一向に連絡が来ねぇ。俺等の録音したやつ、まだ見てないのかなぁ。デュエマーハカイツリーが機能を停止したって感じもしねぇし……。不安だ。
よし!ここは1つ、あの2人と一緒に社長ちゃんの部屋に行こう!ウグイス谷だから、俺のいる場所からはそう遠くねぇ。
「『ゲンちゃん、チューやん、ウグイス谷に集合。社長ちゃんに会いに行く。』……送信、と。これで集まるはずだ!待っててくれよ、社長ちゃん……!!」
それから、俺は2人と合流して社長ちゃんの部屋へと入っていった。社長ちゃんはいっつも、部屋の鍵は閉めずにいるから普通に入れるんだよな。……で、社長ちゃんは部屋にはいなかった。どこにも隠れている気配も、なかった。
[しゃ、社長。一体どこに行ったと言うんだ……?]
〈わかりません。しかし、パソコンの閲覧履歴から、私達が録音した動画は見ているかと……そしてそれを踏まえて、何も進展がないということは……。〉
[じゃ、じゃあ社長には、俺等の声は届かなかったってことかよ!?]
〈そういうことかと。……もしかしたら、デュエマーハカイツリーのもとまで行って、機能を停止させようとしているという可能性もありますが……社長の答えは、どのようなものなのか……。〉
「それも薄いな。……ゲンちゃん、チューやん、これを見てくれよ。」
私達はゾンさんが手に持っていたカードを見ました。そしてそれは……社長が導き出した「答え」がすべて揃っているクリーチャーでした……!!
つまり社長は、デュエマーハカイツリーの機能を停止させるつもりなんてない。逆に……起動させようとしているのだ!これはまずいぞ、一刻も早く2人と一緒に社長を探さなくっては!!!
「社長ちゃんは、多分まだ近くにいるはずだ。おそらく……デュエマーハカイツリーっていうところの近くに。そしたら、もう一回説得してみよう。見込みは薄いけど、何かを変えられるかもしれねぇから。」
『……うん。』
俺等3人はデュエマーハカイツリーの橋までやってきた。実物は見たことはなかったけれど、でっかいツリーがそびえ立っているから、多分あれだって察してここまでやってきた。
そこには、社長ちゃんがいた。社長ちゃんは俺達に気がつくと、苦虫を噛んだような顔をして、どっか行け。とジェスチャーをしてきた。一体、どうしちまったんだ社長ちゃん……そんな人じゃなかったのに!
「お、おいどうしたんだ社長ちゃん!?」
「どうもこうもないよ。ボクチンはもう、お前らなんかいらないのさ。友達なんて、ボクチンの計画を阻害してくるだけの障害物に過ぎないんだから……」
〈そんな……一体、何があったのですか!?あなたはそんな人ではなかったはずです!1人ぼっちだった私達を、慰め、そして仲良くしてくれたではありませんか!〉
[そうだぜ!デュエマをしているときだって、いつだって俺等に笑いかけてくれてた!社長、正気にもどれ!あんたはなにかとんでもねぇもんに駆られてるんじゃねぇのか!?]
うるさい奴らだ……ん?あれは、ゾンビ野郎が持っているあのカードは……ボクチンの「答え」!マジックハンドならある、あいつ等が油断している今なら……!!
「そらっ!!」
「あっ!カードが……取られちまった!」
よぉし、取り返したぞ……ボクチンの最強の切り札……!!!
社長ちゃん、あのカードを取るやいなや目を輝かせた……。それにカードから放たれるあの邪悪なオーラ、水文明のオーラにしては少々黒すぎるぜ。やっぱり、あのカードがなにか原因なのかもしれない。社長ちゃんをああいうふうにした原因なのかも……!!!
「答え」っていうもんがあのカードにつまってるのなら……その答えを全部ぶっ壊してやる!
「社長ちゃん、俺等とデュエマで勝負だ。俺等が勝ったら、そのカードを俺等に渡してくれ!負けたら、社長ちゃんの好きにしてもらっていい。」
「くだらない。ま、暇つぶしにはなるだろうね。やってやるよ。」
【果たして新3幹部は、社長こと牛次郎を止めることができるのかぁっ!?】
ゾンさん、ゲンちゃん、チューやん キーカード:
牛次郎 キーカード:イッツ・ショータイム!
『デュエマ、スタート!』
「牛次郎VS新3幹部の運命をかけたデュエマ!序盤はマナ加速を重点的に行っていく3幹部たちに対し、牛次郎はホーガン・ブラスターからボルバルザーク・エクスを出してダブルブレイク。更にアンタップしたマナでアクア・スーパーエメラルを召喚し、防御を固める……。」
新3幹部 5ターン目
[ドロー。行くぞ、呪文、エマージェンシー・タイフーン!その効果で、2枚引いて1枚捨てる!]
〈さらに、死神封魔ラヴァールを召喚です。そしてこのクリーチャーの効果により……〉
「スタートダッシュ・リバイバーを、4マナでラヴァールの上に進化だ!そしてこいつの登場時効果により、墓地からサンナップをバトルゾーンに!」
〈そして、マナ武装3により、自然のマナを3枚アンタップします!そして、その中には多色のカードも含まれている。ですので……〉
[エナジー・ライトで、2枚ドローだ!これで手札も補充された!]
「スタートダッシュ・リバイヴァーでボルバルザーク・エクスに攻撃!破壊だぜぇ!!」
チッ……思ったよりやるみたいだな。それにあいつ等のマナにはサンマッドがいる。てことは……次のターンには一斉突撃してくるってわけか。だが、ボクチンには仕込んだシールドがある!その程度じゃぁやられないもんねぇ〜だ!
牛次郎 6ターン目
「ボクチンのターン。デュエロウを召喚。そして2枚ドローして……君たちも、1枚引いていいよ〜。」
……こっちにも利益を与えるカード……なんだろうなぁ、今の社長ちゃんがそういうクリーチャーを使うと、なんとも言えねぇ気持ちになるんだよなぁ……。
「ターンエンド。さ、君たちのターンだよ。」
動いてこねぇのか?不思議だ……なにか奥の手を隠してるのかもしれねぇな。それこそ、さっき見つけた「答え」のカード……
新3幹部 6ターン目
「行くぞ!俺達のターン!そして……引いてやる!」
[社長のために!]
〈笑顔のために!〉
『デュエマを……続けるためにぃーーーっ!!!』
「来たぜ!偽りの名スネークを、バトルゾーンに!」
〈このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、山札の上から1枚目をマナゾーンに。〉
[そして1枚ドローできる!更にトロンを召喚。このときにもスネークの能力は発動するのだ!]
「1枚加速、1枚ドロー。更にG・ゼロ発動により……パラダイス・アロマを3体召喚!」
3枚ドロー、3枚マナ加速!これで準備は整った!あとはあのカードを引くだけ……!
「コートニーを召喚。そして1ドロー1マナ加速。(よし、引けたぞ!)」
〈これにより、わたしたちのマナゾーンはすべての文明を得ることができます!〉
[そして……キリモミ・スラッシュだ!これで全員スピードアタッカーになった!!]
なっ……手札とマナを増やしていたのは、あのカードを引くためか!?マナに置かれてもいいよう、何かしらの策もあったのだろう、抜け目のない奴らめ……。
〈まずはサンナップで攻撃。このときに、S級侵略「原始」発動です!サンマッドをマナから侵略。そして、アクア・スーパーエメラルをマナ送りです。さらに!クリーチャー3体以上のため、このクリーチャーはトリプルブレイカーです!!〉
トリガーなし。けど、別に焦る必要なんてないんだよねぇ〜……。
[まだまだ行くぞ!スネークでダブルブレイクだ!これで社長、あんたのシールドは0だ!]
「スタートダッシュ・リバイヴァーで、ダイレクトアタックを……」
「けっ、なぁに行ってるんだよ。シールド・トリガーはさっき仕込んであるのさ!クロック!残りのターンを飛ばすよ。」
トドメまで行けなかった……!だけど、まだチャンスはある。ブロッカーもいるからある程度は守れるし、トリガーがあれば万々歳だ!!社長ちゃんを正気に戻すためにも、ここで諦めることはできねぇ!
牛次郎 7ターン目
「あぁもう、ここまでやってくるとはびっくりだったよ。けど答えは揺るがないよ。さぁ、終わりにしてやる!!」
恨み、妬み、嫉み、僻み!この世の全てに怨を、この世の全てに、究極の答えをーー!!!!怨念、ドローッ!
「来たぞぉボクチンの切り札、ボクチンの答え!まずは呪文、イッツ・ショータイム!さぁ、まずは君たちにプレゼントだ。進化ではないクリーチャーを好きな数、バトルゾーンに出してもいいよぉ〜?」
好きな数……?けどなんでだ?今の社長ちゃんのことだから、なにか裏がありそうだな。出さないでおくか……。
「出さねぇぜ、社長ちゃん。」
「おや〜?いいのかなぁ〜?じゃあボクチンは、その中で最もコストの大きいクリーチャーよりコストの大きいクリーチャーをバトルゾーンに出すよ。今回は出さなかったので0コスト。つまりどぉんなクリーチャーでも出せるってわけさ!」
[おいまじか……裏目に出ちまったぜ!]
「行くよ。正体不明をバトルゾーンに。そして手札から……デュエロウ、デュエランド、アクア・スーパーエメラル、マイパッドをバトルゾーンに。」
ブロッカーを展開してこねぇ?正体不明の能力は、俺等に追加ターンを得させる能力もあったはず……。
「そして……ボクチンの切り札にある能力の1つ、天才シンパシー発動だ。その能力で、ボクチンのバトルゾーンにあるクリーチャーの数、召喚コストを10下げる。」
〈ということは、たったの1マナで出てくるというのですか!?〉
「そういうことさ。……ここで今、全ては判明する!今まで謎に包まれてきた種族……今まで迷っていたボクチンの心……それらをすべて解き放った答えがこれだ!「ジ・アンサー」!!」
正体不明の中から、誰かが出てきやがった……もうありゃ「正体不明」なんかじゃねぇ……あれは……伝説の正体!!
「伝説の正体ギュウジン丸!!これが、ボクチンの切り札なのさぁー!これにより、第2の能力発動!相手のクリーチャーを全て、山札に加えてシャッフルする。6体以上山札に加えたら……ボクチンはゲームに勝つ。エクストラウィンの能力を持っているのだ。」
「俺たちのバトルゾーンにあるクリーチャーは……8体。」
「……さぁやれ。ギュウジン丸。あいつ等をぶっ潰せ!!!」
ーーーーー
この天才であるワタシに楯突いたバツを、あなた達に与えましょう。さぁ、まずは雑魚のスノーフェアリーとサイバー共を……この銃でデリートしましょうか。1体、2体、3体、4体、5体。
「貴様!!!」
む。スタートダッシュ・リバイヴァー。そちらから向かってくるとはなんともありがたい。では、次に来るときは、己の力量をわきまえてからにしてくださいね。
「……これで6体。ミッションコンプリート。ですが、申し訳ありません。天才以外はこの場から退場してもらわなければ。野蛮で下等な原始人などは、まず真っ先に消さなくてはならなかったのですがねぇ。ワタシとしたことが、順番を間違えてしまいました。」
「ヌゥ……これ以上好き勝手にやらせるものか!」
うるさいものです。ただのパワー3000の雑魚のくせに、なんとも声だけはいっちょ前に……。
さぁ、残るはあと1体……忌々しい、「アンノウン」の持ち主、スネーク!
「一体なぜだ……お前のような種族は見たことがない、強大な強さを……誇るものは!」
「ワタシは、ワタシ以外の劣等種族とのケジメをつけるために今ここに舞い降りたのです。最ももしかしたら……あなた達のように「
「不明……か。そのままでいてほしかったなぁ。それだったらお前は、この世界にある全てに対して、自分が劣等感を持つ必要はなかったというのに。」
「笑止。ドキンダムすら従えるパワーをも持つワタシにそんな口が聞けるとは。あなたを……最後に残しておいて正解でしたよ!!!」
くそっ。逃げやがる。……面倒なものです。だったら、殴って叩き落としましょうか。全く汚らしいものを触りました。それでは、すべての罪を背負い……消去されなさい。「アンノウン」。
ーーーーー
8体消去。これにより……エクストラウィン、完了だ。残念だったねぇ、3人。ボクチンを止められなくってさ。悔しがってももう遅い。君たちは負け、ボクチンの勝ち。その答えに変わりはないんだよ。
「くそっ……負けちまった……。」
「それじゃあ、デュエマーハカイツリーを起動させてもらうよ。もう準備は整っているんだ。」
夕焼けが眩しいな。こういうのは風情というが、今のボクチンには関係ないな。じゃ、リモコンにあるスイッチをポチッと……
「むぁったぁーー!!牛次郎ーー!!」
〈む……この声は!〉
[知ってるのかゲンちゃん!]
〈えぇ。戦いましたからね。彼の名は……切札勝太!〉
なぁんでこうなるのさ!急にあの憎き切札野郎が物理的に飛んできやがって……リモコンまで奪っていきやがった!こんちくしょうめぇ!なんか仲間もいるし、ギョウまでいるし!
「よし!こんなもん……こうだっ、こうだっ!!」
「おぉ……なかなか派手にやったね、勝太くん。」
「これで大丈夫だべな!」
にっひひぃ。デュエマーハカイツリーの起動装置らしきもんを踏んでぶっ壊してやったぜ!これで起動はできない……
『デュエマーハカイツリー、起動を開始します。』
なっ……ぬぁにぃ!?どういうことだ?もしかして……スイッチを押した!?いや、でもスイッチは踏まないようにしたはず……
「どどど、どういうことなんだなぁ!?」
「もしかして……このリモコン、ブラフだったニョロ?」
「マ、マジかよ……やべぇ!」
なんで起動をしたんだ?リモコン以外に、あれを起動させるすべはないはず……それにあのリモコンはボクチン以外のものが押しても反応しないように細工をしてあったんだ!なんで……。
「牛次郎よ。デュエマーハカイツリーは起動させておいた。これがお前の答えなのだろう?」
この声は、ザキラ!この場にいないってことは、ボクチンの脳内に直接語りかけてるってことか。
「起動させておいただとぉ!?」
「そうだ。たとえリモコンを壊されようが、この私の意志で、こんなデカブツは即座起動できる。いいタイミングだっただろう?」
「そ、それはそうだが……!」
「ではさらばだ。これで、この世界からデュエマはなくなる。お前の思い通りにことが進むようになるのだ。」
それが最後かよ……!何度呼びかけてももう応答ないし!ま、まぁ、いいんだよな?これがボクチンの……答えなんだし!!!
【なんと!まさかのデュエマーハカイツリー起動開始ぃ!?どうすんの、これーーーっ!!!!?】