「ヤァ、先生。マホロアだヨォ」
「……ドンナ用なのかはトックに分かってるヨネ。ソウ、今起こってル騒動について話したいンダ」
「この騒動の中心にいるヤツラは、ボクたちが『ローパー』って呼んでイル存在と非常に似通ってイル。『ローパー』はボクたちの間で『縄張りの支配者』という意味を持ってルンダ」
「ソレハ、ヤツラがジブンの縄張りから出るコトが珍しく、またソノ攻撃性が激しかったカラ付けられたンダ。でもヤツラは当然のヨウに縄張りを出てイル」
「コノ違和感が分かるカイ?」
「『ローパー』は本来『
「もしヤツラが異空間からキタとするナラ、この件ダケで終わりにナルとは限らナイ。今もドコカにキヴォトスと異空間がつながる道が開かれているかもしれナイ」
「ソウナレバ、アイツらのヨウナ『
「……マァ、今はソンナ話をシテル場合じゃないネ。とりあえず、サッサと片付けチャオウカ、先生?」
───総力戦「ぼうそうローパーズ」戦闘前ストーリーより
※上のやつはどこかの時系列のお話です。本編とは関係ありません。
戦闘開始。
最初は向こうの攻撃ヲ許す形になっちゃったケド、先生の指揮が始まってからハ、コッチの攻撃モ通ルようにナッタ。最初に分断スル戦略がうまくいったみたいダネ。ヤッパリ先生は凄いナァ。
「わ、私が皆様をお守りいたします……。う、うわああああぁっっ!」
今前衛をしてイルノはサッキ叫んでたハルカ。基本彼女が突撃してローパー達の攻撃を引き受けてイル。
「さぁ、行くわよ!」
そして残る便利屋タチは後ろから攻撃スル。……やけに爆発が多い気がスルケドネ。
彼女たちのおかげデ、ローパーは確実に二体は釘付けに出来てるダロウ。
『マホロア、背後に警戒して』
残るローパーの位置を確認してイルト。先生の指示がアッタ。その通りに振り向くと、チョット離れた位置でボクを狙っているローパーがイル。
音に表せない高い声を上げながら、無数の弾を吐き出すアイツ。ローパー種族の「エナジーボム」カ。やっぱり、ローパーダネェ。
「ソンナ弾で、ボクを倒せるとデモ思ったカイ?」
デモ、ボクだっていつまでも弱いままでいるわけにはいかナイ。「レボリューションボウル」でローパーの弾を一掃スル。
負けじとローパーはその中を搔い潜ってボクへと突進を仕掛けるモ……
『ターゲット補足。ミサイル発射』
「見え見えの攻撃。邪魔されないって思ってた?」
ソンナ機械音声と共に発射されたミサイルによって阻まレル。シロコの支援っぽいネ。突然の衝撃に突進を中止せざるを得ないローパー。ソイツは、憎たらしげにシロコの方を睨みつけてイル。
「お仕置きの時間ですよ~☆」
サッキのヤツと最後のローパーは、対策委員会が引き受けてイル。ノノミたちの弾幕デ、ケッコウ抑え込めてイルハズ。
個々の強さは大したことナイガ、それでも白ローパー程度のチカラはアル。尾羽が五本アルのは伊達じゃないカ。
分断戦略に気付いたのカ、ローパー達は攻撃を止めて、上空に飛び立ツ。ソシテ、全員がボクの方を向いた。……サッキからボク、狙われすぎじゃネ?
『集まられた!皆、回避の準備をして!モヤを避けるように!』
次の行動が何なのカ分かった先生は、全員に指示を出す。ソウ、サッキボクが吹き飛ばされた四体デノ突撃を行うヨウだ。
アノ攻撃は周囲に有害なモヤをまき散らす。厄介だネェ。ソウ思ってたら、ローパーが突撃してキタ。当然、突進コースにいたミンナは難なく回避。
ソシテ、次にまき散らされたモヤも回避に成功シタ。来るとわかっていれば、ちょろいモンだヨ。
ローパーは、次は分断させないという意思表示なのか、サッキよりも密集してイル。
『集まられると何をされるか分からない。警戒して!』
サッキのような四体揃ってイル時の連携技を警戒して先生が指示スル。
アイツらも、また笑い声を上げてるカラ、何かシソウなのは目に見えてるナ。
「はあ、仕方ないか」
白黒のヒトガタ(キミだけ名前聞いてナイネ)がソウ言うと、持ってイタ拳銃を上に向けて、号砲を鳴らすように撃つ。ローパー達は少し威圧されたヨウダケド……
「……あまり効いてない」
彼女の言う通り、ヤツラはスグに立ち直った。連携を崩すコトは出来なかったミタイだ。
かえって、アイツらの怒りを増長させたのカ、雄たけびを上げるローパーズ。四体のローパーが儀式でもするように回転スル。
瞬間、風が吹き荒れる。まるで、何かに引き寄せられるように吹いてイル。それで舞った砂も相まって、スゴク視認性が悪い。何が、起こってるノ……?
「今度は何なのよ!っていうか、風が強すぎて私たちが引き寄せられてる……?」
『敵が高エネルギーを持つ何かを設置した!それとその付近にモヤも置いてる!皆どんどんそれに引き寄せられてるから、風と反対方向に逃げて!』
『皆さん、私がサポートします!』
先生が慌てたように指示を出す。アヤネはその意図を汲みとって、ドローンでドコに逃げればいいか示してくれてイル。ライトも相まって、ヨク見えるナ。
マサカ、変異体しか使えない「ブラックホール」カ……?なんで通常種のコイツらが?逃げながら考エル。
違和感が多すギル。先人やボクが立てた仮説をことごとく破壊してくるなコイツラ。
とりあえず、ミンナ回避は完了した。必死で逃げてたカラか、息切れしてイル者もイル。
『今すぐ左右どっちかに逃げて!』
『攻撃、来ます!』
「な、何ダ!?」
必死な声で叫ぶ先生とアヤネ。指示通りに左右に分かれるミンナ。一拍遅れて、まとまったローパーが元居た位置を通過して行った。モヤをまき散らしながら。
「ああ、もう、うざったいわね!なんでこんなにモヤをまき散らすのよ!不衛生なの!?」
『セリカちゃん、敵に文句を言っても意味ないと思うな……』
堪忍袋の緒が切れたのカ、セリカが文句を言う。アヤネにたしなめられてるケド。デモ、その意見には完全に同意スルヨォ。
一体なら通り道にモヤが残るレベルだから全然マシダケド、四体になると通り道以外にもまき散らしてクルカラ凄く厄介なんだヨネ。
「まあまあ、楽しんでいこうよ~、ねっ?」
セリカにソウ言いながらバッグをローパー達に放り投げるムツキ。すぐさまソレを銃で射貫ク。
射貫かれたバッグは少したってから爆発し、こちらの様子をうかがうヤツラを全員巻き込んでさらに爆発シタ。
「あっはは~、全員命中!」
『ナイス、ムツキ!今のうちに立て直して!』
それを見て、楽しそうにするムツキ。彼女のおかげで、立て直す時間が出来たナ。全員銃のリロードとかを済ませる。
対するローパーは焦げ跡が少しついていて、ダメージは通ってルヨウだね。デモ、やめる気はなさそうダ。
「まだ倒れていないようね……。いいわ、倒れるまで付き合ってあげる!」
「アル様……かっこいいです!」
アルの言葉を皮切りにシテ、再び始まる乱戦。互いに消耗してイルコノ状況。踏ん張りどころだネェ。
「フフ、片手でも命中させられるわ」
続けざまにそう言って特殊な弾を放つアル。イヤ、結構デカい銃なんだケド、なんで片手で撃てるのカナ?
ソンナ事は放っといて、一体のローパーに命中シタ弾はシューという音を立てながら光ってイル。まさか、アレ……
銃弾を受けたローパーも気付いたようで、焦った様子ですぐさま仲間と離レル。それでコッチに来ないあたり、本当に焦ってルナ。
瞬間、そのローパーが爆発シタ。離れテタおかげで、他のヤツには被害はないケド……
『よし、対策委員会とマホロアは、その敵をお願い!便利屋の皆は残った敵を!』
「リョーカイ」
再びの分断作戦。仲間に被害を出させないために離れたコトが仇になったナ。先生がそのチャンスを逃すはずもナイ。
爆発物でまとめて攻撃できる便利屋を多い方に入れるのも理にかなってるシネ。咄嗟にこういう指揮が出来るのは尊敬するヨォ。本当に。
サテト、サッキの爆発で思いっきり黒焦げになったローパーダケド、その瞳にはまだ戦う意思が残ってイル。もはや攻撃を受けるコトは諦めたのカ、その場にとどまって回転し始メタ。
「……!モヤがまた……」
シロコが呟いたように、そのローパーはモヤとエナジーボムをまき散らしてイタ。一体でもコンナ芸当ができるとはネ。トハイエ、かむしゃらにまき散らしてイルカラ、避けるのは簡単ダ。
「さぁ、覚悟してくださいね☆」
難なく避ける対策委員会。ソシテ、計四人による集中砲火。さすがに耐えかねたのカ、そのローパーは気絶シタように地面に落下シタ。
「やっと倒したわ……かなりしぶとかったわね」
『皆、倒せたのなら便利屋の支援をお願いしてもいい?』
先生から次の指示が入ッタ。便利屋の支援、カ。ナンカ違和感あるンダヨネ。倒したローパーに。チョット残っておくカ。
「ウーン、ボクは残っておくヨ」
「なんで?」
シロコが純粋な疑問を口にスル。
「見張り。コイツが後ろから襲ってきたら一溜りもないデショ?」
『でしたら、私が……』
「イヤ、アヤネは皆の支援をしてほしいナ。ソレニ、いざとなればコイツを抑えてオク必要があるカラ」
「一理あるわね。じゃあ、行くわよ!」
セリカの声で対策委員会は便利屋の支援に駆けてイッタ。かすかに感じた違和感。ボクは近くの遮蔽に身を隠ス。
周囲に誰もいなくなったと見るや、そのローパーは起き上がった。やっぱりカ。アイツは、いわゆる死んだふりをした訳ダ。
「アー先生?サッキのローパー、普通に起き上がったワ。今からボクが応戦するカラ、ミンナにも伝えといテ」
『うん。こっちでも確認できた。みんなにも伝えておく。危なくなったら遠慮せず退却するんだよ?誰も責めないからね』
「配慮に感謝スルヨォ」
ボクが死んだふりニ気付けた理由。言ってみれば、経験の差、ってヤツにナル。ボクがアナザーディメンションを旅していた時、もちろん、ローパーと戦闘となったコトが沢山アル。
ローアのパーツはアイツらの好物だからネ。ソシテ、倒したローパーは皆、消滅してイタ。気絶という概念がアイツらにあるのかは分からないケド、ボクの旅路でそういうのヲ見たコトがナイ。
ソレが、違和感の正体。というカ、アイツらに人を欺ける知能がアッタのカ?ますます疑問が増えるネェ。
ローパーの前に出る。ボクの姿を認めるト、ローパーは驚いた顔をスル。やっぱり、作戦だったカ。
すぐさまボクに突進するローパー。悪いケド、それは何度も見テル。大人しくくらうほど、ボクも甘くナイ。
カウンターとして銃撃を叩き込む。日頃使ってイルカラカ、安定して命中させることも出来るようにナッタ。
さすがのローパーも、度重なるダメージで疲れてイルノカ、かなり動きが鈍い。いよいよ終盤、ってところカネ。おかげで当てやすいから良いんだケド。
苦し紛れにエナジーボムも放ってくるケド、それもボクは「レボリューションボウル」で消し去って、ついでにローパーにも当たる。この技結構便利だネェ。
疲れたローパーともなれば、流石にボクが有利カ。ソレからも、ボクがローパーを翻弄する戦いが続いた。
ちらりと残りのローパーを相手してイル彼女らを見ヤル。アッチも、割と有利に戦ってイルネ。一体欠けたダケで連携は崩れるモノなんだネェ。近くにイルノニ、全く連携出来てナイ。
……オット、よそ見してたら当たるトコロだったヨォ。突進をかわして、再び銃撃スル。余裕が出たからと言って、油断しちゃだめだネェ。……ア、モヤ。
「クソ、やっぱり痛いネェ」
やはり、勝利が見えてキタ時が一番油断スルんだよネェ。モヤの爆発に巻き込まれたボクはそう思ッタ。デモ、サッキまで全部回避していたカラ、致命的なダメージにはならない。
全然続行できそうダネェ。ローパーはヤット攻撃が通ったことに安堵してイルっぽいみたいだ。……やけに人間味アルナ。
ヨシ、ココイラで決めにいこうカナ。再び「レボリューションボウル」ヲチャージする。ローパーの方も、終わりが近いと分かってイルのか、回転しながら突撃スル準備をしてイル。
……オイオイ、ソレは赤ローパーの技でしょうガ。
すると、突然ボクらの戦闘に割り込むモノがアッタ。ソレハ、大砲の砲撃のような音と共に降り注いでくる巨大な弾。互いに技をチャージした状態だったカラ、もろに食らってシマッタ。
チャージをくじかれたローパーはボクを睨みつけると、空高く飛び去ってイッタ。よく見れば、残りのローパーも去ってイルのが分かる。
だれだか知らないケド、アイツらを追い返してくれたのはありがたいネェ。
ダケド、砲撃はマダ続いてイル。一体なんだヨ!モウ!砲撃が飛んできている方向を見ル。
「よし、歩兵、第二小隊まで突撃」
「……イオリ、あの方たちはどうします?」
そこには、見知らぬ褐色肌のヒトガタとチナツが立ってイタ。チナツが立ってイルというコトは、ゲヘナの風紀委員会?なんでこんなトコロにいるんダロ。
でも、なんだか嫌な予感がスルナァ。
登場人物紹介等
「マホロア」
ローパーとの戦闘経験が活きた……?
とりあえず、死んだふりを見抜けたのは経験から。しかし、従来ものと違う点が多く、あまり活かせていない。
が、それでも活躍している。
「先生」
指揮で皆を支えている。
描写は少ないが、他の生徒たちにもちゃんと指示を出している。
EXはすべて先生の指示。
「便利屋68の皆さん」
全員が範囲攻撃持ちのため、集団戦が得意。
課長だけマホロアがいるときに名前を言われる場面が無かったためヒトガタ呼びをされている。
砲撃の原因。
「対策委員会の皆さん」
ホシノ不在でも火力はある。
ぼうそうローパーズと渡り合える実力を全員が身に着けている、何気に精鋭揃い。
突然の砲撃で戸惑っている。
「風紀委員会の皆さん」
砲撃の主犯。
自治区外のアビドスで砲撃を行ったのは理由がありそうだが……
「ぼうそうローパーズ」
違和感マシマシのローパー。
狡猾さもあり、死んだふりを行うなど通常のローパーがしない事も行った。
ちなみに、ローパーの強さは原作でも尾羽で識別可能。(紫は二本など)
ブルアカのメインストーリーでどの章が一番好きですか?
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Vol.1 対策委員会編
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Vol.2 時計じかけの花のパヴァーヌ編
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Vol.3 エデン条約編
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Vol.4 カルバノグの兎編
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Final. あまねく奇跡の始発点編
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Vol.5 百花繚乱編
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EX. デカグラマトン編