寄成ギョウに転生したから、キャラの良さガン無視して善人になるニョロ〜!   作:ライダー☆

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なんか2人以上で言葉発しているときは、カギカッコを『』にしています。まぁ昔からそうだったんですけど、一応・・ね?





第41話 今こそ決着を!デュエマーランド最終決戦!

 デュエマーハカイツリーが起動した……。これもあの、ザキラというキザ男のおかげだ。いよいよ、いよいよだぞ……ボクチンが切札どもに復讐ができる……!!

 

「ヂューーーッ!!」

 

 ん?なんだ、今なにかがボクチンの上を飛んで……なっ、あれはデュエマウス!?なにをしようとしているんだ!

 あいつ、デュエマーハカイツリーにしがみついて、何をする気だ?……まさか、あいつ自分にセットされてる爆弾を……!?

 

「デュエマウス!何してんだよ、お前!?まさかと思うけどよぉ、巻き込んで、自爆なんてしないよな……?」

「勝太くん……みんな、ごめんでチュ。起動してからどうにかできないかと考えたでチュけど、これしか方法は浮かばなかったんでチュ!僕のお腹には、時限爆弾があるでチュ。それを……爆発させるんでチュ!!」

 

 やっぱり、そうなのかよ……!

 

「やめろデュエマウス!」

「やめるわけにはいかないでチュ、勝太くん!!僕は、みんなのために犠牲になるでチュ。デュエマを終わらせることは、絶対にさせたくないんでチュ!みんなとの時間は、とっても楽しかったでチュ。だから……さよならでチュ、みんな!」

 

 そして、デュエマウスはスイッチを押して自爆した。デュエマーハカイツリーはそれによってぶっ壊れたけど、デュエマウスは……ボロボロのリボンだけになってた。握ってみると、ひどい悲哀感に包まれた。

 

 ハカイツリーが……壊れたぁ……そんな、ボクチンの計画がぁ!!……ん?計画?そうだ、思い出したぞ。ボクチンは最初、デュエマーハカイツリーの機能を完全に停止させようとしていたんだ。けどザキラに惑わされ、ここまでやってきてしまった……デュエマウスまでも、ボクチンは失った!くそぅ……くそぅ……

 

「む、洗脳が切れかかっているな。本来は復讐を終えるまで切れないようなものなのだが……くだらん友情がそれに負けたということか。しかし、洗脳させるにはまたこいつに俺を見つけてもらわねばならん。それは面倒だ。……かくなる上は……!!!」

 

 グッ!?なんだ……体に異変が……!?何が起きているんだ!?

 

「お、おい勝太、みんな!牛次郎が変なんだなぁ!!」

 

 変?……本当だ、うずくまって悶えてやがる。それに、あいつから感じられるあの化け物みたいなオーラは、何だ?

 

「なんなんだべ!?あれは!?」

「わからないわ……けど、あの感じはタダモノじゃない!!」

 

 おかしい……何かがおかしいぞ、社長ちゃん……!?

 

「社長ちゃん!どうしたんだよ、おい!」

[おい待て、ゾンさん!不意に近づくな!!]

 

 うぐぅ!!近づいてわかったぞ……死んでる俺ですら拒絶するほどの香りとオーラ……

 

「ゲンちゃん、チューやん。もう俺達は関わらないほうがいいかもしれねぇ。あとは、切札どもに任せるんだ。」

〈なんですって!?一体、近づいて何を感じ取ったのですか……!?〉

「ありゃ社長ちゃんじゃねぇ。……「他人」だよ。他人の魂が、どういうわけか社長ちゃんの体に入ってるんだ。もしかしたら……社長ちゃんに「答え」を見せた張本人かもしれねぇ。」

[そ、そんなことが……ありえるのか!?]

「もしかしたら、な。そうなったら負けた俺達はもう無駄だ。他の奴らに協力なんてできやしねぇよ。あんまそういう柄でもねぇしな。……悔しいけど、もうあいつ等に任せるしかない。俺等は祈ろう、社長ちゃんの無事を……!!」

 

 その瞬間だった。社長ちゃんから放たれていたオーラは、社長ちゃんをまとった。目は赤く、ホントのホントに別人だった。

 

「フン、こいつの体になるのは醜くて嫌だったが、致し方ない。俺がこいつの代わりとなり、復讐をしてやろうではないか。フハハハハ……」

「こいつの体?待て!お前は一体何者だ!」

「ベンちゃん?何言ってんだ?あいつは牛次郎……」

「いや、違う。今の言動的に、まるで別人だ!」

「その通り……お前たちに自己紹介をしてやろう。俺の名はザキラ。全デュエリストを破滅へと導くもの、そして……こいつの復讐を代行するものだ。」

 

 ザキラ……マジで?だってザキラはんって、バサラはんにドキンダムを渡して以降はこのシリーズ出てこなかったはず。つまり、色々展開が違うせいで、牛次郎はザキラと一悶着あったってことニョロか!?

 

「そうだな……切札の者よ。」

「!?俺のこと知ってんのかよ……俺、お前のこと知らねぇのに……!?」

「まぁな。切札勝舞とは色々あったんでな。」

「な……なんだと……?」

「まぁおしゃべりはもういい。明日、ここへと来い。お前ら全員でだ。そして……全員を抹殺してやる!!」

 

 抹殺……冗談で言ってるわけじゃねぇ、あの目は本物だ!本当に俺等を抹殺しようとしているんだ……!!

 

「それでは、さらばだ切札ども。明日、楽しみに待っているぞ。」

 

 き、消えたニョロ!?そういうこともできるんかいな、ザキラはんって……。で、翌日か。

 ザキラ、か。てことは、牛次郎はあいつの言いなりになってたってことか?いつからかはわからねぇけど……代行って言ってたし、可能性はある。となれば、あいつもどうにかして助けねぇとな。……デュエマウスだって、あいつにまた笑顔になってもらいたいだろうし、な。

 

「勝太くん。」

「……ギョウ。」

「ザキラとの戦いに備えて……僕に、デッキ調整をさせてほしいニョロ。」

「デッキ調整……?お前のデッキって確か、全部の文明が入ってるデッキだったよな。」

「そうやけど……勝太くん用にしっかりと調整するニョロ。さすがに全部の文明入れたのを渡しても、初めてやったら動かしにくいやろうしな。せやから……3文明で済ませるニョロ。火、自然、光の3文明や。」

「3文明?」

「そうニョロ。それやったらまだ動かせるやろ?」

 

 ……まぁな。それに、ギョウになら任せられる。こいつは俺よりも強ぇデュエリストなんだ。ちょっと悔しいけど、それを認めなくちゃいけねぇ。俺のデッキを渡す。そして、あとは翌日を待つだけだ!!

 

「頼んだぜ、ギョウ!」

「任せてニョロ。」

 

 さて……勝太くんからデッキはもらった。家にも帰ってきた。あとは抜くもん抜かへんもんを色々せなあかんな。けど、こいつは入れなあかんな。革命と侵略、2つの力を併せ持ったこのカードは……!!

 

「ギョウ、ご飯できたけど食べるー?」

「んー。まだええ。こっち側が一段落したらそっち行くニョロ。」

「ふ〜ん。冷めないうちに食べなよ?ハンバーグだから。」

 

 ギョウ、結構熱心ね。それもそうか。聞いた話、デュエマウスが自爆して、さらにザキラってやつが悪いやつの体を則ってもっと悪いやつになったって言うし……その決着が翌日だって言うし。私が協力しに行っても、足手まといかな?まぁいいか。私はご飯を食べてれば。

 

「完成ニョロ。動かしてみてもそこまで違和感はないし、動かしにくさもない。これで明日、勝太くんにこれを渡せばええニョロ!」

 

 さて、と。こっちもご飯を食べに行こうかな。ちょうどお腹も空いてきたことやし。

 

「…………冷めてる。」

「当たり前でしょ。30分も置きっぱなしだったんだから。……温める?」

「お願い。」

「はーい。……明日、私もついて行っていい?頂上決戦っていうの、見てみたいのよね。」

「まぁええで。人は多くたってあんま変わらんやろうしな。」

 

 ……ギョウは必死になってデッキを作ってくれているはず。俺だって、なにかしなくっちゃな。託しただけじゃ駄目だ!!けど……3文明にしっかりとヒットするカードっていうのもないしなぁ……おっとヴァンソーコーが剥がれそう……アブねぇアブねぇって、ん?

 

「勝太くん……勝太くん……!!」

 

 この声は、デュエマウス?どこにいるんだ?どこに!?

 

「僕はここにいまチュ!ネジでチュ、ネジの方をむくんでチュ!」

 

 ネジの方……っていたぁ!ちょっと薄いけどしっかりいるーー!!?これってあれか?幻っていうやつか?よくわかんねぇけど……まぁいることは確かだ。で、俺を呼んだ理由は何なんだ?

 

「勝太くんの気持ちはしっかり受け取ったでチュ!そしたら……僕の手元に2枚のカードが生み出されたんでチュ。」

「え……そんなことあるの?」

「あるんでチュ!これを……。」

 

 デュエマウスからもらった2枚のカードは、どっちも火文明で、どっちも呪文。けど……何だろうな、そんときに、ドギラゴンも語りかけてきた気がするんだ。

 

「勝太……行くぞ。あの外道をぶっ潰してやろうぜ!!」

 

 ってさ。まぁさすがに気のせいだとは思うけど……

 

「勝太くん!そのカードを使って、社長を止めてほしいでチュ!」

「……あぁ!やってやるぜ!お前のためにもな!!!」

「ありがとうでチュ……僕は、みんなを応援しているでチュよーー!!!」

 

 デュエマウスがどんどんと遠ざかっていく……俺は止めようとはしねぇ。そんなことしたって、あいつを嫌な気持ちにさせるだけだしな。

 そうして俺は……目を覚ました。いつから寝てたのか本当に覚えてねぇ。けど……夢でもらった2枚のカードは、しっかりと俺の枕元にあった。じゃあ夢じゃない……いや、でもありゃ夢だよな……まぁ考えてたって仕方ねぇか!デュエマウスの思いも込めて、行くぜ!!ザキラっていう野郎をぶっ潰す!

 

 朝ニョロか。ジャスはんはもう準備できとるし、こっちも早う着替えて出発せな。こう、パパパッと着替えて、デッキ持って……準備完了!よっしゃ行くでぇ、あいつの好きにさせるもんかいな! 

 

 …………時が近い。さぁ、来るがいい切札よ!せいぜい俺を楽しませるためになぁ!!

 

【ついに動き出した3人のデュエリスト。舞台はいよいよ、最終局面へぇ!!!!】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

切札勝太&寄生ギョウ&デュエマウス キーカード:完全防御革命

 

ザキラ(牛次郎) キーカード:伝説の正体 ギュウジン丸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 みんなと、ギョウと会って……そして俺は、デュエマウスからもらった2枚のカードをギョウに渡した。お前が作ってくれたデッキに組み込んでくれって。ギョウはネクストチャージャーを2枚捨てて、その2枚を入れてくれた。ありがとな、ギョウ。

 

「ザキラァッ!!」

 

 この声は、切札か。クックック。待ちわびたぞ……この時を!!

 

「切札か。……フッ、仲間も全員来たらしいな。では……そいつ等をもらうとしようか!!」

 

 なっ……あいつ超能力使えんのかよ!?ギョウ以外のみんなが……ハムカツまで捕らえられちまった!

 

「そしてこいつらを……こうだ!!」

 

 何をするかと思ったら……長い棒に縛り付けた?一体何をしてぇんだ……あいつ……。ハムカツとジャスちゃんはおんなじところにいるし。

 

「何がしてぇんだ、ザキラ!!!」

「まぁそのうちわかる……それよりも、お前たちを俺のデュエルフィールドに招待してやろう……特別に、だ。」

 

 デュエルフィールド……?って思ったらぬおおっ!?地面からでっけぇ舞台が俺等を持ち上げたぁーーっ!?

 これが……デュエルフィールド!けど何やろ、どっかで見たことがあるような……そ、そうや!思い出した!ここは……昔友達に見せてもらった漫画で、ザキラとアダムが戦っていたデュエルフィールドニョロ!!

 

「フハハ……ハハ……!ここが貴様らの最後にふさわしい場所だ!さぁ、見せてもらおうか。お前たちの協力の力とやらを……」

「!?俺がギョウにデッキを託したこと、知ってたのかよ!?」

「どうせそんなことだろう、そう思っただけだ。俺を倒すためにくだらんことをするだろうな、と。」

「ケッ!くだらねぇことかどうか、その目で見て確かめやがれ!やるぜ、ギョウ!」

 

 そやな。こっちも本気で……いかなあかんなぁ!!!

 

「行くでぇ勝太くん。ワイらの力見せてやろうやないか。」

 

 あぁ。けど2人だけじゃねぇ。デュエマウスもだ。

 

「こいつもいる。3人で一緒にあいつをぶっ倒す!」

「……へッ、そうやったな。ワイとしたことが忘れとったニョロ。んじゃ、勝とうや。3人で!!」

「おうっ、行くぞザキラ!」

『デュエマ、スタート!!!!』

 

【最終決戦、お互い静かな展開。全くクリーチャーを出さないザキラ。一方勝太とギョウは自然と火のクリーチャーをしっかりと展開しながら、マナ加速を行っていく。】

 

 

ザキラ(牛次郎) クリーチャー0

 

 

勝太&ギョウ&デュエマウス クリーチャー4(ラブ・バトラッチ、ケラサス、ジャス、ロイヤル・アイラ)

 

 

「牛次郎……いや、ザキラの使っているデッキは、牛次郎とおんなじみたいだ。特に変更点が見当たらない。しかし……」

「ザキラがどういったプレイングをするかよね。必ず牛次郎とおんなじような立ち回りはしないはず……」

「勝太、ギョウ、頑張るんだなぁ!」

 

 みんな……あぁわかってるぜ!今ここであいつを引いてやらァ!

 

勝太&ギョウ&デュエマウス 6ターン目

 

「行くぜギョウ!」

「おうよ勝太くん!まずはマナチャージからのぉ……ケラサスの効果で軽減して、ドミティウスをバトルゾーンへ!」

 

 これで山札から……あいつを引けばいい!引いてやらァ!行くぜぇ……この指が……ヴィぃっきりぃ……折れようともなぁ!ドカンと行くぜぇ!!ぬおぉ、ドロドロドロドロ……ドローーっ!!!

 

「来たぜぇ!山札上から5枚を見て……そこから文明の異なるクリーチャーを1体ずつバトルゾーンに出すぜ!クジゴジラ、ガガ・ピカリャン。そしてラブ・バトラッチの上に……燃える革命ドギラゴンを進化だぁ!!!」

「来たべ!ドギラゴン!」

「これで一気に畳み掛けれるわ!!!」

「ちゃうちゃーう!」

 

 クジゴジラの効果で2枚マナ加速できた。それに……あいつのシールドにトリガーがなければ、一気にトドメまで行ける!それにトリガーを踏まれても、次のターンに一斉攻撃すれば……!!!

 

「行くぜぇ!ドギラゴンでシールドをトリプルブレイクだ!」

 

 フン、小癪な真似を。そんなのは……俺の力の前では無力!それを教えてやろうではないか!!!3枚割られた。1枚目、2枚目……フッ、トリガーだ。

 

「シールド・トリガー、フェアリー・シャワー。効果で2枚を見て、1枚を手札に。残る1枚をマナゾーンへ。」

「なっ……マナ加速呪文だと!?計算が狂ってしまった……!!」

「そうなったらまずいわ。彼にはマナ加速の手段もあるってことになっちゃう。ギョウと勝太さんは、もうこのターンで決着をつけないと、手札の多い彼に主導権を渡してしまうことに……。」

「残りにトリガーがないことを、祈るしかないべ!」

 

 3枚目……おっと、これもトリガーか。やはりこの場所をデュエルフィールドにしたのは正解だ。……何かと「ある」のかもしれないな。

 

「DNA・スパーク。」

『なっ!?』

「効果でお前のクリーチャーをすべてタップ。さらに!山札上から1枚をシールドとして追加。」

「ターンエンドだ。まさか、光の呪文まであるとはな……驚いたぜ。」

「こいつの元々のデッキなど、見るに耐えなかったのでな。改造をしておいた。」

(ザキラはんのバトルゾーンにクリーチャーはおらへん。せやけどもし……展開通り、あのカードを引いてしまったら?)

 

ザキラ(牛次郎) 6ターン目

 

「俺のターン。さぁ、俺が縛り付けた者どもよ、よぉく見ておけ!この俺が、奴らを破壊するまでを!!!」

 

 これだ……これのためにこいつらを縛り付けたのだ。動きを封じたうえで、大切な友をどうすることもできず、ただ破壊されるのを見届けるだけ……それ以上の絶望はあるか?ないだろうな。確実に。だからこそ、するのだ!

 

「アクア・スーパーエメラルを召喚。これにより、シールドを1枚入れ替える。」

 

 守りを固めてきたか……次のターンにまでダイレクトアタックってのも、きつくなってきたかもな。

 

「更に……残り5マナで呪文、ホーガン・ブラスター。効果で山札をシャッフルし……山札の上……一枚目を見る!っ……フフハハハハ!これでお前はもうどうしようもない!完全不明をバトルゾーンへ!」

「で、出てきおった!!!」

 

 ギョウ……?急に焦りやがって、そんなにあのクリーチャーは、やべぇのか……?

 っ!?なんだ、あのクリーチャーから放たれたレーザーが……俺達のクリーチャーを閉じ込めやがった!

 

「こいつにある能力は2つ。1つ、お前がマナチャージ、カードを使ったとき……残りのターンを飛ばす。」

「なんだと……てことは、これ以上はお前のクリーチャーに、監視されなくちゃいけねえってのかよ……!?」

「まだだ。お前のクリーチャーが攻撃したところで、ターンは飛ばされる。つまりお前はもう、俺にとどめを刺すことはできない。次のターンには確実に動けるのだからな。」

 

 くそっ。俺等のバトルゾーンには、クリーチャーが7体もいるのに……!そいつ等も攻撃が自由にできねぇ!どうする……どうするのが正解なんだ?

 

勝太&ギョウ&デュエマウス 7ターン目

 

「ドロー……!」

「勝太くん。ここは……こいつを出すニョロ。安心せぇ。もしあっちが動くんやったら……チャンスはある。」

 

 こいつを……?だけど、ギョウの言うことだ。信じることはできる!こいつのことだから、先のことも、俺以上に読めているはずだ!!

 

「クジゴジラで攻撃!このときに……侵略発動だ!」

「えぇっ!?侵略ですって!?」

「勝太が侵略をするなんて……一体どういうことなんだなぁ?」

 

 違う……これはただの侵略じゃねぇ、革命の力を持った侵略クリーチャーなんだ!

 

「ワイがこのデッキに入れたんや。革命と侵略……共存できるんちゃうか思うてな。試行錯誤しとったらできたカードニョロ。」

「革命類侵略目パラスキング!!!こいつでトリプルブレイクだ!!」

「アクア・スーパーエメラルでブロック。そして……お前のターンは強制終了だ。」

 

 結局こうなる……。まずい、このまま縛られたままで終わっちまう……!!

 これから始まるあいつのターンで……多分やけどギュウジン丸は出てくる。せやけど手札にあるブオンで最低限守れはする。せやからあとは、ディメンジョン・ゲートで確認済みの……デュエマウスに託されたと言っていたあのカードを山札から引ければ……!

 

ザキラ(牛次郎) 7ターン目

 

「フフ……さぁ、終焉だ。こいつの答えでトドメを……刺してやる。」

 

 なんだ?あいつの感じが……変わった?いや、違う!あのオーラはもう牛次郎じゃねぇ……あれが、ザキラ!!

 幻影か?多分そのはずや……しかし!あそこまで強くザキラっちゅう存在を性格以外に出せるとは……!!

 

「愚かな者ども!力によって滅べ、苦しめ、破滅を受け入れろーー!!フハハ……引いたぞ、こいつの答えを!呪文、イッツ・ショータイム!これにより、お前はクリーチャーを好きな数バトルゾーンに出してもいい。」

「好きな数……だと?なにか裏があるに違いねぇ俺は出さね……」

「いや、ここは出すんや。どうせクリーチャーの数は、もう超えとるんや。」

 

 超えてる……?よくわかんねぇけど、とりあえずこの1体は出してもいいってことか。

 

「ブオンをバトルゾーンに。」

「そうしたのなら、俺はそれよりもコストの大きいクリーチャーを1体召喚できる。正体不明をバトルゾーンへ!!そして正体不明の効果により、デュエロウ2体、完全不明、ボルバルザーク・エクスをバトルゾーンに。マナをアンタップ!まだ終わりはせん。デュエロウ2体の効果で、4枚ドロー。フフ……さぁ、お前も2枚引け。」

「くっ。ここで何かを引ければ変わる。そうだ、デュエマウスからもらったあのカードを……!!!」

「そうや。ディメンジョン・ゲートで確認済み。せやからあとは……この2回のチャンスで引くだけニョロ!」

 

 その時だった。またデュエマウスの声が聞こえてきたんだ。今回はギョウも聞こえるらしい。……なんなら前の時みたいに視えもする。ん?ヴァンソーコーが……剥がれたあぁ!!?そして青い炎出たぁっ!ひっさびさに!!そ、そうかわかったぞ。あのときデュエマウスが見えたのも、これが剥がれそうになってたから……!ん?じゃあなんでギョウは見えてんの?こいつほんとにやべぇやつだからか?

 

「2人とも。ここは僕も協力するでチュ!3人で引くでチュ、あのカードを!」

「デュエマウス……そうだな。よし、行くぜギョウ!」

「よっしゃー任せときぃ!!!」

 

「このドローはぁ……今までの中でいっちばん重いぜ!!おんどるぁぁい!!!」

「かーらーのぉー……!」

『俺達は引く!このデュエ魂を、暴れ出させろぉ……!!!!』

「3人で引くでチュ!切り札をこの手に!!」

『ドロドロドロドロドロ……ドローーッ!!!!!』

 

 引けた……完全防御革命!!これが……勝利につながる……はずだ!

 

「勝太くん……ギョウくん……あとは任せたでチュ!僕は……2人を応援しているでチュ……。」

 

 デュエマウスが消えた……。あとは俺達が、全部を終わらせてやる!

 

「何かを引いたようだな。しかしそれも無駄に終わる。で2マナでマイパッドを、1マナでマリン・フラワーを召喚。そして行くぞ……天才シンパシーにより、コストを70軽減!伝説の正体ギュウジン丸を1マナで召喚だぁ!!!」

 

ーーーーー

 

 ようやく私の出番ですか……しかし、ザキラという男、牛次郎よりもこの私にとってはいい存在かもしれません。あの力は牛次郎をゆうに超えている。上出来な存在ですし……ね。さぁて、あのゴミ共を片付けるとしましょう。

 

ーーーーー

 

「ギュウジン丸の効果により、相手のクリーチャーすべてを山札に加えてシャッフル!お前のクリーチャーは8体……デリートだ。」

 

ーーーーー

 

「では退場していただきます……よっ!!」

 

 あの野郎……衝撃波か!?この俺がいても……今のままじゃ革命0も使えねぇから置物だ。……まだなにか可能性を秘めているパラスキングの方を優先的にセイバー……したみたいだな。あの2人は。そうだ、それでいい!

 

「パラスキング!あとは任せたぞ!!!!」

「承知だドギラゴン。」

 

 ……む、ゴミが1匹残りましたか。ですがよろしい。ミッションは達成された……おや?何だ、あの巨大なバリヤーは……なっ、あいつ等を包みこんだ!?このままでは私のエクストラウィンが達成されない……

 

「おのれぇ劣等種のくせに……!!!!」

「劣等種?ナメんじゃねぇよ……お前はそれに負けたんだぜ?」

 

 この声はドギラゴン?まさかあいつがやったというのか……しつこい野郎め……!

 

ーーーーー

 

「完全防御革命!クリーチャーの攻撃以外の手段で相手が勝つとき、その代わりとしてこのカードを捨てる!」

「なんだと……まさかそんな悪あがきの1枚を持っていたとはな。仕方ない。ターンエンドだ……だが1つ言っておこうか。完全不明はいる。それを忘れるな。」

 

 完全不明によってターンが飛ばされる。2ターンも、動くことは大きく封じられちまう……。

 勝太くん、困っとるみたいやな。そういえば、勝太くんにデッキを渡したときに……流して見とったから枚数とか具体的にわかっとらんのちゃうか?

 

「勝太くん。安心せぇ。……ディメンジョン・ゲートを唱えた。これだけでも十分ニョロ。」

「ディメンジョン・ゲートを……?そ、そうか!!お前のデッキを見たとき、あの呪文が見えた……!よし、行くぜ!」

 

【絶対的な自信を持った勝太とギョウ!戦いは、ホントのホントに最終局面だぁーーーっ!!!】

 

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