こっちあっち…いや逆だ?!×名探偵コナン×東方魔弾戦記~新・沈黙の15分~ 作:Dr.クロ
とある日の伊御の部屋にて、伊御はペンギンや猫と戯れつつ、遊びに来たつみき達とゲームをしながらだべっていた。
榊「よっしゃ、残り一周!」
真宵「むむむ、負けないんじゃよ!」
姫「はうう~遅れてます~~」
佳奈「待て待て~」
マリカで遊んでいて、トップを榊が走っている。
榊「このままいただきだぜ!!」
伊御「それはどうかな」
1位は貰いと笑う榊に何時の間にか後ろにいた伊御が操作していたマリオが榊の操作するワリオに甲羅を当てて1位をもぎ取る。
榊「な、なんだとー!?」
伊御「油断大敵だな」
京谷「おぉぉぉぉ、最下位だけはって咲ぃ!?」
咲「ごめんなさいね」
悠々と追い抜いて行く伊御の後ろで京谷は操作している緑ヨッシーが咲のデイジーに最下位脱出を阻止されてしまう。
榊「ぬぉぉぉぉ、一位逃した!!」
佳奈「伊御くんすごーい」
正邪「猫片手にするなんてな」
バディア「ホント器用であるな」
倒れる榊を後目に褒める佳奈と正邪、バディアにペンギンや猫の相手をしながら伊御はいやいやと謙遜する。
真宵「休憩したらまたするんじゃよ~」
つみき「休み休みしないとね」
京谷「んじゃなんかニュースでも見るか」
じゃねと真宵はリモコンを操作してチャンネルを変えるとあるニュースが入る。
それは生中継で、目暮や白鳥が映っているのに誰もがアッと声を漏らす。
姫「目暮警部さんたちです!」
佳奈「あ、小五郎さんもいる!」
目暮『先日の東都線爆破に使用されたのはプラスチック爆弾……リモコンの遠隔操作でタイマーが作動する仕掛けとなっていました……」
なんだろうかと思っていると、目暮の口から出た言葉に誰もが驚く。
榊「爆破ってあれか!昨日のニュースでも言ってた!!」
伊御「高速道路に電車があって、凄い状況になってたな」
姫「こ、怖いですね;」
つみき「……確認したけど重傷の人はいるけど、奇跡的に死者はいないそうよ」
榊が思いだしたのを皮切りに伊御達も言う中、バディアは唸る。
バディア「(もうそんな時期なのか…)」
スパン早いなとバディアはコナン時空の怖さを改めて感じた。
バディア「(んでこの事件はどんなのだったか…)」
ええっと……バディアは思いだそうとする。
バディア「(電車が高速道路ってことは……ああ、雪山のあれか)」
また面倒なとバディアは内心ため息を吐く。
バディア「(まあコナン達なら大丈夫か)」
考えていると伊御達の方も生中継ので得た情報をまとめた様だ。
伊御「とりあえずこうまとまったけど…」
榊「誰が何の目的で東都線爆破を起こしたかだよな……」
誰もがうーむと考える。
???「それについて、情報があるわよ」
そんな行き詰っていた時、聞き覚えのある声、紫の声が響く。
伊御「紫さん」
正邪「いつの間に聞いてたんだよ」
どこから出て来るんだ……と思っていると……
紫「はぁい☆」
真宵の袖からにょろーんと出て来る。
真宵「ほにゃ!?」
針妙丸「ええ!?」
バディア「うおっ!?」
まさかの登場の仕方に真宵以外跳び退る中、紫はすたっと着地する。
紫「ごきげんよう」
京谷「どんなとこから登場だよ!?」
咲「ビックリした;」
ツッコミを入れる京谷の後に胸を抑えながら咲は呟く。
紫「ふふ、少しユーモアをね……」
正邪「ユーモアっておま…」
つみき「それで情報って何?」
呆れる正邪の後につみきが問う。
紫はスキマを開くとそこから1枚の紙が出て来て、針妙丸がそれを手に取って書かれたのを見る。
針妙丸「『北ノ沢村、開村5周年記念祭り』?」
佳奈「え?お祭りのお知らせ?」
榊「これが爆破と一体どう関係が…?」
伊御「あ、榊、ここの部分」
訝しんだ榊は伊御の指さしたのに視線を向け、あと声を漏らす。
そこには東京都知事の朝倉優一郎が出席すると言うのが記載されていた。
紫「犯人はその祭りに都知事を参加させない為に爆破騒ぎを起こしたと言うのが私の見解よ」
姫「参加させない為だけに!?」
真宵「結構過激な犯人じゃねぇ…」
驚きの声をあげる姫に真宵は息を飲む。
紫「そこであなた達に依頼として、その祭に向かって欲しいの」
京谷「俺達が!?」
伊御「……もしかしてまたガイアメモリが?」
そうなのよね……と紫は困った顔で頬を掻く。
紫「一応、コナン君も向かうけども、念には念をって奴でね……私(とさとり)は別件のでいけないから……」
つみき「……それなら仕方ないわね」
榊「(さり気無く、誰かが巻き込まれてる感じがするのは気のせいか)」
気のせいじゃないですbyさとり
伊御「来週か……その時に行くか」
バディア「ん?何にだ?」
そりゃあこれにねと伊御は北ノ沢村のチラシを指さし、そうなるかとバディアは唸る。
バディア「(まぁ、伊御達の性格的に知り合いに何かあるのはほっておけんもんな……)」
佳奈「ねえねえ、北ノ沢村ってスキーやスケートも出来るんだって!」
榊「おお、そうなのか」
真宵「雪があるならこの前のリベンジができそうじゃね」
つみき「……また埋めて上げるわ」
北ノ沢村を調べた佳奈のに榊や真宵がいの一番に乗り、他の面々もどう遊ぶかなどで話し合う様子にバディアは苦笑してから、爆破事件の犯人の動機を思い出し、転生者が狙ってもおかしくないのに気づく。
バディア「(…もしもの時は雪に埋葬してやるか)」
紫「あ、そうそう。こっちからも援軍を送るから頼ってくれて良いわよ」
物騒な事を考えていたバディアは紫の言葉に顔を上げる。
伊御「援軍ですか?」
紫「ええ、場所的にも丁度良い人達がいるからね」
場所的に良い人と言われて伊御と榊はあーとなる。
榊「雪山に最適な東方キャラってことは…」
伊御「チルノとかレティあたりかな?」
確かにその2人は最適だなと納得する。
紫「それじゃあ後は宜しくね……はぁ、ホント忙しくて冬眠しづらいわ……」
そう言ってぼやきながら紫はスキマを通り抜けてその場からいなくなる。
正邪「そう言えば八雲紫って冬季は冬眠してたんだっけ」
つみき「……クマみたいね」
あーーとつみきの例えに誰もが納得した。
☆
時が経ち、伊御達はみいこと連れて行って欲しいでお願いする時に一緒にいたキクヱの運転する車で北ノ沢村へと来た。
その際、丁度良く来たコナンとも出会えた。
コナン「まさか伊御達も来てるとは思いもしなかったぜ」
伊御「紫さんから依頼を受けてね」
つみき「……コナンも都知事の奴でここに来たの?」
滑っている元太達を見ながらそう言うコナンはつみきのにああと頷く。
コナン「関係あると思ってさ……都知事を来れなくするのが犯人のしたい事ならここで何かが起こすんじゃないかって」
正邪「にしても迷惑な犯人だよな」
バディア「ああ…爆破じゃなくても来れなくされる方法はあったと思う」
哀「確実に来れなくできる可能性があったのが東都線の開通式典だったって事でしょうね……」
顔を顰める正邪とバディアに哀はそう言ってから処で……と伊御を、特に彼の腕の中にいるペンギンを呆れ顔で見る。
哀「……あなた、ペンギンにも好かれるのね……」
ペンギン「きゅ~♥」
伊御「なんかなつかれて…」
嬉しそうに手をバタバタさせるペンギンに伊御は苦笑しながら撫でる。
頭の上では猫が陣取っている。
ホントこいつ変わらなねえとコナンは半笑いの声を漏らす。
阿笠「しかし、君達の話を聞くとドーパントがまた出てくる可能性があると言う事か……」
哀「勘弁して欲しいわね」
正邪「普通の事件だけでも十分なのになぁ」
うーむと唸る阿笠となんとも言えない顔をする哀に正邪はぼやく。
コナン「まぁ、あいつ等にゃあそれを聞かせない方が良いだろうけどな」
遊び回っている元太達を見ながら言うコナンにそうだねと伊御も同意する。
真宵「スケート楽しい~~♪」
佳奈「いぇーい!」
針妙丸「お姉さん大丈夫?」
蘭「う、うん大丈夫」
近くのスケート場で楽しんでる真宵達の声に楽しんでるなと伊御は呟く。
コナン「そういや、伊御達はみいこさんと一緒に来たんだよな。そのみいこさんは?」
伊御「確か露天風呂があるからキクヱ先生と一緒に入りに行ったよ」
バディア「(露天風呂か……ん?露天風呂?)」
ふと周りを見てみいこがいないので聞くコナンはえっとなる。
コナン「え、みいこさん達も露天風呂?;」
哀「……確か、おじさんもそっちに向かっていたわね……」
伊御「……覗きって犯罪だよね?」
暫しの静寂が7人の間に起こる。
☆
キクヱ「ほわ~~~気持ちいいですの~~~」
みいこ「そうね~」
露天風呂に浸かりながら蕩けているキクヱにみいこはふふふと笑いながらまったりする。
キクヱ「今は早い時間で来たから誰もいなくてちょっとした貸し切り状態で良いですわね~~」
みいこ「ちょっと贅沢な気分ね♪」
のほほんとしながら2人は心地よく浸かっていると……
ウッキーーーーーー!!?
声が響き渡る。
キクヱ「あら?別の露天風呂の方からおサルさんの驚きの声が……」
みいこ「なにかあったのかしら?」
不思議そうにしながらキクヱとみいこはじっくりと露天風呂を堪能した。
なお、出た後に疲れた顔の小五郎と遭遇して不思議そうに首を傾げるのであった。
☆
そんな事を知らない伊御達は一通り遊び終えたので屋台が並んでいる所を歩いていた。
佳奈「うわ~!屋台が沢山!」
姫「迷っちゃいますね~」
光彦「姫さんの言う通り、どれも美味しそうですから迷いますね」
誰もが声を上げる中、伊御はペンギンを連れているので注目されていた。
榊「注目されてるな伊御」
伊御「…;」
ペンギン「きゅ?」
猫「ニャ」
子供がはしゃぎ、大人は珍しそうに見ているのに伊御は困った顔をする。
???「あーーコナンじゃん!久しぶり~」
するとコナンを呼ぶ声に誰もが顔を向けると前から走って来る少女が目に入り、伊御と榊はあっとなり、歩美が先に言う。
歩美「あ、チルノちゃんだ!久しぶり!」
チルノ「久しぶりだな歩美!」
おっす!と声をかけるチルノに元太もおっすと返し、久しぶりですね~と光彦も笑う。
バディア「知り合いなのか?」
蘭「はい。前にある事件で知り合って…」
確認するバディアに蘭が代表で答えるとチルノと言う呼ぶ声と共に女性が来る。
チルノ「あ、レティ」
榊「(あれが本物のレティさんか…!)」
園子「うわ、綺麗」
微笑むレティを見て園子はぼそりと呟く。
確かに綺麗だよなと京谷も頷く。
咲「……」
京谷「いてっ!?」
そんな京谷の様子は不満げだったのか咲は脇腹をこづく。
それにレティは愉快そうに笑う。
レティ「可愛いわね」
園子「あの、チルノ。その人はチルノのお母さん?」
質問する園子にチルノは違うよと返す。
チルノ「お母さん代わりだねレティは」
レティ「ふふっ、そうね」
姫「そうなんですか~」
ぐぅ~~~
微笑ましそうに会話していると元太のお腹が鳴る。
元太「なぁ、そろそろ食べようぜ」
榊「おっと。会話に夢中になっちまってたな」
佳奈「何を食べようかな」
光彦「焼きそばやイカ焼き、色々とありますよね」
歩美「どれを食べようかな~」
阿笠「おほん」
各々にどれを食べようかと思っている所で阿笠が注目を集めようにわざと大きく咳払いする。
阿笠「その前に、恒例のクイズじゃ!!」
光彦&元太&歩美「えぇ~~~~~~!?」
針妙丸「クイズ?」
正邪「前の様な奴か」
そう言う事と言って阿笠はクイズを言う。
阿笠「パウダースノーの会場に出す屋台に一番相応しいメニューはどれかな?1番、焼き芋……2番、磯辺焼き……3番、イカ焼き……4番、タコ焼き……さあ、どれかな?」
真宵「相応しいメニュー?」
クイズの内容を聞いてんん?と誰もが考える。
元太「なんだよパウダースノーって?」
光彦「粉雪の事ですよ!」
姫「乾燥している雪のことですよね?」
佳奈「ん~どれだろ?」
ううむと一部唸る。
歩美「粉雪……粉……コナ……!分かった!4番のタコ焼きでしょ?」
阿笠「いっ!?」
園子「どうしてタコ焼き?」
つみき「……もしかして粉もんだから?」
選択した歩美のに園子は質問して、つみきのに蘭が成程と納得する。
蘭「和葉ちゃんが言ってたわ!関西じゃあ『粉もん』って言うんだって!博士が言った奴の中で粉を使うメニューってタコ焼きだけだし」
チルノ「成程!」
コナン「でも、それだと簡単過ぎるんじゃない?もっとヒネリがあっても良いと思うけど」
伊御「ひねりか…」
神海島の時のを思い出して確かにと伊御は思いながら阿笠を見ると……
阿笠「悪かったのぉ、ヒネリがなくて……」
拗ねた様子の阿笠にあ、普通に正解なのねとコナンはハハハと苦笑し、伊御も苦笑する。
???「だったら、面白い問題を知ってるんだが、やって見るかい?」
そんな伊御達へと後ろから声をかける者がいた。
誰もが振り返り、コナンは場違いな格好してるなと言う印象が先に来た。
まず、いた人物は女性なのだが、青い着物に赤い帯を前で結んだのを纏っているのだ。
次に目に映ったのは頭から伸びた赤い角と肩に小さい機械のティラノサウルスを乗せているのだ。
ただ、伊御と榊に正邪、バディア、チルノとレティは驚いていた。
レティ「あなたは、勇儀?」
チルノ「なんでここに?」
榊「ってか肩に乗ってるのって…」
正邪「ティラノサウルス型のロボット?」
4人が各々の反応をする中、伊御は別の意味で驚いていた。
伊御「もしかして…ソロの知り合いの勇儀さんですか?」
勇儀「ああ、そうだよ。久しぶりさね」
問いに対しての返しに榊達もああと思いだす。
ちょっとある時に伊御が正邪の故郷の幻想郷とは別の幻想郷で起きた異変に助っ人として向かった事があるのだ。
その際に知り合ったのが目の前の勇儀なのだ。
阿笠「おや、お知り合いかね?」
蘭「知り合いなの音無君?」
伊御「あ、はい。ちょっとある事で知り合った人なんです」
元太「なあなあ姉ちゃんの言う面白い問題ってなんだよ」
聞く阿笠と蘭に伊御は答えると元太がじれったそうに聞く。
勇儀の言う面白い問題とは……
正邪「次回は「鬼の出題、少しの調査と雪合戦」。とんでもないのが来たな…」