元銀眼の魔女の死神代行の話   作:ラキアー

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 お久しぶりです。かなり間が開いてしまいましたが、続きを投稿していきます。

 クレイモア一護君、前世が前世だから、自分の身を犠牲にして他を守るための覚悟がガンギマリすぎる。


【#38】元銀眼の魔女の死神代行、内なる虚を引っ張り出す

 

 一護が駆け付けた時には、すでにのっぴきならない状態になっていた。

 

 ルキアを抱える恋次が、膝をついていた。

 

 始解した蛇尾丸はすでにバラバラに砕け、右肩に巨大な刀傷をつけて血まみれになっていた。

 

 ルキアが必死に叫んでいる。

 

 ルキアを引き渡せとばかりに迫る眼鏡に茶髪の、隊長羽織の死神――この男が藍染か、彼に向かって恋次が苦痛をこらえた笑みとともに、悪態をついた。

 

 藍染が刀を振り下ろす。

 

 そこに一護が割っていった。

 

 「ずいぶんルキアが重そうだな。加勢に来たぞ、恋次」

 

 藍染の刀を、天鎖斬月で受け止め、背後の恋次に一護は言った。

 

 藍染の刀を弾く。藍染は優雅に軽く跳び下がった。

 

 「・・・一護」

 

 「ああ」

 

 「悪い・・・助けに来てくれたのか」

 

 「ああ。ずいぶんチンタラしているようだったからな。おまけにだいぶボロボロだな?」

 

 息を切らす恋次に、一護は冷たく言い放った。

 

 「あ゛?! 何だそりゃ、テメーこそずいぶんガタガタに見えるぜ?こんなとこ来るより布団にでもくるまってた方がよかったんじゃねえのか?!」

 

 「助けに入った奴に言うセリフがそれか」

 

 「馬鹿か?!テメーは一言多いんだよ!嫌味言わねえと死んじまうのか?!」

 

 「ぐ・・・ぐむ・・・!」

 

 恋次の怒声を、ルキアの呻きが遮った。彼の胸板に強く押さえつけられるように抱きかかえられていたルキアは、ようやっと腕を抜け出して一息ついた。

 

 「お、おう、ルキア・・・元気か・・・?」

 

 「たわけ!息止めの新記録に挑戦中か私は?!」

 

 涙目で息を切らすルキアは、恋次の顎をぶん殴る。

 

 「全力で胸板に押し付けたまま会話しおって!危うく死ぬとこだ莫迦者!」

 

 ギャーギャー騒ぐ三人に、相対する三人は静かだった。

 

 一護を見逃した市丸が謝るのを、藍染は気にしなかった。払う埃が一つでも二つでも、目に見えるほどの違いはないのだから。

 

 ややあって、一護と恋次は藍染に向き直った。

 

 空元気であろうと、言い争うぐらいの気力があるのなら、問題はない。

 

 「奴が藍染か。

 ・・・それだけ元気なら、まだ逃げる体力は残っているな?恋次」

 

 「残ってるが逃げねえぞ」

 

 藍染を見ながら言った一護に、恋次は吐き捨てた。

 

 「・・・何か策があるのか?」

 

 「まあな。折れた蛇尾丸でも何とかな」

 

 恋次はうなずいて続けた。

 

 「オメーだってわかってんだろ。逃げても無駄だってことぐらいよ。

 だったら倒すとまでは言わねえが、あいつら何とか動けねえようにして、堂々と双殛の丘(ここ)を下りようぜ」

 

 確かに、と一護は声にも出さずに同意した。

 

 目の前の三人の隊長格を前に、鬼ごっこははっきり言って下策も下策、としか言いようがない。

 

 霊圧探査によると、他の隊長格もこちらに向かって移動してきているが、まだ時間はかかる。

 

 最悪、時間稼ぎして、他の連中をこの三人にぶつけるぐらいはできないと話にならない。

 

 「仕方ねえな。

 共同戦線と行くぞ。遅れるなよ」

 

 「ぬかせ!そっちも見逃すなよ!」

 

 抱きかかえていたルキアに離れるように言い渡し、恋次は折れた蛇尾丸を構える。その刃の峰をいたわるように撫で、左手を添える。

 

 「この技を使えるのは一回だけだ。

 だが、こいつを食らえば敵は必ず隙ができる」

 

 言いながら、恋次は藍染を見据える。

 

 「藍染隊長は強えぇ。できる隙はほんのわずかかもしれねえが、その隙をついてくれ」

 

 「わかった」

 

 一護が短くうなずいたのを見計らって、恋次は折れて、骨格のようにも見えるワイヤーが散らばる蛇尾丸を振り上げた。

 

 そのまま勢いよく地面にたたきつける。霊圧が波濤のように広がる。

 

 「行くぜ、蛇尾丸・・・狒牙絶咬!!」

 

 恋次の咆哮に応えるように、地面に散らばっていた蛇尾丸の刀身が跳ね上がる。一矢報いると言わんばかりに、藍染目がけて一斉に飛び掛かる。

 

 その刃が藍染に命中した時には、一護がかけていた。卍解の超速度で、目にもとまらぬ勢いで藍染目がけて切りかかる。

 

 出し惜しみはなしだ。そのまま風斬りで斬りかかり。

 

 それは、藍染の指二本でたやすく受け止められ、そのまま返す刀で腹を薙がれた。

 

 「おや」

 

 場違いなまでに、藍染の声がのほほんと響き渡る。

 

 「腰から下を斬り落としたつもりだったが、浅かったか」

 

 そのまま呆然とする一護はその場に崩れ落ちて、倒れ込む。

 

 「そ、そんな・・・」

 

 呆然と呻いた恋次は、藍染の姿が消えたことを察知するのに遅れた。

 

 次の瞬間、恋次もまた左肩を大きく斬られ、悪態とともに倒れ込む。

 

 恐怖と絶望で呆然と座り込むルキアの首輪を、その化身(藍染)の指ががっちりと掴み上げた。

 

 処刑台の磔架の下、処刑を免れたはずの朽木ルキアは、藍染に引きずられて再びそのふもとに向かって歩かされていた。

 

 ルキアは、藍染の霊圧に当てられてこわばってまともに動けないのだ。

 

 そんな中、必死に動こうとしたものがいた。一護だ。天鎖斬月を握りしめ、どうにかこうにか立ち上がろうともがいている。

 

 「可哀そうに。まだ意識があるのか」

 

 ハアハアと息を切らして顔を上げる一護に、藍染は他人事調子に言った。

 

 「実力にそぐわぬ生命力が仇になっているね。

 だが、無茶はよした方がいい。

 君の身体は今、背骨でかろうじてつながっている状態だ。いくら頑張ろうと立つことはおろか、体を起こすこともできないよ。

 精神論じゃない。構造的に不可能なんだ」

 

 斬る必要すらないとばかりに納刀し藍愛染が言った。

 

 「いいじゃないか、君たちはもう十分役に立った。そこでおとなしく横になっていたまえ。

 君たちの役目は、終わりだ」

 

 「・・・かく乱役、道化、とでも言いたいか・・・」

 

 かすれた声でうめくように言った一護に、藍染は見下すように言った。

 

 「よくわかってるじゃないか」

 

 続けて彼は語る。歌うように、滑らかに。ここまでの経緯を。

 

 藍染にとって、一護たちが侵入してくることは分かっていた。その場所も。西流魂街に現れると。だから、その近辺には常に監視を置き、一護たちの到着からすぐに瀞霊壁を落とした。

 

 そして、門の内側には三番隊と九番隊を向かわせ、市丸ギンに直接一護を追い払わせたのだ。

 

 瀞霊壁が下り、門の内側には隊長格がうろついているとなれば、残る侵入方法は志波空鶴の花鶴大砲のみ。当然、派手な侵入となる。しかも、その侵入者は隊長格が取り逃がすほどの実力者である。

 

 否が応でも、瀞霊廷中の死神の目はそちらへ集中する。

 

 実際、廷内侵入後の一護たちの動きは目覚ましいものだった。ゆえに、隊長が一人殺されてもたいした騒ぎにならなかった。

 

 「実に、動き易かった」

 

 あざ笑うように藍染は語る。

 

 「・・・っ・・・そうか・・・浦原さんは、あんたを、警戒してたのか・・・」

 

 一護はうめく。

 

 ようやく話がつながった。

 

 おそらく、藍染は浦原を知っている。浦原が作る穿界門の特徴も知っていた。だから、西流魂街に出ると判断していた。だから、一護たちが来ると知っていたのだ。

 

 「なるほど。さすがは彼の部下だ。多少は頭が回るらしい」

 

 「・・・っ・・・買い被りだ・・・扱いやすい馬鹿な手駒の、間違いだな・・・」

 

 「それはそれは・・・ということは、何も聞かされてはいなかったわけだ。かわいそうなことだ」

 

 憐れむどころか、愉快そうな声で言った藍染は、そのままルキアの首輪をつかんで引きずるように歩くのを再開した。

 

 「最後だ。僕が教えておこう」

 

 歩きながら、藍染は再び語りだした。

 

 死神には、基本的な四つの戦闘方法がある。斬拳走鬼。それぞれ、斬術・白打・歩法・鬼道を意味する。

 

 だが、そのどれもが限界強度というものが存在する。どの能力も極めれば死神として魂魄の強度の壁に突き当たり、そこで成長が止まる。

 

 つまり、そこが死神の限界。

 

 ならば、そこを突破してすべての能力を限界を超えて強化する方法はないのか?

 

 存在する。ただ一つ。

 

 それこそが、死神の、(ホロウ)化である。

 

 死神の(ホロウ)化、(ホロウ)の死神化。

 

 相反する二つの存在の境界を取り払うことで、その存在はさらなる高みへと登り詰める。理論的には予てから存在するとされてきた手段だった。

 

 藍染自身は特に(ホロウ)の死神化に着目し、いくつか死神に近い存在の(ホロウ)を送り出すことに成功した。

 

 例えば、自らの霊圧を消すことのできる(ホロウ)、触れるだけで斬魄刀を消すことができ、死神と融合する能力を持つ(ホロウ)

 

 それを聞いたルキアと恋次が、わずかに身を震わせた。思い当たる節がある、というかのように。

 

 藍染は相手もせずに、話を続ける。

 

 だが、どれも新たな存在と呼ぶにはほど遠い屑ばかり。藍染以外の者も皆、無知と倫理に妨げられて、結局その方法を見つけられる者は誰一人としていなかった。

 

 それを作り出したのが、浦原喜助である。

 

 彼が作り出したのは、瞬時に(ホロウ)と死神の境界線を取り払うことができる、尸魂界(ソウル・ソサエティ)の常識を超えた物質だった。名を、『崩玉』という。

 

 危険な物質だった。浦原自身もそう感じたらしく、その破壊を試みた。だが、結局浦原は自らが作ったその崩玉を破壊する術を見つけることはできなかった。そこで、彼は仕方なく、一つの方法をとった。

 

 それは、崩玉そのものに防壁をかけて、他の魂魄の奥底に埋め込んで隠す方法。

 

 すなわち。

 

 「その時、彼が隠し場所として選んだのが、君だ。朽木ルキア」

 

 「・・・だから、双殛か・・・!」

 

 「物分かりがいい。その通りだ。即座にそのことに行きつくとは」

 

 うめいた一護に、藍染はうなずいて続けた。

 

 藍染がそのことを突き止めた時、すでにルキアは現世で行方不明になった後だった。

 

 藍染は直感した。浦原喜助の仕業だと。

 

 すべての義骸は、力を失った死神を回復させるため、高濃度の霊子体で構成されている。そのため、全ての義骸の行動は尸魂界(ソウル・ソサエティ)から捕捉できる。義骸に入った死神が行方不明になるなど、ありえない話なのだ。

 

 だが、浦原はかつて、()()()()()()()霊子体を自ら開発し、それを使って捕捉不可能な義骸を造ったことで尸魂界(ソウル・ソサエティ)を追放されている。

 

 追放に至った理由はもう一つある。その義骸に入った死神の霊力を分解し続けるからだ。

 

 そのため、中に入った死神は霊力がいつまでも回復せず、義骸との連絡は鈍くなり、そして、やがてその魂魄は霊力を完全に失い、死神からただの人間の魂魄へとなり下がる。

 

 ルキアも一護も、表情をこわばらせたままだ。覚えのあることばかりなのだから。

 

 浦原は、ルキアに力を貸したわけではなかった。ルキアを人間にすることで、崩玉の所在を完全に晦ませようとしていたのだ。

 

 そう語る藍染に、一つの影がかかる。

 

 飛び込んできたのは、巨漢だった。赤毛の狼面を持つ、巨漢の死神――狛村左陣である。

 

 「藍染!」

 

 怒声とともに振りぬかれた天譴の、巨大な一撃が双殛の丘を破砕する。だが、藍染は無傷で、狛村の斬魄刀を素手でつかみ取っていた。

 

 「ずいぶん久しぶりだね、その素顔を見るのは。

 どういう心境の変化かな?狛村君」

 

 驚いた調子もなく、相変わらずのほほんと穏やかに語る藍染に、狛村は失望を隠さぬ調子で叫んだ。

 

 「何故、そうして笑っていられるのだ・・・藍染!」

 

 天譴が振るわれる。巨大な剣を握った腕が振り下ろされるが、藍染は軽々と跳びさがった。無傷だ。

 

 「我ら全員を謀った貴公の裏切り、儂は決して赦しはせぬ!

 貴公もだ、東仙・・・!

 何か弁明でもあるなら言ってみろ!」

 

 狛村の糾弾に、藍染の背後にいる東仙は黙して語らない。

 

 「ないのか、何も・・・!

 残念だ・・・東仙・・・!」

 

 失望をさらに色濃く、狛村は霊圧を引き上げる。

 

 「卍解!」

 

 だが、その目の前に、藍染が立っていた。東仙の前にいるはずの、藍染が。

 

 狛村が驚く間もなく、藍染は右手を持ち上げて言い放った。

 

 「破道の九十。“黒棺”」

 

 空間を軋ませて、狛村は漆黒の巨大な箱に閉じ込められた。

 

 ややあって、箱が消え去った時には、振り返った藍染の背後で、血まみれの狛村が崩れ落ちていた。

 

 それを、恋次は絶望的な思いで眺めた。同じ隊長格であるのに、ここまでの差があったとは。藍染が強いのは知っていたが、それはほんの一端でしかなかったのだ。

 

 「鏡花水月の『完全催眠』は完全無欠だ。

 たとえかかるとわかっていても、逃れるすべなどありはしない」

 

 「九十番台詠唱破棄!怖いわぁ。

 いつの間にそんなトコまでできるようにならはったんです?」

 

 「いや、失敗だ。本来の破壊力の三分の一も出せていない。やはり九十番台は扱いが難しいよ」

 

 市丸の感心した声に、藍染はシレッと答えた。

 

 その直後、ドンッと一護の霊圧が空気の軋みを伴って引き上げられる。

 

 「ガッ・・・ガガッ・・・ガッ・・・!」

 

 「無駄だよ。霊圧の問題でもないんだ。君は賢いのか馬鹿なのか、判断に困」

 

 放出される膨大な霊圧に歯を食いしばる一護を見やって、藍染が何事か言いかけた時だった。

 

 突如、一護の霊圧が禍々しさを帯びた。

 

 「おや?」

 

 藍染が怪訝そうにつぶやいたと同時に、倒れていた一護の体躯が掻き消える。

 

 間髪入れずに振り下ろされた天鎖斬月を、藍染はとっさに斬魄刀を引き抜いて受け止めた。

 

 「やあ。久しぶりというべきかな?元気そうで何よりだ」

 

 『ああ?てめえなんか知らねえよ!』

 

 藍染の前に立つ一護が怒声を張り上げた。聞いたこともない乱暴な、それでいて愉悦にまみれた口調で。

 

 その顔は醜悪な歪んだ笑みに彩られ、左半分が侵食するような白い仮面に覆われ始めていた。白目は黒く、瞳は金色になっている。(ホロウ)のそれだ。

 

 藍染がえぐった腹部――かろうじて背骨でつながっているだけのはずのそこは、泡立つように肉が盛り上がってふさがれていく。

 

 「超速再生・・・!」

 

 誰かがつぶやいた。

 

 「そう。(ホロウ)の持つ能力だ。今の君は何と呼べばいいのかな?」

 

 『知るかよ!名前なんてねえんだからな!』

 

 藍染の言葉に、“一護”は刃を弾いて取り返し、そのまま右腕を振り上げる。ビキッという筋肉の軋みに、わずかに藍染は眉を動かした。

 

 直後。空気が震える。残像すら残さずに降りぬかれた天鎖斬月に、大きく跳び下がった藍染は手の甲がわずかに傷つけられた。

 

 それまで浮かべていた穏やかな微笑、あるいは薄ら笑いともいえる表情を一瞬消した。思い通りに事が運ばない、いら立ちの無表情だ。だが、それはすぐに再び浮かべられた微笑に隠される。

 

 「右腕に高濃度の霊圧を込め、それによる超高速の多段攻撃・・・確か、高速剣といったかい?

 その威力と引き換えに制御が難しく、それゆえ敵味方の別なく攻撃しかねないと思ってたんだがね?」

 

 “一護”の背後には、座り込んだルキアがいた。天鎖斬月の斬撃でボロボロの地面に対し、彼女は無傷だ。呆然と、“一護”の背中を見やっている。

 

 『一護からの伝言だ。“恋次と一緒に逃げろ”だと』

 

 「っ・・・一護がいるのか?!そこにいるのか?!無事なのか?!」

 

 『うるせえ女だ。てめえから斬ってやっても・・・うるせえぞ!引っ張り出しといてぎゃんぎゃん喚くな!』

 

 息をのんだルキアの問いかけに、“一護”は舌打ちしかけ、ややあって虚空に向かって怒鳴りつける。その顔にかかる白い仮面は、侵食するように左側をほとんど覆い、右側に伸びていく。

 

 次の瞬間、“一護”は構えようとした。

 

 目の前に迫った藍染が斬魄刀を振りぬいていた。

 

 「だが、無意味だ」

 

 一言藍染が言えば。ガシャンッと“一護”の顔の左側を覆っていた仮面が砕け、再びその腹を巨大な一撃が抉っていた。先ほどと同じく、かろうじて背骨でつながるほどの深い傷を。

 

 「ぐっ・・・かはっ・・・!」

 

 「なかなか興味深いものを見せてもらったよ。まさかあれだけで、(ホロウ)化を意図的に起こし、さらに制御までしようとしたとは。

 (ホロウ)ならば、超速再生で負傷を治せる。即座にそのことを思いつくとは」

 

 再び倒れ伏す一護に笑いながら言って、藍染は再びルキアの首輪をつかんだ。

 

 「ささやかなお礼に、話の続きをしてあげよう。

 そう、朽木ルキア。君が現世で発見されたとき、真っ先に僕が行ったこと。それが四十六室の抹殺だ」

 

 まるで何でもないように、藍染はそのむごたらしい所業を口にした。

 




そう、この話は続くのだ。
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