【更新一時停止】8人の転生者が大海賊時代を生き抜くお話   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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海軍大混乱 ミカ伍長

 海軍本部マリンフォードでは首だけになって送られてきたジンバドルの対応に右往左往していた。

 

 というのも海軍はメインの大砲が鋼鉄に変わりつつあったが、まだ青銅砲も副砲として現役であり、ジンバドルはそういった海軍側への資源供給で政府に有用だからその見返りに七武海になった存在であった。

 

「センゴク大将!」

 

「今度はなんだ!」

 

「G-14支部の支部長含め将校5名と幹部人員15名がキヴォトス商会と名乗る商会と結託した海兵の反乱により殺害されました」

 

「海兵の反乱だと!?」

 

 海軍側は立て続けに起きた大事件に頭を悩ませていた。

 

 七武海は海賊への抑止力として大きく機能しており、その一角を崩した勢力を無視する訳にはいかない。

 

「センゴク大将! ジンバドルとG-14支部の事件は連動して居ることが判明しました! 両方から犯行声明が出ております!」

 

「詳細は」

 

「こちらに纏めております」

 

 まずジンバドルを討ち取ったと主張するオリガルヒ武装会社の声明であるが

 

『オリガルヒ武装会社の社長オール(マイトの本名はオール·マイトなので割れて無いオールの方を出した)です。この度はジンバドルが我が会社の社員を不当に拘束、強制労働を課していた為に会社の社員を守る報復処置としてジンバドルの一味を壊滅させたに至ります···』

 

 長いので要約すると、マイト達は強制労働させていた島民や奴隷を再度政府側に奪われないように労働契約をでっちあげ、派遣社員としてジンバドルに送っていた書類を偽装した。

 

 で、送った社員が不当な労働に従事してるじゃんか! 報復じゃでジンバドルと武力衝突し、討ち取った事が書かれていた。

 

 あとG-14支部の海軍の旗を使った海賊に略奪を受けたので子会社のキヴォトス商会に事実確認をするために送ったという話も書かれていた。

 

「政府側にも七武海の空席を作り出して不利益を与えた為に、オリガルヒ武装会社の七武海入りと非加盟国のマゴニア島及びマゴニア共和国をオリガルヒ武装会社の縄張りとしたい···」

 

「センゴク大将どうしましょうか」

 

「動ける中将は?」

 

「ガープ中将が鍛錬と言ってクザン中将を鍛えておりますが」

 

 センゴクは頭を抱える。

 

「アイツらに商人とのやり取りは無理だな···仕方がない。非加盟国とはいえ国が関わってくる案件だ。私が直接出向く」

 

 もう一つの案件であるG-14支部の方は反乱に加担したと思われる代理支部長をしている人物からの告発及び減刑を求める嘆願書とキヴォトス商会から状況証拠を含めた書類であった。

 

 事件の経緯はキヴォトス商会がオリガルヒ武装会社の指示でG-14支部に抗議の為に向かった所、G-14支部の巡視船から法外な税の支払いを求められ、これを拒否した所、戦闘に発展。(支部側の嘆願書にも巡視船を使い賄賂の要求を上層部が行い、加担するように強要されていた旨と、抵抗した商船を沈めた事が書かれていた)

 

 巡視船を制圧し、G-14支部に乗り込み抗議をしたところ、海軍に逆らったとされオリガルヒ武装会社の幹部とキヴォトス商会の商会長をいきなり指名手配を支部長の権限で行い、不当逮捕に憤ったオリガルヒ武装会社の幹部であるコノ氏が抵抗し、支部長と戦闘に発展。

 

 キヴォトス商会の商会長は抵抗せずに牢屋に入ったが、懲罰房に支部長や支部の幹部に抵抗した海兵達が不当に懲罰を行われており、看守役の海兵と話し合いをし、不当性と正義についての尋問を行ったところ、コノ氏が支部長を殺害するに至り、看守役が看守長を刺殺し、キヴォトス商会の商会長であるホシノ氏と懲罰房の海兵を解放して反乱が発生。

 

 コノ氏が海軍側の不正の証拠を押収して一時逃走。

 

 上層部が混乱している間に反乱側は下士官と武器庫を制圧、不正を行っていた上層部を捕らえ、臨時軍事法廷を開催し、コノ氏と下士官達が上層部の不正を告発して将校は絞首刑、他の不正関与の幹部は銃殺刑が直ちに行われたと書かれていた。

 

 キヴォトス商会は書類作成後にオリガルヒ武装会社に指示を貰うため出港。

 

 島は戒厳令を発令中で、一部島民や商人を臨時徴兵(ここにミカが紛れ込んだ)し、戦いに加担させた事が書かれていた。

 

 内部反乱なので中将案件である。

 

「ガープとクザンを送れ! 証拠が揃っている以上生き残りの上層部は更迭及び降格、場合によっては海軍の軍籍の剥奪、反乱加担の兵達も降格は逃れられんだろう」

 

 と仮の処分の雛形を作成し、ガープ中将とクザン中将を直ぐにG-14支部へと送るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ガハハハ! そうかそうか! 大変だったな!」

 

「全く酷いよね☆いきなり徴兵されたと思ったら会計をやれとか島に来た癒着していた海賊を捕らえろとか☆」

 

「アララ、済まないな海軍の悪い面から見せてしまって」

 

 ガープとクザンが上層部の生き残りと反乱に加担した兵の事情を聞いてガープ中将が独自の判断基準で処分を決定し、そんな中でミカと言う臨時徴兵された兵の名前が多々出てきた。

 

 商人の船に乗っていたので計算ができ、銃の腕がよく、癒着していた海賊の幹部を倒して兵達の信頼を勝ち取っていたとのこと。

 

 ガープ的には臨時徴兵の民間人はお金を支払って解放する気でいたが、ガープ自身がミカの事を気に入り、二等兵から一等兵へとこの島の海兵の反乱処分で唯一昇進をし、ガープやクザンと共に本部で勤務することが決まった。

 

 更にミカの容姿で翼と頭に輪っか(ヘイロー)があることで、天使として支部の兵士達から崇められていたが、ガープの船でもアイドルの様な立場で受け入れられながらも、ガープの厳しい鍛錬を受け、短期間で覇気に目覚め(元から使えていたが偽装した)たり、六式を習得するなど才能を見せた。

 

 特にヘイローの特異性である、神秘を込めると威力が増す力で殴っただけで海賊船を沈めたり、真面目な勤務態度とガープの権限でどんどん出世させて海軍本部に戻るまでに伍長に昇進するのだった。

 

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