寄成ギョウに転生したから、キャラの良さガン無視して善人になるニョロ〜!   作:ライダー☆

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第9話 外面イケメン、中身はドクズ!謎多きワラマキはんとの自然デュエルニョロ!

 ワラマキはんとのデュエマかぁ……けど、気にかかる点が1つある。それが、このアニメがまだVSやっちゅうことや。つまり、侵略者のカードはまだない。どんなデッキでどんな戦略でデュエマをしてくるのかが全くつかめへん。

 ミステリー・トーテムを使ってくるのはだいたいわかる。そうでなくっても、自然文明のはずや……マナ加速や大型クリーチャーが多めに仕掛けられてるっていう想定でデッキは改造しておくか。えっと、トリガーはエウル=ブッカと、あとは……ええっとこれと、これと…………ようし、完成や!5文明のデッキ!遅れを取らへんように頑張らへんとな。

 あ、そういえば。ここはエリア代表戦第二、三回戦の会場や。てことは……勝太くんもここにいるっちゅうことやな?連れ去られて、るるちゃんがそれを助けてくれていた場合やけど……。

 と思ったら、ん?誰かが扉を叩く音……はぁーい、誰ですかぁ〜?

 

「よう、ギョウ。土瓶先生から聞いたぜ。ここにいるって。」

 

 なんて言ったら、前に勝太くんがいたニョロ!よかった、この島につくことができてたニョロね!……で、隣におるやつは一体誰や?見たことあるような、ないような……ま、展開的に勝太くんが隣のやつを紹介する流れになるやろうから、僕は知らないふりして接すればええんや。

 

「勝太くん!連れ去られたときはびっくりしたけど、どうにかこの島につけたんやな!」

「実はあのヘリコプター、俺をこの島に到着するために用意されたものだったらしくてな。」

「そ、そうだったニョロか。ほんっと、あのときはヒヤヒヤしたニョロー。」

「わりぃわりぃ。……で、そのヘリコプターなんだけどさぁ……仕掛けたのは、俺の隣にいるこいつ、お前に紹介したかった……アホだ!」

「アホぉ!?」

「なんや、アホっちゅう名前か。おもろい名前しとんなぁ。僕は寄成ギョウっちゅうもんやで、よろしくなぁ。」

「だっかっら、ちっがうー!ディファレント!!!俺の名前は、ドラゴン龍だ!」

 

 ドラゴン龍……?あぁ、思い出した!VSRFでデブっとった男か!なぁんか空気薄くて忘れとったわ。ごめんなぁ。

 

【説明しよう!ドラゴン龍とは、クリーチャーの世界からプリンプリン姫を救いに来た、永遠のリュウセイ・カイザーというクリーチャーなのだ!それが人の姿になっているだけだぞっ!】

「ドラゴン龍っちゅうねんな。すまんなぁ、じゃ、改めてよろしく。」

「おう。よろしく、ナイストゥーミートューだぜ!これからは俺等は友達、フレンドとして接してこうぜ!」

「お……おーうニョロ。」

 

 この人ってこんな感じやったんや。実際触れてみると熱いもんやなぁ。ま、友達が増えて嬉しいからいいし、こういう人は嫌いじゃないニョロ。って、そういえばるるちゃんはおらへんのかな?勝太くんの隣にはいっつもおるみたいな感じやけど……

 

「そういえば、るるちゃんはおらへんのか?」

「デコちゃんなら、こいつの彼女さんとガールズトークするっつってたから、連れて行かなかったんだよ。」

「そういうことだ。ふーんどうだいミスターギョウ!僕には愛しの、彼女がいるんだ!ガールフレンド……いいだろぉ〜ふっふっふ〜。」

 

 ……いや、別にどうとも思わへんけど……てか、あんさんその彼女とVSRFで別れるから。だから、今のうちに楽しんどけやぁボケェ!別に、どうとも思ってへんけどなぁ!

 

「ちなみに……この俺はな、こいつに2回戦目で敗北したんだぜ!ルーザー!!チクショーー!!」

「俺は勝者ーいぇーい。」

「フン、その程度で粋がっているとは、所詮はガキか。」

 

 第三者の声。このツンと鼻に来るような甘い声……知っとるでぇ。僕が次に戦うあの男や!イケメンな姿……とてつもないフェロモン!間違いないニョロ!

 

「あぁん?誰だお前ぇ!?」

「俺のマイフレンドをバカにしやがって!」

「バカにしたんじゃない。当然のことを言っただけさ。君のようにすぐに調子に乗るやつは、ロクな終わり方をしないんだよ。」

「ワ……ワラマキはん!!!」

 

 あ、ワラマキはん言ってもうた。多分あっち側、僕と初対面やのに……あぁほらみぃや驚いとる。そして勝太くんと龍はんも驚いとる。あいつのことを知っているのか!?って……。えっと、どないしよ。適当なことを言うわけにもいかない。なんて言ったらえぇかなぁ……えーっと、思い出せぇ〜思い出せぇ〜、ワラマキはんの情報……侵略者っちゅうのは今のアニメバージョン的に変やろ?ミステリー・トーテムの使い手っちゅうのは……賭けやけど、それしかない!行くでぇ!

 

「あの人はワラマキはん……種族、ミステリー・トーテムを自在に操るハンサムデュエリストや!」

「ミステリー・トーテムだと……?あんまり聞かねぇ種族を使うのか。」

「こいつは驚きだぜサプラーイズ……。」

「おや、知っているんだね。どうやらこの俺の名前も広がり始めてきたらしいな。そう!この俺はミステリー・トーテムを巧みに使う最強のデュエリストさ!」

 

 よっしゃ的中!なんとか切り抜けたでぇ。

 

「ま、そこのアホ2人は僕にとってはどうでもいいんだ。」

「ぬぁ、ぬぁんだとてめぇ〜!たしかに俺はテストで赤点を取り続けて、補修を受けまくってるけど!」

「俺は足し算も間違えるけど!」

 

『アホではない!』

 

 2人とも、それはアホや。勉強せぇ。

 

「用があるのは寄成ギョウ!お前にだ。」

「……僕に?明日戦うからニョロか?」

「それもある。しかし僕が真に望むものは、君のデュエ魂をズタボロにする、ということさ。」

『!?』

「流石に3人、驚いているようだね。ちょっと教えてあげるよ。僕は勝ち進んできた際に、対戦相手をボロクソにけなしてきたのさ。そうすれば、デュエマをする気力なんてなくなるだろう?敗者はそうやって、惨めに落ちていけばいいのさ。そうは思わないかい?」

「こ……こいつ、ひでぇぜテリボゥル……!!」

「努力したって結局、もともと授けられた力が違うってことを……君にも教えてあげるのさ。京都代表。」

 

 最初、こんなキャラやったんやなぁワラマキはん。ただ単純にムカつくニョロ。けど、ここで怒りをぶつけても意味はない。そういうやつには、デュエマで答えてやるのが一番や。

 

「言ってくれるやないか……。」

「んん?なんだい?」

「大口叩いてくれるなぁ言うとるんや。明日、楽しみにしとるで。どれだけ強いかを見せてもらおかぁー。その……腐りきったデュエ魂でなぁ。」

「……っ。……ふ、ふふっ。あぁそのつもりさ。せいぜい、負ける準備をしておくんだな。」

 

 それを言ってからワラマキはんは僕たちに背を向けて帰ってった。嫌味なやつやで。そう言おうと思うて勝太くんと龍はんの方見たら、僕以上に切れてた。顔まっかっかや。

 

「あんのやろぉ〜許さねぇ!ギョウのことあんな言いやがって……次あったときはボッコボコにしてやる!」

「加勢するぜ勝太!ボッコボコのボコよ!おう!」

 

 僕のために怒ってくれるのはありがたいけど、別にそんなことせんでええんやで。ワラマキはんは……この僕直々に、デュエマでぶっ倒したるからな。

 

 

 

 

 そして翌日。午前10時。僕とワラマキはんは対戦の準備をしとった。他の観戦しとう人らに紛れて、勝太くんと龍はんもその試合を見に来てくれてたでぇ。めっちゃイライラしとるけどなぁ。

 

「さぁ、ギョウくん。負ける準備はいいかい?」

「……できてないニョロなぁ。んなことにならへんもん。」

「…………チッ、その顔ぶっ潰してやるさ。」

『デュエマ、スタート!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワラマキ キーカード:闘匠メサイヤ

寄成ギョウ キーカード:クラック・クロウラー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【エリア代表戦三回戦、ギョウ対ワラマキ!ギョウはイメン=ブーゴを召喚してボアロアックスを装備。着々とバトルゾーンにクリーチャーを並べ、龍解の準備を進める。一方ワラマキは何もかもが不思議な種族、ミステリー・トーテムを展開……せず、マナチャージを行う。はたして、無駄にイケメンなこの男、ワラマキの力やいかに!?】

 

 

ワラマキ 6ターン目

 

「ドロー。マナチャージして……行くよ。鼓舞の化身(ダンシング・トーテム)を召喚!そして、青銅の鎧を召喚!効果で1枚マナゾーンへ。」

「……からの?どうせさっきのターン場に出した幻緑の双月でこっちのシールドブレイクしてくるんやろ?」

「あぁ、そのとおりさ。……行くよ、幻緑の双月で、シールドを……ダブルブレイクだ。」

 

 ……なんやと、どういうことや?パワーは1000、一枚しかシールドをブレイクできへんはずニョロ。

 

「おいてめぇ!そいつはシールドをダブルブレイクできねぇぞ!なぁにしれっとずるしようとしてんだぁ!」

「ちゃう、ちゃうちゃうう!!」

「黙ってろ。それに、これはずるじゃない……鼓舞の化身の能力で、自分の他のクリーチャーがバトルゾーンに出るたび、ビーストフォークにパワー+2000、そして、ダブルブレイカーを与えるのさ。」

「な……なんだとぉ……!?」

「それってかなりヤバいんじゃねぇのかデンジャラス……!?」

「フッ、邪魔が入ったが行くぞ!気を取り直してダブルブレイクだ!」

 

 トリガーはない。せやけど……オトマ=クットは盾から手札に加えられた。こっから反撃や。

 

「ターンエンド。」

 

 

ギョウ 7ターン目

 

「ドロー。」

 

 バトルゾーンにはイメン=ブーゴとトノサマパラスの2体。2D龍解に必要なコストはあと8。ここは確実に龍解させるでぇ!

 

「7マナタップして、オトマ=クットを召喚!マナ武装7で、マナを7枚アンタップ!からのぉ〜……8マナタップして、龍素記号TbドロダブルBros(ブロス).を召喚や。あんがとなぁワラマキはん。シールドブレイクしてくれたおかげで、オトマ=クットからの展開ができたでぇ。」

「強がりを……。」

「トリガー踏んでクリーチャーを失いたくないんで、ターンエンド。か・ら・のぉ〜……バトルゾーンのクリーチャーのコストの合計が20以上なので龍解条件成立。2D龍解!邪帝遺跡ボアロパゴス!」

「いいぞギョウー!そのままそのキザ野郎をぶっ潰しちまえぇ〜!」

「イェスイェース!レッツゴーだぜー!」

 

 

ワラマキ 7ターン目

 

「君のお友達はぎゃあぎゃあうるさいねぇ。美しさのかけらも感じない。」

「そりゃそうニョロ。デュエマには美しさなんて関係あらへん。どれだけその人が強く、激しく、アツいデュエ魂を持っとるかや。勝太くんは素晴らしいデュエ魂を持っとる。だからあそこまで仲間に声をかけれるんや。龍はんとはデュエマしたことはあらへんけど、感覚的にそれがあるってわかる。せやからな、美しさにすべてを委ね、頑張ってきたやつを思いっきり叩き落とすお前とはワケが違うニョロ。あんたは勝太くんよりも、龍はんよりも、そして……僕よりも弱い。」

「なんだと……!!」

 

 怒りの表情があらわになり始めたなぁ。けど今はそこに構う必要はない。さて、シールドブレイクをしてこい。3ターン目に打ったディメンジョン・ゲートで、事前に山札はサーチ済みや。シールドにピタゴラスとナチュラル・トラップがあることはわかっとんねん。さ、早うシールド割ってこいニョロ。その時が、命運尽きるときやでぇ。……それに、「もしものときのための保険」も、手札とシールドに揃っとることはわかっとるんやでぇ。

 

「この僕をそこまでコケにしてくるとはね……舐めやがって。だったら少しぐらい僕の力を見せてやる!イケメンなこの僕の力を、この僕にある……お前をぶっ倒すというこの思いを!ドローっ!!……は、ははは、来たぞ!こいつでお前はおしまいだ!」

「そんなこと言ってる暇があるんやったらさっさとそいつ出してこいニョロ。ちなみに、僕はドロダブルの効果で、あんたが1ドローしたから2ドローできるニョロ。」

「っ……!!イライラさせてくれるじゃないか。だったらお望みどおりにしてやる!手札なんて、もういらねぇぞ!お前は負けるんだからなぁ!」

 

 ………………負けるのは、どっちかなぁ。

 

「4マナタップ、進化の化身(エボリューション・トーテム)を召喚。こいつは出たときに、山札から好きな進化クリーチャーを1枚、手札に加えることができる。闘匠メサイヤを手札に、そしてそのまま!メサイヤを進化の化身の上に、進化だぁ!!」

 

 あれが、切り札っちゅうわけか。出てきた瞬間、バトルゾーン全体の空気が変わったような気がした。

 

「行くぞ。闘匠メサイヤで、シールドをトリプルブレイク!」

「ワラマキはん、1つ言っとくニョロ。僕はさっきディメンジョン・ゲートで山札を確認した。せやから……」

「シールドゾーンにあるカードはわかっているし、シールド・トリガーがその中にある。とでも言いたいのだろう?」

 

 ギョッ、気づかれた。……って、なんでや?なんでトリガーが使えんニョロか!?まさか、今のクリーチャーは……

 

「メサイヤの能力!こいつがブレイクしたシールドに含まれていたシールド・トリガーは、使うことはできない。見た感じ、2枚目までにトリガーがあったらしいな。一発逆転の、な。残念だったな寄成ギョウ!これでおしまいだ!」

「そんな……嘘だろ……!?ギョウが負けんのかよ!?」

「これは信じられないぜ、アンビリバボー……」

 

 あぁ、負けてしまうなぁ。なーんて、そんなの思うのは見当違いっちゅうやつや。最後の1枚チェック。……こいつよなぁ。じゃ、このまま逆転開始や。

 

「青銅の鎧で、ダイレクト……」

「ちょっと待った。僕のS・バック宣言や。」

「なんだと?さっさとしろ。青銅の鎧含め、あと3体クリーチャーが攻撃できるんだ。それを超えられるものを出せるのならな。」

「出せるからやっとるんやろが。最後に加えたシールドを1枚捨てて、クラック・クロウラーをバトルゾーンへ。」

「へっ、なんだ、出せるからやってると言っておきながら、出してきたのはブロッカー1体だけ、しかもパワー3000!こんなので止められると思ってるとは、お前も馬鹿だn」

「かーらーの……!?」

「えっ、まだあんの……?」

「相手のターン中、このクリーチャーが自分の手札から捨てられたとき、このクリーチャーは墓地に置く代わりにただで場に出せるんや、ギョギョギョギョギョー!いらっしゃーい、斬隠蒼頭龍(きりがくれそうとうりゅう)バイケン!」

「な……何だとっ!?」

「バイケンの効果で、あんたの青銅の鎧は手札に戻してもらうで。」

「ち、ちくしょう……!」

「からのからのー!」

「まだあんのぉおーー!?」

「ボアロパゴスの効果で、マナゾーンからコスト5以下の自然のクリーチャーを1体出せる。っていうのが、イメン=ブーゴの効果で、マナゾーンのカードが全文明になっとることにより、どんな文明でも自然文明扱いされるニョロ。てなわけで、クローチェ・フォーコを召喚!さぁ、ワラマキはん、攻撃してきてみぃ。ブロッカー2体で封じたるわ。」

「くそっ……幻緑の双月でダイレクトアタック!」

「クロウラーでブロック!」

「畜生……ターンエンドだ。」

 

 悔しそうやなぁ。それとは真逆で、僕の友達2人は嬉しそうやでぇ。ま、そりゃそうよな。僕も、腐ったデュエ魂を持ったやつに負けるなんて絶対に嫌やから、腹の底からほっとしたわ。さて、3D龍解の時間やでぇ。

 

 

ギョウ 8ターン目

 

「僕のターン。ターン開始時に、クリーチャーの合計コストが30以上なのでぇ……やったりますでぇ3D龍解!どっかーんとぉ!大御所、我臥牙ヴェロキボアロスさんの登場やぁ!」

「いよぉーし!そのまま行ったれギョーウ!」

「ゴーゴー!何も恐れずに突き進めマイフレーンド!!」

 

 応援がありがたいなぁ。さぁて、ほないくで。手加減なしや!

 

「ドロー。3マナでアクア・ハルカスを召喚。効果で1ドローしてからのぉ〜……ヴェロキボアロスの効果で、ドミティウスをバトルゾーンに。そしてドミティウスの効果で、山札の上5枚を見て……スペルサイクリカ、ツミトバツ、ジャスミンをバトルゾーンへ。まずは、スペルサイクリカの効果で、墓地のディメンジョン・ゲートを唱えて……ラグマールを手札に。か〜ら〜の〜ツミトバツのマナ武装7で、あんたのクリーチャーのパワーを−7000。全部破壊や。」

「そ……そんな馬鹿なっ!?」

「か〜ら〜の!ジャスミンを破壊して1枚マナゾーンへ。更に呪文、フェアリー・シャワー。山札の上から2枚見て……ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンをマナに、残り1枚は手札に加えるニョロ。からのぉぉ……3マナタップしてもいったいアクア・ハルカスを召喚!かーらーの!マナゾーンから、ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンを召喚!で、キリモミ・スラッシュ。行くで、総攻撃や。まずホワイト・ドラゴンでシールドをダブルブレイク!」

「く……くそっ、くそっ!なんでお前なんかがこの俺に……!!」

 

 その声には、余裕が欠片もなくなっとった。これが、デュエ魂の差っちゅうやつや。

 

「言ったやろ。僕には勝てへんって。デュエ魂のアツさが違うんや!ドミティウスで、シールドをトリプルブレイクや!」

「トリガー……な、何故来ないんだぁ!?」

「運が悪いんちゃうで。あんたの腐りきったデュエ魂にカードが応えんかったんやで。ほな、これを機に反省して、ちょっとはマシな人間になれや。ヴェロキボアロスで、ダイレクトアタックやぁ!!」

 

 これで僕の勝ちや。

 ワラマキはんはすっごい悔しそうにこっちを睨みつけとる。その目がすごかった。怒りなんか、もうほとんど残っとらんような気がした。どちらかといえば……信じられへん、っちゅう顔やったな。

 

「さて、僕の勝ちやな。」

「くそっ……これは偶然だ!俺がお前なんかに実力で負けるなんてこと……!!」

「現実みぃやワラマキはん。ま、いつかその態度も変わる瞬間が来るやろうけどな。」

「なんだと……チッ、いちいちカンに触るヤローだぜ。次会うときは覚えとけ!その時は、完全な屈辱をお前に味あわせてやる。」

「楽しみにしとるで。ほな。」

 

 捨て台詞吐いてどっかいきよったで。じゃ、VSRでまた会おうなぁ。

 で、勝太くんと龍はんがこっち来て喜びに来てくれたでぇ!!

 

「ぃよーしやったなギョウ!これであと1回勝てば決勝戦に行けるぜぇ!!」

「うん、このまま頑張るニョロ!勝太くんも、絶対に負けるなニョロ!」

「おう!あったりまえよ!さぁて、俺の最後の対戦相手は誰かな〜……」

「勝太。お前の最後の対戦相手は、この土瓶島にある、ミッ土瓶タウンにいるぜ!この俺が、またヘリコプターで連れてってやるからな、るるちゃんも連れてこいよ。テイクユー!」

 

 そのまま勝太くんは一瞬のうちにるるちゃんを連れてきて、そのままヘリコプターに乗って、ミッ土瓶タウンやったっけ?まぁそんなところに向かってったで。出発のときにこっちに手ぇ振ってくれたのは嬉しかったニョロ。

 さて、僕の対戦相手は一体誰やろなっと……

 

「……三国市立中学2年、孔明選手か。卑怯そうな顔しとんなぁ。ま、牛次郎ほどじゃないしええけどな。」

 

 さて、ここの人たちにお礼を言って、ここを去るとしますかな。さーぁ我が家でグータラしにいくでぇー。

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