妹にして、義娘である可愛い娘ができた童貞半吸血鬼の話 作:吸血鬼のお兄さん
どおりで、半分とはいえ吸血鬼である俺に魅了が通るはずだ。
そう、夢皇は魅了をしていた。
俺も、嫁も、全てを。
何故魅了されたことがわかったか、それは後から思い出して違和感を抱いたことから始まる。
そもそも勝手に親父に嫁を孕まされて、堕ろすっていう選択肢が完全にでなかったことからだ。少なくとも最初の候補に入るだろうその選択肢を俺は初めから除外していた。その時は種族の本能から…とか考えたが俺は転生者。前世の価値観が俺の大半を占めている。幸い前世との違いが他種族が多様にいるくらいだったので何不自由なく過ごせた。
前世の俺からしたらおかしいのだ。今、この状況が。
しかし、魅了されたのならば納得がいく。
嫁は孕んだ時点で魅了されたのだろう、この娘を産みたいと。
俺も魅了されていたのだ、この娘を義娘として迎えようと。
母さんだって、母さんの性格的に俺の嫁に対して当たりが強くなってもおかしくないのだ、だがそれは夢皇にとって不利益になる。だから魅了していたんだろう。
もしかしたら親父も娘に魅了されたのかもしれない。
まぁ、だからなんだと言う話だ。
答えは決めた。夢皇は俺の義娘だ。それはもう何も変わらない。
「ありがとう親父、それじゃあ」
「おう、じゃあな。またいつかーブチッ」
あ、親父が話してる途中に切っちゃった…まぁええか。
閑話休題
俺達吸血鬼は赤ん坊の時点である種の傾向がわかる。
それは、血が好きか、そこまで好きじゃないかだ。
それの判別方法は簡単。
血を飲むか乳を飲むかだ。
夢皇はそれで血を好いた。
ちなみに俺は乳だった。おい、やめろ別に母さんの乳房に誘惑された訳じゃないぞ…俺血がそんなに好きじゃないんだよ…
さて、そこで思い出して欲しい。夢皇は女の子だ。可愛い可愛い女の子。されど吸血鬼。
好物は童貞の生き血なのだ。おや?こんな所に童貞お義父さんが…さて、そんな時の夢皇はどうするか?
「ぱぱ〜!血〜!!」
そう、元気に俺の首を噛み付いてくる。
嫁の乳は飲まずにずっと俺の血を飲む夢皇。おいおいなんだよ大好きかよ俺が。俺も好きだぞ。
「はいはい、落ち着け〜、父さん貧血気味だから少しだけな〜」
「いや〜!!」
ははは、娘に好かれて嬉しいね!!だがその反面…
「寝盗られた気分ね…(イライラ)」
嫁が怒りに満ち満ちてるわ(震え声)
おい、そんなハイライト消した目で娘を見るんじゃない。魅了解けてないか??
ちなみに嫁は今も変わらず俺の事を愛してると言っている。
親父にも「身体は許してしまったけれど心まで許すとなんて思わない事ね!」とか言っていたとかいないとか…
身体も許して欲しくなかったな…
「ぷは!ごちそーさま!」
おや、どうやら夢皇が飲み終えたらしい。
そろそろ夢皇が産まれて3歳になる頃の日付。
俺も仕事に復帰しようかと思ってる頃合だ。
俺の仕事についても話しておこうか。
俺は所謂、ダンジョンの探索家を仕事としてやっている。
魔法は無いくせにダンジョンはあるんだよな…不思議と。
ダンジョンは皆さんの想像通りのダンジョンだと思われる。その奥の層に松明やらを置いたりマッピングしたり罠を予め取り除くのが俺の仕事。暗いから夜目が効く俺にピッタリだし、吸血鬼としての特性を使えば特になんの問題もない仕事だ。まぁ、敵対生物は危険だからガン逃げしているのだけれども。
本来は危険な仕事、故に給料はとんでもなく良い。
そろそろそんな仕事をこなす日々に戻る時間なのだ。
嫁に家を任せ、出勤する。
「行ってきます」
「行ってらっしゃい」
「いってらっしゃいぱぱ!がっばってねー!!」
ああ、かわいい。持っていきたい…でもだめだ。仕事道具やらを持っていざ仕事へ!!
そうしてダンジョンに向かった。
そうして始まる嫁と夢皇の二人の時間。
「ねぇお母さん?」
「なぁに?夢皇」
「なんでパパはドーテーなのにパパなの?」
「(絶句)」
さて、物語はここからどこに向かうのか。
それはまだ、作者にもわからない。
Prologueはこれで終わり〜の予定…
次の話は何にしようか。
ちなみに夢皇ちゃんは、パパ大好きっ娘です()
将来の夢はパパのお嫁さん
ぶっちゃけ夢皇と堂帝のカップリングの結末はどれがいい?
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夢皇の寝取り成功幸せハッピーエンド
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嫁の病み落ち吸血鬼狩りルート
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堂帝の永遠の童貞ルート
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お義父さんがお父さんになるルート