【更新一時停止】8人の転生者が大海賊時代を生き抜くお話 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
「ゆっくり霊夢と」
「ゆっくり魔理沙の」
「「歴史解説!!」」
「ねぇねぇ魔理沙」
「なんだぜ霊夢」
「ロジャーの宣言から始まった大海賊時代ってあったじゃない」
「あったんだぜ」
「色々勢力がややこしくてわからないのだけど教えてくれないかしら」
「仕方がないんだぜ···パネルを参考に見ていくんだぜ」
饅頭2人の前にパネルが現れる。
「まず大海賊時代前期の大海賊と言われる海賊には大きく分けて3つの系譜があるんだぜ」
「3つの系譜?」
パネルにロジャー系、ロックス系、その他がボードに貼られる。
「それぞれ大海賊時代前の伝説の海賊の元クルーが独立して新しい海賊団を立ち上げたのが基本強かった時代だぜ」
四皇のうち白ひげ、カイドウ、ビッグ・マムの3名がロックス系、赤髪がロジャー系に分類される。
「四皇は基本この系譜がとある海賊···いや、国家を除いて適応される」
「国家?」
「当時七武海をしていたジパン商会だぜ。ここだけはその他から更に外れた特殊グループに入るぜ」
四皇の説明に入り、頂上戦争までの8年間新世界に君臨した4つの海賊団のあだ名だ。
それぞれ君臨した期間は頂上戦争まででも白ひげが前時代を含めると約30年、ビッグ・マムが20年、カイドウが18年、赤髪が8年である。
「ただし、ビッグ・マムとカイドウは懸賞金が25億を超えた時点の話で、国家と呼べるくらい縄張りを拡大した時期はそれぞれもう少し短いんだぜ」
「へぇ···となると新世界はこの4人の勢力がほぼ確定したのが頂上戦争の8年前になるのね」
「そうなるんだぜ」
パネルをひっくり返し、次の解説として七武海の説明にはいる。
「七武海は元々ロジャーが暴れていた時代にもあったんだが、抑止力として本格的に機能し始めるのは大海賊時代が始まってからなんだぜ。で、最初期は基本的にグランドライン前半の海を管轄して、海賊が成長しきる前に刈り取るのを戦略としていたんだが···2つの大事件が起こるんだぜ」
「2つの大事件?」
「世界政府が滅ぼした島の生き残りであるジパン商会が当時七武海であった海賊を殲滅して七武海入りしたことと、七武海の海賊の2つが反乱で船長を引きずり降ろした事件だぜ」
「反乱起こっちゃったの!?」
「七武海という政府公認の海賊で起こったのはレアケースだったぜ。この2人の船長はジパン商会が吸収し、後々幹部になってるぜ」
と七武海の勢力も貼っていく。
ジパン商会は特殊枠、他はジンベエが白ひげ系で、あとはその他となっていた。
「世界政府は基本的に七武海は四皇の息がかかってない海賊を選ぶ傾向が強かったぜ。大海賊時代初期にロックス系で金獅子海賊団の残党を七武海にしていたんだけどこれは赤髪に破れて勢力が消滅したんだぜ。というか赤髪は七武海が新世界に持っていた勢力をほぼ吸収して皇帝になった経緯があるぜ」
「なるほど、この特殊枠が気になるところね」
「ジパン商会は後々紹介するが、もう一つの勢力、海軍も見ていこうと思うぜ」
これはミカ以外は基本的に同じなので割愛。
四皇君臨時代は基本他に有力な海賊がでてこなかったか、出てきても四皇のどこかに服従してしまい成り変わる存在がでてこなかったことも説明。
「じゃあ特殊枠のジパン商会の解説に移っていくぜ」
「待ってました」
「まずジパン商会は空飛ぶ国家マゴニアを拠点に国家運営をしていたのがまず他の七武海と違う所になるぜ」
「あれ? でも九蛇海賊団もアマゾン・リリーという国の女帝だったり、七武海の中だと一番最後に加入するバーソロミュー・くまも国王だったから国家を運営するってのは他の海賊団もやっていた行為なのでは?」
「そうなんだぜ。じゃあ何が特殊枠なのか···そもそも海賊じゃないんだぜ」
「ええ! 七武海なのに?」
「母体はただの商人でオハラのバスターコール事件の生き残りということで賞金を懸けられたただの商人達なんだが、逃亡生活中に力をつけて七武海の一人を打倒し、その座に座ることになるぜ」
「す、凄い···それが特殊枠の理由なのね?」
「いや、ジパン商会の国民達は基本世界政府や現体制に恨みを持っている人達の集まりだったんだ。だから七武海ながら傘下の商会を使って革命軍を支援し、海軍の内情を調べるためにスパイを送ってもいたんだぜ」
「じゃあ七武海だけど革命軍に参加していたから特殊枠ってこと?」
「いや、それは七武海の他のメンバーよりも頭3つ程抜きん出た戦力が影響しているぜ」
「戦力?」
「ちょっと未来の話になるが、ジパン商会の商会長であるオール・マイトが七武海を脱退した時に付いた懸賞金額はいくらだったと思うぜ? ヒントは四皇の赤髪が約40億ベリーで白ひげが約50億ベリーだぜ」
「じゃあ35億くらいかしら」
「おっ、良い線行ってるんだぜ、正解は約48億ベリーだぜ」
「全然違うじゃない! 何が良い線行ってるのよ」
「それは後のお楽しみなんだぜ」
ジパン商会の構成メンバーの紹介を始める
幹部メンバーは前に話したので割愛
「まずジパン商会は立ち上げに関わった始まりの8人、白ひげと戦争を起こすまでの幹部10人、そして白ひげ戦争後から頂上戦争までに戦力化した幹部の子ども達約50人、そして量産したドラゴンの実の能力者の100人に覇気使い1000人と一大勢力を築く事になるんだぜ」
「へぇ···凄いの?」
「参考に白ひげが頂上戦争に挑んだ時の兵力は本隊が1600人で隊長16人、傘下の海賊が43で総勢5万人」
「ん? ならジパン商会は少ないの?」
「とんでもない。そもそも基盤のマゴニア共和国が頂上戦争時に人口20万人だから約1200名の戦闘員を養うだけでも頑張ってる方なんだぜ···ちなみに頂上戦争時でも海軍が集められた兵数が10万人だから如何に昔は兵数が集まらなかったかわかるんだぜ」
「今とは感覚が違うのね···となるとジパン商会は傘下無しで白ひげの本体より少し少ない程度の戦力を保持していたと?」
「そうなるんだぜ」
続いて支持基盤であったマゴニア共和国の解説に入る。
「マゴニア共和国は世界政府非加盟国で唯一産業革命に成功した国家で、マゴニア共和国誕生から10年と経たずに食料自給率が1500%を達成したんだぜ」
「1500%? 凄すぎてどれくらい養えるか分かりづらいんだけど」
「20万人の人口しかいないのに300万人分の食料を生産したんだぜ。輸出額の85%が食料品ってくらいマゴニアは大規模農業と農業の機械化に成功したんだぜ」
「それはすごいわね。残りの輸出品は?」
「繊維業だぜ、特殊な虫から出る糸や綿花、羊毛で様々な繊維を作り、輸出したんだぜ。機械類は内需が足りなさ過ぎて頂上戦争前は輸出していないんだぜ」
「へぇ···」
「輸入品は鉱石類で、マゴニアでは鉱石が石炭等の化石燃料を除いて全く産出しなかったから外貨で鉱石を各地から輸入していたんだぜ」
「そうやって回っていたのね」
「それにマゴニアは世界政府非加盟国だから天上金みたいな莫大な上納金ではなく、七武海としてのノルマだけを支払えばよかったから国庫へのダメージは他国に比べて少なかったんだぜ」
「産業革命に成功したって言っていたけど、色々な機械を作ったってこと?」
「そうなんだぜ! 一番の原動力は空島でしか養殖できないと思われていたダイアルの養殖に成功したことなんだぜ! これでダイアルの特性であるエネルギーを別のエネルギーに変換することが可能になったことと、石炭は腐る程有り余っていたからそれを燃料に内燃機関が発展していったんだぜ。武器類もベガパンクが関与したのを除けば世界最先端を進んでいたぜ」
「へぇ···じゃあ国民も豊かな生活ができていたのかしら」
「他国の貴族とはいかなくても富裕層並みの生活を国民全体がしていたらしいんだぜ。有名な言葉が残っているぜ! マゴニアの民は腹いっぱい食べるのは当たり前、1日に平均15品を食べたと言われているぜ」
「15品って結構よね? ご飯と味噌汁を3食で6品としても他に3品もおかずがあるってことでしょ?」
「注目すべきは腹いっぱい食べるの方なんだぜ。こういう場合主食が多くて栄養が偏りがちなんだが、ジパン商会の偉大な料理長と言われるフウカが現代でも通じる1万近くのレシピを書き残しているんだぜ」
「1万も!?」
「アレンジを加えると更に増えるが、マゴニアでは餓えとは無縁だったぜ。レシピの多さもあるが、それだけ多くの品種の作物を育て、多くの調味料が開発されたぜ! だからマゴニアは別名空飛ぶ食糧庫とも言われたぜ」
「それはすごいわね」
「この強固な産業基盤がマゴニアの強みであり、四皇も迂闊に手出しができなかった理由だぜ。四皇のうちの白ひげと赤髪はマゴニアからの食料の輸入が無ければ縄張りの維持ができないくらい経済面での繋がりがつよくなるんだぜ」
「あれ? でも白ひげと戦争をしてるんじゃないの?」
「じゃあ次は白ひげとの戦争···エレメン島での戦いについて解説するんだぜ」
「よろしく頼むわ魔理沙」
「と、今回は時間が丁度良いからここまでにするんだぜ」
「それでは次回も」
「「ゆっくりしていってね」」