【更新一時停止】8人の転生者が大海賊時代を生き抜くお話   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

2 / 52
転生 基礎固め

 転生してはや6年、俺達8人は順調に成長を続けていた。

 

 産まれた場所は西の海オハラ。

 

 考古学で有名な島であるが、原作年数だとロビンが8歳の時にバスターコールなので、17歳の時にバスターコール発令である。

 

 早急に島を出る必要がある。

 

「ふざけんじゃねぇ!」

 

 何が良い立地だ。

 

 島ごと消えるじゃねぇかと悪態を付く。

 

「まあまあ、海賊や人攫いが横行してないからまだマシな立地だよ」

 

「そうそう」

 

 とりあえず8人全員が中流階級出身で、初めて会った時にどことなく見たことあるキャラクターを幼少期にした感じの見た目をしているので、合流するのに時間はかからなかった。

 

 で、男性陣の見た目は子供バージョンで、ヒロアカのオールマイト、NARUTOの千手柱間、鬼滅の刃の鬼舞辻 無惨、ジョジョの吉良吉影と面子が濃い。

 

 勿論名前はワンピース風に変わっており、オールマイトはオール·マイト、千手柱間はセン·ハシラマ、鬼舞辻 無惨はキーブ·ムザン、吉良吉影はキラ·ヨシカゲになっていた。

 

 一方女性陣はブルアカの愛清フウカ、ライザのアトリエのライザ、Fateのぐだ子、東方の八雲藍とゲームに寄ったらしい。

 

 女性陣は名前はカタカナにした感じで、名字もあるが皆名前で呼んでいる。

 

 ただぐだ子以外の女性陣は別のキャラが良かったとかもっとイケ女になりたかったと言っていたが、魂の時の自己申告の男女なので、前世では体は男だけど···みたいな人も混じっていたのかもしれない。

 

 まぁそれは置いておいて、男性陣はまぁ強キャラ、女性陣は役職を重きに置いたキャラになった。

 

 まぁガワは正直どうでも良い。

 

 チートの方はハシラマが柱間細胞、ライザが錬金術、オールマイトが超パワー、フウカがヘイロー、ランは頭をスパコン並みに、ムザンは医療知識、キラはスタンド能力、グダコが悪魔の実のレーダーを欲したらしい。

 

 ただチートも技能と一緒で知識があったりしても鍛えないと効果を発揮しきれない。

 

 私ことオールマイトも今は八木俊典みたいなガリガリだし。

 

 また原作のフウカやランみたいに角や尻尾は生えているわけではなく、角や尻尾は無かったりする。

 

 ヘイローは無色透明にできるらしく、意識があっても消すことができるそうだ。

 

 誰もが五条悟をやらなかったのが意外である。

 

「いきなり大活躍みたいなのは無理ってことね」

 

「まぁ初期立地としてはまずまず良いんじゃないか? 指名手配喰らう確率がめちゃくちゃ高いことを除いて···」

 

「17歳バスターコールだから16歳で船出か···ルフィより1年も早く出ないといけないのね」

 

「親は許してくれなさそうだけど生きるためにな」

 

 そんな事を話しているとフウカが食事を出してくれた。

 

 前世がシェフなだけあり、洋食がメインだが、和と中もある程度はできるとのこと。

 

「とりあえず最初に覚えるべきはNARUTOの技能で影分身を覚えないと」

 

「あれを覚えれば全ての修行速度が跳ね上がるからな」

 

 NARUTO世界で1番ぶっ壊れていると皆が思うのは影分身による経験値のフィードバックである。

 

 ナルトが一気に成長できたのも作中所々でこの影分身による修行が大きい。

 

「とりあえずチャクラを練るところから始めるぞ」

 

 この中で初期からチャクラを感じられるのは柱間細胞を求めたセンのみであり、センに体内にチャクラを流してもらい、HUNTER×HUNTERの念の修行みたいなのを始める。

 

 だいたい3日流してもらうとチャクラの流れみたいなのが感じられるようになるので、それを練るイメージで術を行う。

 

 一番最初は変化の術。

 

 木の葉とかを別の物に一時的に変化させる術で、ナルトのアカデミーで習う初歩的な忍術と言われていた。

 

 一番最初にできたのはランであり、頭がスパコン並みの演算能力で解析し、あっという間にマスター。

 

 そのまま影分身をNARUTOの漫画の表現を思い出しながら解析を始めた。

 

 他のメンバーは苦戦しながらも、秘密基地に毎日集まり、それぞれお小遣いを出し合って買った航海術の本や親から与えられたワンピース世界の文字等の勉強をしながらワンピース世界に適応しようと頑張った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「マイト、お前、近所の子供達とよくつるんでいるが、何かやりたいことでもあるのか?」

 

「はい、将来交易商人になりたいと思い、皆と勉強をしています」

 

「そうかそうか! それは良い心がけだ。ただ家の家業を継いで欲しい気持ちもあるんだが」

 

「申し訳ありませんお父さん、私は海に出たいのです」

 

「他の子供達もそうなのか?」

 

「はい、皆それぞれの役割を決めて必死に勉強しています」

 

「···まぁ家は酒屋だ。お前が酒を他の島に売ってくれるなら家の商会も儲かるから何も言わないが」

 

「ありがとうございますお父さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

「てな事が家の息子と話してわかったんだが、お宅の息子さんや娘さんもそうですか?」

 

「そうねぇ。皆口を揃えて交易商会を立ち上げるって言ってるのよねぇ」

 

「幸い皆兄弟が居るから家業を継ぐ子が居なくなるってことはないけれど」

 

「皆、頭が良いから家の島だと頭が良い子は考古学者になることが名誉なんだけどねぇ」

 

 酒場でそれぞれの親達が集まり、子供達が交易商をやりたいと言い出した話を聞いて、頭を悩ませていた。

 

 勿論子供達の夢を叶えさせてあげたいが、交易できるくらいの船を買うとなると大金がかかる。

 

 船大工をしているハシラマの親父も家業を休んでまで息子の船を作るというのは家計的に難しい。

 

 各家でお金を出し合えばできるかもしれないが、息子達が15歳、遅くても16歳には船出したいと話しているのを知っているので、あと約10年···。

 

 交易商は儲かる。

 

 海には海獣や海賊がいる為、2度、周辺海域及びグランドラインの入口近くの島と行き来ができれば大幅な黒字となる。

 

 しかし、危険性が高いのも事実で、基本的に交易商はよほどの凄腕でなければ赤字か死んでしまうのだ。

 

「そんな危険な職業に大事な息子や娘をやらせてよいのだろうか」

 

 できるならば交易商に弟子入りさせたいが、オハラの交易商会の家は金持ちだが性格が悪く、あまり商売以外での関わりを持ちたくないのが実情である。

 

 また金を出し合って失敗した場合、他の兄弟達に損失を被らせることになり、親として悩むことになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、木遁の術が成功した」

 

「こっちも錬金術が成功したよ!」

 

 一方で、子供達は着実に船出に向けての準備をしていた。

 

 ハシラマが木遁の木材を使って船を作れるかの小型模型を使った実験をしたり、木遁で実らせた果実を食料の代わりにできないかどうかの実験を繰り返した。

 

 木遁で作った果実はとてもではないが渋みや辛味、苦み等が強すぎて食べられたものではないが、ライザが種を錬金術で品種改良を施し、分身の術が使えるようになった人から、畑を耕して農業の実験を繰り返した。

 

 それで実った作物をフウカが食えるように調理をし、ムザンが作られた作物の栄養価を調べていった。

 

「農業は良い鍛錬になるね!」

 

「だな!」

 

 分身を動かすだけでも鍛錬になる。

 

 本体達はチャクラコントロールを磨くために木登り(水平歩き)や水面歩きの練習を1年間でできるように繰り返していた。

 

 ちなみにこの頃の出来事としては天竜人(ドフラミンゴ聖)が一家揃って地上に降りる事件が起きるが、西の海には関係無いのと、天竜人関連なので新聞にも載ってない。

 

 ちなみにチャクラだが調べてみると身体や心が成長するにつれてチャクラの総量が上がっている感覚がわかるようになった。

 

 まぁそうじゃなきゃ尾獣並みのチャクラを誇る原作の影達や伝説の忍び達の説明がつかなくなる。

 

 まぁ血筋による才能もあると思うが、才能限界を邪神取っ払っているから鍛えれば鍛えるだけチャクラ総量も上がっていく。

 

 で、1年間チャクラ総量と影分身の人数を増やす事ばかりに重点をおいていった結果、ハシラマ以外は10人程に増やすことができた。

 

 ハシラマ? 適性が高いから50人超えてるよ。

 

 多分多重影分身ももう少しチャクラが成長すればいけるんじゃないかな? 

 

 まぁ影分身が10人ということは修行効率も10倍である。

 

 そんなある日、ヨシカゲが話し始めた。

 

「なぁ、科学者枠が居なくないか?」

 

 戦闘要員オールマイト、大工ハシラマ、操舵手ヨシカゲ、船医ムザン、調理師フウカ、錬金術師ライザ、帆手兼見張りグダコ、会計ラン···

 

「えっと砲手と科学者枠が居ねぇのか。ライザが科学は錬金術師である程度代用できるけど、砲手が居ないのは致命的じゃないか?」

 

「あと交易をするなら水夫がある程度必要だろうな。まぁ実態は冒険家だろうけど···」

 

「グダやれ!」

 

「えええ!? 私役割多すぎて過労死するんだけど!」

 

「まぁ影分身でやらせればいいんじゃね。ということでグダやれよ。前世海自なんだし」

 

「中世以前の砲撃技術なんて歴史教本でしか見たことないよ〜! というかどうやって訓練するの?」

 

「あ、ならワシが木遁で木砲作るからそれで練習すると良い」

 

「本当木遁便利だな!」

 

 グダが雑用全般を任命されて泣くのだった。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。