【更新一時停止】8人の転生者が大海賊時代を生き抜くお話   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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七武海になるために2 砲王ジンバドルの悪行

ジャヤ···モックタウン

 

「お、おい···あれなんだ!?」

 

「空に···船!?」

 

モックタウンの住民や犯罪者達は空を見上げると巨大な船が浮かんでいるのを目撃した。

 

そして空から人が降りてくる。

 

「初めて来たけど、確かにゴロツキの集まりだな」

 

「そりゃ海軍からも見捨てられるわ」

 

「···犯罪者は嫌い」

 

旧ジパン商会構成メンバーがひらりと着地し、ジャヤのゴロツキ達に宣戦布告をする。

 

「我々オリガルヒ武装会社はモックタウンの海賊や犯罪者を根絶やしにしに来た。まぁ君達を野放しにしていると周辺海域の治安が悪くなるからな。罪を改めるなら恩赦をしてもいいが」

 

とマイトが話すが、ゲラゲラと笑いが起こる。

 

「俺達に恩赦だ?知ったこっちゃねえ!」

 

「そうだぜ!こちとら20年も海賊やってんだ!今更辞められっかよ!」

 

と武器を持って襲いかかってきた。

 

「コノ、襲いかかってきたの全員殺ってみろ」

 

「うん」

 

マイトの指示にコノは頷くと地面に手を当てる。

 

すると襲いかかってきた海賊や犯罪者達の足下が蜂蜜に変化し、底なし沼の様に沈んでいく。

 

コノは早くも能力の覚醒に至っており、半径500メートルであれば蜜に物質を変化させることができた。

 

「蜂蜜の中で溺れ死んで」

 

コノの言葉にふざけんなと仲間を沈められた者達は怒り出して、襲いかかってくる。

 

「ハニーニードル」

 

次に襲いかかってきた者は蜜でできた槍を高速で突き刺す事で殺していった。

 

「の、能力者だ!」

 

そう叫ぶ者も居たが、犯罪者っぽいのをコノは片っ端から殺しまくる。

 

5分もかからずにモックタウンのメインストリートにはコノに殺されて甘い匂いを漂わせる死骸で道を覆っていた。

 

「ひ、ひぃぃ」

 

あまりの惨状にモックタウンで商売をしていた商人達も腰を抜かしてしまう。

 

「さて···商談をしようか」

 

 

 

 

 

 

 

モックタウンは治安は最悪であるが、海賊の略奪品を売買することで町全体が潤っており、海賊が居なくなれば街が回らないという大航海時代のカリブ海の国家みたいな町であった。

 

町の代表者もマイトの交渉にビビりながらも、マイト達が定住できない以上、支配はできないと踏んでブレなかった。

 

マイト達的にはジャヤの海賊を見せしめにすることで名を上げることが目的であり、それは達成されていた。

 

町の代表との交渉は舐められない為であり、出方による反応を伺っていただけである。

 

とりあえず、最終的に家畜の購入といった普通の取り引きになり、格安で商品を仕入れることに成功したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにモンブラン・クリケットなるマイト達旧ジパン商会のメンバーは知っているモンブラン・ノーランドの子孫で、今なおノーランドが死に際に言った黄金郷を探すために後々ジャヤに訪れて黄金郷が海底に沈んだと思い込み、海底を探し回るのであるが、彼がジャヤを訪れて潜水していた期間は約10年。

 

実はまだジャヤに到達していないのである。

 

なので特に接触することもなくオリガルヒ武装会社はジャヤを旅立ち、次は七武海討伐を狙うのであった。

 

 

 

 

 

 

 

「うへ~、本体達が近くに来ているって知ったから商品購入のために立ち寄らせてもらったよ〜」

 

ホムンクルス達、キヴォトス商会のメンバーがジャヤから次の目的地に向けて飛行中に電伝虫の電波範囲内に入ったので上に上げて欲しいと言い、マゴニアに帰還していました。

 

「すっごい儲けたよ☆5000万ベリーも儲かっちゃった☆」

 

とミカが自慢気に話します。

 

「あれ?うち15億ベリーをアラバスタで稼いで、ジャヤで海賊達を根絶やしにしたんだけど···広まってない?」

 

「なにそれ?」

 

フウカがミカ達に聞くが、どうやら今までの活動はほぼ広まってないらしい。

 

「何か面白い話は無い?」

 

とフウカがミカ達に情報交換を求めると、商船を不当な理由を付けて罰金を強要している海軍支部があるらしい。

 

G-14支部で、ここから結構近い。

 

「商人達から凄く嫌われてる支部ね。海賊達との癒着もしていると聞くわ」

 

とヒナの言葉で、癒着で旦那が縛り首になっているメアリーがブチギレ。

 

「殺しましょう」

 

まぁ海軍支部襲撃して壊滅させたら悪名は轟くだろう。

 

ただその場合アラバスタ王国での美談が掻き消えてしまう。

 

「あ☆ならこっちに人員割いてよ。悪名はキヴォトス商会が被るから☆そんな商会を傘下に入れているってなれば名声が上がるんじゃない?」

 

とミカが提案する。

 

一時的にキヴォトス商会に幹部を派遣して···って話だろう。

 

「よし、ミラとコノ、それにメアリー行けるか」

 

「「はい!」」

 

「行けます。下の汚職は許さないのに上の汚職は許すのはキレて良いですよね!」

 

と殺る気満々で、キヴォトス商会組は海軍支部を、オリガルヒ武装会社はこのまま七武海を落としに行く事が決まるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これが七武海のやることか···」

 

まず来たのは砲王ジンバドルの縄張りであるが何処かで見たことのあるような光景が広がっていた。

 

具体的にはワノ国での囚人採掘場に似ている。

 

違いは女性や子供も普通に働かされていることである。

 

ジンバドルの能力は青銅を使うことで能力を発揮するジキジキの実の亜種···超人系だがその物質に変化するのではなく操る事に特化したタイプらしく、島民や世界政府非加盟国から攫ってきた奴隷を強制労働させて銅や石炭を採掘し、青銅の武器を工場で加工しているらしい事が発覚。

 

そして恐ろしいことに賃金が発生していないガチモンの強制労働である。

 

これはいけません。

 

まぁ七武海も元を辿れば海賊です。

 

ドフラミンゴも島民や歯向かう者を玩具にして強制労働させていましたし···

 

というかこれが許されて、オハラが消されたほうが理不尽だと転生者達はブチギレました。

 

普通に乗り込んで監視役のジンバドルの部下を殺害してこう宣言をします。

 

「罪なき人々よ!君達は解放された!我々は七武海ジンバドルと戦う者である!ジンバドルとの戦いに巻き込みたくはない!皆を島で匿わせてもらう」

 

と奴隷解放宣言を行い、手錠や足枷を外していきます。

 

悪趣味な事に天竜人の奴隷の焼印とは違いますが、焼印を皆されています。

 

とりあえず強制労働に従事していた1000名の人々を解放し、マゴニアに移動させてマゴニアの人達に治療を施してもらいました。

 

で、何も知らずに帰ってきたジンバドルをこういう行為が滅法嫌いなムザンが何もさせずにボコボコにした後に首を切り落とし、悪魔の実も一応回収するのであった。

 

そしてそのままジンバドルの首を海軍に送りつけたのでした。

 

 

 




次は海軍サイドの話
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