寄成ギョウに転生したから、キャラの良さガン無視して善人になるニョロ〜! 作:ライダー☆
……コジローはんとその弟たちに焼肉を奢ってから2日が経って…………あともう少しでデュエマ甲子園エリア代表戦や。ちなみに、ギョウは僕が転生する前からもうとっくに店舗予選を勝ち抜いとる。ま、そりゃそうよな。この力やし、当然やで。
か・ら・の〜……今、僕は何をしとるかというと、真夜中にデッキを作っとるねん。今の時点でもう10個。何がえぇかをひたすら考えとるのもそうやけど……もう1つ理由があってな、それは、勝太くんのためニョロ。
ま、どういうことか順に説明するニョロ。焼肉を奢ってコジローはんたちからお礼を言われたあと、夜道を歩いとったんや。そしたらな、前からとんでもないクマをつけたるるちゃんが歩いてきてたんや。ただ事やないと思うて聞いたらな、勝太くんのためにデッキを作っとるって言うんや。そのために今、3日徹夜らしい。女の子がそんな無理するもんちゃうやろ?せやからるるちゃんの代わりに僕がデッキを作ることにしたんや。
「……えーっと、ここはこうして、あとぉ〜手札切れの対策のためにネクスト・チャージャーを3枚……代わりに鬼切丸を外して、う〜ん……大型クリーチャーが多いなあ。トリガーも少ない。せやからえっとなぁ〜……うーん……」
で、そうやってデッキが完成したときにはもう朝やった。けど眠くはないなぁ、夢中になって眠ることすら忘れとったわ。これで、自分のデッキと、勝太くんのデッキが完成したでぇ。早速、ちょっとデッキを動かしてみるかぁ。テストをせんと失礼っちゅうもんや。じゃ、自分の元デッキと戦わせてぇーっと……
……ん?スマホに連絡?るるちゃんからや。今すぐカードショップ滝川に来てほしい?何があったんやろ、えーっと、「オーケー、わかったニョロ」っと打ち込んでぇ……デッキは行く道中で動かせばええかぁ。
俺、切札勝太!デュエマ甲子園エリア代表戦に気を引き締めて……な〜んて、そんなのよりもハムカツLOVEだぜ〜!!もう、ホントこいつはかわいいなぁ〜!何時間だって見てられるぜぇ!
「ちゃうちゃ〜う!」
「ん?なんだハムカツゥ〜タネでも食いてぇのかぁ?」
「ちゃう、ちゃちゃーう!」
「ん〜そうかそうか!ほぅら、タネだぞ〜。」
「ちゃう!ングング……ちゃうちゃうー!」
「美味しいかぁ〜、そりゃ良かったぜぇ〜!」
もうデュエマ甲子園なんかよりも、ハムカツだよハムカツゥ!闘志なんて知ったこっちゃないもんねーー。
邪魔するでぇ……って……な……何やこれは。お店におる勝太くんから、デュエ魂を感じへん!!?ハムカツにすべてを取られてるニョロー!!?
「ギョウさん……見てよあのかっちゃんの姿。あれ見て、どう思う?」
「簡単に言えば、ひどい。これやなぁ。前に僕と戦ったときとはまるで別人のようニョロ……。アツさも、デュエ魂も何もない、ただのハムカツを愛する「勝太くん」ニョロ。」
「えへぇ〜ハムカトゥ〜〜♡」
ありゃだめやな。せっかくデッキを作ってきたのに、あんなんじゃあこのデッキもうまく使えへん。というよりかは、多分デッキにいるクリーチャーや呪文たちも、彼に応えてはくれへんやろなぁ。るるちゃんも、それを察して連絡を入れてくれたみたいやな。
「……るるちゃん、これどないするんや?」
「決まってるでしょう……かっちゃんのやる気を無理矢理にでも取り戻す!そのために、ギョウさんにも協力してもらうわ、いい!?」
「最初っからそうする気ニョロ。で、どうやってやる気を取り戻すんやぁ?」
「決まってるでしょ……!!」
るるちゃんの目が本気や。その視線の先には……ハムカツ。展開が読めたでぇ。これは明日に持ち越しかな。
【るるちゃんの作戦とは一体ィ、何だァァ!!?そして翌日、勝太の家にて……】
ぬぁっ!?い、いねぇ!!ハムカツがいねぇーー!!!?呼んでも来ないし、逃げた……は絶対にねぇ。この俺から逃げるなんてことは、ありえねぇ!!どうしよぉ〜〜〜俺の愛するハムカツがぁ〜〜〜……
「ん?なんだあれ。」
床に……あれは手紙か?えーーと表には、脅迫状……えぇ、脅迫状?
「えぇっとなになに……エリア代表戦が迫る中、いかがお過ごしかな?ハムカツくんは預かったよ。返してほしくばV中に来い……ってなにぃ!?ふざけるんじゃねぇ!待ってろハムカツぅーー!!!」
くそっ……許せねぇぜ!ハムカツは今、一人ぽっちで最悪な状況に……待ってろハムカツぅ〜〜〜!!
……これが、るるちゃんの作戦ニョロ。ハムカツをさらって、そのままV中学で待つということ。けどそれだけやない。V中学には今、るるちゃんに指示されて僕が仕掛けた罠がたっくさんある。けど勝太くんはハムカツのためなら、その罠を乗り越えてここまでたどり着くはずや。油断しきっている心も、少しぐらいは引き締まるっちゅうわけや。
僕はそう思っとったけど、るるちゃんはちょっと思考が違うくてなぁ……
「すべての罠をくぐり抜けた頃には、かっちゃんは油断をしないしっかりとした顔つきになって、更に……シャープなイケメンになっているはずだわぁ……。」
このアニメに、そんなイケメンキャラおらへんって。しかも想像の画風も少女漫画やし。……ま、好きにさせときゃええか。さぁてと、ハムカツはこのままえぇこえぇこしとったら機嫌も良くなるやろ。
「ほうれ、えぇこえぇこ……」
「ちゃ、ちゃちゃう!!」
「ん?なんや、僕の手を振り払って……」
ハムカツ、いつのまにか持っとるクソ小さいスケッチブックでなんか書いた。なになに……?「気安く触るなヒョロヒョロ野郎」……ふーん、なるほど、ちょいと生意気と来たか。めんどくさいのぉ。
「ハムカツぅ!!」
この声はっ、勝太くんの声や!るるちゃんも気づいたらしいでぇ。けど……るるちゃんの想像しとるイケメンとはちょっと違うなぁ。なんか、こう、線が太いというか……渋いというか……あれやな、北斗の拳みたいな感じや。
「な……なんか想像してたイケメンと違う……!!」
そうやな。真逆やな。で、まぁ勝太くんの目には僕らは眼中にない。あるのは1匹、ハムカツだけや。
「ハムカチュ〜会いたかったぞ〜〜!!寂しかったろぉ〜……」
「ちゃうちゃう〜〜!!!!」
「ひでぇことをする奴らがいたもんだぜ!全く、だぁれがこんなひどいことをしたんだろうなぁ〜もう〜〜!」
「僕らや。るるちゃんが作戦を作って、僕はそれに協力した形やでぇ。」
「あぁんん!!?あぁ許せないなぁそれはぁ!ようし、デコちゃんかギョウ!どっちかこの俺とデュエマで勝負だぁ!!」
あれは引き締まっとるっちゅうよりかは張り切ってるだけやなぁ……はぁ、単純な性格、主人公やなぁって思うわ。
「るるちゃん、ここは僕にやらせてほしいニョロ。勝太くんにあげるために作ったデッキで、戦うニョロ……!」
「……え、えぇ、わかったわ。」
「あぁ〜ん?ギョウが俺の相手をするのかぁ〜?いいぜぇ、返り討ちにしてやるぜげっへっへっへ……ハムカツとの生活を、これ以上お前らに邪魔されたくない、もん、ねぇ〜〜っだ!」
【こぉれがこのデュエルマスターズVSの主人公の姿です皆さん!どうです?醜いでしょう?もうちょっと主人公感出せって勝太!】
『デュエマ、スタート!』
寄成ギョウ キーカード:熱血龍ガイシュカク
切札勝太 キーカード:二刀流覇グレンモルト「王」
【勝太のデュエ魂を取り戻すためのデュエマ!序盤はちゃくちゃくとマナゾーンを溜めていき、クリーチャー召喚へと足を進める。現在、両者バトルゾーンには何もクリーチャーがいない状況。果たしてここからどうなるのか……!?】
「ハムカツぅ〜えへへ〜……」
「勝太くん、ゆっだーん、や!ハムカツを可愛がるのに夢中で、あんた、手札僕に見せてるニョロ!」
「え?あぁごめんごめん!えへへ……」
「かっちゃん、もう完全にデュエ魂が消失してる……」
「るるちゃん、安心してニョロ。ここから、僕が勝太くんのデュエ魂を、取り戻して見せるニョロ!」
「ギョウさん……。」
ギョウ 6ターン目
「ドロー。マナチャージして7マナ。
「うげっ、結構展開してきたなぁ……」
「めんどくさそうやなぁ。けどその表情叩き割ったるねん!!!ガイムソウでダブルブレイク!」
「1枚……2枚……よぉーし、シールド・トリガー。デーモン・ハンド!グレンモルト「覇」を破壊だぁ!」
一体消えたか。ま、えぇわ。それよりも気になるのは……勝太くんのものすっごくウザいドヤ顔や。どうだ見たか!この俺にカードが答えてくれてるんだぁ!なんて言うかのような……
「どうだ見たか!この俺にカードが答えてくれてるんだぁ!なぁーハムカツ〜!」
「ちゃうちゃーう!」
言ってきたあー。くそっ、このままだと勝太くんのデュエ魂を燃やすことはかなわん!あのまま堕落させてしまう……そんなのは絶対にだめや。絶対に再燃させるんやぁ!!
「ハムカツぅ〜ほーうら、タネだぞ〜。」
「ちゃぁうぅーっ!」
「……僕はターンエンドやで、君のターンや。あと……また手札が見えてるニョロ!」
「あぁん!?みんなよ、俺の手札ぁ……!」
「勝太くん……見せないようにしてくれニョロ……。」
勝太 7ターン目
「ま、いいや。いっくぜぇ〜。俺のターン〜♪ドロー!龍覇グレンモルトを召喚!か〜ら〜のぉお……」
「まぁた僕の十八番を取ってきたニョロなぁ。どうせ、バトライ刃やろ?」
「そうだ!行くぜ、バトライ刃をグレンモルトに装備!そして、キリモミ・スラッシュ!グレンモルトをスピードアタッカーにしてお前のシールドを攻撃ぃ〜。バトライ刃の能力でぇ〜ドラゴンをバトルゾーンに出せるんだよなぁ〜!」
確信を持っとる。ドラゴンを出せると……だけど、それはわからへんでぇ。デュエ魂を持っとらん勝太くんに、カードは応えてくれるかなぁ?
「行くぜー!こいつをバトルゾーン……にぃ!?地獄スクラッパーだとぉ!!?」
「ちゃ、ちゃうー!?」
「何だよー。来てくれねぇのかよぉ〜。じゃあいいや、ほい、グレンモルトでシールドブレイク解決。」
「……トリガー発動。ジャジャーン・カイザーをバトルゾーンに。」
「チィッ、トリガーかよ……!全くついてねぇぜ。」
そらみぃ、応えてくれへんかったなぁ。「ついてない」っちゅうわけやないんやけどな。なんでか、気づいてないみたいやから教えたるわ。
「勝太くん。さっきめくれた地獄スクラッパーは、君のそのだらけたデュエ魂に対して、カードたちが哀しんどる証拠や!」
「な……なんだと……!?」
「君がデュエマ甲子園エリア代表を前にしとるのに、ハムカツにつきっきりでデュエマに集中しとらん!それでドラゴンを、ヒューマノイドをめくれると確信しとった君は、甘いんや。クリーチャーは、君に背中を向けて離れていっとるんやぁーーー!!!」
「……お……俺のドラゴンたちが……?」
「そうや。見てみぃ、君の手札を、君のマナゾーンに置かれたカードを!そのカードたちは君にすべてを託しとるか!?激しくアツかりしデュエマをしとらん君に、応えてくれてるんかぁーーー!?」
言いながら、僕の胸も熱くなっとった。カードゲームのキャラが言ってるセリフやけど、違う。これはほんまのことや。デュエ魂を持たんやつに、カードは笑ってくれへん……それは、僕が一番よくわかっとる。
「みんな…………な、何も感じねぇ……カードたちにある火が、消えてやがる……くぅ〜っ、すまねぇみんな!ギョウの言うとおりだ。俺は、お前らをないがしろにしていた……応えてくれないのもよくわかった……俺はぁ、デュエ魂を忘れてたんだぁ!みんな、ごめんよぉ!だからもう一回、この俺に力を貸してくれ……頼む!!」
勝太くん……見て、感じて、気づいたみたいやな。そのおかげで、カードたちもアツさを増していっとるのがわかる。バトルゾーンから手札から、じわじわと温度が戻ってくるみたいやった。
「よし……ギョウ、張り切っていくぜ!!!」
「おぉ!その顔つきは……!!」
「かっちゃんの、デュエ魂が燃え始めてるわ!」
よし、これで勝太くんの全力が見れるで!
「ターンエンド。ここからだぜ!」
ギョウ 7ターン目
「えぇなえぇなぁ、そでこそ勝太くんや!行くで、まずはバトルゾーンに自分の火のクリーチャーが2体以上おるから、龍解条件達成。行くニョロ、龍・解!熱血龍ガイシュカク!」
「出てきやがった……!」
「まだまだ。これはまだターン開始時や、ドロー。呪文、ネクスト・チャージャー。2枚山札したに置いて2枚ドロー!ギョギョギョ、来たで!
「かっちゃんのバトルゾーンが……」
「行くで、総攻撃やぁ!勝太くん、君の燃え始めたそのデュエ魂で、この攻撃止めてみぃや!」
「おう、受けて立つぜ!」
「まずはガイシュカクでシールドをダブルブレイク!」
「シールドチェック!ようし来たぜぇシールドトリガー、スーパー炎獄スクラッパー!ブレイズクローとタイガを破壊!」
「ダイレクトアタックはできんかぁ……けどそれでも攻撃はできる。ガイムソウで最後のシールドをブレイクや。」
「へっ、こいつが来てくれたぜぇ!マナ武装5により、こいつはシールド・トリガー能力を得る!メッタギルスをバトルゾーンに!」
「僕はこれでターンエンドや。しかし……さっきよりも確実にカードが応えてくれとる。それが手に取るようにわかるで。」
勝太 8ターン目
「このドローは、激しく重いぜ……!だがぁ、俺は引く!たとえこの指が……ゔぅいぃっきりぃ、折れようともなぁーーー!うおおおおお、ドーロドロドロドロドロ、ドォロオオーーー!!!……来たぜぇ!俺の、切札ァ……勝ったーーーー!!」
「かっちゃんのあのカードは!新しい切り札!」
「コスト10マナ……勝太くんのマナにはピッタリそれがある!来るっちゅうことか!」
「そういうことだぁ!10マナタップ、これが新たなグレンモルトの姿だぅぁぁ!二刀龍覇グレンモルト「
あれが……新たなグレンモルトの姿……って、なんか両手に持っとる!名前の通り、二刀流か!
「グレンモルト「王」の能力で、火のコスト5以下のドラグハート・ウエポン、銀河大剣ガイハートをグレンモルトに装備!くぁぁるぁぁのぉお!!マナ武装7発動で、さらにコスト6以下のドラグハート・ウエポンを装備できる!無敵王剣ギガハートを、もいっちょう、グレンモルトに装備だぁ!」
「かっちゃんすごい!」
「カードが……勝太くんに応えてくれとるニョロ……そうや、これが、切札勝太くんのデュエ魂ニョロ〜!!やったー!完・全・復・活・ニョロー!」
「ギョウ、お前のお陰で取り戻せたデュエ魂、思う存分お前にぶつけさせてもらうぜ!」
「おう、かかってこいニョロー!この身で、すべてを受け止めてやるニョロ〜!」
口でそう言いながら、胸の奥がじんわりと熱くなっとった。これやな。これが、デュエ魂のぶつかり合いっちゅうやつや。
「まずは!グレンモルトでダブルブレイク!さらにメッタギルスでダブルブレイク!」
「ニンジャ・ストライク4発動!光牙忍ハヤブサマルを召喚!メッタギルスをブロック!けど……これで終わりやない、君のデュエ魂の燃え上がり方は、いま尋常やない!」
「よくわかってるじゃねぇかギョウ。そう、まだあるんだぜ!ガイハートの2回攻撃と、ギガハートのドラゴン2回攻撃の……2つのドラグハートの龍解条件を満たしたんでぇ……
「ワオ!?ダブル……」
「龍解ですって!?」
「行くぜぇ!うおんどりゃァァァ……燃えろ俺のデュエ魂!燃えろ、俺の本気の龍解ィィィ……だぁうりゃあああ!!!W・龍・解!熱血星龍ガイギンガと、最強熱血オウギンガァ!!」
一気に2体の巨大ドラゴン……しかも、ガイギンガの効果で、僕のガイムソウがやられた……!そして、ブレイクのターンがくる……!!
「ガイギンガで、シールドをブレイク!」
「トリガーは、なしや。僕の負けやな勝太くん。だけど、君のデュエ魂が再燃してくれたこと、めちゃくちゃ嬉しいニョロ!」
「おう!ありがとなギョウ。でこちゃんも、俺のためにここまでしてくれてありがとな。」
「え…………う、うん!かっちゃんのためなら!」
「にひひ……ようし行くぜ!オウギンガで、ダイレクトアタックだぁーー!!」
ようし……これでえぇ。負けたのは悔しいけど、勝太くんが最強の熱血デュエリストに戻ってくれたから、もうそれだけで良いニョロ。さて……このデッキは勝太くんにあげるとするニョロかな。
「はい、これ。るるちゃんと僕で作ったデッキやねん。あげるで。」
「ありがとな、よし……これでデッキを強くしてやるぜ!……デコちゃん。」
「な、なに?かっちゃん……。」
「俺、デュエマ甲子園エリア代表戦、ぜってぇ勝って決勝に行ってやるぜ!」
「かっちゃん…………ふふ、よぉーし!頑張れーかっちゃーん!!」
「おう!……それと、ギョウ!決勝戦で戦おうぜ、絶対!!」
「うん、その時は、絶対に勝太くんに勝ってみせるニョロ!」
アツい言葉が交わされて、胸に重みのある空気が満ちた。これでええ、これが最高の展開や……そう思った、まさにその瞬間やった。
勝太くんが鼻をひくつかせたんや。匂いをかいどった。そう、カレーパンの匂いを!空中にカレーパンが吊るされとったんや。
「うわーいカレーパンだー!!いただきまーすぅっ!」
がぶり!とかぶりついたが最後、勝太くんは吊るされたまま袋詰にされて、ヘリコプターで連れ去られていった……いや、
『最後の最後で、ゆ、ゆっだぁーん!!!』
締まらんなぁ……最後。で、あれは一体何なんや?追うのもええけど……僕の方のエリア代表戦も時間が近づいとる。こっち優先せな。
「るるちゃん、悪いけど僕はエリア代表戦行ってくるわ。勝太くんのことは、あんさんに頼んだニョロよぉ〜。」
「え!?ちょ、ちょっとギョウさん!」
るるちゃんには悪いけど、こっちも勝たなくちゃいけへんからな。ようし、行くでぇー。
決勝戦に行って優勝するのは、この僕、寄成ギョウやぁ!!
【ついに始まるエリア代表戦!そんな中で、デュエ魂を再燃させた勝太が連れ去られたぁ!?一体、どうなっちゃうんだぁ!?……って言っても、このお話はあくまで主人公が主人公しないアニメなので、次回もギョウが暴れるぞぉっ!】