寄成ギョウに転生したから、キャラの良さガン無視して善人になるニョロ〜! 作:ライダー☆
さぁて、あそこがV中学か。あそこには勝太と、そして……寄成ギョウというやつがいるらしいな。俺は……ギョウ、そいつを倒すためにここに来たんだ!
デュエマ甲子園優勝者の実力、とくと見させてもらうぜ!
俺、切札勝太。いつものようにカレーパンを食って登校。……お、ギョウだ。ちーっす。
「ちーっすって……部活の後輩かいな。そういやるるちゃんとかぶっちゃけはんとか、おらんのか?」
「うん。今日2人とも早めに来たらしいんだよなー。なんでなのかは知らねぇけどさ。」
「ふーん……もしかしたら誰かまた転校生でも来たんちゃうか?」
「まさか。そんなわけ……」
『あったーーーっ!!!!』
何だこの装甲ドリル車……!?誰のだよ!
こういう車ほんとにあるんだ……。始めてみたニョロ。……操縦席には誰もおらん。もう外に出とるんか。
『キャーーー!!キャーーーー!!』
な……なんだ!?主に女性生徒の声がめちゃくちゃ聞こえるんですけど!?ったく、誰が来てるんだよ……ちょっと行ってみるか。
「……勝太さん行っちゃったけど……ギョウは?」
「いや、待っとる。どうせ生徒の雪崩に押し負けるのを確信してこっちに逃げてくるはずやからな。……ほら。」
「ぬあぁーーっ!助けてーー!転校生はわかったけど、助けてーーーっ!!!」
転校生……あぁレオはんか。誰かと思ったら。
「うおいギョウ!こいつらを止めてくれーーっ!!!」
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ーーーーーー
「ふぃ……なんとかなったぁ〜。」
「何分追いかけられたニョロ?」
「5分くらいだなぁ……まぁそれよりも。なぁんでレオがこの学校にいるの?え、ガチの転校生?」
「ま、転校生っていうよりかは、ある目的を果たすために来たって感じだ。ハリウッドで更に輝きを増して……な。」
【この男は百獣レオ!小学生時代勝太とはクラスメートであり同級生で、ライバルでもある男だ!え?なんでライバルなのかって?だぁってどっちも似てるじゃん!自分勝手で目立ちたがりや!】
『うるせぇやい!』
【あぁらら……ごめんなさいね。】
「で……なんだよ、目的って。」
「……すぐ近くにいるさ。」
「すぐ近く?あ!もしかして俺のこt」
「寄成ギョウのことさ。」
あ……俺じゃないんだね。ライバルっていう立ち位置じゃないの?俺って……。まさかと思うけど、その立ち位置まで奪われたの?
「俺はハリウッドで活躍中に、1日だけ休みをもらえた。その時にテレビをつけたら、デュエマ甲子園が中継されていたんだ。その時偶然、ギョウ、お前が決勝戦でデュエマしていたんだ。」
「あぁ〜。あのコジローはんとのデュエマかぁ。結構記憶に残っとるニョロ。くっそ熾烈やったもん。」
「俺はあのデュエマを見て、昔を思い出したぜ!勝太や、他のみんなとデュエマをしていたあの頃を!忘れかけていたあの楽しさを!……ていうわけで、その時からデュエマをまた再開して……。そして今日!ハリウッドの撮影が一段落終わったところで、このV中学に来たってわけさ!」
「なるほど。つまりアンタは、僕とデュエマをしたくてこの中学校に来たんやな?」
「まぁそれもある。だが……俺は勝太、お前との勝負に決着をつけたい。その思いもあるんだ。」
……ふぅよかった。俺つまはじきものにされるんじゃねぇかなってドキドキしたぜ……よしここは気を取り直して……!
「……そうだな。言っておくが、手加減はなしだぜ?どっちも全力全開だ!」
「おう!わかってるぜ!」
「……ギョウ、あそこの2人って、なんか雰囲気似てるわよね。」
「似てるっていうか一緒ニョロ。デュエマバカ。」
『だぁれがデュエマバカだ!!』
「……ほらね?」
「ホントだー。」
…………ホントだーじゃないっ!……ん?そういえば、この女の子はカードの中から顔を出してるな。ちょっと待てよ?もしかしてクリーチャーか?き、訊いてみるか。
「なぁギョウ、この女の子はクリーチャーなのか?」
「ん?そうニョロよ。ずーっと前からジャスはんと暮らしてるニョロ。」
「カードに入れるようになったのは、そんなに前からじゃないけどね……へへ。」
「そうだったんだな!実はこの俺も……」
そう言ってレオは1枚のカードを取り出した。……え?クリーチャー出てくるの?ぉうわ出てきたぁ!ハムカツよりちょっと大きいぐらいか?
「紹介するぜ。俺の相棒、ダママだ。」
「ダママ、ヨロシクダマ!」
『よろしく〜。』
ふーん……実際に見てみるとこんな感じなんやな。ハムカツとかジャスはんとかは見慣れとったからそういう気持ちはわかへんかったけど、意外と毛並みとかええんやなぁ。アニメだけやとわからんからな。
「てか、レオもそういうの持ってたんだな。」
「まぁな。ある日突然、ダママがクリーチャーとして俺の前に現れた……って感じさ!」
「ふ〜ん。」
「レオく〜ん。」
この声は……ナイだ!うおー久しぶりだなぁ!
「勝太くん久しぶりだね!」
「おぉナイ。仕事はもう終わったのか?」
「うん!スケジュールの設定はサクッと終わらせてきたよ!!」
【説明しよう!ナイとは、レオと同じく勝太の小学校時代の同級生、クラスメートである!】
え?スケジュール?ハリウッドの撮影は一段落ついたんじゃねぇの?って思ってたら、レオが説明してくれた。俺まだ何も言ってねぇけどな。
どうやらハリウッドが終わったら、日本で映画やドラマの撮影に引っ張りだこらしい。大変だなぁ……この中学生。んで、ナイはレオのマネージャーをしているらしい。……大変だなぁ、この中学生2人。俺なんてカレーパン食って、デュエマして、カレーパン食って、寝て……恥ずかしくなってきたぜ。
「レオくん。あと2時間で撮影現場にいかなくちゃならないから、やることは済ませておいてネ!」
「おう。ありがとな、ナイ!よっしゃぁ!じゃあギョウ、俺とデュエマしようぜっ!」
「ええよ。んでさぁ……後ろからまぁた女子たちが来とるけど、大丈夫ニョロ?」
「え?あららぁ……」
百獣レオ キーカード:一族ダママ
寄成ギョウ キーカード:邪帝類五龍目ドミティウス
「よぉし!これでオッケーだな!」
……女の子たちに追いかけられているのを、体育館という大広場でデュエマをすることでどうにかできたぜ。まぁ……とんでもない量のギャラリーになっちまったけどな。
いや〜、ここまで観戦されるのはデュエマ甲子園以来ニョロなぁー。ひっさびさニョロ。……ていうか、なぜに男子も全員集まる?
「この感じ、なんか懐かしいべ!」
「懐かしい……でチュ?」
「そうだべ。この感じは、昔のデュエマ甲子園の決勝みたいなんだべ!」
……ケッ。いいなぁギョウは。先にレオとデュエマできて……いや、ライバルである俺を優先しろよっ!
「ていうか、転校生ってレオのことだったんだなぁ。」
「うん。……そういえばでこちゃんもぶっちゃけも、早く学校行ったよな?なんで……?」
「転校生が来るって聞いたからよ。それもすっごーい有名な。」
「それで、俺達は楽しみに教室で待ってたんだなぁ。けどだぁれも来ないから外を見てみたら……」
「みんなが土煙を舞い上がらせて走ってるのが見えたってわけよ……。」
あぁ〜そうだったのね。じゃあ2人早く来たのにちょっと損じゃん。うぷぷ〜かわいそうにかわいそうに……ぶごっ!
「もうかっちゃん?そんなに女の子をからかっちゃだめよ?次からかったら……次は胸に思いっきり喰らわせてやるぁ……。」
すいません……顔に思いっきりパンチもよくないと思うんですけど……だめだと思うんですけど……。死ぬほどいてぇ!
「けどぶっちゃけ、レオがあそこまで輝いて戻ってくるとは、驚きなんだなぁ。」
「……いや、輝いてるのはハリウッドとかの才能だけじゃねぇかもだぜ?あいつだって、アツいデュエ魂を持った、デュエリストなんだ!」
「勝太……。その顔の腫れで言われてもあんま「おぉ……」とはならないんだなぁ。」
「うるせぇやい。」
ギョウとのデュエマ……さながらテレビで見ていたデュエマ甲子園の決勝戦みたいだな。よし……オレ、レオの革命を見せてやるぜ!!!!
『デュエマ、スタート!!』
【多くのクラスメートが見守る中で始まったデュエマ!ちなみに、先生たちも見ているぞ!】
「今は授業の時間だが、今回は特別にOKだ!!どびーんっ!」
【序盤、どちらもマナ加速を重点的に行い、静かに相手の出方を慎重に伺っていく。そんな中で先に動いたのは!】
レオ 4ターン目
「行くぜギョウ!俺の力を見せてやるぜ!一族ダママ、召喚だぜっ!」
「ダァママァ!!」
お、出てきたダママ団。こっからかな?
「(頼んだぜ……ダママ!)こいつがバトルゾーンに出たとき、相手のクリーチャーを1体タップ!」
《行くダマ!ムムム……ダァーーーッ!》
《痛っ!むぅ〜。》
「大丈夫〜ジャスはん〜?」
《大丈夫じゃない〜。あの子の光線痛い〜。》
「それだけじゃないぜ!その後、俺は自分の手札1枚をマナゾーンにおけるんだ!」
これでレオのマナゾーンには、カードが6枚か。そろそろ動きそうだな……。
「更にだ。ホルデガンスでシールドを攻撃!」
「……むむ。」
「華麗に……ターンエンドだぜっ!」
『キャーーー!キャーーー!』
うおっうるさいっ。特に女の生徒の方から聞こえてくるニョロ。……しっかしホンマすごい人気ニョロねぇ。あんなに明るい性格の裏で、必死に努力してたんやなぁ……けど、こっちもデュエマにはめっちゃ熱入れてるニョロ。努力してるニョロ。せやからレオはんの気持ちにしっかりと応えな、な……。
ギョウ 4ターン目
「ドロー。呪文、再誕の社。これで墓地にあるナチュラル・トラップとエマージェンシー・タイフーンをマナに。かぁらぁぁのっ、サイバー・ブレイン。これで3枚ドローニョロ。」
ギョウのマナゾーンも7マナになりやがった……。どっちも行動に全くたじろいでる様子もねぇ。流石だな。
「行くニョロよぉ〜。ジャスでホルデガンスを攻撃。こんときにぃ〜〜〜」
《イメン!お願いねっ!》
《言われなくても!》
『タッチ!』
革命チェンジ!!!
《これで破壊だ!……よし!》
「ターンエンドニョロー。」
これでクリーチャーはダママだけ……だがいい!今の俺の手札には……「こいつ」がいるんだ!
レオ 5ターン目
「なるほどな。革命チェンジ、か……。それじゃあ俺も、返さなくっちゃな!」
「え……レオの野郎、まさかあいつも……!?」
「持ってるって、ことなんだなぁ!?」
その通りさ。イメン=ブーゴのパワーは4000。こいつで行ける!
「マナチャージ。そしてダママでイメン=ブーゴを攻撃!そして……これが俺ら、ダママ団だぜ!!」
《頼んだダマ!》
《ンバッ!》
革命チェンジ!!!
「これが俺らの革命チェンジだっ、二族ンババ!!効果で山札の上から1枚をマナゾーンへ!そしてイメン=ブーゴを破壊だぁ!」
《ぶぎゃぁっ!》
「悪い、破壊されちった。攻撃中にしかパワーが上がらねぇからなぁ……チェッ。」
「まぁまぁ、クリーチャーを減らしただけいい仕事したニョロ。」
「じゃぁ、俺はターン……エンドだぜ。」
「レオくんの革命チェンジが決まったネ!わーい、わーい!」
やっぱり!持ってたのかあの能力!…………へっ、そうこなくっちゃな。俺のライバル、なんだからな!
なんやぁ勝太、変にニヤけて……この飼い主気持ち悪いなぁ……。
ギョウ 5ターン目
「ドロー。呪文、キリモミ・ヤマアラシ。その効果で1軽減して邪眼大帝ラスト・ロマノフを召喚。これにより、山札の上から5枚を墓地に送るニョロ。からのぉ!ヤマアラシの効果でラスト・ロマノフはスピードアタッカーニョロ。シールドに攻撃ぃ。こんときにも能力発動。墓地から呪文をタダで唱えるニョロ。」
「タダで唱えられるって……ギョウさんは今、山札の上から5枚を墓地においたばっかり……!」
「ヤマアラシを使ってスピードアタッカーにすることで、即座に能力を発動できるようにしたんだなぁ!!」
(ギョウ、あのデュエマ甲子園で見たときと同じように……やっぱりすげぇデュエリストだぜ!)
んーっと……呪文は何にしよっかなぁ〜……5枚の墓地肥やしでインフェルノ・サイン置けたけど……ここはまぁ、これかな。
「サイバー・ブレイン。これで3枚ドロー。唱えた呪文は山札の下に送るニョロ。そしてシールドを攻撃ニョロ!」
「ふっ。シールド・トリガー、ヘブンズ・ゲート!能力で2体出せるが、ここは1体だけだ!三族ウェカピポ!こいつの効果で、山札の上から1枚目をマナゾーンに。そして多色カードを1枚手札に加えることができる!が、ここは手札には戻さないぜ。」
「じゃ、ターンエンドニョロ。」
ここまではいいが、肝心のあいつが来てない。となれば今!ここで引くしかないぜッ!!
レオのシールドは残り3枚、対するギョウのシールドは残り4枚。枚数でもクリーチャーでも、手札の数でも、有利なのはギョウか。このままレオ、負けちまうんじゃねぇの?
「それはどうかな?勝太!」
「ん?」
「まだわかんねぇぜ!ここで、あいつを引ければな!!」
「レオくん頑張れーー!」
レオ 6ターン目
「俺のターン!」
……オレの……オレによる……オレだけのステージを、今!!ここに巻き起こすぜぇ!!
来たみたいだな。さぁ、オレ史上最ッ高のパフォーマンスを!君のために唯我独尊……!
「ウィンクした。なんで?」
「ファンサービスってやつやで、ジャスはん。」
「ほへぇ〜。」
「ウェカピポで攻撃!さぁ……みんなに見せてやるぜ!オレの、ファイナル革命をなぁ!!」
「ファイナル革命!?だと……」
「何やその頭悪いネーミングぅ?」
「ハムカツ、今そういうの言うときじゃないと思うぜ……。」
カタパルトから登場するのは……レジェンドカード。ライオンに乗ってやがる。……なるほどな。俺らのギョギョウとは比べ物にならないほどの強さを感じ取れるぜ……あれが、ダママ団のリーダーか!
ウェカピポ。お前から弓矢は受け取った!ここからは……このオレのターンだ!
「荒ぶる獅子をも従える百獣の長!百獣の長プチョヘンザ!!!!」
この歓声は……生徒のみんなの声!乗りに乗ってきた!さぁ……ここからだぜ!革命チェンジしたときに、レジェンドカードだけが持つ最高の切り札!それが……ファイナル革命なのさ!
「こいつのファイナル革命の能力!このクリーチャーよりパワーの小さいクリーチャーをすべてマナゾーンに退場させるぜ!」
さぁ、退場だ!ンババも退場することになってしまうのは、すまない……。だが、あちらのバトルゾーンにいる厄介なクリーチャーを退場させることができた、これは大きいぜ。さて、このオレのブレイクの時間だ!
「ラスト・ロマノフがマナに送られちゃったぁ!」
「そんな驚くことニョロ?」
「……少なくとも私は。」
「これでステージにはオレ……レオだけだっ!さぁ、シールドをトリプルブレイク!」
ハァッ!!!……よし命中!これでシールドは残り1枚だぜ!
「ターンエンドだぜ。さぁギョウ!このオレのデュエマ、どうかな!」
シールドの数、そして、クリーチャーの数で一気にレオが優勢に立ちやがった!けど……ギョウは一切乱れを見せねぇ。いつも通りではあるけど、やっぱ不気味だよなぁ……ああいうの。
「すごいニョロ。まさかここまでやってくるとは思わへんかったしそれに……あの状況でプチョヘンザを引けるデュエ魂もある。生粋のデュエリストニョロねぇ。」
「そう言ってくれると嬉しいぜ。だが……なぜだろうなギョウ、お前の前では……この状況さえ不利に思えちまう。それぐらいに……俺の中でお前は強者だし、実際そうなんだ。俺のステージを塗り替えてくるかもしれねぇって……怖いんだぜ?」
……認めてもらってる。ってことでええんかな?これは。んじゃ……そういうのにもしっかり応えな。
ギョウ 7ターン目
鼓動ドクドク魂ドクドク、骨の髄まで、ドク、ドク、ドク、ドクゥッ!!!暴れろ騒げ、僕のデュエ魂!ドローニョローーッ!
来たニョロ!僕の相棒!
「まずはシナプス・キューブ。山札から4枚を見て……(よし。)今回は同じ順序で戻すニョロ。か・ら・の!9マナをタップ!邪帝類五龍目ドミティウスをバトルゾーンに!」
「その時、プチョヘンザの能力発動だぜ!俺のマナゾーン以下のコストを持つ相手のクリーチャーは、タップして出る!」
「それだけじゃ止まらないニョロー。ドミティウスが出たときに山札から5枚を見てからのぉ……そこか文明の異なるコスト7以下のクリーチャーを1体ずつ出せるニョロ。ほないくでぇ、デス・ハンズとスペルサイクリカをバトルゾーンへ。んじゃ、順番に効果を解決するニョロ。まずはデス・ハンズの効果でプチョヘンザを破壊。かーらーのー……スペルサイクリカの効果で墓地からインフェルノ・サインを唱えるニョロ。墓地から出すのは……バベルギヌスや。」
っ!なるほどな。俺の言っていたことは間違いじゃない……ギョウは俺のステージを塗り替えてくる……いや、もう塗り替えている!
「バベルギヌスの効果でドミティウスを破壊し、もう一回バトルゾーンに。効果を発動。山札5枚見て…………よし。ボルバルザーク・エクスと異面の一元ギョギョウをバトルゾーンへ。そしてエクスの効果でマナを全部アンタップ!からのぉぅ、ギョギョウの効果で山札から2枚を見てローズダカーポをバトルゾーンへ。」
「すごい……レオくんのステージを……」
「一気に、塗り替えたんだなぁ……!」
これでマナは復活。んじゃぁ、こいつで終わりニョロ。
「そして10マナ開放!ローズダカーポの上に聖霊王アルファリオンを進化!」
なんだあの……神々しいクリーチャーは!?あんなの決勝戦の戦いでも、見たことがない!?イメージトレーニングで……一切考えたことのないクリーチャーだ……!!
「こいつの効果で、相手はもう呪文を唱えられへん。さ、トドメまでいかせてもらうでぇ。アルファリオンでシールドをトリプルブレイク!」
エウル=ブッカ……だが使えない、か。これは完全に俺の完敗ってやつだ。
だが、嬉しいね!予想通りめちゃくちゃ強かった!それが崩れなかったのが、嬉しいんだぜ!
「トドメや!ボルバルザーク・エクスで、ダイレクトアタァック!」
よっしゃぁ勝ちぃ〜。いやしかし、イメン団あんまし使わなかったニョロなぁ。トリガーも来なかったし、押し切られてたら危なかった箇所もちらほらあったニョロ。
「ギョウ、ありがとな!おかげでめちゃくちゃいいデュエマができたぜ!」
ん。握手か。んじゃあはい。握手っと。
「どういたしましてニョロ。またデュエマしたくなったら言ってな。相手なるで。」
「おう!……さーぁ勝太!時間はまだある!次はお前と勝負だぜ!!」
「え……お、俺?(ぅおい!俺ギョウの後かよっ!?荷が重ぇって!それと、ファイナル革命って何ぃ!?そんなん俺持ってないんですけどぉ!)」
「そうだ!ここで、お前との決着ってやつをつけてやるんだ!さぁ、デュエマだぜ!」
……レオくん、すっごい楽しそう。ハリウッドのときは隠しきれてない疲れが見えてたけど、デュエマをしてからすっかり変わった。やっぱり、レオくんはデュエリストなんだね!……ん?連絡だ。はいはい〜……はい、はい。えぇ!?
「レオくん大変!急遽スケジュールが変わって、あと30分ぐらいで撮影現場にいかなくちゃ!」
「えぇ!?マジかよ……!?悪い勝太!決着はまた今度な!それと、みんな!俺とギョウのデュエマを見てくれて、ありがとな!!!」
『キャーーー!!!!』
……最後の最後までキャーかいな。てかホンマにすごいニョロなこの影響力。
「じゃあなみんな!また来るぜぇーーー!」
ヘリでどっか行っちまった……。けど、よかった〜〜!生まれて初めて、デュエマをしなくてよかったって思ってるぜ、この主人公であるこの俺はぁ〜〜!!
「うーん、なんかさぁ、私達イメン団って、ちょっと派手さに欠けるよね〜。」
「だな。となればここは……三槍を連れてくるしかなさそうだぜ。」
「それ、誰なの?」
「……あんま、呼びたくないんだよなぁ……なんせ……」
「デッドマン、だからなぁ。……今頃どうなっているか見当も……。」