ホシノ同級生相棒概念   作:洞鼬

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デカグラマトン編一章とパヴァーヌ編二章の一部分を含みます。


幕間2 (デカグラマトン編一章・パヴァーヌ編二章
109話 悪い大人たち


「失礼。少々遅れました」

 

 

 黒服はそんな謝罪の言葉ともに会議室の扉を潜る。薄暗い会議室には、おなじみのメンバーが揃っていた。

 

 双頭のマネキンと、絵画を持った首なしの男。最後に豪奢なドレスを纏った多眼の女性。それぞれが円を描くように対角線上の机に立っている。黒服は一つだけ空いている自分の席へ向かった。

 

 今の所、黒服を含めたこの四人がゲマトリアの全員だった。

 

 彼らは、遅れてきた黒服を見やって黙ったままだ。いつもの通りに司会進行をやれと言う事だろう。

 

 

「……では、会議を始めましょうか」

 

 

 そうは言ってみたものの議題など一つしかない。他の二人はともかく、一人は気分を害するだろう。それは火を見るより明らかではあった。

 

 

「先日、マダムと先生の間で問題が起こりました」

 

 

 問題と言う事で黒服は言葉を濁した。問題は問題でも大問題の部類ではある。黒服にはあまり関係が無いが、マダム──ベアトリーチェにとっては怒り心頭だろう。

 

 

「……マダムの計画でしたか。儀式を行い、自らが崇高に至る。そういった計画でしたね」

 

「……ええ、あの者のお陰で失敗しましたが」

 

 

 怒気の篭った声でベアトリーチェが吐き捨てる。黒服は前回の会議で彼女が語っていたことを思い出し、今回の件の顛末を想像する。

 

 

「あの者……先生ですか」

 

「それ以外の誰がいると言うのです!」

 

 

 この怒りようからして、大分腹に据えかねているようだった。まあ、あそこまで準備を進めた計画が頓挫すれば、こうなるのも仕方がないのかもしれない。

 

 

「マダムが支配していたアリウス自治区は?」

 

「我々の手を離れた。そう考えていいでしょう」

 

「そういうこった!」

 

 

 首なしの男が持った絵画──ゴルコンダが黒服に事実確認をする。黒服はそれに同意し、首なしの男──デカルコマニーもだ。彼は今の言葉しか話さないが、今回は言葉通りに受け取って良いだろう。

 

 今回の件で、ゲマトリアが失ったものは多数ある。アリウス自治区。それによるキヴォトスの大規模な拠点の喪失、その他にもいくつかの。

 

 黒服は別にそれは良いと思っている。探究に失敗などはつきものだから。それはゴルコンダも、デカルコマニーも、双頭のマネキン──マエストロもそうだろう。

 

 ただ、ベアトリーチェはそうではない。

 

 方法が間違っていたとか、自分の不手際でとか。そういった理由なら、ここまで機嫌が悪くはないだろう。

 

 ベアトリーチェが今回の会議を企画した目的は、黒服にはおおよその想像がついていた。

 

 

「あの者を、先生を、一刻も早く始末するべきです」

 

 

 威厳を保ちつつも、怒りが隠しきれていないベアトリーチェを見て、黒服は自らの予想が当たっていたことを理解した。同時に、この会議が荒れるだろうことも。

 

 

「それは些か早計だろう」

 

 

 ベアトリーチェの提言に対して、マエストロが反対意見を述べる。

 

 

「貴下の提案には賛成しかねる。前にも述べたが、あの者は我々の理解者になってくれるかもしれない。失敗の屈辱と怒りで目が曇っているのではないか?」

 

「前の話をしているのなら、その時に怠惰で愚かな思考だとも言ったはずですよ。マエストロ。現に、かの者は私の計画を妨害した。排除すべきでなくて何なのですか」

 

 

 マエストロとベアトリーチェが口論している。

 

 マエストロは苛立ちがあるのか、マネキンの身体をガタつかせ、前の会議での不満を再燃させた。

 

 

「そもそも、貴下の要望に応えて複製したユスティナ聖徒会。アレを貴下の私兵として使うことに、私は納得していない。あのような使い方は作品に対する冒涜だ」

 

「アレをそのまま腐らせておくほうが冒涜でしょう。無限の兵隊など、使いようはいくらでもあります。それに再三言いましたが、あの現象は貴方のものではない」

 

 

 この二人の相性は悪い。正確に言うと、ベアトリーチェがマエストロの譲れない一線を理解しないと言うべきか。

 

 ゲマトリアの共通認識としては、それぞれのやり方で崇高に至るという点で共通している。

 

 マエストロは芸術家だ。芸術は自身を通して人に感動と恐怖、それらを超越した感情を抱かせることがある。

 

 それは人によって様々で、鑑賞する人間の知性や品格、これまでの人生で受け止めるものは違う。持つ者と持たざる者が求めるものが異なるように。

 

 なら、鑑賞する人間全てに同じように感動や恐怖を超越した感情を抱かせることができたなら、それは崇高だ。マエストロにとっての芸術と崇高はそういうものだ。

 

 だからこそ、マエストロは先生を評価している。あのヒエロムニスを作成したのはマエストロだから。

 

 芸術は一人だけでは完成しない。見る人間がいて初めて完成するからだ。自らの作品の鑑賞に値する人間として、マエストロは先生を認めたのだろう。

 

 ベアトリーチェは逆だ。

 

 偏執的なまでの実利主義。自己を高め、偉大なモノになるのならば、手段を選ばない。無駄なことをしない。だから、アリウス自治区を支配する際に、恐怖で縛ることを選んだ。

 

 別の手段。例えば、食料支援や保護などの手段でアリウス自治区を支配することもできた。

 

 けれど、彼女はそれを選ばない。

 

 無駄だからだ。

 

 良心で縛るより恐怖で縛る方が手間がなくて、迅速で、確実だと彼女は思ったのだろう。どうせ使い捨てにするのだから、生きてさえいればいい。

 

 ベアトリーチェは過程を重視しない。重視するのは結果だけ。それはマエストロの相性が最悪ということを意味する。

 

 芸術に実利を求めるのはナンセンスだ。一見無駄なものに見えても作者が残した以上、そこには意味がある。作者は必要だと思って残したのだから。

 

 読み取れないのは仕方がない。それは作者の不手際だ。ただ、読み取ろうとすらしないのは頂けない。例え実利があるのだとしても、そこだけを切り取るのは芸術家に対する冒涜だから。

 

 自分が注文してシェフから出された料理を好き嫌いとかではなく、高い食材だけ食べるように。専用のソースを美味しいからといって、節操無く、想定していないものにかけるような。ベアトリーチェがしたのはそういうことだ。

 

 マエストロは複製とはいえ、自分の手掛けたユスティナ聖徒会を本来の役割──戒律の守護以外に使いたくない。ベアトリーチェは、折角手に入れた無限の兵隊を失いたくない。

 

 二人の主張は平行線だ。このままいけば、取り返しのつかない事態に発展する可能性があった。

 

 

「まあまあ、お二人とも、そんなに熱くならず。事を荒立てないで下さいよ」

 

 

 見かねたゴルコンダが仲裁に入る。これは毎度の光景だった。いつもは、ここで両者が退くが、今日は違った。

 

 

「ゴルコンダ、貴方も貴方です。私を舞台装置などと揶揄するなど……」

 

 

 ベアトリーチェがゴルコンダに噛みついた。どうにも怒りが収まらないようだ。危ないところで助けられたことに引け目があるのかもしれなかった。

 

 黒服は内心ため息をついて仲裁に入ることにする。

 

 

「大人になりましょう。ここで言い争っていても何も始まりません。それなら、マダムの計画の振り返りをする方が有意義というものです。そうすれば、お互いの主張が見えてくるのではありませんか? 私からも手伝えることがあるかもしれません」

 

「……いいでしょう。ここは貴方に免じて退きましょう。黒服。貴方には技術提供をしていただいた恩もあります」

 

 

 実利を示すとベアトリーチェはあっさり退いた。結局のところ、先生をどうにかしたいのが彼女の要望のようだった。それならば黒服の得意分野である。現状無理だと言う事を理解してもらわなければならない。

 

 

「ええ。覚えているようで何よりです。まず初めからですが、アリウス自治区を支配した理由とエデン条約襲撃の理由を教授願えますか? 具体的に私は貴女が何をしていたのかは知らないので」

 

 

 ベアトリーチェは少し黙り込んだ後に、最初から順を追って話し始めた。

 

 

「初めに私がアリウス自治区に目を付けたのは、そこが秘匿された場所だったからです。それ以上の意味などありませんでした。ゲヘナやトリニティに対する恨みなど私には何の関係もありません。精々が支配の手助けになるくらいでした」

 

 

 それも当然の話ではある。実際に何の関係もないからだ。態々、協力する義理もない。ただ、そうなると彼女の行動に疑問が残る。彼女は随分と、その恨みを有効活用していたように思える。今の話なら、態々エデン条約に介入しなくてもいいはずだ。表舞台に上がる必要は無かったはずだ。

 

 黒服の疑問は次のベアトリーチェの語りで解消された。

 

 

「トリニティからの使者を有効活用し、障害を排除する過程で私は見ました。先生の活躍を。あのクーデターは順当に考えれば成功するはずでした。思い込みと裏切り、暴走の果てに悲劇が生まれるはずでした。それを、あの者は覆したのです。ええ、正直に言いましょう。あれは私の障害になり得る。私の持つモノの意味が変わってしまう。それならば、私は全力を持ってあの者を乗り越えなければならなかった」

 

「だから、ユスティナ聖徒会を確保することにしたのですね」

 

「ええ、そうです。初めはスクワッドを使うつもりでしたが、先生相手では些か不安でした。その点、ユスティナ聖徒会は従順ですから」

 

 

 黒服はベアトリーチェの考えに納得した。先生相手に生徒を使うのは不安が残るのは確かだ。代わりの戦力を求め、ユスティナ聖徒会に行きついたのだろう。そして途中までは彼女の計画は上手くいっていたのだ。

 

 確かに、エデン条約を上書きしたことをやり返された。しかし、ベアトリーチェの目的はユスティナ聖徒会の確保であって、エデン条約の妨害やトリニティとゲヘナに対する復讐ではない。

 

 問題は次だった。ここから彼女の計画が綻び始めたのだろう。それは苦々しい表情のベアトリーチェを見れば容易だった。

 

 

「しかし、スクワッドは帰ってきませんでした。逃げたのです。使い捨ての道具ですから別にそれは良いのですが、生贄──ロイヤルブラッドも一緒だったのは問題でした」

 

「しかし、追手を差し向け、回収に成功したのでしょう?」

 

「そこで、先生が介入してきたのです。どうやったのか、スクワッドを引き連れて」

 

 

 その場面を思い出したのか、ベアトリーチェの顔がさっきよりも歪んでいる。ただ、さっきとは違って言葉を荒げたりはしていない。ベアトリーチェを落ち浮かせる意味を込めて、黒服は質問する。

 

 

「儀式は間に合わなかったのですか?」

 

 

 ベアトリーチェは答えない。つまりそれが答えだった。補足するようにゴルコンダが話し出す。

 

 

「思ったよりも先生とスクワッドの進行速度が速かったようで。儀式は不完全なままにマダムは先生を相手取ることになったのです。その後に私が、敗北したマダムを回収しました」

 

 

 なるほどと、黒服は思った。その時にゴルコンダが彼女の事を舞台装置だと言ったのだろう。それは黒服も同意見だった。きっとマエストロも同じだろう。

 

 

「……ふむ、なるほど。マダム。結論から言いましょう。致命的なまでに戦い方を間違えましたね」

 

「どういうことです」

 

 

 少し冷静になったのか、ベアトリーチェが静かに問う。黒服はゴルコンダに合図した。これはゴルコンダの領分だからだ。

 

 

「マダム。貴女は先生と対峙する時に、何と戦う気でいましたか?」

 

「私の敵対者です。相応の準備をしました。そのために儀式も早めたのです。かの者は全ての生徒を審判し救う事ができるのですから」

 

「そこですよ。あの時に貴女は先生に同じことを言ったはずだ。その時、先生は何と答えましたか」

 

 

 黙り込むベアトリーチェに、ゴルコンダは告げた。

 

 

「ただの先生だと。生徒に寄りそうただの先生だと、そう言いませんでしたか」

 

「それの何が問題なのです」

 

 

 ゴルコンダは首──額縁の絵をデカルコマニーが揺らす。きっと首を横に振っているのだろう。

 

 

「ここは学園都市キヴォトス。マダム。貴女はそこで先生を相手にしたのですよ。この学園都市で、青春と希望の物語で、主人公であった先生に歯向かった。勝てるはずがないでしょう? だから舞台装置だと言ったのです」

 

 

 きっとそれだけではないだろうと、黒服は思う。

 

 きっと儀式が成功していても、ベアトリーチェは先生に勝てなかっただろう。ゴルコンダの言う事もあるが、致命的なまでに彼女は間違えた。学校の先生と戦うのに、世界を救う力を用意するのは過剰だ。彼女は敵対者にふさわしい力を手にするために儀式をしたと言ったが、きっと先生に見合った力しか手に入らなかった。

 

 

「今更、仮定の話をするのは酷ではありますが。マダム。私たちとは違って、貴女だけは先生と対等に戦えたのですよ。今となっては無理な話ですが」

 

「聞かせなさい。黒服」

 

 

 自分の益になると思ったなら素直になる。そういうところは、彼女の良いところだと思っている。彼女も一端の大人であるから。黒服は笑みを浮かべて答える。

 

 

「貴女はアリウスの支配者でしょう? 立場上はアリウスの生徒会長だった。その立場を使えば、アリウスの生徒を上手く使えば。もう少しうまく事は運べたでしょうね。そうすれば巨悪と主人公の戦いではなかった。過去の恨みをどう清算するのか、違う正義を持った二人の先生の話に持ち込めたでしょう。十分に勝ちの目はありました」

 

 

 ”貴女の性格上、難しい話でしょうが”そんな言葉を黒服は飲み込む。言ったところで益は無い。彼女は受け入れもしないだろうし、彼女は今の自分で満足しているのだろう。

 

 

「……なるほど。知りたいことは知れましたので、私は帰ります」

 

 

 必要な情報を知ったからだろう。ベアトリーチェはさっさと帰っていった。彼女らしいなと黒服は内心呟くが、そんな黒服にマエストロが声を掛ける。

 

 

「黒服。気がついたか?」

 

「ええ、マエストロ。ゴルコンダ、デカルコマニーはどうですか?」

 

「信じたくはありませんが」

 

「そういうこった!」

 

 

 三人いや四人は気がついたことについての話を始める。これは、先ほどの会議よりもよほど重要だった。代表するようにマエストロが口を開いた。

 

 

「少しばかり呑まれているぞ」

 

「そのようですね。いつもよりも気性が荒い。計画が失敗したにしてもです」

 

「儀式の影響でしょうか?」

 

「まず間違いないでしょう。彼女は儀式を通して色彩に接触しました。まともに接触したわけではなさそうですが、影響を受けているようです」

 

 

 そもそも、儀式と契約は似ているものだ。契約は複数人で取引をする。儀式は、自分よりも高位のモノに対価を用意して望みを叶える。細部は違うが大まかには同じだ。一人では行えないモノ。だからこそ、ベアトリーチェの儀式は一人では行えない。

 

 ロイヤルブラッドの神秘。アリウス最古の神秘を対価に色彩と接触したのだ。彼女の目論見としては、ロイヤルブラッドの神秘を自らのモノとし、色彩の力だけを利用して部分的に反転させ、恐怖と神秘を両立させようとしたのだろう。

 

 

 ──色彩。

 

 

 それは、黒服たちゲマトリアの敵。先生の敵でもあるだろう。

 

 それは目的も疎通もできない不可解な観念。ただ到来するだけの不気味な光。触れれば神秘を恐怖に反転させ、人々を狂気に陥れる光。

 

 目的も能力も一切不明。それが色彩だった。

 

 それが、このキヴォトスを見つけるのは砂漠の中で針を見つけるようなものだろうが、対策はしなければならない。

 

 

「それは私が担当しましょう。いくつか作品を制作します」

 

「私も技術を提供しましょう。マエストロも頼みますよ」

 

「承知した。いつでも言うがいい」

 

 

 この場ではゴルコンダが対処することで決定する。次は彼女、ベアトリーチェをどうするかだが……。

 

 

「監視に留めるとしましょうか。また、仲間が減るのは残念ですから」

 

 

 黒服はひとまず判断を保留にした。まだ彼女はゲマトリアであることを辞めたわけでは無いからだ。先生の対処法を聞くということはそういう事だ。まだ彼女は諦めていないし、何をしたという訳でもない。まだ今の段階では介入する理由も権利もない。互いに相互不干渉が取り決めでもある。それはゴルコンダとデカルコマニー、マエストロも同様のようだった。

 

 マエストロは何かを思い出すかのように呟く。

 

 

「奴のようにならないことを祈るばかりだ」

 

「そこは安心していいでしょう。彼女は戦いの場に立つ意思と覚悟はある。その結果がどう転ぼうともね。彼女は大人ですよ。あの者とは違いますから」

 

「そういうこった!」

 

 

 話す議題も尽きたところで解散の流れになる。マエストロはもう姿を消していた。後に続こうと黒服は踵を返す。それをゴルコンダが呼び止める。

 

 

「黒服。貴方に頼まれていたモノの監視ですが、いつまで続けますか? 反応は無いまま数ヶ月が過ぎますが……」

 

「……そうですね。もう少しだけ、お願いしても? あと数週間ほど」

 

「アレが何なのか聞いても?」

 

 

 黒服は端的に答える。

 

 

「そうですね。アレは爆弾です。キヴォトスを破壊するかもしれない爆弾ですよ」

 

「爆弾?」

 

 

 爆弾と聞いて、少しだけゴルコンダがたじろいだ。黒服は安心させるように補足する。

 

 

「安心してください。貴方に監視してもらっているのは爆薬です。肝心の雷管──鍵が見つからないのですよ。近くにあると思うので、貴方に監視をお願いしたのです」

 

「そうですか。反応があれば連絡を?」

 

「ええ、お願いします。私は別件で手が離せないので。どうにも、カイザーのアビドス砂漠での作業が滞っているようでしてね。それと……」

 

「それと?」

 

 

 ゴルコンダの問いに、黒服は笑って答えた。

 

 

「きっと彼が飛んでくると思うので。それの破壊が彼のここに降りた理由でしょうから。神秘の本能に従うのか、そうでないのか。どちらに転ぶのか知りたいのですよ」

 

「……なるほど。理解しました。何かあれば連絡します」

 

 

 ゴルコンダは納得したのか、それ以上は何も言わなかった。そして、そのままデカルコマニーと共に消える。

 

 

「……クックック。いやはや、本当に貴方は私を飽きさせませんね」

 

 

 そんな言葉を残し、黒服も立ち去って、この場には誰もいなくなった。

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