【マンガ化】焼肉スコスコスコティッシュフォールド【進行中】   作:goldMg

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73_(うるせえなコイツら……)

「うう……汚されちゃった……アリサちゃぁん……」

 

 連絡があったのでヒロさんのお家に来てみれば、衝撃の一言をミツキさんが言い放った。

 

「……へへ」

 

 机に横向きに突っ伏して。

 ほっぺたがむにゅってなってる。

 しかも、そんなことを言いながらめっちゃ嬉しそうにニヤニヤしているんだ。

 

「ナニしたんですか?」

 

「えぇ〜? …………えへへへへへぇ〜」

 

 ここまで来て何も言わないなんて許さないからね!? 

 

「吐け! 約束通り吐け! ヒロさんに手出したんだから!」

 

「──手は出して無いです」

 

 何故か顔がキリッとした。

 どこか、誇らしげな……

 

「手を出されました」

 

「はぁああああああ!?」

 

「手を! 出され! ました!」

 

「この女狐!」

 

「うふふふふふ!」

 

 バカにしやがって! 

 そりゃあミツキさんの方が先なのはわかるけどさ! 

 分かるけどさあ! 

 やっぱムカつく! 

 

「いつもワンコみたいに無害なフリしてたくせに! ヒロさんが少しその気になったらすぐ股開くんだ!」

 

「ち、ちがわい! むしろ開かされたんだよ!」

 

「えっ……」

 

「あ……」

 

「……な……ど……どういう……?」

 

 ヒロさんが、ミツキさんの股を開かせる……? 

 脳が理解を拒絶していた。

 私が襲った時は止めたのに……? 

 

「──こ、この話おわりー!」

 

「そ、そうしましょうか……」

 

「…………」

 

「…………」

 

「…………」

 

「ヒ、ヒロさんは?」

 

「ええと……大学行ったよ」

 

「………………どう、でした?」

 

「な、なにが?」

 

「やっぱ、痛かったですか?」

 

「………………い」

 

「はい?」

 

「最後までは……してない」

 

「──なーんだ」

 

「…………」

 

 じゃあ、私が交換できるってことじゃん。

 やった。

 はーあ、心配させやがって。

 これだから幼馴染の立場にかまけてるやつはダメなんだ。

 

「じゃあ、次は私の番ですからね」

 

「…………」

 

「ミツキさん?」

 

 もじもじしている。

 心も少しだけここにあらずの様子だ。

 ションベンかな。

 

「聞いてます? 私の番ですからね?」

 

「……うん」

 

 遂には赤面し出した。

 何故か嫌な予感が……

 

「どうしたんですか」

 

「…………すごかった」

 

「なにがすごかったんですか」

 

「アキの手……すごかった」

 

「…………どっ! ……どう、すごかったんですか」

 

「キスされて……押し倒されて、それで…………っ〜〜〜〜!!」

 

「な、何ですか!」

 

 そんなすごいことされたの!? 

 

「〜〜〜〜〜!!!」

 

「ねぇおしえてよ! なにがあったのか!」

 

「むりむりむり!」

 

 気になるじゃん! 

 そもそも約束したじゃん! 

 ヒロさんとそういう事したらちゃんと教え合うってこの前! 

 

「むぅぅぅぅ!」

 

 しまいにはソファーにぶっ倒れて、唸り始めた。

 こいつ逃げる気だ! 

 こ、こうなったら!

 

「──ヒロさん!」

 

『突然どうした?』

 

「ミツキさん、壊れちゃったんですけど!」

 

『え?』

 

「昨日何があったんですか!」

 

『……流石にここで言うのは無理っしょ、外だし。そもそも今から講義だし』

 

「早く帰ってきてください!」

 

『え、俺がそれ言うのは確t──』

 

 さあ、これでもう逃げられないぞ! 

 覚悟決めろ! 私! そしてミツキさん! 

 

「わふぅ…………」

 

 

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