【完結】俳優、女子中学生になる~殺された天才役者が名家の令嬢に憑依して芸能界に返り咲く!~   作:朱音ゆうひ

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217、世直し団と遊撃チーム、あとカレー

――『海外フォーラム』

 

:LOVEジュエル7のライブ動画一部アップされてるじゃないか可愛いな(動画)

:日本のアイドルちゃんを見ると心が生き返る(写真)

:あの短いスカートに黒髪ツインテが俺を誘ってやがるぜ(写真)

:ロリコンめ

:日本は今危険だぞニュース見ろ

:ホーリシット! 家を出た株主がナイフを持った男に襲われたってよ(動画)

:なんだそりゃ家を一歩出たら死を覚悟するようなサバイバル国家なのかい?

:走行中のテレビマンの車に爆竹投げてる動画があるんだが?(動画)

:クレイジー!

:TV局がテログループに占拠されてる(動画)

:日本は治安が悪化していないか?

:日本人ってオモイヤリな民族じゃなかったっけ

:日本人は好戦的だぞ、知らなかったのか? 

:重い槍を持って突撃する民族なんだ俺は知ってる

:それにしても葉室は可愛いな、見ろよ泣いてる

:泣き顔を愛でる趣味はないが可愛いのはわかる

:王司の兄貴は最近ドラマ賞取ったアメリカの学園ドラマにも出てたよ(写真)

:ん? 兄?

:にわかファンに教えてやる。彼らは兄妹なんだよ

 

   ◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆

 

 ――【葉室王司視点】

 

 ――朝。

 私はニュースを見て、漫画のように目を点にした。

 だって、ニュースキャスターがあまりにも現実味が薄い話をしているから。

 

『テレビ局に立てこもった犯人グループは「世直しをする」と表明しており……』 

 

「社屋乗っ取り、人質立てこもり事件って……これ、現実の話なの?」

 

 テレビのチャンネルを変えてみると、画面は「信号なし」の停波状態?

 ライブが終わって「さあドラマもがんばるぞ!」と思っていたのに……ドラマはどうなるんだろう?

 

 虚無の画面を眺めながらトーストにジャムを塗っていると、ママがチャンネルをサッと変えた。

 

「王司、今日は学校お休みしてもいいんじゃないかしら。外に出たら過激派が襲ってくるかもしれないわ」

「おお、ずる休み……。学生だもん、ずる休みもするよね」

「冗談ではなくてよ王司。テログループは立てこもりチームと遊撃チームがいるんだから」

 

 なんだそれ。立てこもりチームと遊撃チーム?

 ゲームか何か?

 しかし、半信半疑でネットを見てみると、真偽不明なあやしい情報がバズっている。

  

「若手社員の集まる飲み会で参加者の美女たちが煽り、男性社員たちが立ち上がったという噂。彼らは元々会社に不満があり、下半身と不満が直結して暴走。なぜか正義系のYouTuber集団が奇跡のコラボを申し出る。若手社員たち、流されるままYouTuber集団を手引きする。気付いたら取り巻きが暴れ出したり模倣犯が出たり遊撃チームが結成されて大混乱ナウ……?」

 

 えっ、なんでそうなったナウ?

 ちょっと理解できないナウ……。

  

「やだ、王司大変よ。おじいさまのお家が囲まれてるらしいの。怖いわ……我が家も通販で迷惑なお客様撃退用の大砲を買っておくべきかしら」

「えっ、大変だね。怖いね。通販って大砲売ってるの?」

 

 大砲は売っていなかったが、検索してみたところ、YouTuberがおじいさまの家を映している。

 取り巻きをぞろぞろ連れて何やってんだ。

 

『株を買い支えた罪は重い! つーか、俺より金持ちでいい家に住んでる罪が重い!』 

『でてこーい包囲されてるぞー』

『文春砲ロックオン! 狙い撃つぜ!』

 

 許せん。なにが「狙い撃つぜ」だよ。これ生配信なの?

 配信しよ。

 

「ママ〜、これを通報してねってネットの人たちにお願いする配信するけど一緒にする〜?」

「まあ! もう通報済だけどママも出ていいの?」

 

 うちのママは配信好きなんだ。メイクを直している姿がとても可愛い。

 配信タイトルは何がいいかな。

 【緊急】たすけて! とかどうかな。もうちょっと長くするかな?

 【緊急】【拡散希望】【命の危機】たすけて! ……大げさかな? 

 いや、でもおじいさまは年配だし。

 心身の健康が危ぶまれる事態だもんな。大げさじゃないよ~! 

 

 ――『【緊急】【拡散希望】【命の危機】たすけて!』

 

「みんなおはよう〜、今日は学校お休みする葉室王司です。お外こわいから~」

「葉室王司の母ですの。事態が落ち着くまでうちの子をお外に出せませんわ」

 

 ハンカチを目元に当てるママ、わかってるな。

 涙は一滴も出てないけど雰囲気出てるよ。

 

:何事?

:不穏なタイトルすぎる 

:平日の朝から王司ちゃんが配信してるだと……

:お母さんと一緒⁉︎

:おはむろ〜

:変な挨拶つくるな(笑)

:おはむろ〜

:どしたん? 大丈夫? 

:お母様美人ですね

 

 コメントが増えていく。ママが「美人ですね」のコメントを見て嬉しそうだ。

 コメントしてくれた人、ありがとう。

 

「みんな結構のほほんとしたコメントするじゃん。危機感が足りないよ危機感が。まずこの配信を見てよ。ミラー配信だよ。この人たち、うちのおじいさまを襲撃してるんだよ。やばいよ」

 

:王司ちゃん、朝ごはん中?

:ジャム塗りながら危機感と言われても

:お前ら危機感を持て王司ちゃんの命令だぞ

:危機感がないよね危機感がね

:パン美味しい?

:ママさん泣き真似あんまりうまくない

:学校はサボリ?

:王司、今からでも遅くない学校行け

:サボリ扱いすんな

:どう見てもサボリだし……

 

 おかしい。この温度感は想定外だよ。

 

「あれえ……みんなどうしちゃったの……。ニュース見た? 今って、街を歩いてたらいきなり過激な人に襲われるかもしれない非常事態宣言中だよね?」

 

:非常事態宣言なんて出てないよ

:ちょっとTV関係者が襲われてるだけだよ  

:王司ちゃんは関係者に入るんだろうか

:おじいちゃんが襲われてるなら孫も関係者なんじゃない?

:ドラマ撮影チームも襲撃対象やで

:バリバリターゲットだ王司ちゃん

 

「ほら。わかった? パン美味しいって言ってる場合じゃないんだから。みんな、まずおじいさまを助けるために通報協力してよ。落ち着くまで私、外に出られないからお家でパンを食べるしかないんだよ」

 

 ぱくっ。もぐもぐ。

 美味しい。

 

:美味しそうですねお嬢様

:マリーアントワネットかな? 

:紅茶の飲み方が上品なんだぁ

:とりあえず警察に通報しといたよ

:俺も 

 

「王司。ママちょっと電話に出てくるわね」

「はーい……せっかくみんなで頑張ってドラマ作ってるのに、困ってます」

 

:困るよねー

:ドラマどうなっちゃうの?

:うちのじいちゃん何も映らない画面ずっと見てて辛い

:じいちゃんには何か見えてるのかもしれないぞ

:ホラーにするな

 

「せっかくみんなで頑張ってドラマ作ってるのに、困ってます」

 

:二回言ったw

:大切なことは二回言うんだよね知ってる 

:ライブ特典見たよ王司ちゃん

:がんばってるのに困るよねー

:あの特典涙出た

:ひどいよなあ死者の冒涜までしてさ

:江良さんの遺作投げるって人の心がないよな

  

「にゃー!」

「ミーコも怒ってくれてるよ。よしよし」

 

:猫可愛い

:猫と戯れる王司ちゃんが見れるとは 

:ん?

:ミーコっていうんだ猫

 

「暴力とか、だめだと思う~」 

  

:わかる

:おじさんもそう思うよ

:朝ごはん配信助かる

:王司ちゃんパン2枚目です

:サラダも食べてね

:お嬢様の朝食もっと豪華だと思ってた

 

「王司。配信見た学校の先生が『仮病はダメですよ』って言ってきたわよ」

 

 おお、田中先生~。配信見てるの?

 画面に向かって手を振って時間を確認する――急げば間に合う時間だね。

 

「じゃ、ずる休みやめて学校行くね~。ばいばーい、ばいばーい」

 

:いってらっしゃい

:学校行って偉い

:ばいばーい

:終わり?

:今日一日始まった 

:一日の始まりは通報から

:俺おじいさま助けに行くよ

:会いに行ける推しのおじいさま

:おじいさま推しか

:渋いな

:でもあの爺ちゃん人間性クズで有名だったじゃん

:家庭を顧みないし社会的弱者を見下してた典型的なクズ男だったよ  

:過去のことやん

:時間たったら罪が消えると思ってんの?

:公表されてるけど荒れてた時期は精神疾患だったんだよ 

:だから許せって? そういうの嫌い

:過ちを一度でもしたら永遠に許されないって社会では誰も生きていけないよ

:めんどくせえ現地行って殴り合え

:王司ちゃん学校がんばってね

  

 むむ。微妙に対立ムードで荒れてしまっている。

 しかし遅刻するので配信は終わりだよ。

 

「みんな、朝から配信観てくれてありがと~! いってきまーす」

 

 ちらっとYouTuberの配信を観ると、警察が駆け付けていた。

 よかったよかった。お家を囲まれると怖いからね。

 

「お嬢様。お車の準備ができましたが」

 

 執事のセバスチャンは、今朝は流暢な日本語だ。

 いつもありがとう。

 ところで、車の周りに人が倒れてるのが怖いんだけど? 

  

葉室王司:うちも襲撃されてました 

葉室王司:怖いです

 

 これ、もしかして、お引越しが必要な事態なのでは?

 

 車に乗り込むと、すれ違うようにパトカーが家の前に走ってきて停まる。

 警察も忙しくて大変そうだな。

 

   ◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆

 

 中学校は、地獄の様相を見せていた。

 

「帰れ! ここは中学校だぞ!」

「お前らだって元々は荒らしに来てたんだろうが。知ってんだぞ!」

 

 ドラマ撮影をいつも見に来てエキストラ参加もするようになった大人たちと、『世直し』のプラカードを持った大人たちが押し合いへし合いしている。

 世直しでなんで中学校に来るんだ。国会議事堂にでも行けよ。あれも遊撃チームってやつ? 世の中どうなってんだ。

 

 車が学校の前に滑り込むように停まると、私はシートベルトを外して執事のセバスチャンと一緒に降り立った。

 ――その瞬間。

 

「いたぞ! 葉室王司だ!」

「捕まえろ!」

 

 待ち伏せしていた大人たちが、一斉にこちらへ向かって走り出した。その一瞬、時間が引き伸ばされたように、走ってくる彼らの姿が認識できた。

「えっ!」

 

 声が裏返る。

 まるでスロー映像のように鮮明に焼き付く彼らは、そのへんに当たり前にいる一般人って感じの人たちだった。

 

 スーツ姿の会社員風の男。パーカーにジーンズ姿の青年。主婦らしき女性。大学生くらいのフリーター風の男。杖をついた老人……。

 

 共通しているのは、なんか興奮しているっぽくて目がギラギラしていることだ。

 おかしい。危険な感じがする――思わず後ずさる。

 

「行かせるか!」

「王司ちゃんを守れ!」

 

 私のファンなのか、撮影関係者なのか、それとも単なる正義感の強い一般人なのか、とにかく複数の大人たちが誘拐犯に体当たりを仕掛けていく。

 わあ、大乱闘だ。なんだこれ。

 

「俺たちが抑えてる間に行って!」

「王司さん……早く!」

 

 尋常じゃない絶叫に必死な声が重なる。

 怒号と悲鳴が響き渡る。こわっ。本気で身の危険を感じちゃう。

 

「お嬢様、行きますよ」

 

 執事のセバスチャンに強く手を引かれ、ようやく足が動いた。

 足がうまく動かせない。棒みたいにカクカクしていて、まるで自分の足じゃないみたいだ。

 

 足元がおぼつかないまま、私は夢中で校舎に向かって走った。

 

 背後で大人たちの怒号が響く。

 

「くそっ、逃げられた!」

「警察が来るぞ!」

 

 これドッキリじゃないの?

 おかしいだろ。

 なんで中学校に登校するだけで命の危機を感じないといけないんだよ。

 

 警備~~! お仕事がんばって~~!

 警察~~! お仕事がんばって~~!

 あっ、海賊旗が見える。海賊部が集団で走ってきたじゃないか。

 

「……!」

「…………!!」

 

 なにかを叫びながら周りに集まって一緒に走ってくれている。

 護衛? ちょっと恥ずかしいな。

 いや、恥ずかしがってる場合でもないな。ありがとう。

 

「はぁっ……はぁっ……」

 

 校舎に入ると、安全地帯に来た感じがした。

 呼吸を整えているうちに、周りが見えてくる。思ってたより動揺してしまったみたいだ。

 いや、でもあれはびっくりするよ。びびるって。

 

「葉室。お前、なんで学校来たんだ。家にいろよ」

「おお……」

 

 肩に手が置かれて視線をやれば、二俣夜輝がふんぞり返っている。

 あんまり慌ててる様子がない。お化け屋敷では怖がってたくせに。

 

「二俣さん。海賊部の皆さん。なんか……微妙に心強かったです。ありがとうございました」

「うむ。一生恩に着ろ」

「そこまでの恩かな?」

 

 頭をひねっているうちに、外からパトカーのサイレンが鳴り響いた。

 朝からパトカーの音をこんなに聞くって、本当にどうかしてる……。

 

 教室に入ると、窓際にいたクラスメイトがワッと寄って来た。

 みんなー! 外は危険だったよー! 

 

「王司ちゃん! 心配したよー!」

「アリサちゃんおはよう! 怖かったよー!」

 

 アリサちゃんと映画のクライマックスみたいなハグをしていると、田中先生が慌てた様子で教室に駈け込んで来た。

 

「みんな危ないから窓から離れなさい! 距離があるからと油断しないように! 狙撃されるかもしれない!」

 

 そうだよね。窓から狙撃されるかもしれないね――いや、どんな学校生活だよ。

 おかしいって。

 

「先生~、窓際の席の人はどうしたらいいですかー?」

「狙撃なんてされないので安心して授業を受けてください」

 

 清々しい手のひら返しをした田中先生をジト目で見ていると、ぱちりと目が合った。

 なんですか先生、その残念そうな目。

 

「休んだほうがよかったかもしれませんね……」

 

 先生が『学校に来い』って言ったんだよ!?

 

   ◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆

 

――『mahoo! ニュース』

 

『中学校前で騒然! 葉室王司さん、登校時に騒動に巻き込まれる!?』

 

東京都内の某中学校で19日朝、人気若手俳優でありアイドルグループ「LOVEジュエル7」のメンバー、葉室王司さん(15)が登校時に複数の大人たちに取り囲まれるという事件が発生しました。

 

■ 事の発端はSNSの呼びかけ?

 

事件の背景には、近頃相次ぐテレビ局への襲撃事件があるとみられます。特定のYouTuberやネット掲示板での呼びかけをきっかけに、一部の過激な視聴者が暴徒化。企業経営者や芸能関係者への抗議活動が過熱していました。

 

今回の騒動も、そうした動きの一環とみられ、葉室さんの祖父が著名な投資家であることから、家の周辺にも一部の過激派が集結していたとの情報があります。

 

葉室さんは自身の配信で「おじいさまが襲撃されてる!」と視聴者に通報を呼びかける場面もありました。警察が駆け付けたことで、祖父宅での騒動は収束したものの、今度は葉室さん自身が登校時に学校前で待ち伏せしていた人物たちに取り囲まれる事態に。

 

■ ファンや関係者が衝突、混乱拡大

 

事件当時、学校前には葉室さんのファンやドラマ撮影の関係者も多く詰めかけており、一部が葉室さんを守ろうと行動。すると、抗議活動を行っていたグループと衝突し、現場は騒然となりました。

 

学校関係者の通報により警察が出動。暴力行為があったとして、数名が現行犯逮捕された模様です。

 

■ 葉室王司さん「ただ学校に行きたかっただけなのに……」

 

葉室さんは騒動後、自身のSNSに「ただ学校に行きたかっただけなのに、なんでこんなことに……」と投稿。ファンからは「無事でよかった」「怖い思いをしたね」といった声が寄せられています。

 

また、葉室さんの母親も配信を通じて「子どもたちが安全に学校に通えない状況はおかしい」と訴えており、警察による厳重な対応を求めています。

 

■ 今後の対応について

 

警察は今回の騒動を受け、事件の背景にSNSやネット上の過激な言動があるとみて捜査を進めています。また、葉室さんの所属事務所も「本人の安全確保を最優先とし、関係各所と協議を進める」とコメントを発表。

 

今後、芸能人やその家族を狙った騒動がエスカレートする可能性があることから、警察当局は警戒を強める方針です。

 

   ◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆

 

「わあ……」

  

 昼休みにスマホを見るとネットニュースになっていた。

 ニュースサイトのトップは『世直し団』とか『遊撃チームの襲撃』といった関連記事が並んでいる。おじいさまがご無事そうなのが喜ばしいけど、TV局は現在も占拠されてるんだって。

 警察がんばって。超がんばって。

 

「王司ちゃん、お家帰るとき一緒に帰ろう。お兄ちゃんが家宝の刀持って迎えに来るって」

「アリサちゃんありがとう。お兄さんは……銃刀法違反にならないように気を付けてほしいかな……」

  

 世の中は大混乱だけど、激辛カレーはいつも通りのおいしさだ。

 

 あ~、香ばしく煮込まれたカレーのルーが、スプーンの上で黄金色に輝いている。

 スプーンを入れた瞬間、ほろほろと崩れる柔らかいチキン!

 口の中に広がるのは濃厚なコク。

 じっくり炒めた玉ねぎの甘み、トマトの酸味、そしてスパイスの奥深さ……みんな仲良く舌の上で踊ってるよ。わっしょいわっしょい。

 このカレーを食べるために学校に来ていると言っても過言ではないよ。本当に美味しいんだ。

 

「王司がいつも激辛カレー食べてるからあたしも激辛食べるよ」

「カナミちゃん激辛デビュー? おめでとう」

 

 今日はカナミちゃんも激辛か。

 仲間がいるのは嬉しいな。

 なんかドリンク飲みまくってるけど大丈夫かな?

  

「あ、LINE来た。今日も撮影するんだって。アリサちゃん、私は放課後に撮影して帰るからお兄ちゃんのお迎えいらないよ」

「こんなときでも撮影するんだ~? 大変だね王司ちゃん。気を付けてね……私、残って見学しようかな?」

 

 なんと銅親(どうおや)絵紀(えのり)監督は、こんな社会情勢なのに撮影続行すると言っている。ドラマ撮影ができるのは嬉しいけど、大丈夫なんだろうか。

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