寄成ギョウに転生したから、キャラの良さガン無視して善人になるニョロ〜! 作:ライダー☆
【ある真夏の昼にて……。ギョウとジャスは楽しくゲーム中。イメン=ブーゴはカードの中でぐっすり。すると……?】
ピンポーン
ん?誰や?今ジャスはんとゲームしとったところやったのに。でも無視するわけにもいかへんしなぁ。
「ちょっと待ってて。」
「うん。」
「はぁいどなたですかぁ〜。ってあら。」
ルシファーはんや。けど……なんか沈んどるな。
「まぁまぁ、上がってニョロ。」
「ありがとう。ギョウくん。……お邪魔します。」
あ、ルシファーさんだ。あのゾンビ倒した人。こんにちはー。
「……彼女、髪を上げたのかい?ずいぶん可愛らしくなったね。」
「せやろ?」
「……かわいいは余計です。」
「んで、どしたん?なんか見た感じ、いい気分じゃなさそうやけど……。」
「あぁ、君なら話を聞いてくれるかなと思って、ここにやってきたんだ。実はね……。」
僕らはテーブルに座りながら、ルシファーはんの話を聞いた。内容はこう。勝太くんが飼っているハムスターたちが、いつの間にか喋れるようになっていた。……まぁこれはヴァンソーコーってやつの影響やな。んで……そこからが問題だった。なんか喋れるハムスターも1匹増えていて、それがたまたまテレビに取り上げられた。それを見た勝太くんは、2匹のハムスターをどうにかこうにかして利用できないかと企み……今では巨大施設を建てるほどになってしまったらしい。
なるほど。つまりは第3話のお話とおんなじっちゅうわけやな。けど……なんで僕にそれを伝えに来たんや?
「……実は、僕も、そんな勝太くんを止めようとしたんだ。あれ以上行くと、取り返しがつかなくなると思ってね。このアニメの主人公だとしても……。」
【ルシファーさん?やめて?主人公とかそういうのは言わないでってば……!】
「けど、彼がそれを生理的に拒んでしまってね。ハムスターは無理らしいんだ。」
「彼?……誰もいないわよ?」
「服の中とかに隠れとるんちゃうんか?クリーチャーが。」
「あぁ。紹介しよう。」
ルシファーはんがカードを取り出すと、そこからクリーチャーが現れた。名前はドレミ。……あぁ、アニメでもあった少しばかりの潔癖症が、重度になっとるわけやな?こうやって僕がおる影響で……。
「彼が嫌だと言うんだ。」
「あのような汚らわしいものに触れたくはありません!ど……どうも、生理的に受け付けないのです。」
まぁ、わからなくもないな。汚いものが生理的に無理っていうのは。
「それで……勝太くんを止めるということを、君に頼みたいと思って、ここにやってきたんだ。」
「なるほどな。……ねぇ、暑いなら脱げば良くない?その厚着……。」
「いや、そういうわけにはいかない。絵コンテの人の仕事が増えるし、何よりこんな1話限りの話に脱衣した僕を書く必要は一切ない!」
【おい!ラインを超えちゃったって今のは!】
「…………たしかにそうやな。僕だって、暑いのは平気っていう設定があるから長袖でも大丈夫だし……。」
【もうこっちもだめなのかよ!なぁんでこういうところが抜けてるのかなぁこの2人は!!?】
「ま、わかったニョロ。勝太くんを止めればええんやな?じゃあ止めてくるニョロ。新しいこの切り札も、使ってみたかったしな。」
「ありがとう。ギョウくん。」
「……で、どこおるん?勝太くんは。」
ルシファーはんは外へと出て、おる方向を指さしてくれた。わっかりやすくなんか建ちそうなところがあった。あそこか。んじゃあ行ってくるかな。デッキは持った。
「ジャスはん、手ぇ貸し。」
「え?手?」
「うん。包帯ですっ飛んでくから、離れんように手ぇ貸してほしいニョロ。」
……手、あったかいなぁ。こんな感じだったっけ?ギョウの手って……。
ムギュ。
「よぉし!じゃあ行ってくるニョロ〜。結果は帰ったら伝えるニョロ。それまで家にいてええからなぁ。」
「うん。気をつけて!」
「行くでジャスはん。」
「……う、うん……。」
ギューってされてる、今私ギューってされてる!だめだわ、うまく反応もできないぐらいに熱い……!!
「そうれ出発やぁ!」
んな感じで、到着。いつものように移動中はカットニョロ。だぁれも興味ないやろしな。
「ほい。いきなりでごめんニョロなぁジャスはん。……怖かった?」
「ね、ねぇギョウ!!……かか、帰りは……手を繋いで一緒に帰ろ?包帯で、移動しないでさ……ね?」
わ、私にはまだ早いわ……あそこまで近づくのはやっぱりまだ早い!手をつなぐぐらいがちょうどいいのよ……今の私には!あぁもう!こういうのって正直に伝えられないものなのね……想いっていうのは!
やっぱり怖かったんかなぁ。顔も赤いし……涙目やし。無理させないほうがやっぱりええニョロな。反省ニョロ。
「じゃあ、ジャスはん。勝太くんたちのもとに行くニョロよ。もう前に見えてるニョロ。」
「うん。そ、そうね……。」
まだ怖いの引きずっとるんかなぁ。ちょっとカードに入っといてもらおう。こういうときっていうのは、1人で心を落ち着かせるのが一番ええニョロ。さて……調子乗っとるんやったら現実を見せなあかんなぁ……ギョギョギョ……。
俺、切札勝太!いやーー人気者はつらいねぇ、うんうん!!ハムカツとボスカツは本当によくやってくれるなぁ〜。これで金をがっぽり稼いで、俺も大人気キャラクターに……
「やっほー。勝太くん。お友達もおるみたいニョロな。」
この声は……ギョウか。あ、そうだ!ギョウにも自慢してやろーっと。
「見たまえギョウ!これは、俺が有名になった暁に、作られているテーマパークなのだよ!」
「これが俺達の有名力だぜ!ふんっ!!」
「流石ですボスゥ〜〜!」
相当変わっとるな。……後ろにおるるるちゃんたちもちょっと引き気味だし……。んじゃ、ここは一発……おほん。
「勝太くん。」
「ん、なに〜?もしかしてあれか?お前も有名になりたいの〜?」
「いや、調子に乗りすぎとるあんたを元に戻すためにここまで来たんや。というかルシファーはんに頼まれたんや。……これ以上天狗にはさせへんニョロ!」
「え?マジ……?」
「うん。マジ。」
ま、まさかのギョウからそれ言われるのかよっ!?てかルシファーもこれ止めたいのぉ!?し、しかもこれって……デュエマする流れじゃねぇのか!?
「なんだぁこいつはぁ……おい勝太、ハムカツ!ここはこいつをぶちのめしてやろうぜ!!!」
「まっっまま、待ってくださいボスゥ〜……こいつはホンマにやばいやつなんやぁ!」
「んぇ?」
「寄成ギョウ……デュエマ甲子園で優勝し、勝太にも勝ち越しとって、何ならルシファーとかいう最強デュエリストにも勝っとる、最強を超えたなにかなんや!」
「そ、そんなにまずいのぉ……?こんなヒョロガリが……?」
「……まぁ何言われてもええけど、どうするんや?デュエマするの、せぇへんの?」
ここは……まだ、俺は有名になりたい!一発屋になんてなりたくねぇ〜!!だから拒否しますっ!!
「わ……悪いけどギョウ、ここはぁ俺も有名人だから、時間がないというか何というか……」
「どうしたんだい勝太くん?友達とおはなしかぁい?」
うおっ、か、監督!?ちょっと待ってくれ……これ、ほんとにまずいパターンなんじゃないの?
「いや、ちょっと勝太くんとデュエマをしたいなーって。」
「ほ〜う……今ちょうど暇だし、いいんじゃない?やってあげても。」
やっぱり来た!ちくしょー、もう逃げられねぇ……。やるしかないの、か……。
「よ、よぉうしギョウ!やろうぜ!(もうこうなったらヤケクソだーい!!!)」
【こうして、VSRF初の勝太VSギョウのデュエマが、幕を開けようとしていた!】
勝太&ハムカツ&ボスカツ キーカード:DXブリキング
寄成ギョウ キーカード:異面の一元ギョギョウ
『デュエマ、スタート!』
「勝太VSギョウのデュエマ!クリーチャーを並べながら、マナ加速をするギョウ。対する勝太は!」
勝太 6ターン目
「(ギョウは動くのが遅いことが多い……だったら速攻で決めてやる!)ハムカツマンを召喚!」
「行くでぇ、ワイの出番やぁ!とぉーっう!風の1号ハムカツマン、ワイ参上!」
デッキはあのカップラーメンみたいな容器に入っとるやつとおんなじみたいニョロな。トップギア、ジゴッチ、バトラッシュ・ナックル、ハムカツマン……か。大体小型クリーチャーが並んどるニョロなぁ。それに、こっち側のシールドをすべて割れる数おる。
「行くぜ!ハムカツマンでシールドを攻撃!」
「よっしゃぁー!頼んだでボス!かーくーめーいー……」
「チェーンジでぇい!」
革命チェンジ!!!
「頼んだでぇ、ボス!」
「おうよ、漢の2号ボスカツ参上でい!おんどりゃぁ!」
割られた。……トリガーちゃうか。
「革命チェンジで、強いクリーチャーとバトンタッチしたべ!」
「やっぱり、かなり強いんだなぁ!」
「そしてバトラッシュ・ナックルでシールドを攻撃だ!」
2枚……オッケー。シールド・トリガーニョロ。
「シールド・トリガー、めった斬り・スクラッパー!ゴーゴー・ジゴッチとトップギアを破壊!」
「チッ。けど3枚ブレイクしたぜ。ターンエンド。」
「いいねいいねぇ、革命チェンジ!燃えてるよー勝太くぅん!」
「いやぁーありがとうございますねぇ監督ぅ!!えへ、えへへ……。」
「強いけど……かっちゃんは結構変わったわよね……。」
「欲に溺れてるんだなぁ。」
「顔が本当に溶けてるべ……。」
あーあ。ありゃほんとにまずいやつやな。勝たへんとあかんな。
ギョウ 6ターン目
「僕のターン。ドロー。……イメン=ブーゴ。出番やで。」
「あぁ、任せとけ。」
「まずはマナチャージ。かーらーのー……呪文、フェアリー・シャワー。効果で2枚見て……1枚を手札に。1枚をマナに。」
「光のカードもマナに置かれた。これで、ギョウのマナゾーンにすべての文明が揃いやがった……!!」
「かーらーのー!アクア・スーパーエメラルを召喚。そしてシールドと手札入れ替えてぇっと……」
まだまだこっからや。まずはパワーの高いクリーチャー共を片付けなあかんな。
「ジャスはん。バトラッシュ・ナックルに攻撃をお願いやでぇ〜。」
「オッケー!さっきの熱も冷めて準備万端!!よぉし行くわよーー!」
ん?何してんだ?ジャスちゃんのパワーじゃ、勝てねぇだろ……ってまさか!こいつもボスカツのように……使えるってのか?
「お、その顔は気がついたみたいやな。んじゃあ行くでぇ……」
「イメンお願い!革命……」
「チェンジだ!」
革命チェンジ!!!
「では、雑魚を片付けるとしようか。マナゾーンにすべての文明が揃っているから、俺のパワーは9000だ!くたばれパワー6000!」
ぬおーっ!バトラッシュ・ナックルが!?
「ターンエンド。僕もできるニョロよー。革命チェンジ!」
「ま……まじかよ……!?」
「……勝太くん。そろそろ、本調子が出てきたんちゃうか?僕を前にして……な。」
……へっ。まぁな。やっぱギョウとのデュエマは一番おもしれぇ。いつだって俺は窮地に立たされるんだ!だからこそ……ひっくり返すんだ!もう負けはしねぇぞぉお!!!
勝太 7ターン目
このドローは激しく重いぜ……ヴェェリィィッ!!ヴァンソーコー、わっしょーい!!からの、俺は引く!たとえこの指が……ヴィぃっきり折れようとも……ぬあぁ!!ドカンと、行くぜぇ!ドーロドロドロドロドロドロ、ドォォローーー!!
引いたぜ……俺の切り札!
「まずは、ハムカツマンを召喚!」
「ふたたび、ワイ参上!」
「そしてボスカツでシールドを攻撃だ!」
よし!俺等の最終兵器とチェンジだぜ!!
む……カタパルトからやってきたか。……なるほど。あれがあいつ等の切り札ってやるか。さて、どう来るか……だな。ていうか、あの演出無駄に凝ってるな。力入れたかったんだろうなぁ。多分。
「革命……チェンジだぜ!タッチ!!」
ハムカツ!操縦は任せたぜぇい!
了解やで、ボス!ちゃうちゃう、ちゃーう!よいしょっと。ポチポチポチ……起動やぁ!
ほーう……結構でかいな。さすが切り札ってところか?……俺、あれに勝てるかなぁ?
「これがハムカツ団の最終兵器、DXブリキングやぁ!!」
「かっこええカードニョロなぁ。」
「ただかっこいいだけじゃねぇぜ。こいつの能力発動だ!相手のコスト6以下のクリーチャーを1体破壊!破壊するのはもちろん、アクア・スーパーエメラルだ!」
「これでブロッカーを破壊したべ!」
「トドメまで行けるわ!」
そういうことだ。なぁんだ。ギョウとデュエマするからちょっと怖かったけど、こっちのシールドも1枚もブレイクされてないしぃ、余裕だったな!ぬはは!
「ブリキングでシールドを、ダブルブレイク!」
「ブリキング砲、発射やー!!」
負けるわけないやろ。仕込んどるんやからなぁ。
「1枚目……シールド・トリガー、サーフ・スパイラル!ハムカツマンを手札へ!」
「あれ……ブリキングの入り口が開かへん……ぐぬぬぬぬ!……やっばい、閉じ込められたぁ……!」
「ハムカツ!」
「更に2枚目。トリガーニョロ。サイバー・ブレイン!これで3枚ドローニョロ。」
とどめまで行けなかったか……!だけど、まだぜんっぜん勝機はあるんだ!ハムカツマンだって手札にいる。スピードアタッカーだから、そのままとどめまでさせるんだぜ!
ギョウ 7ターン目
「ほな、このターンで一気に押し切ったるニョロー。」
「なにっ!?」
心臓ドクドク魂ドクドク、骨の髄まで、ドク!ドク!ドク!ドク!新たなる革命よ、この僕に力を―!ドローニョロ―!!
「来たニョロ―。まず最初にマリン・フラワーとジャスを召喚。能力はつかわへんでぇ。」
「とうっ!またまた登場よ!」
「かーらーのー……イメン=ブーゴでシールドを攻撃!そしてこいつの出番や。」
こっち側のカタパルトからも、切り札の登場よ!
「3……2……1……発射ダァ!!」
オーライ……オーライ……よし、ここだ!!飛び上がってタッチしに行くぜ!
「任せたぞ、一元!タッチ!!!」
革命チェンジ!!!
「これが僕の新しい切り札、異面の一元ギョギョウニョロ―!!」
「蹴散ラシテヤラァーーッ!!!」
「ギョギョウ、だとぉ!?」
「そしてこいつの効果をはつどーう。こいつはコストを支払わずにバトルゾーンに出たとき、2つの効果から1つを選んで発動できる。1つ目は、相手のクリーチャーをマナ送りにできる能力。2つ目は、山札の上から2枚を引いて、その後手札からコスト4以下のクリーチャーをタダで出せる能力や。」
「クリーチャーの展開か、相手のクリーチャーを除去するか選べるってわけね。どっちにしても強力な能力ね……。」
「けど、なんかあのカードおかしいんだなぁ?オーラが出てるというかなんというか……?」
オーラ?ってホントだなんか出てる!?虹色の……オーラ?
「こいつの能力はそれだけやない……マナゾーンにすべての文明がそろっているとき、そのどちらもを使うことができるんや!」
『ど、どちらもぉ!?』
「そうやでぇ。てなわけで、ブリキングをマナ送り。2枚引いてイメン=ブーゴをバトルゾーンへ!」
ーーーーー
蹴散ラスッ!!
「うぎゃぁぁこっち来てるぅ!?ブリキング、出動!止めたるでぇーーー!!」
「邪魔ダーーーッ!!!」
うぬぉ!?こいつ、意外と力が強い……ていうか、ブリキングよりも強いぃ……あかぁん。
「ヌォァ!!……楯突イタ罰ダゼェーー!!!ソシテ……コォイ、イメン!!」
「いや、引っ張らないでくれません?痛いんですけど。」
「……ゴメン。」
「あと、ほら。ダブルブレイク。まだそれが残ってるぞ?」
「ソウダッタ!行クゼ!」
……あれが、一元かぁ。変なの。
ーーーーー
「ただいまぁ……。」
「お、おおお、おい!何だよあの強さは!?」
「だから言ったやんかぁボスゥ!あいつめっちゃ強いねん!」
「俺怖いよぉぉーー……ひぃぃ!」
「クリーチャーが0になっちまったし、シールドも2枚割られたぁ……ど、どうしよ……。」
これでイメン団、全員集合やな。さて、ターンエンドや。
「ほら、勝太くんのターンやで?」
「え?あ……お、おう。」
勝太 8ターン目
「お……おぉい待て、俺を出すな!」
「嫌や、嫌やーー!あのギョギョウってやつ怖いぃ……!!!」
「ム……何見テンダ!ハムスタードモォ!!」
『ひぃぃっ!!』
……ギョギョウ、ただシャイなだけなんだがなぁ。見られるの恥ずかしいだけなんだがなぁ……。まぁこの顔出し、怖いのも無理ないよな。
「かっちゃんもハムカツたちも、完全に失速しちゃってる……私ギョウさんの方に行こーっと。」
「オラもそうするべ……。」
「……え、えぇ!?そっちに行くのか、なんだなぁ!?」
やべぇ〜……もう無理かもぉ……。
ギョウ 8ターン目
「んじゃ、とどめを刺しに行くニョロ。呪文、ミラクル・ストップ。これで呪文は唱えられへんでぇ。」
「あ……ぁぁ……。」
あーあ。勝太くん、色が抜けちゃった。ま、大天狗になる前に現実に引き戻せただけええけどな。
「ギョギョウでダブルブレイク!」
「あららぁ……。」
「ジャスでシールド攻撃。」
「イフリート……ハンド……使えないぃ〜〜〜……。」
「イメン=ブーゴで、ダイレクトアタックニョロー。」
ま……負けたぁ……。俺の、ハムカツたちの……「有名」がぁあ〜〜〜……。
ほい。勝ち。これでルシファーはんにもえぇ報告ができるニョロ。
「お疲れ。ギョウ。……どうだった?」
「うーん。手応えはあったニョロ。いつもよりはなかったけど、それでもな。……そんじゃ、ジャスはん、帰ろか。手ぇ貸し。」
「……うん。ねぇ、お菓子屋さん寄ってかない?家にお菓子少なくなって来たから。」
「そうやな。ルシファーはんにもなんか買ってくか。何が好きなんやろ。」
「意外と駄菓子とか好きかもね。まぁ色々買ってこ?」
「せやな!」
微笑ましいべ……あれ?2人とも?
「いいなぁ、あの2人あんな感じで……手まで繋いじゃって……!」
「羨ましいんだなぁ、憎たらしいんだなぁ……!!」
……触らぬ神に祟りなしだべ。ここは、黙っておくべ。
【それからというもの、勝太とハムカツ、ボスカツの評判は一気にガタ落ち。代わりにギョウが有名になった。ジャスとの関係もちょっとばかしテレビに映って、怨念混じりのファンレターがいっぱい来たそうで……。】
「有名になる気なかったんやけどなぁ。」
「ねー。(平常心よ、平常心……もうテレビなんて嫌いよ!なんで私とギョウのことがテレビに映っちゃったの!恥ずかしいわもう……!!!)」
【一方勝太たちはというと……BAR一発屋にて。】
「ぢぐじょう!俺らは結局有名人にはなれない、か……。」
「俺らの天下も……」
「長くは続かなかった……ちゃう……。」
『はぁ〜あ……。』
【いつにもましてテンションガタ落ちでしたとさ。けど……みんなにとっては、普通の勝太たちが戻ってきて、嬉しい様子で。】
「終わり方決まっとらんの?」
【いや、今終わらせたつもりだったんだけど……】
「え?マジ?こんなんだったっけ?」
【え?こんなんじゃなかったでしたっけ!?】
「…………」
【…………】
『次回もお楽しみに!!!』
オリジナルカード紹介
異面の一元ギョギョウ コスト7 パワー9500 文明 自然/水
種族 ジュラシック・コマンド・ドラゴン/革命軍/イメン団
・マナゾーンに置くとき、このカードはタップして置く。
・革命チェンジ:自然または水のコマンド・ドラゴン
・このクリーチャーがコストを支払わずにバトルゾーンに出たとき、次のうちいずれかひとつを選ぶ。マナゾーンにすべての文明が揃っていれば、両方を選んでもよい。
▶バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
▶カードを2枚引く。その後、手札からコスト4以下のクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出す。