クトゥルフ世界に飛ばされる一般PL君   作:冷たくて美味しい紅茶

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そんなことはないです。

冬休み中に小説を書く気が起きなかったり学校の課題があったりと色々忙しかったので先週は投稿できませんでした。すいません。

今回は文字数少なめです(書くことがなかった)


戸籍取得って簡単なの?

 柊夜の家に住み始めてから数日。この数日俺は家で本を読んだりパソコンを借りて調べ物などをしていた。それで分かったことはこの世界は文化などの基本的な要素は俺の知っている世界と同じだが歴史上に知らない人物がいたり、現代の人に至っては殆ど知らない人しかいない。

 

 後ついでに柊夜はこの世界でトップレベルの個人投資家らしく保有してる事業は多種多様。最近では地域活性化のために久遠市内に水族館を作っていたりするらしい。前提が色々とおかしいが、それだけでなく性格もイカれてる。まず、全くといって怒ることをしないし基本ずっとニコニコしてる。それにとても愉快犯でやるかやらないかは面白そうかどうかで決めるらしい。あの後に聞いたことだがあの時俺を助けたのはただ面白そうだったからで深い理由はないらしい。その時点で俺は柊夜を図ることは無理だと悟った。

 

「どうした? そんなに落ち込んで」

 

 そんな事実に慄きながらも日々を過ごしていると学校から帰ってきた柊夜が珍しく落ち込んでいた。弁当を出すこともせず玄関で横になっている。

 

「いや、今日も同好会の勧誘がうまくいかなくて……」

 

 柊夜はこの市の真ん中に位置する都立久遠(くとう)高校に通っている。この学校は色々とヤバいらしく偏差値が50程度なのに異常なほど頭がいい奴がいたり逆に地域のトップレベルの不良がいたりするみたいだ。

 

「来月までに人を集めないと消滅しちゃう〜」

 

 この学校の同好会は人数が一定以下で実績が無い場合6月末に自動的に消されてしまうらしい。で、柊夜が入っているのはオカルト研究同好会で人数は彼1人だ。部活の一覧を見ても面白そうなものが無かったから自分で作ったらしい。

 

「そう言われても……」

 

 学校に行っていない俺が出来ることなんて大して無いからな。勧誘のポスターとかでも作れば良いんだろうか。

 

「あっ、そうだ! 凪都が僕の学校に来れば良いんだ!」

 

 どうするか考えていると柊夜はポンと手を叩きそう口にする。

 

「そんな簡単にいかないだろ」

 

「えっ? お金なら問題ないけど……」

 

 柊夜がお金を出してくれるのは薄々予想していたがあんまり頼り過ぎるのは良くない……とはいえ今はどうすることも仕事を見つけたらちゃんと返そう、うん。

 

「それもそうなんだけど、俺戸籍ないじゃん?」

 

 いくらヤバい学校とはいえ流石に戸籍というか出自が不明な人間を入学させてくれるとは思えない。

 

「それが何か問題なの? 取りに行けば良いじゃん」

 

 何を当たり前のことをとでも言うように柊夜は首を傾げる。

 

「戸籍ってそんな簡単に取得できるものじゃ無いだろ?」

 

 俺は思ったことを口にする。前に記憶喪失の人が戸籍を取得するのにかなりの時間を要したという話を聞いたことがある。状況は違うがかかる時間はそう変わらないだろう。そんなことを考えていると柊夜がポンと手を叩く。

 

「? ……あっなるほど! 前の世界はそうだったんだ」

 

 前の世界はってことはこの世界は違うのだろうか。確かにクトゥルフ世界なら人間が湧いてきそうだからおかしくは無い……のか? 

 

「この世界だとその日のうちに取得できるよ」

 

「マジか」

 

 ちょっと早いくらいかと思ったらその日のうちって……早すぎだろ。

 

「ということで思い立ったらすぐ実行、今週末に取りに行こう!」

 

「わかった」

 

 一旦返事はしたが戸籍取得って何すれば良いのだろうか? 年齢や住所は前の世界のものを言った方がいいか……いや、でも俺の元自宅って存在してるのか? それに俺の今の肉体年齢って何歳だ? 

 

「あっ、多分いくつかの質問をされると思うからそこは僕が答え方を用意しておくからそれを覚えてくれれば良いよ」

 

 なるほど、つまり柊夜の都合が良いように色んなものを偽れってことだな。多少気は引けるが断る理由もないので頷いておく。

 

「それと……はい! 意味ないけど一応うちの学校の委員会とかの一覧」

 

 柊夜は俺に一枚の紙を手渡す。

 

 委員会一覧

 

 生徒会(権力が強い)

 風紀委員(力が強い)

 保健委員(圧が強い)

 放送委員(発言力とトークスキルが強い)

 体育委員(行動力が強い)

 図書委員(三日越えたらヤバい)

 

 文化部一覧

 

 茶道部(お茶が上手い!)

 重音楽部(音無死い)

 帰宅部(困ったらコレ!)

 

 運動部一覧

 

 サッカー部(廃部寸前)

 バスケ部(部員3名)

 バドミントン部(くそ雑魚ナメクジ)

 水泳部(変態)

 野球部(ロン毛しかいない)

 テニス部(ノーコメント)

 陸上部(槍使い)

 ハンドボール部(トレーニングは砲丸で)

 柔道部

 弓道部(一射一殺)

 剣道部(チェストォォォォォ!!!)

 超将棋部(戦いがガチ)

 ダンス部(普通に人気(男女問わず))

 風紀乱す奴ら全員粛清対象部(つ よ い)

 トレーニング部(筋肉 is justice)

 クッキング部(部長が猛者)

 演劇部(全員仮面)

 美術部(彼らを怒らせてはならない)

 生物研究部(何作ってんの?)

 

 真の裏ボス校庭整備部(最強)

 

 同好会一覧

 

 オカルト研究同好会(入れ)

 魔法研究同好会(たまにガチで魔法使う)

 数学研究同好会(会長はバカ(現生徒会長))

 ロボット制作同好会(夢は巨大ロボ今パイル)

 

「何コレ?」

 

 コレが学校の委員会同好会の説明なのだろうか。正直全体的に意味がわからないすぎてツッコミが追いつかない。普通のスポーツ系はほぼ人気ないしなんで魔法使う奴がいるんだよ。校庭整備部とか謎だし柔道部に至っては何も書かれてないし……考えるのはやめよう。

 

「どう? わかった?」

 

「何もわからないことがわかった」

 

 なんかこの学校に行くのがだんだん怖くなってきたな……

 

「気持ちはわかるけど案外普通の所だからそんな気にしなくて良いよ」

 

 案外普通って……でも、そもそもの柊夜が普通じゃないのでそんなに信用ならないな。まあそこは自分の目で確かめてみないとわからないか。

 

「そうそう、戸籍取ったらそのまま学校で編入試験を受けてもらうから今から勉強してね」

 

「へっ?」

 

 編入試験って何? いや、学校に入学するんだから試験は必要か。でも、急に言われてもな……最近勉強とか全くやってなかったし高校の入学試験解けるかな……

 

「試験自体はそんな難しくないから安心して」

 

 いや、柊夜の基準が全くわからないから安心できないわ。だって生徒代表取るような奴だし……

 

「僕が入試対策に作った問題があるしそれが完璧に出来れば満点取れると思うから今渡すね」

 

 柊夜がパタパタと部屋に戻っていきプリントの束を持って出てくる。プリントの束を受け取りパラパラとめくって見る。

 

「おぉ、懐かしい」

 

 問題が5教科しかないし理科と社会が複数個に別れてないし数学も分裂してない。後半の方には解説もついてるからわからなくなっても安心だ。これがあるならなんとかなるかもしれないな。

 

「よく作ったな、コレ」

 

 少し読んだだけで物凄い労力がかかっていることがわかる。確かにコレが作れるなら生徒代表も納得だ。

 

「友達に頼まれたからね。作ってたら思ったより楽しくて気づいたらこんな量に」

 

 アハハと笑う柊夜の声を聞きながら筆記用具を取り出す。内容は分かりやすいが量が多いため試験まで暗記するにはかなり頑張らないといけない。

 

 

 

 その後、柊夜に貰ったプリントや解答の仕方のおかげで無事に編入試験には合格した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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side:◼️◼️

 私は真に幸福な人間なんだって誰かが言ってた。神様によって作られて神様の依代として生きる。それはとても素晴らしいことなんだって。私もずっとそうなんだって思い込んでた。だってそうすれば周りの人が喜んでくれるから。でも本当はそれが嫌で、だから私は……




シナリオ『◼️◼️』編始まりです。

ちなみに途中に出てきた紙の背景の色は#888888でこれはココフォリアのキャラクターカラーの初期値だったりします。

評価やコメントなどを貰えるとモチベが上がるのでお願いします!(乞食)
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