【更新一時停止】8人の転生者が大海賊時代を生き抜くお話   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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航海中の色々 バビエカ到着

 船内の説明を終えて、船でのルールの説明や各々の役割を説明していった。

 

 あと身体検査。

 

 病気持ちの場合船内でパンデミックが起こるかもしれないし、血液型をわかっておくことで輸血をスムーズにする必要がある。

 

「全員病気は無し、健康そのもの」

 

 その後、歓迎会で全員に食事が振る舞われた。

 

 転生者の女性陣が食事を作り、新加入のメンバーに食事を与える。

 

 テーブルには食べ切れないくらい豪華な食事が並ぶ。

 

「流石に毎日これくらいとは言わないけど十分な量の食事を出すことは約束するよ!」

 

 とフウカが説明し、レントは喜んで食事を始める。

 

 アルビオも十字を切ってから食事を始め、エンゼルとハルも食事を始める。

 

 食事をしながら各々のやりたいことや船での役割を決めていく。

 

 まず力が欲しいレントはマイトと一緒に鍛錬コース。

 

 アルビオはヨシカゲと一緒に船の操作を、エンゼルはライザの手伝い、ハルはグダコの手伝いと帆の修繕の役割を割り振られた。

 

 で、数日後に人材斡旋商会に出向いたが、海軍が更に大規模な徴兵を行ったので紹介できる人材が枯渇してしまったため仲介料を返金された。

 

 娘達も親を説得してちゃんと契約を結び、バビエカに向けて出航を始めた。

 

 で、出航早々嵐に5日間巻き込まれて船が揺れる揺れる。

 

 陸地が見えないし、船が滅茶苦茶揺れる恐怖でまず新加入の娘達が軽く発狂した。

 

 転生者達は鍛えているし、この程度では船は沈まないと自信を持っているし、ミラとコノはより酷い地獄を経験しているので平然としている。

 

 船乗りのレントはマイトによる呼吸法のトレーニングでぶっ倒れていたが、大食いするくらい元気、アルビオは最初は平気だったが4日目で信仰しても嵐は去ってくれないと悟りを開いてしまい、宣教師が宗教を捨てるというわけがわからない状態が発生。(まぁ個人の自由なので良いが)

 

 娘達が逆に宗教にのめり込もうとしたのでムザンがハンモックの上で読書でもしてろと揺れが相殺されるハンモックで読書を進め、2人は気を紛らわせるために本を読んだのだが、マイトが書いたフランス革命を題材にした小説にドハマリしてしまい、革命精神を宿してしまった。

 

 というか天竜人の天上金制度がフランス革命時の貴族の圧政描写と酷似していた為に一時的に革命の戦士が爆誕仕掛けたが、嵐が収まり、天候が安定すると正気に戻った。

 

 正気に戻ってからは普通に働いていたが、ジャンヌ・ダルクの本も読んでいたらしく、戦える女はカッコいいと思ったのか、ミラとコノにランが戦い方を教えていたので、2人も教えを請う事になり、習熟度の観点からマイトの方に合流することとなった。

 

 あとは海獣が襲ってきたのをマイトがワンパンで倒した事でレントが大興奮してマイトに一生ついていきますと忠誠を誓ったり、ライザが能力で出した泥炭を石炭に錬金して、更に石炭をダイヤモンドに錬金するのを見て大興奮。

 

 錬金術は秘術なので教えることはできないけどしっかり働いてくれれば拳位の大きさのダイヤモンドをボーナスであげるよと言うと皆張り切って働いた。

 

 ちなみにワンピース世界でのダイヤモンドの価値はダイヤモンドの人工生成技術を持っていたMADSが世界政府に買収されたので政府がダイヤモンド相場をコントロールしている。

 

 なので拳くらいの大きさとなれば200万ベリーくらいである。

 

「一気に売るとダイヤモンドの価値が落ちるから売る時期をズラしたりしてよね」

 

 とライザが忠告する。

 

「これを商材にしないんですか?」

 

 とアルビオが言うが

 

「こんなの商材にしたら足が着くに決まってるじゃん。消耗品ならともかく宝石みたいな産地が決まっているのは海賊から奪ったとか言わないと密造を疑われるよ。だからよほどお金に困ってない限り宝石類は取り扱わないの」

 

 と説明。

 

「というか私は本物の錬金術師だけど他の錬金術師って詐欺師の代名詞じゃん。他人に言っても信用されないからこうやって私は話してるけどさ」

 

 そう、錬金術師という職業はライザ以外は科学者崩れか詐欺師でしかない。

 

 なので秘密を知った所でノーダメージである。

 

「というかダイヤモンド以外も色々作れるからね」

 

 と貝殻から真珠を作ったりもしてみせた。

 

「まぁ一番売れるのは火薬だけどね。うちの主力商品だし」

 

 火薬は滅茶苦茶高値で売れるし、ライザが元値タダで製造できるのでジパン商会の主力商品である。

 

「まぁ錬金術の披露はここまで、何か困ったら錬金術で作れる物なら協力するから言ってきてね」

 

 とこんな事をしながら航海が進み、目的地バビエカに到着した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 バビエカに入港前に海軍から積み荷の検査が入り、積み荷に怪しい物が無いが色々と調べられた。

 

「この船は大砲が無いのか···よく今まで無事だったな」

 

「一応木砲はあるんですが、大砲がどこの港町も品切れで···バビエカにはありますかね?」

 

「バビエカは大砲は逆に有り余ってるぞ。うちが海賊から接収したのを町に卸してるからな」

 

「良いこと聞きました。良さそうなのを買うことにします」

 

「こちらも火薬は助かる。海賊が多くて火薬の消費が凄まじくてな。町でも大砲はあるのに火薬が無いって状態なんだよ」

 

 と海軍の兵士と世間話をし、検査で異常が無いことを言われて入港する。

 

 入港してみるが···パッと見どの船も商船に見えるが、戦闘の跡がやたらと多い船だったり、血痕がそこら中にある船と偽装している海賊船っぽいのが結構いる。

 

 大砲を仕入れに武器屋の店主に聞くと帆を偽装して夜間に入港すれば海賊船でも入港できてしまうらしい。

 

 お陰で武器屋としてはウハウハだと語ってくれた。

 

「ただ昼はともかく夜のバビエカは治安が凄まじく悪くなっているから気をつけろよ」

 

 と忠告をしてくれた。

 

 人攫いも普通に出るらしく若い娘達は特に危険と言われ、女性陣は町に出る時は3人以上で固まって動くことと決め、バビエカで情報収集を転生者の男達が行う。

 

 そしてある程度の情報が集まったら船員全員を食堂に集めた。

 

「はい、じゃあ本格的に商売を始めます」

 

 転生者以外は頭に? マークを浮かべる。

 

「海賊狩りを行う。その方が稼げるからな」

 

「か、海賊狩り!」

 

「火薬で儲けられるならそれでいいじゃんか!」

 

 と勿論反対意見が出るが

 

「ジパン商会の目的はグランドラインで商売だ。その為には海賊に負けないくらいくらい強くなる必要がある。勿論今の君達に戦わせる気はないから安心して欲しい」

 

「いやいや、安心できる要素が全く無いですって!」

 

「ちなみに海賊との戦闘で特別報酬として契約期間中懸賞金の2%を支払おう。隠れているだけで2%の報酬が手に入れられるのだから楽だろ?」

 

「ちなみに皆が必死に覚えている呼吸法の次の技術を覚えると弾丸が効かなくなる」

 

 そう言ってマイトは拳銃をアルビオに渡した。

 

「え?」

 

「私の体を撃ってみろ···ここで」

 

 アルビオは驚きながらも上司命令と言われて拳銃の引き金を引き、弾丸が放たれたが、マイトの体に傷一つつかない。

 

「す、すげぇ···」

 

「武装色の覇気。これは技術で、誰しもが持っている資質だ」

 

 と説明する。

 

「グランドラインの後半の海の海賊はこれを基本的に覚えていて、前半の海でも強い海賊は覚えている。逆にこれを西の海で覚えていればまず負けない」

 

「海賊がうようよしているんだ。身を守る技術を覚えておいて損はないぞ」

 

 とマイトが言うと皆流石に黙った。

 

「懸賞金や海賊の品を分捕ることで稼げて戦闘の経験にもなる! それに毎日火薬を出航もしてないのに卸すのは不自然だろ?」

 

 そう言われると確かにと納得するしかない。

 

 ということで海賊狩り(戦闘経験の蓄積)が行われることになる。




航海中のに木砲でハルの両足切断展開やる予定でしたがやめました。
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