今回はトーク画面で威武樹がE組みんなと打ち解ける話になります。
トーク画面では男子は大体苗字、女子は下の名前にしてます。
初登校日の夜。明日のことを考えていると突如スマホが鳴った。
LINEの通知音だ。
〜桃花〜
桃花:やっほー威武樹!何してる?
威武樹:おう桃花。さっき予習して終わったとこだよ。
桃花:こんな時間まで?頑張るね〜
威武樹:俺は人より成績良くないからな。お前みたいに勉強出来る奴じゃないし、これくらいやってトントンなんだよ。
…まぁE組に落ちた俺が今更勉強なんかしたって手遅れではあるんだが。
こちとら学年で最も遅れを取ってた補習の常連だぞ?
停学で更に勉強遅れてるのは間違いないしなぁ。
桃花:あんまり無理して頑張りすぎないでね。あっ!そう言えばE組のグループ出来たから追加するね!
威武樹:まじか、ありがとう!
〜3年E組〜
桃花が威武樹を追加しました
威武樹:よろしく頼む!
桃花:よろしくね!
RIO:よろしくね〜(^ー^)
陽斗:よろしくな!
杉野友人:よろしくな!!
hinano:よろしくね〜!!
渚:よろしくね!
megu:1年間よろしくね!
木村正義:よろしくな!
みんな返信してくれる。ありがたい。
これからは連絡事項等はここで伝達されることになるのだろう。寺坂組以外は全員入っていそうな気がする。
…ん?
Taigaが威武樹を3のE男子に追加しました
どうやら岡島が俺を男子のグルに追加してくれたようで、やはりこちらも寺坂組男子以外は皆んな入ってるっぽいな。同じように挨拶をしておく。
〜3年E組男子の会〜
威武樹:追加してくれてありがとう!よろしく頼むな!
岡島:よろしくな。ここでは女子たちには見せられないような発言、写真や動画の送付、トーク等も許される。以後認識しておけよ。
渚:見せられないようなって?
前原:ソコは察するんだよ。渚
木村:察したわw
杉野:なるほどなw
威武樹:ここは俺ら男子の聖域な訳だなw
CHIKURIN:その通りだよ、勝田。
磯貝:頼むからそういう話するの女子の前ではやめてくれよ、みんな…
ん?CHIKURINって誰だ…?あぁチクリンで竹林か。何人かは交換した時に変えたけど、分かるように名前変えとかないと。
しかし磯貝はこんな時でもみんなを取り纏めようとしている。E組男子の学級委員は磯貝で決まりだな。
岡島:ここにはエロを取り締まる片岡がいないから正に男子の神域と言っても過言では無い。
三村:まるで警察の網を掻い潜る売人だなw
菅谷:実録!エロ警察24時ってかw
岡島:エロ警察ってなんかビデオのタイトルにありそうだ
岡島:とすると片岡はエロ取締官なのか?
前原:エロ取締官って字体なんかエロいな笑
木村:確かに笑
渚:…みんなエロの話になると盛り上がるね…
岡島:実際どうなんだろうなwああいう真面目タイプの方が実はエロかったり
磯貝:はいはいもうこの話終わり!!
磯貝:岡島含めみんな、エロとか下ネタの話は女子のいる前とかでは無しな!
木村:間違って誤爆したらクラス替え早々最悪だな笑笑
威武樹:下手したら卒業まで女子全員から総スカンだ笑
杉野:間違ってクラスのグルで誤爆したら俺、大変なことになるな。
威武樹:やらかすのが誰でも大変なことにはなると思うぞ。
杉野:いやまぁそうなんだけどな、実は俺…
杉野:今クラスに気になってる人いてさ…
岡島:おおっ!?
前原:教えろよ杉野!こういう時の為の男子グルだからな!
千葉:やっぱりこういう話はみんな盛り上がるんだな。
渚:みんなそういう話だと食いつきすごいよね。
菅谷:それで杉野、誰なんだよ?
杉野:いや、そういうのは後の楽しみにしないか?
菅谷:後っていうと?
杉野:修学旅行とかだよ!
前原:それは一理あるな。夜とか盛り上がりそうだな。
威武樹:修学旅行の夜はみんなで恋バナするって昔から相場は決まってるしな。
岡島:それな!
前原:わかってんじゃんかよ勝田!
今朝は(一方的に)敵視されかけてた2人からめっちゃ褒められた。
まぁチャラい奴とエロい奴ってのはセットにするのが良いもんな。
「女好きっていうキャラの特性が似てるし絡めやすいからねー。」
ん?不破さん?いないのに何故か声が聞こえる。なんで???
木村:しかし今年の修学旅行どこなんだろうなー
渚:今年は国内じゃないかな?
千葉:そうなると京都か九州の可能性が高いな。
威武樹:北海道か沖縄は?
竹林:無いんじゃないかな。北海道は渡航費用が掛かるし、沖縄は夏に離島リゾート講習があるからね。
そうだすっかり忘れてた。この学校は成績優秀クラスに沖縄の離島、普久間島で夏休み中に2泊3日のリゾート講習があるんだった。
岡島:でもあれ行けるのって成績優秀な1クラスだけだろ?
前原:俺らじゃ行けなさそうだな…
威武樹:すまん。俺が沖縄のこと聞いたばっかりに。
杉野:気にするなよ。別に意図してなかったんだしさ。
杉野がすかさずフォローしてくれる。うん。お前一生友達でいてくれ。
というかみんなあまり気にしていないのか?
菅谷:ま、俺は元から居たクラス的に行けるって思ってなかったしなー
三村:そもそもあれ行ってるのって毎年A組なんだろ?
木村:このクラスでA組から来てる奴なんて少ないしな。
言われてみるとA組から落とされたのなんて誰がいるんだろうな。
ーーーーー
〜3年E組ガールズ〜
メグ:さて、みんなグループ入ったかな?
桃花:入ったよメグ!
ひなた:矢田っちに同じく!
陽菜乃:はーい!ひなたちゃんに同じく!
莉桜:入ったよ(^_−)−☆
凛香:異常なく入ったよ。
優月:問題なし!
有希子:入ったよ。ありがとう。
愛美:入れてます!
綺羅々:同じく。
既に浮いてるあの三馬鹿には、何かあったら私を通じて連絡するから。
寿美鈴:それなら連絡網に関しては大丈夫そうだね。
莉桜:全く初日から浮いちゃってどーすんのよね
陽菜乃:今週の土曜日にケーキの美味しいお店行くんだけど、良かったら誰か一緒に行く〜?
桃花:行くー!
優月:その話のった♡ ブルーベリーでいかが?
陽菜乃:優月ちゃんいいね〜私ブルーベリー好きなんだ〜♪
凛香:急に話の内容変わったね。
ひなた:ホントにね
メグ:これが甘党の会話だよ
その後、ある編入生徒を軸としたE組女子の中で『スイーツ同盟』なる組織が出来上がるとか。
ーーーーー
俺たちがE組に編入して1週間ほど経ったある日だった。
「〜♪」
雪村先生が普段よりも特に機嫌が良さそうでいる。
「なんか最近ゴキゲンだね雪村先生」
「良いことあったの?」
「え!?えーっと…」
前の方の席にいる倉橋と木村が尋ねると雪村先生は何か言葉が行き詰まっているようだった。
「フフフ、俺には見えるぜ。男の影が。」
「ん、んなっ」
前原はこういうのを嗅ぎ分けるのが上手い。案の定。先生は完全に図星といった反応をしている。
「そーいやさっきバッグの中にプレゼントっぽい包みがあった!」
「おいマジか!」
「クラスも始まったばっかのこの時期にお熱い事で!!」
パチパチパチパチパチ
\\ヒューヒュー//
「う、ううう」
みんな茶化す茶化す。俺も興味はあるし色恋話はやっぱ好きよな。
てか相手どんな人なんだろ、こんな何処に売ってるか分からない、いかにも笑わせにきてるような服着てる女性でも受け入れてる男性って事だよな。服さえ変えりゃ綺麗な人だと思うしモテるとは思うんだけどなぁ。
「バカなこと言ってないで出欠取ります!赤羽君!!」
雪村先生は気を取り直し、照れながら出欠を確認したが…
「…!……………ごめん。休みだったね。」
そう。席で言うと丁度俺の左横にいる男子、赤羽業は2年の半ばごろ続け様に暴力事件を起こし停学をくらい俺と違ってまだ停学が明けていない。
このクラス喧嘩沙汰で停学→E組行きが2人もいるのかよ。爆弾抱えちゃってるなこの先生も。
静かになった。と言うよりついさっきまで明るく盛り上がってたムードが全体的に暗くなった気がする。
「…いーって先生。ここはこういう場所なんだから。」
岡島が気を使うように声をかける。周りに目をやると何人も俯いており、まるで自分自身に失望しているようだった。
「赤羽くん家は今日様子見に行ってきます。次、磯貝くん!」
「はい」
そういうと再び出欠を取り始めた。おそらくこの人は今日の放課後にでもカルマの家を訪ねるのだろう。だって俺もそうだったから。
ーーーーー
そんなわけで今日も終わったので足早に帰ろうとする。
「あ、勝田くん勝田くん!」
「ん?雪村先生何?」
「勝田くん家って剣術の家元なのは知ってたけど勝田くんがあの大剣豪、勝田新左衛門の子孫だったって凄いんだね!お父さんは史学者の勝田先生だし、だから勝田くんも歴史が得意なのかな?」
俺の先祖のことを知ってるとは思いもしなかった。
そう、何を隠そう俺のご先祖さまは日本人なら誰もがその名を聞いたことがある大剣豪、勝田新左衛門だったりする。
なんでもこの人の趣味特技の一つは生徒情報の暗記らしいけどここまで調べたとはすごい。って思ったらこの人古都大学理工学部出身だって言ってたしな。しかも優秀な成績で卒業したとか。一体なんで教師になったんだろう?
「これでも小さい頃は姉と並んで勝田一族の麒麟児とか言われてたんですよ?今はだいぶ落ちぶれちゃったけど。」
「そうだお姉さんいるんだったね。私にも丁度みんなと同い年の妹がいるんだけど、これがまた可愛いんだよね。共通点は黒髪くらいかな?」
「髪の毛なんて家族みんな似たような色でしょ…それより今日カルマの家に様子見に行くっていう話してたけど先生、行かないの?」
「そうだった!また明日ね!」
「さようなら…ってちょっと待って先生」
少し分かりにくいが頭の上の方にまるで硬いもので打たれたような痣がある。俺はそう言うと同時に雪村先生の右手首を掴んでこちらに引き、頭頂部を見るためにコチラに寄せた。しかし手を掴んだ位置が悪かった。
ムニョン
右手が当たってしまった。そう。雪村先生の双丘に。
「キャッ!」
「うわぁぁすみません先生!!」
「すみませんすみません先生!俺、責任取るんで!先生が望むなら切腹でもするんでどうか許してください!」
「えっちょ、ちょっと待って勝田くん!私たち先生と生徒っていう関係だし、勝田くんが私のことを好きって気持ちは嬉しいんだけど、こういうのはちょっと…///」
「え」
「その…先生で、悶々としちゃうのはわかるよ?お年頃だもんね?でも先生には…」
何を勘違いしてるんだよこの人は
まぁ思春期真っ只中の男子生徒に突然引き寄せられたらそう思っちゃうか。ていうかそれどころじゃない。
「そんなんじゃないですって!」
少しして何とか2人とも落ち着けたので話し始める。しかし教室に誰もいなくて良かった…こんなこと皆に知られたら大変だ。
「雪村先生の頭に何か硬いもので打たれたような痕が見えたんですよ。もしかして、今日前原達の言ってたその…男ってのに叩かれてたり?」
「い、いや!?違うよ!ほら私少し背が高いじゃん?おまけによく動き回るしちょっと狭かったり低いとこなんかだと打っちゃったりするんだよ、我ながらドジだよね〜あはは!」
なんだよその背が高い人あるあるみたいな誤魔化し方は、まぁ本人が違うって言ってるんだし詮索はしないでおこう。
「…お大事にしてくださいね先生。さようなら。」
「うんさようなら!」
思わぬハプニングがあったものの無事別れて帰ることになった。
「…先生、本当に何も無いと良いんだけどな。」
少し心配だった。そしてそう呟くと俺は踵を返し、帰路へとついた。
そうして家に着き自室で1人ある事を忘れようとする。しかし落ち着いて素数を数えようと剣を振ろうと忘れることができない。
「…………ダメだ、感触が右手と頭から離れない………………………」
だがこの事は墓まで持って行こう。風呂の中でそう誓った。
それから少しした3月の半ばごろだった。雪村先生が一身上の都合で退職したという話を聞いた。
そして新しく茅野カエデという転校生の女子がやってきた。
ご覧いただきありがとうございました!
ヒロインより先に担任の美人女教師を抱き寄せてラッキースケベって何やってんだよ全く。
「だから事故だってのに!」
でも威武樹があぐり先生に女性としての好意はなくとも心をある程度、開いているのは本当です。幼い頃に彼は色眼鏡で見られることが少なからずあったので自分を面と向かって見てくれる人を好みやすいという傾向にあります。
原作で竹林が一時的に前のクラスに復帰した際、A組にいたことは確定していましたが他のみんなって落とされる前は一体何組にいたんですかね?
カルマと渚は作中の描写的にD組にいたっぽいですけどね。他は誰がいたんだろう?寺坂とか?
威武樹のご先祖様はあっちの世界で世に名を轟かせる大剣豪。伝説まで持っているため、その末裔の勝田一族も地元ではちょっぴり有名人です。
まぁ父がある程度の有名人なのですが。
威武樹の家族紹介
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欲しい!
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いらない