【更新一時停止】8人の転生者が大海賊時代を生き抜くお話 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
海底250mをグダコがライザ特製の潜水服を着用して海底散歩を楽しむ。
「めっちゃ水圧で、ベゴベゴ言ってるんだけど! 怖えぇぇ!」
はい、楽しんでますね。(大本営発表)
海底潜る時はシャボンコーティングが一番なのですが、マゴニアにシャボンコーティングの技術が無いので仕方がありません。
「見つけた!」
レーダーを頼りに特に周辺に島も無い場所なので恐らく長い年月海底に放置された悪魔の実を発見しました。
赤と金色の混じった悪魔の実ですね。
「ドラドラの実? 幻獣種モデル黄金竜?」
ウオウオの実が東洋龍を示しているので、こちらは西洋竜のことだろう。
竜になれる悪魔の実なのだろうか?
マゴニアに戻ったグダコは幻獣種なので転生メンバーで食べる? と聞いたが、既に食べたマイト、ライザ、ヨシカゲは除外、ムザンはオペオペの実を食べたいので降り、グダコも食べることができないのでパス。
残るはハシラマ、ラン、フウカであるが、フウカも戦闘要員じゃないから優先度低くて良いとのこと。
ハシラマとランもなんかこの実を食べたいと思わないと言ったので、この実をベースに量産できないかライザに人造悪魔の実の製造をすることとなった。
ベガパンクも動物系は複製が可能と言っていたし、スマイルという欠陥品はできている。
「やってやろうじゃねぇか!」
と、ライザもやる気十分で、今までストックしてきたクモクモの実とイヌイヌの実を誰かに食べさせるべきという話になった。
幹部メンバーを集めて聞くが、ドラゴンになれるならそっちの方が強そうとドラドラの実の複製が完成したらそちらを食べたいという人ばかりで、幹部メンバーも辞退。
というかコノとミラの悪魔の実が便利すぎて動物系悪魔の実の価値が激減してしまっており、1つしか食べられないなら強そうな悪魔の実か便利な悪魔の実を食べたいと欲が出てしまっていた。
幹部メンバーも辞退したのでメルヴィユ出身で準幹部と言える人々に希望者を募ったら、2人の男女が立候補した。
男はザビ、女はパランと言い、ザビの方がイヌイヌの実モデルアフリカンゴールデンウルフを、パランがクモクモの実モデルアシナガグモを所望し食べた。
耳が生えたり、手が増えたりといった変化があったがそれくらい···だと思ったが、パランは蜘蛛の糸の性質を変化させて繊維業に参入。
普通に大儲けしたのを見て、転生者達は原住民的な立場だったメルヴィユの民がこんな文化的になって···と感動していた。
ちなみにライザもライザで、複製の研究は進んでおり、動物実験を繰り返しながら2年後に悪魔の実の複製を科学ではなく錬金術で生み出すことに成功するのだった。
とある島でCPが海賊に人質にされた島の兵士500人を殺害したという裏社会を専門に扱う新聞がニュース・クーで届けられ、海賊達に警鐘を鳴らした。
「うひゃーひでー事をしやがるな」
新聞を読む二重スパイのCP構成員ベルンがフウカの営む幹部食堂で呟く。
「いやいや、ベルンもCPじゃないのか?」
「お! ヴェインの兄貴じゃんか! 今日もボロボロだねぇ!」
ヴェインとベルンは共に30代で何かと意見が合うらしく、よくつるんでいた。
「いやいや、俺は使い捨てCPだよ。世界政府加盟国の兵を虐殺するみたいな価値観は持ってませんよ」
「うん、それが普通の感性だけどさ」
と話しているとフウカが山盛りのパエリアを出す。
「特製パエリアです! お召し上がりを!」
「「待ってました!」」
ガツガツと食べ、食べ終わると次の話題に移る。
「ヴェインの兄貴、そういえば海域を移動して新世界に入ったけど何か面白い事あった?」
「そうだな···懸賞金1億前後の海賊を潰しまくっているな。交易を望んだ海賊は交易に応じているけど···値切ったり抵抗したら潰す感じか?」
「どんぐらい潰してるんすか?」
「俺が出撃したのでも10回だからその5倍は幹部の皆が潰してるんじゃね? ほぼマイト船長のサンドバッグかコノの蜜漬けになってる感じだけど」
「相変わらずエゲツねぇ。ハルはまた妊娠して出撃回避だっけか?」
「そうそう。出撃したい欲とムザンさんからのドクターストップで葛藤してたな。妊娠といえばレントもアンをまた孕ませてたな。これで3人目だっけか?」
ヴェインの言葉にベルンが羨ましいと言う。
「羨ましいってお前も妻子に妾が何人もいるハーレム野郎じゃん。まだ足りねーのか?」
「人の欲望って底なしですわ」
「欲望ってか性欲な」
ガハハハとくだらないことを言って盛り上がる。
一方その頃、マゴニアの下では小船に乗った男が船を沈めたばかりのマイトに話しかけてきた。
「七武海、ジパン商会のマイトだな。手合わせ願おう」
相手はジュラキュール・ミホークその人であった。
「新世界に来ていたか、剣豪ミホーク」
「まだまだ修行中の身···受けてもらえるかな」
「無論···と言いたいが、足場が無い、近くの島でやらないか」
「···承知した」
とマイトは若いミホークと勝負することとなり、近くの無人島に移動し、戦った。
普通に斬撃を飛ばしてくるし、剣技も凄まじい。
「ほう! 流石の武装色。我が剣を受けてなお傷つかぬとは」
「死ぬ気で鍛えているからな! デトロイトスマッシュ!!」
ミホークとの戦いは三日三晩続き、最後はミホーク共々両者ノックアウトであった。
「強いな···流石だ」
「ふん、白ひげの抑止力となると豪語する割には俺と引き分けるなら力が足りんのではないか?」
「ごもっとも」
体を起こしたマイトはミホークにマゴニアに来いと誘った。
「せっかくだ美味い飯をご馳走しよう」
「このおにぎりは美味いな。米も中に入っている具材も美味い」
「だろ!」
意気投合したマイトに連れられてマゴニアに招待すると、フウカにミホークはおにぎりを頼んでいた。
「マイト、お前が剣士で無いことが残念でならない。剣士ならば俺に並び立つ才能があったろうに」
「いや、私は剣士よりも格闘家だ。拳の方があっている」
「そうか···」
ミホークと話す中でやはりライバルとして赤髪のシャンクスの話が出てくる。
グランドライン後半の海で最後に会ったと言っていたので、恐らくグランドラインのどこかにまだ居ると思われる。
「白ひげと前にやりあったと聞いた。目に3本の傷ができていた。赤髪程の剣士が何故と思ったほどだ」
もう白ひげとは一度戦っているらしく、後の黒ひげことティーチに傷を付けられている事が判明した。
「赤髪のシャンクス···覚えておこう」
ミホークにビブルカードを渡し、また暇なら食事しに来いと誘うのであった。
正直クトゥルフ神話の悪魔の実を出すか悩んだのですが、世界観が壊れると思ったので辞めてドラドラの実にしました。
許して(懇願)