元銀眼の魔女の死神代行の話   作:ラキアー

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 今回は2話分だけとしておきます。


【#26】元銀眼の魔女の死神代行、十一番隊第三席との戦いに決着をつける

 

 一角が刃の付いた先を投げつけてきて、一護がそれを捌くと反対の房飾りのついた方で殴打してこようとする。一護はそれを紙一重で首を曲げて避ける。

 

 ジャラジャラという鎖の音が耳障りだ。

 

 一護が切りかかるのを、鎖で受け止め、一角は笑う。

 

 次の瞬間分離していた鬼灯丸の一部がくっつきあい、斬月を弾く。

 

 再び3つにばらけた鬼灯丸が分銅のように一護に襲いかかるが、一護はそれを斬月の握りで叩き落し、飛び下がった。

 

 「やるじゃねえか。鬼灯丸の変幻自在な攻撃を、初見でこうも鮮やかにさばくたぁな!」

 

 賞賛の言葉に、一護は無表情のままだ。

 

 「テメ!この俺が褒めてんだぞ!少しは嬉しそうな顔をしやがれ!」

 

 「それは悪かったな」

 

 「全然思ってねえだろ!」

 

 キイキイ叫ぶ一角。腹に傷を作ってる割に元気だな、と一護は思う。

 

 だが、確かに自慢するだけあって、一角の攻撃は曲者だった。霊圧を読んでなければ、まんまと引っかかった攻撃がいくつかある。

 

 「賞賛より、武器を気にした方がいいんじゃねえか?」

 

 一護の言葉に、一角は気づく。最後にはじかれた房飾りのついた部分が、大きくひび割れている。一護が叩き落した反動か。

 

 「もう一度訊くぞ。まだ続けるか」

 

 「ったりめえだろうが!」

 

 一護の言葉に、一角が叫ぶ。脇腹の出血で朦朧とし始めているだろうに。霊圧が揺らぎ始めている。長く戦うのは危険だ。おそらく自分もそれをわかっているだろうに。

 

 「俺はまだ剣を握れるぜ?」

 

 ふらつき始めながらも、一角は鬼灯丸の刃を頭上で分銅のように振り回す。

 

 「この腕落とすより他に方法はねえぞ!」

 

 それを見た一護は、黙って斬月を背中に納め、目を閉じる。ただし、握りに手はかけたままだ。

 

 戦い続ける気はない、と見たのだろうか?一角の目が屈辱に歪む。

 

 「なめんじゃねえ!更木隊三席、班目一角。ここで退いて永らえるほど・・・腑抜けに生まれた覚えはねえ!」

 

 ぼたぼたと血をこぼす一角が鬼灯丸をしならせながら踏み込んだ。

 

 次の瞬間、一護は目を見開いた。

 

 「遅え」

 

 吐き捨てる一護の目の前で、一角はその胸と鬼灯丸を握る右腕に大きな切り傷を付け、崩れ落ちそうになっていた。

 

 『風斬り』は単発技ではない。抜刀術という性質から誤解されがちだが、元の使い手であるフローラはこの技を連打して標的を切り刻んでいた。

 

 今の一護は、連打はできない。連続すれば、あとの技ほど速度が落ちる。だが、二連続くらいならば繰り出せるのだ。

 

 「くそっ・・・強えなあ・・・てめえ・・・!」

 

 のろのろとこちらを見た一角がうめいた。だが、どこかそれは満足そうな笑みだった。

 

 「チッ。ツイてねえや・・・」

 

 悔し気なつぶやきとともに、一角は倒れ伏した。

 

 それはこちらのセリフだ、と一護はいまだに血が流れる額から、血をぬぐいながら思った。

 

 

 

 

 

 仰向けに寝ていた一角が気が付いたらしい。

 

 一護は近くに座ったまま、それを眺めた。

 

 岩鷲を助けに行こうかとも思ったが、霊圧を探った限りではまだ元気に逃げ回れているようなので、もう少し後でいいだろうと思ったのだ。

 

 「目が覚めたか」

 

 一護に問われ、一角は一瞬何が何だか、という顔をした。

 

 当然だろう。出血量としても、打たれ強い死神であろうと『戦士』でもないならば、通常は死に至る。

 

 持ち主が気絶すれば斬魄刀の解放は解けるというのを、一護は先ほど初めて知った。そして今、普通の刀に戻った鬼灯丸は一護の手の中にある。

 

 「場馴れしてる戦士ならば、薬の一つや二つ持ち歩いているだろうと踏んでな。

 こんなところに入れてるとはな。合理的ではあるが」

 

 言いながら、一護は鬼灯丸を持ち上げて見せた。その鵐目金具が外され、柄の中に入っていた血止めの軟膏がごっそりとなくなっている。

 

 「治療ついでに、こちらも使わせてもらった」

 

 「っ・・・てめえ!」

 

 一角は気が付く。一護の傷はおろか、自分の切られた傷にそれらはことごとく使われている。助けられたのだ。

 

 「て、てめえ!何てことしやがった!」

 

 「勝手に使って悪かったな」

 

 「そういうことじゃねえ!くそっ・・・!

 おかしいと思ったんだ!あの出血で死んでねえなんて!」

 

 いや、元気すぎるくらいだな、と一護は内心で思った。先ほどまで出血でフラフラしてた男が、屈辱だと顔をゆがめながら喚いているのを無表情で見降ろしながら。ついでに、鬼灯丸は一角の手の届かない、少し離れた場所に置いた。

 

 「助けられて永らえるとは、とんだ恥さらしだぜ・・・!

 クソ・・・体さえ動きゃテメエを叩っ殺してるところだ・・・!」

 

 悔し気にそっぽを向いて吐き捨てる一角に、一護は分かる、と内心で頷きかけた。

 

 殺しに向かった相手に救われるなんて、屈辱だ。けれど、と最弱の戦士と嘲られたクレアの記憶を持つ一護は思うのだ。

 

 生きていれば、その屈辱を雪ぐ機会はある。それを一護は知っている。それもあって、一角を生かした。

 

 「それはまたの機会にしてくれ。

 あと、こちらはただでそちらを生かしたわけじゃねえ。訊きたいことがあったんでな」

 

 「そんなとこだろうと思ったぜ。ツイてねえや」

 

 淡々と言う一護に、一角が自嘲気味に笑って言った。

 

 「何が知りたい?誕生日でも教えてやろうか?」

 

 「殛囚・朽木ルキアの居場所について知りたい」

 

 淡々と言った一護に、一角は驚いたように目を見開いた。

 

 そう、一護はそのために一角を生かしたのだ。一角が気が付くまでの間にルキアの霊圧を探ったが、どうにも感じられないのだ。もしかしたら、例の殺気石で囲まれた場所などに幽閉されているのかもしれない、とすぐに思い至った。

 

 「朽木?例の殛囚の?お前ら、あんなもんに何の用だ?」

 

 「助けに来た」

 

 「あぁ?!」

 

 淡々と言う一護に、一角が呆れたように声を上げる。

 

 「た、助けにって、お前ら何人で来た?!せいぜい7~8人だろ?!」

 

 「黙秘する。どうせすぐにばれるだろうがな」

 

 「まさかそれより少ないってのか?!それで助ける気か?!」

 

 「だったらどうする。嘲って罵倒でもするか?できるわけがない。馬鹿な連中だと。

 だが、それは俺には関係ねえ。

 お前は訊かれたことを答えろ。いやなら黙秘でもいい。別のやつに訊く」

 

 笑いかけた一角は、一護の言葉に黙り込んだ。

 

 ややあって。

 

 「・・・こっから南にまっすぐ行くと、護廷十三隊各隊の詰め所がある」

 

 意外と素直だな、と一護は思いながら黙って耳を傾けた。

 

 「その各隊詰所の西の端に真っ白い塔が立ってる。そいつはそこにいるはずだ」

 

 「・・・そうか」

 

 「何だ、あっさり信じるんだな?」

 

 「嘘を言うほど不義理な男だとは知らなかったな」

 

 「嘘じゃねえよ!テメーがそいつをどうしようと興味はねえ!助けに行くってんなら好きにすりゃいいってだけだ!」

 

 怒鳴った一角は、うっと呻く。傷に響いたらしい。

 

 「あまり喚くな。傷に響くぞ」

 

 「てめえ・・・今度会ったら覚えてやがれ・・・!」

 

 誰のせいだ、と言いたげにこめかみを引くつかせる一角に、一護は踵を返した。

 

 「恩に着る。一角」

 

 「着なくていいぜ、気色悪い」

 

 小さく振り向いて言った一護に、一角はそっぽを向いたまま吐き捨てた。一護は再び駆け出そうとした。

 

 だが、まもなく一角は「ちょっと待て」と一護の背を呼び止めた。

 

 「一つ訊いていいか?

 お前らの仲間で・・・一番強えのは誰だ」

 

 足を止めた一護は振り返って一角を見た。

 

 一護は無表情の下で考えた。

 

 得体の知れないところのある夜一。

 

 茶渡ならばタフさと単発の威力。

 

 井上は舜盾六花で回復もこなせる。

 

 石田は弓で遠隔に徹していれば無傷勝利もできるだろう。

 

 岩鷲は・・・どうだろうか?一護はまだ彼のことをよく知らない。

 

 ともあれ、それぞれ一長一短で、一護よりも優れたところがある。

 

 だが、一護の勘が言っている。一角の問い――最強の者は、危険になる可能性が高い、と。

 

 「・・・おそらく、俺だ」

 

 間違っても、自身が最強ではないことを知りながら、一護は言った。

 

 「・・・そうか。

 だったら、ウチの隊長に気を付けな。ウチの隊長は弱い奴には興味がねえ。

 テメーの言うことが本当なら、狙われるのは間違いなくテメエだ」

 

 一角の言葉に、一護は淡々と問い返した。

 

 「強いのか?」

 

 「会えばわかるさ。まあ」

 

 ここで一角は言葉を切ると、誇らしげにも嘲るようにも聞こえるような声で言った。

 

 「あの人の強さをテメーの頭が理解できるまで、テメーが生きていられればの話だがな」

 

 「・・・そいつの名は?」

 

 一護の問いかけに、一角はその名を舌にのせた。

 

 

 

 

 

 塀に囲まれた通路のようで、入り組んだ迷路じみた場所を駆け抜けながら、一護は霊圧を探っていた。

 

 茶渡は無事。夜一は・・・霊圧を消しているのだろうか?探知不能。

 

 井上と石田はセットで、死神と戦闘中らしい。

 

 岩鷲は・・・いまだに弓親と呼ばれた死神に追われているようだ。

 

 とりあえず手近な岩鷲を助けに行こうと、一護は角を曲がるが、そこは行き止まり。

 

 これだ、と一護は舌打ちする。霊圧をたどっても地理に疎いせいで、すぐに行き止まりにぶち当たる。

 

 ここがだめなら、と引き返そうとしたところで、さらに舌打ちして一護は斬月の握りに手をかけた。

 

 「いたぞ!オレンジ色の髪の死神だ!」

 

 「死んでも殺せ!十一番隊の手柄にしろ!」

 

 ガラの悪そうな顔つきの、死覇装を着た男たちが斬魄刀を振り上げて襲い掛かってきた。

 

 晒のほどかれた斬月を振り上げる。刃に霊力を込め、それを勢いよく振り下ろした。

 

 そこから放たれた青白い延長斬撃が、死神たちを一斉に薙ぎ払う。

 

 浦原との“リハビリ”で、この延長斬撃もどうにか意のままに出せるようにはしている。と言っても、霊力を刃に込める関係で、即座に繰り出せないという弱点があるのだが。だが、こういう大ぜいを一挙に薙ぎ払うにはいい。

 

 『戦士』現役時代であれば、大型の覚醒者相手にぶっぱなしたい技だ。こういうことができるのは、斬月の凄いところだ。

 

 悲鳴を上げる死神たちを前に、一護は斬月を肩に担ぎあげた。

 

 「かかってこい。戦ってやる」

 

 宣言する一護に、無事だった死神たちは一瞬怯むが、それでも刀を振り上げてとびかかっていった。

 

 

 

 あらかた峰打ちでボコボコにしてなぎ倒したところで、上空に花火が上がった。

 

 下には岩鷲の霊圧。花火とともに弓親と呼ばれていた死神の霊圧が小さくなった。どうやら、岩鷲は勝って見せたらしい。

 

 一護はほっと一息つくと、横たわる死神たちを踏みつけないように気を付けながら、かけていった。

 

 

 

 岩鷲の悲鳴が聞こえてくる。近い。が、彼はその背後に大量の霊圧――要するに死神の部隊をくっつけていた。

 

 走る一護も舌打ちする。

 

 その背後には、大勢の死神が罵声を上げながら迫っている。途中で見つかったらしい。

 

 例の延長斬撃を浴びせてもいいが、岩鷲とともに挟み撃ちになる格好になる。やめておいた方がいい。

 

 「一護!加勢か!ちょうどいいって、ええええええ?!」

 

 こちらの姿を認めた岩鷲が悲鳴を上げる。

 

 「ちょちょちょちょ、ちょっと待てコラぁ!

 何でテメーまでそんな追っかけられてんだよ?!合流する意味ねーだろが!」

 

 慌てふためいて喚く岩鷲を無視して、一護はその隣に並び、岩鷲の背後に迫る死神を蹴倒した。岩鷲は、一護の背後に迫った死神の一人を殴り倒す。

 

 「やればできるじゃねえか」

 

 「てめえ!何考えてやがる!」

 

 感心したような声を出す一護は、斬月を抜刀しながら言った。

 

 「伏せろ!」

 

 直後、コマのように回転する一護の右手の斬月の峰が、周囲の死神たちを奇麗に殴り倒した。

 

 かろうじて岩鷲は回避に成功したが、それでも一護目がけて叫ぶ。

 

 「ああああぶねーな、このやろ!いきなり剣ブン回しやがってアホかテメーは?!」

 

 「伏せろといった。できると信じていた。それだけだが?」

 

 「言ってから振り回すまでが短けえんだよ!間隔がよ!」

 

 淡々と言う一護に、岩鷲がキャンキャン喚く。

 

 周囲の死神たちは斬月の峰に殴り倒されたが、まだ後続の死神たちがいる。抜身の斬魄刀をひっさげて、じわじわとこちらに迫ってきている。

 

 「さて、こっからどうするよ?

 今のは不意打ちで何とかなったが・・・ちょっとばかし強いとこ見せたからって、素直に退いてくれるタマでもなさそうだぜ、こいつら」

 

 岩鷲は周囲を見回しながら言った。

 

 弓親に相当てこずったのだろう。あちこち汚して、切り傷も作っている。

 

 あまり持久戦できるようには見えない。ルキアのことを思えば、ちんたらする時間もない。

 

 一護は黙って斬月を肩に担ぎなおそうとした。

 

 そのときだった。

 

 俄かに、岩鷲がやってきた方の通路奥が騒がしくなる。誰かがぶつかったのか、「何しやがんだこのガキゃあ!」だの「てめーこっちくんな!」という罵声交じりに、気弱気な声が「すいません!」だの「痛い!」だのと悲鳴を上げている。

 

 ややあって一人の死神が、死神の群衆からはじき出された。ひょろりとした小柄な青年だ。黒髪に背中には背嚢を背負っている。死神の例にもれず、死覇装と斬魄刀は装備している。

 

 一護たちの目の前でこけて倒れ込んだ青年を見ながら、岩鷲があくどい笑みを浮かべた。

 

 「一護・・・こっから逃げる楽な作戦思いついたぜ・・・!」

 

 「気が合うな。俺もだ」

 

 「は・・・はい?」

 

 のろのろと顔を上げてキョトリと目をしばたかせる青年の襟首をひっつかんだ岩鷲をよそに、一護は無表情のまま斬月の刃を青年の首筋に当てる。

 

 「オラぁ!テメーら道を空けろぉ!」

 

 「でないとこいつのそっ首を切り落とす」

 

 「ぎゃああああっ!!」

 

 岩鷲と一護が交互に恫喝するのに、青年が涙目で叫んだ。

 

 だが、周囲の死神たちはいぶかしげな顔をして硬直したままだ。

 

 「何・・・やってんだてめえら?」

 

 あ、これは効果がないな、と即座に気がついた一護は内心で舌打ちした。

 

 『戦士』にも人質が通用しないタイプがいたのを思い出す。相手が覚醒者だろうが人間だろうが。・・・オフィーリアは笑いながら一緒くたに切り刻んでいただろう。

 

 「何って、人質?」

 

 「俺らとそいつが仲間に見えるか?」

 

 岩鷲の言葉に、周囲の死神の一人が答えた。

 

 そういえば。

 

 「・・・所属先が違うのか」

 

 ルキアが死神の所属は複数あるというようなことを聞いたような気がした一護が言うと、羽交い絞めにされる青年が恐る恐るという様子で言った。

 

 「ぼ、ぼくは四番隊で、あの人たちは十一番隊です・・・」

 

 「俺ら十一番隊は護廷十三隊最強の戦闘部隊。

 引き換え、四番隊は弱すぎて救護しか出来ねえ十三番隊最弱のお荷物部隊・・・。

 ゆえに俺ら十一番隊は四番隊が」

 

 一拍区切った言葉は、嘲罵を帯びた爆笑に変わる。

 

 「大っ嫌いでーす!」

 

 「殺したきゃ殺せや!」

 

 「ぶっちゃけ一石二鳥だこらぁ!」

 

 「ギャハハハッハハハハハッ!」

 

 彼らは知らない。無表情仏頂面の下で、一護の神経がこれ以上なく逆なでされていることなど。斬月の握りが、一層強く握りしめられる。

 

 「いやあああああああ!」

 

 「ちょちょちょ、ちょっと待てえ!

 嫌いだから死んでもいいなんてひどすぎるじゃないか君たちぃ!!」

 

 悲鳴を上げる人質の青年と、岩鷲の反論悲鳴をよそに、一護は無表情仏頂面のまま霊圧を込めた斬月を振りあげる。

 

 「最弱で何が悪い」

 

 振り下ろした刃から放たれた延長斬撃が、自称:最強の部隊の死神たちを薙ぎ払う。

 

 最弱のクレイモアの記憶を持つ一護は、腹が立って仕方がなかった。強ければ弱者を見下していいなど、愚の骨頂だ。

 

 「手当の重要性をわからん能天気な雑魚はすっこんでろ」

 

 罵倒を吐き捨て、一護は岩鷲を振り返った。

 

 「逃げるぞ」

 

 「お、おう!」

 

 一護の気迫にかくかくと頷く彼は、人質青年を肩に担ぎあげ、そのまま駆け出す。

 

 一護が吹き飛ばした方の通路に逃げ込み、そのまままだ生き残っている隊員を一護が斬月でなぎ倒しながら、一目散にかけていく。

 

 その背後で覚えのある霊圧の爆発を感じた一護は振り返ろうとしたが、先の一角の警告を思い出したため、振り切るように前を向いてそのままかけていった。危険な奴に狙われるだろう自分とは別行動の方が、安全だろうと思ったのだ。

 

 そうして、壁を破壊してやってきた茶渡とは、行き違いになってしまったのだ。

 




 そうして、この話は続くのだ。





 ちょっと短いかもしれませんけど、キリのいいところまでということで、今回はここまで。次回はVS阿散井恋次(2戦目)です。

 よかったらまたお付き合いくださいませ。

 くどいようですが今一度。一護君以外のキャラは変わらないので、石田君と織姫ちゃんと一貫坂慈楼坊のバトルとか、護廷十三隊のターンは総カットになります。

 日番谷君も好きなんだけどなあ!仕方ないね!
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