零 ~イヌツキの少女達~   作:もふもふたぬきねこ

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ここまでの人物紹介です。
零側の用語を使った説明は話の中で少しずつ行い、
詳しい説明は機会があれば作品の最後にさせて頂こうと思います。


今回もよろしくお願いします。


登場人物紹介(チャプター4まで)

主要4キャラクター

朝武芳乃(ともたけ よしの)

鵜茅学院(うがやがくいん)2年 身長:156cm 職業:学生、武実(たけみ)神社巫女(穂織(ほおり)の巫女姫)

武器:鉾鈴、射影機(日上山仕様)

 

「千恋*万花」のメインヒロインで本作の主人公。一人称は「私」。

腰の高さより長い銀髪のストレートヘアに碧眼。身内以外は敬語で接する。

 

本作の舞台「穂織」の象徴的な存在である「イヌツキの巫女姫」。「ムラサメ」を見聞き可能。

穢れが溜まると犬耳が生えるほか、穢れの本体である「祟り神」に狙われる、短命であるといった呪詛を本当に受けている。彼女に掛けられている呪詛を解く事が、原作における共通の目標。

その目標達成のためにかなりストイック、かつ部外者を巻き込まないという頑固な性格であったが、婚約者(仮)である「有地将臣」を通してかなり改善された。本来は純粋に他人の心配を出来る優しい性格。

 

上記の事情もあって一度も穂織の外に出た事がなく、自らも学ぼうとしていなかった為、かなりの世間知らず。他人の冗談や適当なネット情報を疑いなく鵜呑みにする事も多い。

 

犬神から聞いた呪いの事実が自分の認識と大きく異なっていた事で困惑中。

自らの事とは別に穂織の命運にも関わる事になり、怨霊の謎、玉石集めを通して事の真相に近づいていく事になる。

 

呪詛によって数年前に母を亡くして「あちら側」に近づいたため、射影機を使用可能。

おっかなびっくりではあるが怨霊に立ち向かう。

 

 

戦うメインヒロインなので主人公向けです。将臣の役割を食べていきます。

巫女姫という役から達観志向はありますが、それでも普通の女の子には違いなしなのかなと。

対怨霊については格上が三人いますので、語り手的なポジションかもしれません。

彼女がいないと本作が成立しないので、今後色々設定が付与されそうです。

 

 

 

不来方夕莉(こずかた ゆうり)

年齢:29歳(今年で30) 身長:164cm 職業:「喫茶 こずかた」店主 

強化レンズ:(あつ)(強制ノックバック) 特殊能力:(かん)(怨霊の体力一定以下で強制撃退)

 

(ぜろ)濡鴉(ぬれがらす)ノ巫女~」のメイン主人公。一人称は「私」。

髪はブラウンベージュに軽いウェーブのセミロング。10年前と見た目がほぼ変わらない。

 

穂織からそう遠くない「日上山(ひかみやま)」の麓の町の出身。両親は既に他界している。

13年前にとある事情で「黒澤密花」に保護され、穂織に来るまで密花と過ごしていた。

1年前に穂織に引っ越し、喫茶店を開いて生活している。

 

とある事故をきっかけに霊感に目覚め、「ありえないものが見える」体質になった。

これに付随する形で触れた相手の記憶を見たり、ものの影を追う「影見」などが可能。

 

ミステリアスに見える雰囲気だが本人にその気は欠片もなく、趣味がマウンテンバイクだったり日上山での行動を鑑みるに実際はわりとアクティブ。

性格は真面目で責任感も強いが、実力がやる気に追いついていない事も過去にはあり、密花の仕事を継ぐために夜の山に突撃したり勝手に他人の手帳を見たり喫茶店の高級な食器を割ってしまったりとネタは豊富。割と天然気質。

 

「駒川みづは」経由で芳乃達の現状を知り、解決に協力する事になる。それ以外でも彼女達と何か接点があるようだが……?

 

 

本来第二主人公的な存在の筈なのに、後述の深羽に役をどんどん喰われつつあります。

夕莉さん、もっと活躍してください。チャプター6では仕事が多い予定です。

 

 

 

常陸茉子(ひたち まこ)

鵜茅学院2年 身長:155cm 職業:学生、朝武家家事手伝い、巫女姫の傍仕え、忍者

武器:クナイ、手裏剣など忍具一式

 

「千恋*万花」のヒロインの一人。一人称は「ワタシ」。

髪は黒のボブカットに触覚ヘアにアホ毛持ち。目は翠眼。

 

代々朝武家に仕え、巫女姫と共に生きてきた一族の末裔。実は現朝武家の分家に該当する。

そのため、朝武家入婿の現神主と違ってムラサメを見聞きする事が可能。

なお常陸家は朝武家と違って呪詛を受けておらず、男児も普通に生まれれば一般的な寿命も持つ。

 

幼少の頃より芳乃の傍にいるため、芳乃に関しては本人より詳しい。

忍びとなるべく数々の訓練を長年重ねており、多種な分野で万能だが忍者なのに高所恐怖症。

人生の大半を修行と芳乃の傍仕えに割いてきた為、あまり夢や趣味と言えるものがない。

大抵の出来事に動じない精神性を持つが努力に裏打ちされたものであり、実際には結構なビビり症である。

 

自身の職務(立場)には忠実で、芳乃の為であれば躊躇なく自身を犠牲に出来るなど忠誠心は高い。

長年芳乃にとっての唯一の友人だった事もあり、芳乃を諫める役回りも多い。

逆にプライベートはかなりズボラであり、深羽曰く「ムッツリ腹黒」。

 

射影機を使用する事はできないが、霊感とは異なるとある特異体質を保有している。

現代忍術は時にファンタジーを越える。

 

 

チャプター5は彼女の活躍が増えます。

原作で一番人気なのは彼女なんですかね? 優遇されている気が。

 

 

 

雛咲深羽(ひなさき みう)/宗方美優(むなかた みゆ)/井山雪(いやま ゆき)

年齢:27歳 身長:163cm 職業:女優(アイドル出身)

強化レンズ:(めつ)(霊力差に応じた火力上昇。深羽の場合は最低値でも5倍) 

特殊能力:(ばく)(霊体を拘束する。時間制限はあるが絶対霊クラスでも使用可能)

 

「零 ~濡鴉ノ巫女~」の主人公の一人で女優。一人称は「私」。

髪はナチュラルブラックで背中の中ほどくらいのロングストレート。

 

「雛咲深紅」の娘。11年前はアイドル活動が主体だったが、完全に女優に転身。

当時は母以外の他人を突き放す性格をしていたが、現在は表向き幾分マシになった。

他者の心を読めるため、隠し事をしない人間を好ましく思っており比較的優しく接する。

ただし霊的存在に対してはほぼ例外なくポーズが厳しく、特に母への敵対存在には容赦しない。

 

極めて特殊な出自をしており、霊感は全キャラ中最も高く、その力を憂いてもいない。

射影機の出力は夕莉や深紅を凌ぎ、影見も得意だが、性格的に看取り性能は夕莉に劣る。

「自身には何もない」と考えていた時期が長く、故に「誰にでもなれる」特技を有する。低い身長には限界があるが、それなりに接している人物なら魂レベルで似せる事が可能。

 

「骨董・喫茶 くろさわ」にいた際、偶然夕莉からの電話を取った事から穂織に来る事になる。

実は現在ドラマの撮影中であり、放り出している状態。彼女が穂織にいる期間がタイムリミット。

表向きに顔も名も知られた存在の為、出歩く際は基本的に「井山雪」に変装する。

 

 

夕莉より動かしやすいせいで、準主人公になりつつあります。どうしたものか。

設定といい血筋といい能力といい、日上山要素を除けばほぼ夕莉の上位互換だからとんでもない。

 

 

 

「千恋*万花」のキャラクター

有地将臣(ありち まさおみ)

鵜茅学院2年 身長:171cm 職業:学生、巫女姫の婚約者(仮)、叢雨丸の使い手

武器:叢雨丸(穂織の御神刀)

 

「千恋*万花」の原作主人公。一人称は「俺」。茶髪。

 

朝武家に居候している青年で、武実神社の氏子総代である「鞍馬玄十郎」の孫。

元は都会に住む普通の学生だったが、春休みに玄十郎の経営する旅館「志那都荘」の手伝いに来た際に御神刀「叢雨丸」を抜いて(折って)しまい、朝武家からの要請もあって芳乃の「婚約者(仮)」として朝武家に住む事になった。

 

真面目で気配りが出来る性格。必要な努力は当たり前に出来るなど誠実なキャラであり、周囲の評価は高い。まさに主人公。

穂織の生まれではない為、自身を「ご主人」と呼ぶ穂織の守り神であるムラサメには敬意の欠片もなく「幼刀」「ナマクラ」と軽口を叩き合いつつ、祟り神や怨霊に立ち向かう。

 

怨霊への対抗手段はないが、芳乃達と比べて都市伝説などに多少の知識はある模様。

穂織のキャラでも零のキャラでもない一般人的な目線を担う。

 

過去、武実乃山の沢で溺れた際に犬神の憑代の欠片を飲み込んだ縁で叢雨丸に関する力を得ているようだが……?

 

 

本作は芳乃が主人公なので、彼目線で話が語られる事はありません。

一番仲がいいのはムラサメになるのかな? どのルートに進むんでしょう。

 

 

 

ムラサメ

戦国時代生まれ(約500年前) 見た目:十代前半 身長:137cm 職業:叢雨丸の管理者

 

「千恋*万花」のヒロイン。一人称は「吾輩(わがはい)」。

髪は膝まで届くライムグリーンのロングストレート。目は朱眼。

自称も他称も「ムラサメ」だが、本名は別に存在する。

 

500年前から穂織の御神刀「叢雨丸」に宿る魂兼管理者として存在している守り神的存在。叢雨丸の使い手をサポートするほか、神力を用いて使い手の強化や祟り神への目くらましなども可能。

霊的な存在であるが、本人はある種同族である幽霊を大の苦手としている。絶対霊と遭遇した事で荒療治的にマシにはなったが苦手な事には変わりない。

 

その実態は叢雨丸を地上で振るえるようにするための「人柱」であったとされており、元は平民の出。肺の大病を患い余命幾許もなかったため、自分から人柱に志願して今に至る。一方で肉体は今もどこかで生きているらしく、深紅に話を聞かされた際は仰天した。

 

一般人は姿を見る事も声を聞く事も出来ず、原作序盤で見聞きできたのが朝武直系の芳乃と茉子、後でも叢雨丸の使い手の将臣(唯一触れる事が可能)と憑代を持っていたレナの4人のみ。

但し霊感が高ければ認知は可能で、夕莉と雛咲親子ははっきりと、蓮はうっすらと、累はなんとなく居るかどうかの判別が可能。

 

朝武に仇為す怨敵と思っていた「犬神」が、実際にはそうでなかった事実に困惑している。

祟り神の件の後は怨霊による穂織への影響を警戒しており、あまり自身の肉体については優先していないなど守り神らしく穂織に献身的。

事情に付き合わせてしまった将臣を「ご主人」として、時に守りつつ噛みつつ事の収拾にあたる。

 

 

「千恋*万花」と零 「~濡鴉ノ巫女~」を引っ付ける切っ掛けになったのが彼女でした。

彼女がいなければ別の零作品だったかもしれません。

 

 

 

レナ・リヒテナウアー(Lena Liechtenauer)

鵜茅学院2年 身長:158cm 職業:学生(留学生)、志那都荘従業員見習い

 

「千恋*万花」のヒロイン。一人称は「わたし」。

髪はクリームがかった淡い金色のウェービーヘア。目は藤色。

ドイツ系の姓であるが、先祖がドイツ生まれなためで本人は北欧のラップランド(北極圏)出身。

 

本作開始の2週間ほど前に穂織に留学してきた少女。

幼い頃より祖父から聞かされていた穂織に来る事に憧れを抱き続けており、その都合で日本語も堪能。但し日本文化には偏りが生じており、接客における女将の悩みの種となっている。

「非常に純真な心の持ち主」と深羽に認められており、新人でありながら雛咲親子の専任仲居を担当する。

 

100年ほど前に穂織を訪れた高祖母が欧州へ持ち帰った憑代の欠片の現所有者であり、お守りとして長年身につけてきた事もあるのか、ムラサメを見聞きする事が可能(触れる事はできない)。

欧州の出身であるため怨霊や妖怪の概念には疎く、妖精やモンスターと認識する。絵本や昔話の存在であるが故に然程恐怖心を持っていない。

 

雛咲親子から「神様的な気配の持ち主」、犬神から「姉君の器」と呼ばれるなど不思議が多いが本人は自覚ゼロ。出身地の都合でサルミアッキ(世界一不味い飴)を平然と食べられるため、多分万葉丸にもそれ程抵抗はなかった。

 

 

チャプター4の終盤でメイン的な感じになりましたが、彼女は今後も本筋に関わり続けます。

中の人がここまでメジャーになられるとは。

 

 

 

駒川みづは(こまかわ みづは)

年齢:27歳 身長:161cm 職業:医者、郷土史研究家

 

穂織の開業医で鵜茅学院の保険医。一人称は「私」。原作唯一の眼鏡キャラ。

髪はナチュラルブラックの触覚ヘアで前髪を上げており、後ろはポニーテール。

 

先祖代々朝武家に仕えてきた医者の家系で、医者になる前は陰陽師でもあった一族の末裔。

郷土史研究者としての一面も持っており、芳乃達にとっての知恵袋的な存在。困ったときの彼女。

但し霊感は持ち合わせておらず、ムラサメを認識する事も出来なければあちら側への耐性もない。

 

夕莉とは本作開始前からの知り合いであり、彼女が芳乃達を夕莉に紹介した事が本作の始まり。

穂織で数少ないコーヒー専門の喫茶店という事もあって常連であり、少々カフェイン中毒気味。

 

これまではあくまで朝武家の助言役としての立場であったが、新たに出現し始めた怨霊の発生に自身の一族が関わっている可能性が出てきたため、当事者として物語に足を踏み入れる事になる。

 

 

取り敢えず彼女を出しておけば解説してくれる的なキャラです。

チャプター5では彼女も話のメインに加わります。

 

 

 

朝武安晴(ともたけ やすはる)

年齢:40歳 身長:180cm 職業:武実神社神主

 

武実神社の現神主で芳乃の実父。一人称は「僕」。

糸目で、原作では目を開くシーンが一度も存在しない。

 

先代巫女姫「朝武秋穂」の入婿。事実上現在の穂織の頂点的存在だが、そういった面は見せない。

娘の芳乃や妻の秋穂、守護職の茉子と違いムラサメを全く認知できないほか、祟り神に対しても基本無力であるため直接関わる事の出来ない自分に苦悩している。

そんな中、芳乃の心持ちを変えるなどしている将臣には好意的で居候にも積極的。当人同士が問題なければ正式な婚約にも全く反対するつもりはなく、むしろ応援側。

 

神主としての実力は十分にあり、祝詞や祝祷を通してならば祟り神にも干渉が可能であるほか、射影機を使用しない形ならば夕莉達に次いで怨霊の対処が可能である。

一方で家事は壊滅的であり、彼が料理をしようものなら台所が吹き飛びかねない。

味覚も独特だが、一般的に不味いとされるものはやはり不味い様子。

 

数年前にある事情で夕莉と密花に関わっており、それ以来便宜を図っている状態。

芳乃が夕莉と顔を合わせた事や、小春の捜索に夕莉が駆り出される事になった事にはかなり思う所がある様子。

 

 

こういったゲームのメインヒロインの父って珍しいんですかね?

みづはが祟り神側の知恵袋なら、安晴は怨霊的な方向の知恵袋です。

 

 

 

鞍馬玄十郎(くらま げんじゅうろう)

年齢:73歳 身長:177cm 職業:志那都荘オーナー

武器:法眼丸(日本刀)

 

江戸時代から続く穂織の老舗旅館「志那都荘」のオーナーであり、武実神社の氏子総代。

一人称は「ワシ」。将臣の母方、及び廉太郎、小春兄妹の父方の祖父。

 

朝武家以外で「祟り神」や「叢雨丸の使い手」、「ムラサメ」について凡そ正確に把握している数少ない存在。本人も過去には巫女姫の護衛を務めた経験がある剣術の達人であり、70を超えた現在でも将臣より数段上の使い手。将臣達からの希望もあって彼らを鍛え上げている。

 

自他ともに厳しい性格をしているが、新しい文化を取り入れるために旅館の経営を女将に一任するなどの柔軟性を持ち合わせているほか、非があれば将臣達相手であろうと詫びる事が出来る真っすぐな気質の持ち主であり、将臣や廉太郎には苦手意識を持たれつつも嫌われているわけではない。

 

安晴と同じくとある事情で夕莉や密花の事を以前から知っており、敬意を払っている。

 

 

本作では「千恋*万花」と「零」の間に存在しているような感じです。

他の誰も知らない穂織のとある歴史を知っています。

 

 

 

鞍馬小春(くらま こはる)

鵜茅学院1年 身長:145cm 職業:学生、田心屋アルバイト

 

「千恋*万花」のサブヒロイン。一人称は「私」。

髪はホワイトピンクで腰までかかるストレート。

 

廉太郎の実妹で将臣の従妹。作中唯一の別学年キャラであり、茉子とレナを先輩呼びする。

廉太郎の事は「駄兄(だあに)」と呼んで基本辛辣な態度をとる。神隠しの件以降はうっとおしさが増して疲れ始めているが、心底嫌っているわけではない。一方将臣の事は「お兄ちゃん」と呼んで本当の兄になってほしい常々願っているが、更にはその先の関係になる願いを心に秘めている。故に経緯はどうあれキスをした現在は千載一遇の機会。

 

今年度になってから田心屋でバイトを始めているが、その途中で神隠しという大事件に遭遇、被害者となった。無事に救助されて現在療養中扱いだが本人は元気であり、志那都荘の仕事を手伝っている状況である。勿論彼女は宗方美優を知っているためテンパリ気味。

 

 

サブヒロイン枠なので本筋への関わりは薄いですが、原作中唯一の設定がある点から本作にも関わってきます。

 

 

 

鞍馬廉太郎(くらま れんたろう)

鵜茅学院2年 身長:172cm 職業:学生、志那都荘手伝い

 

「千恋*万花」のサブキャラクター。一人称は「俺」。髪は明るめの茶髪。

 

将臣の従兄弟で小春の実兄。

原作(及び本作)開始前にクラスの女子と付き合っていたが、別れた次の日に別のクラスメイトと付き合うという行動を取った為に女子から総攻撃を受けており、学院女性陣からの評価は最悪。但しムードメーカー的な面は女子にも認められており、はぶられているわけではない。

 

人間的に悪い人物ではないが将臣のような真面目タイプという事もない為、祖父である玄十郎の稽古からも早々に脱走しており評価は低い。一方で芳乃へは他の穂織の住民と同じく「巫女姫様」として接するため、茉子からはそれ程警戒されていない。

 

小春とは仲の悪い兄妹の間柄だが本心では大事にしており、小春が行方不明になった際には穂織中を全力で走り回り、事件解決後は玄十郎の稽古に合流した。この都合で原作と違い既に「ムラサメ様」の実在を知っている。

 

夕莉は本来ならナンパ待ったなしの対象であるが、妹の命の恩人である事から絶対にナンパなどを働かないと決めている。これはその関係者である深羽達も同様。話には一切関係ないが、彼は累の性別を正確に把握しているほか、昔と今の深羽が全く違う事も知っている。

 

 

原作より若干強化されていますが、だからといって祟り神や怨霊と戦えるわけでもなし。

ですが完全に蚊帳の外というわけでもない感じです。

 

 

 

馬庭芦花(まにわ ろか)

年齢:21歳 身長:159cm 職業:田心屋従業員

 

「千恋*万花」のサブヒロイン。一人称は「アタシ」。

髪はローズピンクで背中の中ほどまでのストレート。

 

穂織の甘味処「田心屋(たごりや)」の店員であり実質的な経営者。但し腕前は社長である父には劣り、現在の経営に至る以前の経緯や事情も知らない部分があるため、半人前である事は本人も自覚している。

 

将臣、廉太郎、小春にとっては血の繋がらない姉のような存在。本人も姉として振舞う。

数年前に三人を引率する形で山で遊んでいた際に将臣が溺れて助け出す事になっており、負い目とまではいかないまでも将臣に関しては気にかけている。

 

ヒロイン中唯一の二十歳超えであるが、仕事が忙しいせいで恋愛経験がない。その為お姉さんぶろうとしてその点を指摘されると大いにショックを受ける。

 

夕莉は本来商売敵であるが競合していない為、関係は良好で互いに客の立場。彼女が夕莉に関わったのは、夕莉が穂織に移住してきてからである。夕莉にとっては数少ない「友人」枠の存在。

 

祟り神や朝武の宿命について詳細に知っているわけではないが、地元民の中では詳しい部類。観光客に関わる都合で表向きの穂織に歴史については詳しく説明上手である。

 

 

全キャラと関わりつつも裏側を知らない一般人側の立場を担いますが、小春の神隠しの件などもあって何かが山にある事は知っています。

 

 

 

祟り神/犬神

 

500年に渡って朝武家の巫女姫と関係者が祓い続けてきた「呪詛」。穂織が「イヌツキの地」と呼ばれる原因。

 

戦国時代の朝武家において、跡目争いの末に長男「朝武義和(よしかず)」が次男「朝武実利(さねとし)」に放った、動物霊を用いた呪いである「犬神」と考えられてきた存在。

赤目に黒紫色のヘドロの様な姿をしていたが、集合・一体化し、巨大な犬の姿を取った。

乙○主というよりはナ○の(かみ)な見た目。この状態の時は発声が可能な模様。

 

長年巫女姫を呪い殺すべく動いていると考えられていたが、実際には犬神にとって「些末事」の範疇であり、真の目的は「姉君」なる存在の身体を元に戻す事だった。

芳乃達に姉の身体を戻すよう告げた後、宿っていた憑代(玉石)を残して姿を消した。

 

深羽を「夜泉子(よみこ)」、ムラサメを「永久花(とこしえばな)」、将臣を「罪人(つみびと)」と呼ぶなど、芳乃達の知らない事情を把握している模様。

 

 

勿論これで出番がなくなったわけではありません。寧ろこれから忙しくなります。

 

 

 

「零」シリーズのキャラクター

雛咲深紅(ひなさき みく)

年齢:47歳(見た目は23歳) 身長:164cm 職業:元写真家助手

強化レンズ:(さい)(必中クリティカル&距離減衰無視) 

特殊能力:(じゅう)(射影機に関係なくチャージ可能。元がチャージ式だった場合は二重チャージ)

     (ぜろ)(あちら側に近づくほど火力上昇)

 

「零」シリーズ一作目「零 -zero-」の主人公で、三作目「刺青(シセイ)(コエ)」の主人公の一人。

五作目「濡鴉ノ巫女」のキーキャラクター。一人称は「私」。

 

雛咲深羽の実の母。とある理由で肉体が年を取っておらず、娘とは姉妹にしか見えない。

学生の頃は兄を除いて心を開けずにいたが、黒澤怜の下に居た頃からそれなりに明るさを取り戻している。現在は控えめな性格をしているが、これは娘の深羽に「ある負い目」があるため。

あちら側に関わっていた期間が長い為、射影機を使った戦闘は極めて冷静に事を運ぶ。

 

ラリーカーばりの運転、底なしの胃袋、家電破壊体質など数多くの特異体質を保有する。

大体の物事を深羽に禁止されてしまっている為に表立っては活躍できないが、零シリーズを繋ぐ存在として実力は本作屈指。

発揮される機会はほぼないが、実は茉子並みに家事は万能。ただし平成家電未使用限定。

 

 

どういう世界線なのかを説明するためのキャラでしたが、深羽の制御役でもあります。

零のキャラを出す以上、やっぱり彼女は外せません。

霊力は深羽に劣りますが、元カメラマンアシスタントなので射影機の扱いにも長けます。

能力も二つ持つなど本作のチート的存在です。

 

 

 

放生蓮(ほうじょう れん)

年齢:34歳 身長:173cm 職業:作家

武器:複眼式射影機

 

「零 ~濡鴉ノ巫女~」の主人公の一人。一人称は「俺」。

作家業を優先するあまり身なりや生活は少々不摂生で、昔から無精髭を生やしている。

 

日上山周辺の町に住んでいるフィクション作家。自身が経験した事を元ネタにする作風がある。

11年前と同じく鏡宮累と同棲する形で執筆活動を続けている。

 

本来穂織に来る予定だったのは彼だけだったが、深羽が電話を取ってとんでもない事になった。

それほど売れていないらしく、夕莉や密花からの評価は中々にヒドイが本人に自覚はない。

 

射影機を作った麻生邦彦の分家筋の末裔。ムラサメ曰く「麻生邦彦の若い頃にそっくり」。

射影機を使用できる霊感はあるものの、夕莉や雛咲親子と比べられるものではない。

 

 

原作ではバッドエンドが存在しないというとんでもない人たらしです。

安晴と同じく怨霊側の知恵袋的な立ち位置になりますが、彼自身も動きます。

 

 

 

鏡宮累(かがみや るい)

年齢:28歳 身長:165cm 職業:作家助手

 

放生蓮の助手。一人称は「私」。

中性的な容姿と身なりをしており、表向きの性別は不明。

 

出版社から派遣される形で放生蓮の家に住み込んでいるアシスタント。蓮の生活のほぼ全ての面倒を見ている事が、彼がヒモ扱いされる所以。出版業界への顔はそれなりに広く、天倉螢とも直接の面識がある。

 

本作に登場する「零」側のキャラで唯一射影機が使用できない。一方で勘はよく、他者の内心をくみ取るのは得意。それ故なのか霊に取り憑かれやすく、以前は散々な目に遭った。

深羽が変装する「井山雪」は累をベースにしている。

 

 

見た目は多分原作時とほぼ変わっていません。零メンバーの良心です。

 

 

 

黒澤密花(くろさわ ひそか)

年齢:33歳 身長:168cm 職業:「骨董・喫茶 くろさわ」店主

 

不来方夕莉の後見人で師匠。蓮とは昔からの付き合い。一人称は「私」。

髪は濡鴉色で、背にかかる程度のセミロング。

「黒澤」姓だが、黒澤怜との血縁は不明。

 

日上山の麓の町で喫茶店を営む女店主。霊力を使用した占いや失せもの探しも兼業しており、特に地元の女学生の間では名の知られた人物。13年前にとある事情で「人捜し」によって夕莉を保護し、そのまま同棲する形で後見人となっている。深羽と深紅は元々彼女の依頼人の一人であり、その調査の過程で黒澤怜とも顔見知り。

 

夕莉が所持していた射影機は、密花が以前人捜しを行った故人の遺品を譲り受けた物。多少なり射影機に対する知識はあるものの、霊力自体は夕莉や深羽に及ばない。ムラサメは認知可能。

 

現在も日上山で店を営んでいるものの、霊力に関する仕事は表向き引退して夕莉のアドバイザー的な役割に留めている。

 

本作開始前に穂織を訪れた事があり、安晴、玄十郎、みづはとはその時からの知り合い。

 

 

本筋には関わらず、夕莉の心の拠り所的な役割として存在します。

 

 

 

黒澤怜(くろさわ れい)

年齢:51歳 身長:169cm 職業:写真家

 

「零 -刺青ノ聲-」のメイン主人公。一人称は「私」。

髪は黒のセミショート。「黒澤」姓だが密花との血縁は不明。

 

深紅の兄である雛咲真冬の友人「麻生優雨」の婚約者。深羽にとって第三の母。

フリーのカメラマンであり、28年前は深紅をアシスタントとして受け入れていた。

優雨を自らの交通事故で失って以来陰があったが、「残された」事で前向きに生きている。

 

28年前の事件後に深紅が突然アシスタントを辞め、出産の連絡を深紅の養母から受け取ったと思ったら3年後にいきなり写真を撮られに来て、その後は娘をほったらかしで行方不明になった彼女に思う所が山ほどあり、オマケに容姿が全く変わっていない事も含めて半日ほど説教兼愚痴を言い続けた。ついでに家も片づけてもらっている。

 

 

ゲスト的なキャラです。実際深紅を好き放題出来るのは彼女だけだと思います。

 

 

天倉螢(あまくら けい)

年齢:54歳 身長:178cm 職業:作家

 

「零 -刺青ノ聲-」の主人公の一人。一人称は「俺」。

 

麻生優雨、雛咲真冬とは仕事仲間だった作家。黒澤怜の家にある射影機は彼が拾ったもの。

28年前、姉の双子の娘の世話を見ていたところで怨霊関係に巻き込まれた。

当時は若手作家だったが、現在はそれなりに地位を固めている。

 

霊力が弱いが故にあちら側から比較的干渉されにくいという体質を持つ。

怜、及び累からの要請を受けて古文の解読に携わる。

 

 

怜と同じくゲスト的なキャラです。繭と澪はどうしているんでしょうね?

 

 

 

水無月流歌(みなづき るか)

年齢:??歳 職業:???

 

密花を通して夕莉に射影機とフィルムを送ってくれた人物。女性。

深羽はその名にどこか見聞きの覚えがあるようだが……?

 

 

 

麻生邦彦(あそう くにひこ)

故人(江戸時代末期~明治時代?) 職業:異界研究者

 

「零」シリーズの代名詞的存在である、ありえないものを写すカメラ「射影機」の開発者。

放生蓮、天倉螢、麻生優雨の先祖であり、雛咲親子の先祖にも間接的に関わっている。

神秘科学者、異界研究者という「あちら側」に関する研究を行っていた事から変人扱いされていたが、後年記念館が建てられるほど歓迎されていたりと評価は人によって大きく異なる。

 

幼少期は身体が弱く、療養のために穂織の隣にある「陽炎山」の麓の町に住んでいた時期があった。とある事を調べるため穂織にも足を運んでおり、撮影は行っていないがムラサメと思わしき人物の存在に気付いていた。

 

 

初代人たらしです。この人のお陰で色んな人の人生がおかしくなっています。




身長については夕莉以外適当です。芳乃達の年齢はお察しください。
基本的に原作に沿った経緯ですが、零のキャラの味付けは全体的に明るめです。

それではチャプター5へ。16話予定とまた長い……。
次も楽しんで頂けたら嬉しいです。
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