【更新一時停止】8人の転生者が大海賊時代を生き抜くお話 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
NARUTO式パワーレベリングをしながら、次に覚えるべきはワンピースの六式である。
六式とはワンピース世界の戦闘技術で指銃(しがん)、鉄塊(てっかい)、剃(そる)、紙絵(かみえ)、月歩(げっぽう)、嵐脚(らんきゃく)と言う6つの技を纏めて六式と言い、海軍や世界政府の技術として紹介されている。
特に重要なのは指銃、鉄塊、紙絵であり、まぁ全部関係はあるのだが、覇気と呼ばれる武装色と見聞色の覇気に繋がってくる重要な技である。
正直武装色と見聞色を習得できればこれらは重要度が落ちるのであるが、基礎固めとしては有効である。
指銃と鉄塊を組み合わせられれば部分武装色習得は目前であるし、紙絵は紙の様に相手の攻撃を避ける技なので、できるようになれば初歩的な見聞色とも言える。
まぁ覇気については習得方法が実戦での命の危機的状態か過酷な修行により極限まで体を追い込む事が条件であり、海軍将校が六式を習得した後に覇気を習得した事例というか中将以上は見聞色と武装色の覇気の習得が昇格の前提条件なので恐らく六式を覚えてから覇気習得に至っているケースが多数だろうという仮説の元動いている。
というか覇気の習得方法が確立していたら海軍はもっと強いし、カイドウの百獣海賊団やビッグ・マム海賊団は更に戦力が充実し、原作の麦わらの一味が更に危機的状態になっていたであろうから、覇気の習得は一筋縄ではいかないのだろう。
事実海軍教官として覇気の扱いに長けたゼファー教官でも幹部以外の部下の覇気は未習得状態である。
まぁネオ海軍の戦力が規模の割にショボいのは仕方がないかもしれないが···
まぁこちらは裏技の影分身がある。
···案の定難航して六式とはと記憶を掘り起こして研究することになったが
「別のアプローチから進めるぞ! 鬼滅の刃の呼吸やHUNTER×HUNTERの念の方から進めて、念を体に纏うことで擬似的な武装色を身につければいいだろ!」
「はい、ムザン君天才、チャクラが覚えられたからそっちでやりましょう」
修行方法を変更して頑張ることにした。
この頃、考古学者のニコ家で娘さんが産まれたと話題になった。
ニコ・ロビンの誕生である。
破滅の足音が近づいていることに皆恐怖を覚え、更に修行に力が入るのだった。
チャクラコントロールができていたことにより、応用として念となる生命エネルギーを抽出することに成功する。
で、この生命エネルギーに反応する物質をライザが錬金術で作り、調べてみた結果
「あれ、ワールドトリガーのトリオンと似てない?」
ということに気がつく。
別物であるが似ている事を発見したライザはランと共同研究というかトリオン技術を魂の時に熱心に読んでいたので、トリオン技術を再現することに成功する。
トリオンが念の具現化と性質が似ているのだ。
まぁ異能力バトル漫画はだいたい精神や体内にあるエネルギーを変化させて戦うのがメインなので、そうとわかればトリオン器官を見ることのできるメガネの開発が進められ、それをムザンに渡して、手術の練習として犯罪者の検死の手伝いをさせられた時にトリオン器官の確認に成功する。
ワンピース世界の住民は全てのエネルギーの元となる精神エネルギーの発達によるキャパオーバーでサイドエフェクトを発現させる。
それが見聞色と呼ばれているのではないかと言う仮説が成り立った。
この世界の住民では決してたどり着くことのできない見解である。
大発見に興奮し、となれば念の修行が効率が良いことにも気がつく。
修行方法が多く漫画で描かれているので知識量が多く、念の堅は武装色とも近く、堅を磨くことで念の総量も上がることは漫画で言及されている。
「トリオンとは別種としても、そしたら精神エネルギーが念や覇気に関係し、それに肉体のエネルギーが加わることでチャクラに変化するということですね。これは使えます」
とヨシカゲも興奮気味に語る。
彼は精神エネルギーの具現化であるスタンドを使えるし、ジョジョには波紋法という鬼滅の呼吸に似た技術があり、両方とも肉体エネルギーを増幅させる効果がある。
肉体エネルギーの増加はチャクラに影響し、チャクラは精神エネルギーにも影響するという方式が成り立つ。
ただ同じ精神エネルギーでも呪術廻戦の呪力は負のエネルギーと言われているので、今までの正のエネルギーとは反発する可能性が高く、正のエネルギーを強めると覇気、負のエネルギーを強めると呪力となるのではないかと私達転生者は結論付けた。
勿論これらから逸脱したグルメ細胞は例外であるが。
まぁ結論を言うとジャンプ式修行法をやれば効率良く成長できるという感じだ。
わかってしまえばキャパを上げる鍛錬をすれば良い。
空気が薄い場所で鍛錬するのが呼吸を鍛えるのも含めて効率的であり、皆で考えた結果こういう鍛錬方法が編み出された。
まずオハラには全知の木という巨大樹があり、それをチャクラコントロールをしながら登る。
雲にも届く巨大樹なので空気は勿論薄い。
そこで鬼滅の刃の全集中の呼吸鍛錬を行う。
全知の木を今度はチャクラコントロールをしながら降りる。
地面に降りたら影分身をして念の修行を行い、念の基礎の四大行の修行を行い、堅をしながら各自の研究や鍛錬を行う。
解散して家に帰ったら全集中の呼吸を意識しながら念の絶を行い疲労を回復するというジャンプ理論全開の修行方法である。
なんかドラゴンボールの初期の方に見たことあるぞこの修行方法。
背に重りの甲羅を乗っければ完璧である。
まぁそんな無茶な修行をすれば普通は壊れるが、転生特典でもらった才能上限の撤廃がこの無茶苦茶な修行を成立させてしまった。
しかも食料も皆が育てた畑や島近くに現れた海獣をこっそり獲ってきて食べ、食べ残しの骨や内臓は肥料にして畑に撒くことで更に作物が育つ好循環に陥った。
修行の最適化が見つかった頃、ニコ・ロビンの母親のニコ・オルビアが世界政府に消された夫の意志を継いで空白の100年の研究を継承し、島を旅立った。
どんどん破滅へのカウントダウンが近づいてくる。
なので本格的に船の建造の研究を全員で始めることになった。
まず主材は木材。
これは木遁かつ性質変化で硬度が高く、腐食性の低い木材を生み出せるようになったハシラマの木材が採用された。
木遁で出せるので木材はほぼ無限である。
次に帆となる布はオハラでは紙を食べるため害虫とされている糸を吐く大きな虫(ジャイアントキャタピラー)をライザが錬金術で改良して大量の糸を吐き出す様にした。
餌は木遁で出る木の葉を与えるので時間はかかるが、これもほぼ無限である。
組み立てるのは人力だが、影分身でこれをカバー。
こうして試作1号船は小型のジャンク船が完成したが、造形が洗練されておらず、遠洋するには心許ない船であった。
しかし、島の周りを航海の練習として使うのには向いており、影分身を乗せて航海術の蓄積の為にぐるぐると周回させた。
見慣れない小型船が島の周りを周回していると町で騒ぎになり、乗っていた影分身から転生者達は危ないと怒られたが、本気で交易商になろうとしていると熱量が親にも伝わり、ハシラマの親父さんや考古学者の先生方に親達が頼み込んで、造船や航海術の歴史、船の形や全知の木にある航海図等の模写をする許しを得た。
考古学者の先生方は転生者達の才覚を見込んで考古学者にならないかと勧めたが、空白の100年を解き明かしたりするより、まずは生きていく基盤を整える方が大切だし、その役割はニコ・ロビンがやるべきであると一応の考古学は習ったが、大半はポーネグリフには関与しなかった。
ただ元作家であったオールマイトはどうしても古代文字への関心が捨てきれずに、忍術を駆使してポーネグリフを模写。
それをスパコンの頭脳のランが今までの考古学との関連で古代文字の法則を発見し、2人で解読してしまった。
「どうする?」
「二人の秘密にしましょう。あれ? 4つのロードポーネグリフが揃う時にラフテルへの道が開かれるんですよね?」
「···まぁ私達が行くことは無いだろうね」
ちなみにオールマイトの前世が作家であるが、筋肉への憧れから超パワーを選んだらしい。
ランの前世はプログラマーである。