なぁ先生、光の速度の蹴りを見た事は有るかい? 作:猫侍二十二世
やぁ、俺だよ
「後はグラサンかけてっと…おぉ、本物の黄猿みたいだ」
今は黄猿まんまの服とグラサンを見つけた為購入して家で着てみた
まるで本物の様になった
まぁ、ちょっと足短いし、正義って文字無いけど
「かっこいいねぇ、これで仕事のモチベーションも高まるってもんだ」
「と、そろそろ時間だな」
「あーあーあー……よし、これで良いかなぁ~?」
そうして、外へ仕事に出掛けた
「お、居たねぇ」
「あ?誰だてめぇ?」
「君達を、逮捕しに来たんだよぉ~?」
「あぁ?ヘイローすら無いお前がか?」
「へっ!笑わせん「なぁ、君達」あ?」
「1つ聞きたい事が有るんだよねぇ」
「速度は重さ」
光の速度で蹴られた事はあるかい
「やぁ、カンナ局長」
「懸賞金の有る子達を連れて来たよぉ~」
「あ、黄猿さん」
「何時もありがとうございます」
「こいつらで良いかい?」
「…はい、間違いないですね」
「ではこちらにサインを」
「はいはい…と、書いたよ」
「ありがとうございます」
「こちら懸賞金です」
「どうも」
俺は少し前から懸賞金の掛かった子達や、暴れ回る子達を捕まえてはヴァルキューレ警察のカンナ局長へ渡していた
神様から貰ったお金はまだ有るけど、それも無限じゃないからね
それで、不良狩りをしている時はボルサリーノみたいに振舞ってるよ
それで、やってる時は黄猿と名乗ってる
折角だからね、とことんこの新しい人生を楽しみたいしね
「それで、ちと良いかい?」
「はい?」
「さっきから見てくるあの子は何だい?」
「…あぁ、あの人ですか」
「私達の上司に当たる防衛室長の不知火カヤさんです」
「あぁ、連邦生徒会のねぇ」
「その通りです」
「おやいきなりビックリだねぇ?」
「所でぇ…何かワシに用かい?」
「貴方の活躍は聞いています」
「特にミレニアムの事は…どうやら不思議な力を使う様で」
「あぁ、アレの事かい?」
「確かにアレは、ワシ以外は使えない物だからねぇ」
「えぇ、そこで1つ提案が有ります」
「提案?」
「私の直属の部下になる気はありませんか?」
「おぉ、まさか防衛室長直々にスカウトされるとはねぇ…これはとても光栄な事だよぉ~」
「えぇ!そうでしょうそうでしょう!」
「では、これから「でもお断りしておくよぉ~」なっ!」
「何故ですか!?」
「ワシにはワシなりの考えとやり方が有るんでねぇ」
「ま、考えが変われば、お願いするかもしれないよぉ?」
「っ…ま、まぁ良いでしょう…気が変わったら、お越しください」
そのままカヤは立ち去って行った
「…良かったんですか?」
「ん?何がだい?」
「スカウト…受けなくて」
「あぁ、問題無いよぉ~」
「まだワシはやりたい事が星の数程あるからねぇ…」
「まぁ、協力ってなら良いんだけどねぇ」
「そうですか」
「さて…そろそろワシは帰るよぉ」
「では、気をつけて」
コツ、コツ、コツ、コツ
「・・・・」
「はぁ…さっきから…何の用だい?」
先程から付けてきている者が居る
そいつに向けて言うと
後ろの電柱から姿を表した
「クックック、初めてまして黄猿さん」
「誰だい?」
「失礼私の事は黒服とお呼びください、私はこの名前を気に入っていましてね」
「そうなのかい?なら…ワッシはボルサリーノだよぉ」
「ではボルサリーノさん、貴方に1つ提案をしに来ました」
「…一応聞いておこうかねぇ」
「クックック、ボルサリーノさん…貴方を我々、ゲマトリアへと勧誘しに来ました」
「ゲマトリア?」
「…何をしている組織なのかなぁ?あぁ、短めで頼むよぉ~」
「我々ゲマトリアは神秘の研究をしております」
「神秘?」
「えぇ、このキヴォトスの生徒には神秘が備えられています」
「…もしかして、ヘイローってやつと関係でも有るのかい?」
「えぇ、その通りです」
「成程ねぇ」
「そうだねぇ…ワシもヘイローについては気になってたんだよねぇ~」
「でも、何でワシ何だい?」
「貴方には神秘とは違う力を有しています」
「…つまり、この力の秘密を知りたいって所かなぁ?」
「クックック、さぁ?どうでしょうかね」
「・・・・」
(…怪しい気がする)
「一度保留にさせてもらうよぉ」
「そうですか…では、私はこれで」
「…ボルサリーノさん、我々は何時でも貴方を見ていますよ」
「…肝に命じておくよぉ」