ホシノ同級生相棒概念   作:洞鼬

119 / 337
118話 ゲーム開発部

 雑多な部屋だというのがカヤツリのこの部屋に対する感想だった。色々な物が床に散乱し、机は物が積み上げられ、棚は詰め込まれたものでぎゅうぎゅうだ。幸いなことに虫が湧いているとか、変な匂いがするとか。そのレベルまではいかないが、小綺麗な部屋かと言われれば疑問が残る。

 

 

「もうこんなになってる……」

 

 

 カヤツリの口から疲れが混じった言葉が漏れた。ついこの間に綺麗にしたはずなのに、部屋の状況は元通りとはいかないまでも一歩手前までに戻っている。

 

 

「モモイ! どういうことだ。これは。どうして一週間でこんなになってる……」

 

 

 カヤツリはモニターの前で寝転んで、背中を向けたままの、ゲームをする人影に声を掛ける。その人影はカヤツリを振り向きもしないで、面倒臭そうに返事をする。

 

 

「えー? まだ綺麗だと思うけど?」

 

「これのどこが?」

 

 

 カヤツリは部屋に片隅に散らばるお菓子の袋を摘んで才羽モモイの隣に積み上げる。

 

 袋の中身は食べ尽くしたのか綺麗なものだ。

 

 おそらく今のようにゲームをしながらお菓子を摘んで、袋はそのままなのだろう。この前とは違って部屋中に散らばっているわけではなく、片隅にまとめてあるし、中身があったら虫が湧いてくるから、そこが唯一の救いといえば救いだが。部屋が散らかっている以上は大した違いでは無い。

 

 

「またカヤツリが掃除してよー。得意なんでしょ? スキルレベルが上がるよ?」

 

「そのまま部屋のゴミと一緒にゴミ出ししてやろうか?」

 

 

 ゲームがひと段落したモモイの戯けた提案を一蹴する。モモイはモモイでカヤツリの対応に不満気だ。カヤツリに向かって駄々を捏ねる。

 

 

「この前はやってくれたじゃん!」

 

 

 それは正しい。この前。正しくは一週間前だが、確かにゲーム開発部の部室を掃除した。

 

 一週間前。ビナーの調査が終わった翌日。レールガンのメンテナンスとソフトウェアの調査の為にカヤツリはミレニアムにやって来ていた。

 

 泊まり込み前提で来たのだが、エンジニア部によるとカヤツリがいなくともセキュリティはどうにかなるようで、また一週間後に来るように言われたのだ。暇つぶしとアビドスの後輩たちへのお土産も探しつつ自治区内をブラついていた時にクエスト中のアリスと先生に捕まった。

 

 

 ──カヤツリも一緒に周りましょう! 協力プレイです!

 

 

 そんなことをキラキラした笑顔で言われてしまえば断れるはずもない。先生もきっと同じような理由でくっ付いていたのだろう。ほぼ半日かけてミレニアム中を歩き回り、最後に対戦ゲームをしようとゲーム開発部の部室に訪れた瞬間にカヤツリは掃除を決意したのだ。

 

 

「あの時は他の部員の手前、黙って掃除して、理由は言わなかったがな」

 

 

 部屋を見渡してもモモイ以外の部員はいない。ロッカーの中にも気配はない。

 

 

「なにさ。言い淀んで。私たちの部室に何があるって言うの? あの時だってそんなに汚くなかった……」

 

「臭いんだよ」

 

 

 カヤツリの一言にモモイはぴしりと固まった。カヤツリはまたため息をつく。今はそうではないが、本当に前は臭かった。何かが腐っているとかそう言ったことでは無い。

 

 今は全盛ではないとはいえ、まだ夏だ。アビドスは砂漠地帯だから乾燥しているが、ミレニアムは違う。それなりに湿度は高いし熱も籠る。あの日もそうだった。うだるような暑さと高い湿度によるサウナのような猛暑日。

 

 部屋はクーラーがガンガンに掛かっていたが、そのせいで部屋を閉め切っていたのだろう。淀んだ空気が扉を開けた瞬間、廊下に流れ込んできた。その上、部屋が汚い。床はゲーム機やら制服の上着、お菓子の食べかすや、その袋が散らばっていた。それらが熱気と、彼女たちの汗、ゲーム機の排気の匂いと混じってとんでもないことになっていた。あの中でゲームをするなどカヤツリには耐えられない。

 

 

「今は良いよ。掃除したばっかりだからな。でも、しばらく経ったら元に戻るだろ。先生に臭いって思われたいのか?」

 

 

 カヤツリは心の中で両手を合わせる。先生の前で、”お前ら臭いんだよ”と言うのはあまりに酷い。もし先生にそう思われたら、乙女心にとって致命傷だろう。……もう手遅れかもしれないが。

 

 流石のモモイも声色からカヤツリの本気度を察したのか。のそのそと身体を起こす。

 

 

「ちぇっ。分かったよ。楽できると思ったのになー」

 

 

 カヤツリの呆れしか篭っていない眼差しから逃げるように、モモイは空袋を纏め始めた。不満なのかぶつぶつと文句を言っている。

 

 

「私の扱いが雑な気がするんだけど……もっとミドリやユズとか、アリスみたいに優しくしてよ!」

 

 

 あまりに図々しい物言いに、カヤツリの呆れが加速する。モモイの双子の妹であるミドリやゲーム開発部の部長であるユズ、アリスは普通に接する。皆一年生だ。それなりに気を遣う。ユズとミドリにはどうにも距離を置かれている気がするが。最初はよくわからなかったその理由はすぐに明らかになった。

 

 

「人の事をヒモ呼ばわりしておいて、通常の対応されると思うなよ」

 

 

 アリスと先生と一緒に部室に訪れた時、すでに彼女たちはカヤツリのことを知っていた。アリスとは知り合って大分経つ。仲間であるゲーム開発部にカヤツリの事を話していても不思議ではない。しかし、ゲーム開発部の部員たちはカヤツリの事をアビドスの三年生ではなくヒモだと認識していた。

 

 アリスからの情報ではカヤツリの事をヒモだと認識するのも仕方がない事なのかもしれない。それでも、第一印象は大きなマイナスだろう。いまここにいない二人はカヤツリに対して普通の対応をしてくれているが、カヤツリには言葉の端から”でもこの人恋人の家に居候してるんだよね”という響きを感じる。

 

 目の前のモモイなんかは、第一声が”アリスの言ってたヒモの先輩じゃん”だ。カヤツリに対して敬語を使えなどとは言わないが、どこかこちらを舐め腐った態度が気に入らない。どうにも何を言っても許してくれて、なんだかんだ手伝ってくれる他校の先輩だと。そう勝手にモモイは認識しているらしい。だから、この位の雑な対応で十分なのだ。まだ思考が蛮族だった昔のシロコ相手にやっていたアイアンクローをかまさないだけ感謝してほしいくらいだ。

 

 

「というか、部室の掃除じゃないなら何の用で来たの?」

 

「コイツ……今日はレールガンを引き取りに来たんだ。そしたら、ヴェリタスに開発部を呼んで来てくれって言われたんだよ」

 

「何の用だろ?」

 

「廃墟で拾ったジャンクか何かの解析するって言ってたが……」

 

 

 お菓子の袋を手に考え込むモモイ。しばらくして得心がいったのか、何かに気がついたようだった。

 

 

「あ、新しいゲームのアイデア集めの題材に良いかもって思ったのかな」

 

「まだ、作ってないのか。というか、アレでいいアイデアが浮かんだんじゃないのか。武器に成長要素を入れるとか言ってただろう?」

 

「うーん。それは入れるけど、なんだかしっくりこないんだよー」

 

 

 カヤツリのレールガンの事件──勝手に起動した件だ。それを今製作中のゲームにその要素を入れるのだと、アリスが前、嬉しそうに話していたのを思い出す。確かモモイはシナリオ担当だ。シナリオが完成しなければイラスト担当のミドリも、プログラム担当であるユズも大して動けないだろうに。モモイのこの様子を見るに行き詰っているのだろう。ゲームをやっていたのもどうせ現実逃避に違いない。

 

 

「……というか。他の部員はどうしたんだ。居ないなんて珍しいじゃないか」

 

「え? ああ、先生が今ミレニアムに来てるっていうから。皆迎えに行ったよ?」

 

「あー、入れ違いになったのか」

 

 

 先生が最近、ゲーム開発部からの依頼でミレニアムに出ずっぱりな事はカヤツリは知っている。先生がカヤツリに頼んだ時に言っていたからだ。先生はレールガンの調査と試射を見たいらしい。まあ、カヤツリのレールガンは男子の好きな要素欲張りセットみたいになっている。ビナー戦の時に見たとはいえ、アレは先生にとって仕事だったから。オフの状態で見てみたいのだろう。カヤツリに頼みごとをする時の先生の目の輝きを思い出して、カヤツリは笑った。

 

 

「じゃあ、ここで待てば先生も連れて皆帰って来るのか?」

 

「そうだと思うよ? 暇なら、ゲームやってればいいよ。そこら中にあるから」

 

「この前みたいに故障してないだろうな……」

 

 

 カヤツリは部屋の掃除の時の事を思い出して渋い顔になった。モモイのゲームガールだったか。携帯ゲーム機を触った際に危なく怪我をするところだったのだ。充電電池がショートでもしていたのか、どかそうと触った瞬間に静電気を何倍にもしたような痛みが走った。アレのせいで、この部屋にあるモノは危なくてあまり触りたくないのだ。

 

 

「じゃあ、さっきまで私がやってたのをやればいいよ。私には難しいけど。ジョブが遊び人のカヤツリならクリアできるかも」

 

「モモイ、貴様……もういいや」

 

 

 ヒモ呼ばわりを止めないモモイにカヤツリは矯正を早々に諦めた。やっていたであろうゲームに向き直ると無機質なスタートメニューが現れる。画面のタイトルから進んだカヤツリは頭を抱えたくなった。

 

 ありていに言えば、恋愛シュミレーションゲームだった。普通の既製品なら文句はないが、恐らく自作の物だろう。もしかしたらモモイたちが作ったのかもしれない。問題は出来ではなく、題材が問題だった。

 

 

「生モノは良くないんじゃないか? これ、先生知ってるのか? 戦争が起きるぞ」

 

 

 よりによって、攻略キャラが先生だ。先生とは直接的な表現は無いけれど、このキャラを見た時にパッと浮かぶのは先生だ。

 

 早回しで会話文を見てみるが、やけに再現性が高い。こんなものが流出でもしたらとんでもない事態になるだろう。少し焦ったようなカヤツリとは対称的にモモイは余裕たっぷりの笑みだ。お菓子の袋をゴミ袋に突っ込むとカヤツリの傍まで寄って来る。

 

 

「大丈夫だよ。先生に協力してもらったからね」

 

「どうせ、全部は話してないんだろ」

 

「うっ……」

 

 

 カヤツリの一言でモモイの余裕の笑みが粉砕された。モモイとの付き合いは浅いが、所業や性格から何となくの事は予測できる。どうせ、ゲームに先生を出したいとか言って、正確なことは何も言っていないのだろう。

 

 これをリリースすれば一攫千金だとでも思ったのかもしれない。焦ったように視線をきょろきょろさせるモモイにカヤツリは呆れかえるしかない。

 

 

「倫理観がゆるふわすぎる。まさか誰かに渡したんじゃないだろうな」

 

「あ、それは大丈夫だよ! 難しくてシナリオを書いた私でもクリアできないからね!」

 

「そんなことを自慢気に言うんじゃない……」

 

 

 会話文のログを見ると、モモイの操作キャラが果敢に先生へアタックしているが、のらりくらりと躱されている。そこのやり取りも先生が言いそうなことばかりで構成されている。自分でこの文章を作ったくせにクリアできないのは呆れるが、クオリティの高さは目を見張るものがある。

 

 

「自分で作ったのに何でクリアできないんだよ……」

 

「いや、先生の動作とか思考は、AIに模倣してもらってるから……先生はそこの情報収集だけ協力してもらったんだ。上手くいくと思ったんだけどな」

 

「シナリオを作って、攻略キャラも作ったはいいが、攻略キャラの自我が強すぎて個別シナリオに突入しないと……」

 

 

 ふーんと頷きつつカヤツリは過去ログを一通り読み漁る。

 

 

「こりゃ最初から相手にされてないな」

 

「何で? 好感度は最大値なのに……」

 

 

 モモイが納得できなさそうに、画面の下の方のバーを指さす。そこには好感度が表示されているが、確かにモモイの言う通りに最大値の様だ。続けて設定やヘルプ欄を読み漁る。

 

 

「これ、操作キャラクターを自分で作るのか?」

 

「そうだよ? その方が面白いでしょ。皆の需要も満たせるし」

 

「聞こえてるぞ」

 

 

 需要の部分は小声で言うモモイが心配になってきた。本当に倫理の授業か何かを先生にやってもらった方が良いのかもしれない。ただ、クリアに関する光明は見えた。

 

 

「最初からやるの?」

 

「そう」

 

 

 モモイが作ったキャラクターではおそらく攻略は不可能だ。だから、最初からやり直す。カヤツリが作り直したキャラクターを見てモモイが猜疑の声を上げる。

 

 

「ええー。このキャラクターでクリアできるの? まさかカヤツリの趣味? 想像していたのとは真逆なんだけど。ロリコンじゃなかったの?」

 

「モモイお前、本当にいい加減にしろよ……。まあ見てな」

 

 

 カヤツリはキャラクターを操作して、ゲームをスタートする。ゲームが進むにつれて、モモイの表情が驚きに変わっていく。

 

 

「嘘でしょ。もうデートまで漕ぎつけた。早すぎない? もうここで決めるの?」

 

「そんなにがっつくんじゃない。まだ早い。まだ焦らす。思ったよりも手強いな。ガードが固い」

 

 

 好感度はマックスだが、まだ早い。もう少しだけイベントを積み上げる。ガードをこじ開けるためにデートを重ね、相手を気遣い、素直に自分の気持ちを伝える。偶に失敗して不完全アピールも忘れない。

 

 とんとん拍子に進む状況に二人の興奮のボルテージが上がっていく。

 

 そんなこんなで、数えきれないほどのデートイベントの先で、遂に告白イベントの時が来た。隣でモモイが興奮したように叫ぶ。

 

 

「カヤツリ! やるんだね!? 今……! ここで!」

 

「あぁ! 勝負は今! ここで決める!」

 

 

 息をのんで見守る二人の前で、告白イベントはカヤツリの想像通りに成功し、スタッフロールが流れ始める。直後に二人は歓声を上げた。

 

 

「っしゃあ! どうだ! 見たか!」

 

「やった! クリアだ!」

 

 

 しばらく狂喜乱舞していた二人だったが、モモイはクリアしたキャラクターの設定画面を見て残念そうな顔になる。

 

 

「でも、こうでもしなきゃクリアできないのかな」

 

「そうだと思うぞ」

 

 

 カヤツリは先生の趣味を知っている。前に聞いたことがあるからだ。それが外向きの回答だとしても、AIにもそう答えたのなら、AIはそう解釈するはずだからだ。だから、先生の好みのデートやシチュエーションを用意する事は容易い。デートまで漕ぎつけるのが早かったのはそれが理由だ。

 

 ただし、一番にクリアしなければならない問題はそこではない。

 

 

「副担任? そのジョブじゃないと駄目? 生徒だと好感度ボーナスがつくのに……」

 

「そりゃ先生だからな。生徒は可愛いだろ」

 

 

 けれど、恋愛対象にはならないだろう。そう、心の中でカヤツリは呟く。先生は先生であろうとしているから、教職からかけ離れたことはできないだろう。現実世界なら、状況で幾らでも変わるが。これはゲームだから。まずキャラクターを生徒にした時点でクリアは不可能だと思っていい。勝負の土俵にすら上がれない。卒業したなら別かもしれないが。

 

 だから、副担任にした。教育実習生でもいいかもしれないが、生徒カテゴリに入る可能性があるから除外する。先生と同い年か、少し年下の。同年代から離れすぎないような、庇護欲をそそる感じのキャラクターにした。そうしたなら、あとは転がすだけだ。カヤツリは男だ、少なくともモモイよりかは好みがわかる。

 

 

「しっかし……AIが凄いのか、そこまでさせる先生の自我が強いのかは分からないけど、疲れたな……」

 

 

 久しぶりに本気で頭を使ったかもしれない。悪い大人相手に、交渉を有利にするために、思考を読むことはあるが、そういう事は暫くやっていなかったから。

 

 

「流石、遊び人のジョブだね。いつもこういうことしてるんだ……」

 

「しないが?」

 

 

 モモイはキョトンとした顔になる。不思議でたまらないのか、どうしてと呟いている。

 

 

「だってカヤツリは居候してるんでしょ? 機嫌を取るためにこういう事をしてるんじゃないの?」

 

「やろうと思えばできる。大体は喜ぶことは分かるからな。でも意味ないだろ」

 

 

 ふざけて聞いているのなら怒ったが、純粋な疑問のようなので、カヤツリは真面目に答える。

 

 ホシノの喜ぶことなど、カヤツリは大体は分かる。やろうと思えば、ずっとうへうへさせられるだろう。でもそれでは意味がないのだ。

 

 

「これはゲームだからな。さっきみたいに付き合えば終わりだ。でも、現実はその後も続くんだよ。それだけじゃやっていけない。それは相手に失礼だろう?」

 

 

 ずっと一緒に暮らすと言う事はそういうことだ。お互いに支え合わなければやっていけない。そうできる人物とそうなるべきだし、寄りかかる前提でそうなるのは不健全と言わざるを得ない。付き合うと言うのは自分の人生に相手を巻き込むと言う事だから。

 

 

「相手を手に入れたいなら、その先も見据えるべきだ。この人とどう過ごしていくのか、どんなことがしたいのか、どんなことをしてもらいたいのか。上っ面で取り繕っても意味がない。そんなものはすぐに剥がれる。自分をある程度はさらけ出さなきゃいけないんだよ。ずっとカッコつけたままなんてできやしないんだ」

 

 

 だから、カヤツリはホシノにそういう事をしない。それはホシノに対する侮辱だし、カヤツリはやりたくない。それで好きになってもらえるのは取り繕った自分であって、本当の自分ではないからだ。

 

 

「……あれだね。カヤツリをヒモって言うのは止めるよ……」

 

「なんだよ。突然」

 

 

 モモイがらしくない事を言うので、カヤツリは訝しむ。

 

 

「重いね! 重量級だよ! タンクだよ!」

 

 

 はぁ、とカヤツリはため息をつく。モモイに期待したカヤツリがバカだった。まあ、モモイにこういう思考を求めるのは間違っているのだろう。

 

 

 そうしているうちに、部室の外から、話し声と足音が聞こえ始めた。声の大きさから誰かはすぐに分かった。先生と今ここに居ないゲーム開発部だろう。モモイも同様の様で焦ったようにゲームを強制終了する。

 

 まあ、これを先生に見られるわけにはいかないだろう。気まずいことこの上ないし、雷が落ちる。折角この前片付けた棚が、隠し場所を探すモモイによって滅茶苦茶になるのを見て、カヤツリは天を仰いだ。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。