【マンガ化】焼肉スコスコスコティッシュフォールド【進行中】 作:goldMg
「おっと!」
「フガッ、フガッ、フガッ」
うおおおお!! \\\\٩( 'ω' )و ////
と、地面を掘り抜いて出てきたモグラ。
体長は5m。
直前まで接近に気付かなかった。
さすが地中では敵無しと呼ばれただけはあるぜ。
コマちゃんが気付いてなかったら食われてた。
「でも、やっとこさ見つけたぜ」
ダンジョンの何がめんどくさいって、モンスターを見つけるのに時間がかかる事だ。
俺もソナーとか買ったほうがいいのかしら。
……モグラの為だけに買うのもなあ。
いや、命を失くしたら元も子もない。
買うか、今度。
……っと。
振り抜かれた腕から発生した暴風が、髪を揺らす。
避けてもこれ。
直撃したら怪我するのは間違いない。
そして、怪我なんてしたら後が怖い。
「おりゃっ!」
拾った石を鼻先に投げた。
「──プギィ!?」
正確に当てることに成功して怯みが入った。
その瞬間を逃すほど素人じゃ無い。
踏み込んで、拳ぐらいの穴──つまりは耳──を塞ぐ板をナイフで思いっきり突く。
分厚い木の板を割ったような音がして、板が半分に割れた。
穴の半分はいまだに塞がれている。
ただ、音ってのは便利だ。
「三半規管、もらったり」
エアガンを構え、放つ。
マグナムを撃ったような音が広がった。
顔面を捉えた一撃は、矢のような太さを持つ毛を貫通こそしたものの、大したダメージにはなっていない。
全くこれだから魔素ってやつは……
ただ、狙ったのはそれでは無い。
直接の攻撃には期待していない。
「ンギィィィィィ!!」
ジタバタと頭を振っている。
もはや俺のことなど眼中になく、苦しみをどうにかしようともがいていた。
……よし、ここからが大事だ。
いくらモグラとはいえ、体長は5m。
その巨大がジタバタと動いているのはすなわち、ただの人がそこに巻き込まれたら大怪我は最低保証されるという事。
俺は経験積んでるから、巻き込まれたくらいだと大怪我まではいかない。
ただ、打撲は間違いないな。
……うん、しかも結構痛いし。
エアガンも通りは悪いし、ここは俺の魔剣(ナイフ)の出番だ。
ま、まままま魔剣!??? wwwwとなる前に落ち着いて欲しい。
最初は変哲の無いただのナイフだったけど、魔素が馴染むと紫色の半透明な刀身を出現させるようになった。
つまりナイフであるのと同時に、両刃の長剣でもあるのだ。
重さは据え置き。
これはお買い得ですね。
まあ市販はしていないわけだが。
そんな長剣を握りしめ、悶えるモグラの腹に狙いをつける。
引けば切れる。
カゲロウの羽のように薄い刃だからこそなせる技だ。
「ふっ!」
パワー+薄刃は、モグラの腹を十文字に切り裂いた。
背中は骨があるからな。
流石に通常より硬質化した骨をスンッて切れるほどの腕は無い。
もっと重いやつならいけるかもしれないけど、こんな軽い武器でやるようなことじゃない。
「ぎいいいい!」
豚の声を低くしたような声。
腹から内臓が溢れているが、その膨大な生命力で動き出した。
ギロリと、俺を睨め付ける。
最後の抵抗か、地面を蹴って猪のように突っ込んできた。
「ほいほい」
単調も単調。
ただ、その動線上から離れるだけで攻撃は当たらなかった。
知能が低いモンスターは楽でいいな。
腹からモツが出ていなきゃ、もう少しマトモに追尾する事もできたんだろうけど……モグラは壁にぶつかって沈黙した。
「……あれ、変だな」
エアガンをケツに三発ぶち込んだけど反応は無い。
だけどモグラはまだ死んでいない。
なぜなら、巨大なままだからだ。
「モグラって結構狡猾だよな」
あるいは、肉体の巨大化に伴って増えた脳の容積が関係しているのかもしれない。
でも俺も、モグラを狩るのは初めてじゃ無い。
脳天に剣をぶっ刺して終わらせた。
……お、魔石ゲッチュ!
ノルマおーわり!
「──帰るぜ! コマちゃん!」
「ワン!」
登場したキャラクター等の名簿的なものは必要か否か
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いる
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いらない