ホシノ同級生相棒概念   作:洞鼬

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86話 デート

「そういえば、トースターだっけ? それ買ったらどうするの」

 

 

 店内を歩きながらホシノはカヤツリにそう聞いた。

 

 カヤツリの事だから下調べくらいはしているはずで、買い物にもさほど時間が掛かるとは思えなかった。それを買ってすぐに帰るとなると中途半端な時間になる。夕食には早すぎるし、帰ってから何かするには遅すぎる。

 

 それならホシノには考えがあった。ここで、ミレニアム自治区内で遊んで行ってもいいはずだ。デートと言う奴をしてみたかった。後輩たちもいないし、この位は良いだろう。

 

 

「……特に決めてるわけじゃない。元々、一人で行く予定だったし……ああ、そういうこと。ここで少し遊んでいきたいわけだな」

 

 

 ホシノの言いたいことをカヤツリは察したようだった。ホシノを見て、にやりと笑った後、うんうんと一人で頷いている。

 

 嬉しそうなカヤツリとは対称的にホシノは少し不満だった。嬉しいことは嬉しいけれど、自分の言いたいことをすぐに看破されたのが少し癪だったからだ。お互い会話で擦り合わせて決めたかったのに。少し仕返しとして、こう返す。

 

 

「うん。そこまで分かるなら、どこに行くかカヤツリが決めてみてよ」

 

 

 カヤツリは少し困った顔になる。ホシノとしても結構な無茶を言っている自覚はある。カヤツリはミレニアムの事はそれほど詳しくないだろうから。ホシノもさっぱりだ。だから、カヤツリがどんなプランを言ってもホシノは文句を言う気は全くなかった。あまりに酷かったり、何も出てこない様なら、ホシノの思うように会話して決めればいい。それだって、きっと楽しいはずだ。

 

 少しカヤツリは考えて、携帯で何かを調べ始めた。その後に納得いったのか携帯をしまうが。何かに気がついたのか、カヤツリは固い表情になった。さっきまでは笑顔だったのに。

 

 

「……降参だよ。どうしようか」

 

「何か、思いついてたでしょ。別に気負わなくていいよ。私が意地悪したのは悪かったからさ」

 

 

 そう言って、何かを誤魔化すカヤツリにホシノは謝る。そこまで完璧を求めたわけでは無い。カヤツリは固い顔のまま、静かに言った。

 

 

「じゃあ、行ってみるか」

 

 

 □

 

 

 そこは水族館だった。

 

 あの電気屋から徒歩で数十分。ホシノはその場所に近づくにつれ既視感を感じていたが、到着したときにその疑問は氷解した。

 

 ホシノはそこにとても見覚えがあった。だって昔に来たことがあるからだ。昔、まだ三人だった頃にユメ先輩とカヤツリと一緒に来たことがある。

 

 きっと、水族館に行こうとして携帯で探したのは良かったけれど、ここしかなかったのだろう。

 

 カヤツリは昔来たことを思い出して、ホシノに気を回したのだ。ユメ先輩の事を思い出してしまわないようにか知らないけれど、そういった事に気がついて、困ったような表情になったのだ。

 

 その証拠に、他の場所にしようと無駄な抵抗を繰り返していた。ただ、映画館は席がなかったし、ゲームセンターは五月蠅すぎる。

 

 相変わらずだ。相も変わらず、カヤツリはユメ先輩が関わる事には敏感だった。それは、今までのホシノを傍で見ていたカヤツリからしてみれば当然の事だったのかもしれない。けれど、もうそこまでしてくれなくていいのだ。もう前のホシノではないのだから。

 

 

「私の事は別に気にしなくていいよ。それともカヤツリが無理してるの?」

 

「いいや」

 

 

 水槽をカヤツリと一緒に見て回りながら、ホシノは言う。言われたカヤツリは何とも微妙な顔をしていた。それも仕方がないのかもしれない。

 

 ユメ先輩の存在は、二人にとって大きすぎたから。セトも言っていたことだ。辛かったのはホシノにとってもそうだが、カヤツリもそうなのだと。

 

 でもカヤツリは何にも言わない。ホシノには何も。ホシノに言えないのだから、他人にはと思うだろうが、他人はユメ先輩の事を知らない。だからカヤツリは自分の中で抱えっぱなしの筈だ。

 

 いい機会だった。今までホシノがやってもらっていたことを、逆にカヤツリにやってあげるいい機会だった。カヤツリもそろそろ下ろしていい筈だ。ホシノの分まで背負う必要はない。

 

 

「カヤツリは私に色々気を使ってくれてるけど。程々でいいんだよ。特にさっきみたいなユメ先輩の事とか」

 

「……嫌ってことか?」

 

「そうじゃなくてね。私はカヤツリに聞いてもらったりしたけど。カヤツリはどうなの? ユメ先輩の事で私に吐き出したい事とかないの? 私は聞くことしかできないけどさ」

 

 

 ホシノは苦笑して、カヤツリの言葉を否定する。

 

 ホシノはカヤツリに言いたいことを言いたい放題に言ったけれど、カヤツリはどうなのだろう。あの時に聞いたっきりだ。あの時に面倒はそんなに見れないと言ったけれど、そんなことは無いように思う。そう言えば、好きでやってるとか、そういう言葉が返ってきそうではあるし、実際そうなのだろう。

 

 ホシノは出来ることはそんなに多くはない。やれることを少しづつやっていくことしかできない。だから、今やれることをやろうと思うのだ。

 

 ホシノは通路の真ん中の仕切り代わりに、配置されているであろうソファーに腰を下ろす。周りには誰もいないし気配もしない。そろそろ閉館時間が近いせいだろう。

 

 カヤツリもホシノの隣に腰を下ろした。そのまま、何も言わずに正面の水槽を見ている。水槽の中では悠々と魚たちが泳いでいた。

 

 

「ホシノは先輩と俺が隠れてやってたことを知ってるだろう? 俺もホシノからあの夜にあったことは聞いたけどさ」

 

 

 カヤツリの呟きにホシノは頷く。列車砲と先輩が取り付けた契約についてはカヤツリと、カヤツリが幽霊と呼ぶ、マトとかいうゲヘナの生徒から聞いた。ユメ先輩がホシノに全てを押し付ける事を悪いと思っていたことも、何かを残そうとしてくれていたことも。全部カヤツリが話してくれた。

 

 あれのおかげで、ホシノは心の重荷が大分下ろせたのだ。自分はかなりひどい事やきついことしか言わなかったけれど、先輩はそれでも、大事な後輩だと思ってくれていた。

 

 アビドスとゲヘナの話し合いの時に、カヤツリとヒナが話している間。こっそりと、でも真剣な口調で、マトがホシノに言った事を思い出す。

 

 

 ──いいかい。アンタしかカヤツリを助けてあげられないんだよ。真の意味で、同じ立場で話を聞いてやれるのはもうアンタしかいないんだ。

 

 

 そのために必要な情報。あの日にあったであろう事。それは全て聞いている。第三者の視点からの事実は胸に刺さっていた。

 

 そんなホシノをよそに、ポツリとカヤツリが話し始めた。

 

 

「あの夜の事をまだ後悔してるんじゃないかって思ってる。結局、手帳も見つからないし……」

 

「それは、私の事でしょ。私の事は私が何とかするし、そうしなきゃいけないんだよ。私はカヤツリが言いたいことは無いのか聞いたんだよ」

 

 

 ホシノが聞きたいのはカヤツリが吐き出したいことだ。ホシノがどうとかではなく、カヤツリ自身が思っていること。無いならそれでいいけれど、そんなことは無いだろうとホシノは思っていた。

 

 カヤツリがホシノの事が心配なのは分かる。はっきり言って、自分も完全に立ち直れたわけでは無い。実を言えば、カヤツリを除いた他人には、後輩たちにすら、あまり話したくない話題ではあるのだ。

 

 ただ、それでは話が進まないから。ホシノは思う事を言う事にした。

 

 

「私の事は良いんだよ。確かに喧嘩しなかったら、私があんな事を言わなかったら。ユメ先輩は予定を早めて一人で出かけなかったかもね。カヤツリが手帳を気にしてるのだって、ユメ先輩が私に何を言いたいのか気になってるんでしょ?」

 

 

 カヤツリは小さく頷いた。それを見てホシノは苦笑する。

 

 

「でもね。カヤツリは、自分だけのせいだと思ってるのかもしれないけれど、そうじゃないんだよ。私も悪かったし、ユメ先輩だって悪かったんだから」

 

 

 あの時セトは言った。

 

 

 ──カヤツリ君は、”自分が梔子ユメを殺してしまった”って思ったんだよ。決してそんなことは無いんだけど。

 

 

 セトが言っていた以上、カヤツリも本心では分かっているのだろう。きっとホシノ以上に分かっているはずだった。マトも言っていた。あれは事故だったと。

 

 それでも、もしもが脳裏にちらつくのだろう。ホシノもそうだったから。

 

 でも、それはもうどうしようもできないのだ。過去には戻れず、それは変えられないものだから。前ほどでは無いのかもしれないけど、カヤツリはまだ引きずっている。だから、ユメ先輩の事に過敏に反応するのだ。ホシノの分は、自分の分は自分で背負うから。カヤツリは、カヤツリ自身の事に集中してほしかった。ホシノの分まで、背負いこまなくていい。

 

 そこまで気にしなくてもいいのだ。想像に過ぎないけれど、あの喧嘩でホシノが”もっと現実を見てください”なんて言ったから。だから、それを見せようと先輩は予定を早めたのかもしれない。そうでなくとも、カヤツリがダウンしていた以上は予定通りにはいかない。でも、これだって想像に過ぎないのだ。真実はもう誰にも分からない。

 

 分からない以上は、もう分かる事を信じるしかないのだ。そのことを教えてくれたのはカヤツリだ。

 

 カヤツリがホシノを関わらせないように裏で色々やっていたこと。あれだって、そうだ。理由が分からなくて、ホシノは暴走したけれど。よくよく考えれば、事実だけを見ていれば、あそこまで取り乱す必要はなかった。

 

 

「手帳が見つからないってカヤツリは言うけどね。中身を私たちは知ってるはずなんだよ。書いてるところを何回も見てるんだからね」

 

 

 怪訝そうな顔をするカヤツリにホシノは言う。

 

 

「多分ね。私たちの事しか書いてないよ。私が鯨のグッズを欲しがった事とか、カヤツリとくだらない話をした事とか。少なくともそうだと私は思ってる。それは本当にあったことだから。その事実は変えられない事だから」

 

 

 ユメ先輩は言っていた。大事な、大切なことをここに書いているのだと。それなら、書いていた場面はユメ先輩にとって大事だった事なのだ。ホシノとカヤツリで過ごした日常は、ユメ先輩にとっても大事だったはずだ。

 

 だから、カヤツリが気に病む必要はないのだ。ホシノはもう大丈夫だ。ユメ先輩に嫌われていたわけでは無かった。大事だと思われていた。先輩が居ない事を悲しくは思うけれど、その事実があるだけで大丈夫なのだ。

 

 

「私はもう大丈夫なんだよ。まだ完全とはいかないけどね。それで、もう一回聞くけど、カヤツリは何か吐き出したい事とかない?」

 

「……あるよ。聞いてもらってもいいか? ちょっと見苦しい姿を見せるかもしれない」

 

「うん。聞いてあげるし、いいよ。私は気にしないから」

 

 

 カヤツリは堰を切ったように、けれどもゆっくりと話し出す。悲しかったこと、辛かったこと、自分のせいかもしれないと思っていること、今でも昔を思い出すこと。どうすれば良かったのか分からないこと。

 

 ホシノは軟らかい笑顔で、それに耳を傾けた。自分が思った事や考えていたことを、カヤツリに話しながら。

 

 今ここで話したところで何も解決はしない。何回も言うように起きたことは変わらないから。でも、気は楽になる。重荷を少しは下ろせる。それはホシノが、カヤツリにしてもらったことだ。ただそれだけで救われることをホシノは良く知っている。

 

 静かな、誰もいないフロア内で二人の小さい声だけが響いていた。

 

 

「……見苦しいところを見せた」

 

「私は気にしないよ?」

 

 

 恥ずかしがるカヤツリにホシノは気にしていないように言う。実際まったく気にしていないし、むしろ嬉しいくらいだから。カヤツリが弱いところを見せるなど前からしたら信じられない事だ。

 

 カヤツリは恥ずかしさか、情けなさか、その両方かは分からないけれど呻いている。けれど、どこかすっきりとした顔をしていた。まさか、デートを提案したら、こんなことになるとは思わなかったけれど。でも、良かったとホシノは思う。

 

 呻くカヤツリを見ていると館内放送が掛かった。どうやら、そろそろ閉館時間らしい。時計を見ればあと三十分程度は残っているようだった。

 

 

「どうする? このまま周る? そういえば、カヤツリのプランはどんな感じだったのさ」

 

「閉館時間まで、ここで時間を潰す予定だったから大丈夫だ。ゆっくり周ろう」

 

 

 カヤツリの答えに、ホシノは納得しつつも腑に落ちなかった。いつもは他のプランも話してくれるのに。今回はそうではない。

 

 ホシノの言いたいことに気がついたのか、カヤツリは携帯の画面を見せた。ノノミとの個人間でのモモトークだった。写真一枚だけの投稿だ。

 

 そこには一人の女生徒を連れた先生が映っている。場所はよく分からないが、どこかの店内だろう。ただどこか妙な既視感があった。

 

 

「これな。さっきの電気店だよ。そこに先生が居るっていう写真を十六夜後輩が送ってきた。つまりあそこに十六夜後輩と先生は少なくともいるってことだな。最悪、対策委員会も全員集合かもしれない。少なくとも車の運転できる奥空後輩は居るだろう」

 

「え? え? どういう事?」

 

 

 ホシノは先ほどまでの気分は吹き飛んで混乱の最中にあった。先生が居るのはまだいいけれど、後輩たちがいる理由が分からない。ここはアビドスじゃなくてミレニアムなのに。まさか、跡を付けられていた? 店内の事も見られていたりしたのだろうか。今も見られたりしているのだろうか。

 

 そう思って周りを見るが誰もいない。

 

 慌てるホシノにカヤツリは落ち着いた声で宥めるように言う。

 

 

「詳しい事情は、十六夜後輩に明日帰ってから聞くとして。急いで出てきたから、誰もここまで着いてきていないと思う」

 

 

 そう言えば、カヤツリがここに向かう途中で携帯が鳴っていた。その時の写真なら大丈夫だ。タッチの差で入れ違いになったのだろう。

 

 安心するホシノに向かって、カヤツリは予定を口に出す。

 

 

「このまま閉館時間まで水族館を見て回って、その後にあの電気屋の高層階で夕食を食べよう。あそこはレストラン街になってるからな。好きなのを選んでくれ。それでトースターを買って帰ろう」

 

 

 カヤツリのプランを聞いてホシノは安心する。流石にこの時間まで残っているとは思えない。先生もこの様子を見るに、別の用事で来店していたのだろうし、ノノミの目的は全く分からないけれど、アビドスを空にするなんてことはしないだろう。

 

 それなら後はこの時間を、今日と言う日を楽しむだけだ。

 

 ホシノはカヤツリと手を繋いで、ゆっくりと水族館を楽しむことにした。もうあの頃のようにはしゃぎはしない。内心はそうでもなかったけれど、カヤツリの前とはいえ、それを表に出さない程度の自制心はホシノにはあった。

 

 

 □

 

 

「美味しいねぇ」

 

 

 カヤツリとホシノは外食を楽しんでいた。店は普通のファミリーレストランを選んだ。カヤツリは何でもいいと言ってくれたけれど、こういったところで二人で食事をするのは初めてだったから。

 

 ファミレスは初めてではない。以前もカヤツリにパフェを奢らせたことがある。その時は今のような関係ではないから。今回がカウントとしては一回目に入る。

 

 お互いに思い思いの物を注文して、談笑しながら食事をする。いつも家でやっていることと似ているようで違う体験に笑顔がこぼれる。

 

 

「カヤツリ。それちょっと頂戴。私のもあげるから」

 

「よし、ほら」

 

 

 そう言うホシノにカヤツリは笑って、ホシノにずいっとスプーンを突き出した。もちろんスプーンの上にはホシノが要求した料理が乗っている。

 

 これはあれだろうか。漫画やテレビでしか見たことがない。伝説の……

 

 

「口を開けてくれ。ずっとは辛いものがある」

 

「……」

 

 

 ホシノは無言で口を開ける。そこにスプーンが差し込まれた。閉じた口からスプーンが引き抜かれ、料理が口の中に広がるが、ホシノはそれを味わう余裕が無くなっていた。

 

 それを見てカヤツリはニヤニヤしている。だから、ホシノはやり返すことにした。

 

 

「ほら、カヤツリも口を開けなよ。ずっとは辛いよ」

 

「……」

 

 

 さっきと同じような事が、ホシノの目の前で繰り返された。たぶん、さっき自分はこんな顔をしていたというのが良く分かった。

 

 

「ふふふ」

 

「くくく」

 

 

 なんだかおかしくて、二人で笑う。そんな事を繰り返しながら、食事を進めていたから。時間はすぐに過ぎた。もう注文したものは全部食べ終わって、後は会計するだけだ。

 

 財布を取り出すカヤツリを見てホシノは慌てた声を出す。

 

 

「私も出すよ。無理について来たんだし……」

 

「こういうのは、彼氏が払うものらしいぞ」

 

 

 カヤツリはそう言うが、なんだか申し訳ない気持ちが強い。引く様子がなさそうなホシノを見て、カヤツリは少し微笑んで言う。

 

 

「水族館で話を聞いてもらったから。そのお礼ってことで良い。それでも嫌なら、次の機会はホシノが払えばいい。これで終わりじゃないんだからな」

 

「うん。そうだよね。これが最後じゃないもんね」

 

 

 そんな当たり前の事を言われるまで気がつかなかった自分に驚きつつも、それもそうだと、ホシノは思い直す。別にこれからもこういう機会は訪れるのだ。ホシノはカヤツリに声を掛けようとして、カヤツリの顔を見ると、真っ青になっていた。どこか一方向を見ているように見える。

 

 

「……どうしたの? 手持ちが足りなかった?」

 

 

 ホシノは声を掛けるがカヤツリは固まったままだ。それでも、何も言わないカヤツリを不審に思ってカヤツリの見ている方向を見ると、同じようにホシノも固まった。

 

 

 二人の視線の先には、テーブルに座って、二人をジーッと見ている集団が居た。対策委員会と写真に写っていた女生徒と先生が、どこかにやついた顔で二人を見ていた。

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