魁人専用の閃光と暗黒の龍絶剣が、暴れ回ります!
二回に分けます。
魁人が『ぼくがかんがえたさいきょうのセイクリッド・ギアせっていしゅう』ーーー天界所属時のアザゼルが考案したオリジナル神器(設定)が記された一般的に黒歴史ノートとも呼べるものから、特に敵味方にイジられた大剣型の神器(設定)である
形状はトリガーついた片刃の大剣で、ショットガンの中折れ装填みたいに、ボタンを押しながら装填スロットを展開し、その部分に一緒に入っているカード一枚を挿入して、トリガーを引くとーーー
「カードに刻まれた力が解放される。簡単に言えば、仮面ライダーガッチャードに登場するに黒鋼スパナが持つ武器、ヴァルバラッシャーに近い。ちなみに、この大剣の形状は英雄伝説に登場するヴァン・アークライドが使う武器スタンキャリバーをモデルにしている」
「すげぇ、ウキウキで解説してるーーーちょっと引くわ!!」
まるで、玩具を貰った子供のように、はしゃぎながら解説する魁人。その様子に、人となりを知っている朱乃以外はドン引きしていた。
その後、準備が終わると、駒王学園に向けて魁人達が出陣した。
なお、何かあった時の為に対応できるようにスサノヲは公園に陣取り、待機していた。
「・・・出てきていいぞ。あと、魁人は勿論のこと、達人クラスは気づいていたぞーーー白龍皇」
そう言って、スサノヲは魁人達が出ていった方向は真逆の方向に声を掛ける。
「ーーー魁人兄は勿論のこと、流石は最高峰の達人たちだ・・・こんなザマでなければ、戦いたかったんだがなーーー」
声を掛けられ方向に居たのは左腕を欠損した状態かつボロボロな状態となり、今にも倒れそうな銀髪の少年、現白龍皇ヴァーリ・ルシファーだった。
「これを使え!魁人も察したから、一つ置いて行ったんだろよ」
そう言って、スサノヲはヴァーリに「フェニックスの涙」を投げて渡す。
右腕で受け取ったヴァーリは、即座に魔方陣を展開し、そこから切離された左腕を取り出す。切離された左腕を含めて自身に「フェニックスの涙」を振りかけると、まるで時間が遡るかのように切離された左腕を含めて傷が癒えていく。
「この治癒能力・・・まさか、赤龍帝の倍化が加わっているのか?」
「そうだ。サポートに徹してもらうために魁人が説明しながら兵藤一誠に実践させていたものだーーーすげぇだろ?」
「嗚呼、流石は魁人兄ーーーまだ、覚醒して間もない赤龍帝に、このような力の応用を教えるとはーーーそれに比べて、俺はーーー情けないなーーー」
自身に不甲斐なさを感じ、恥じるヴァーリ。その様子を見てスサノヲは、どんな相手と戦ったか興味が湧いた。おそらく、自分たちが追っているもの達であることは確信しているのでーーー
「そこまで、強かったかーーーサタナエルの遺産とやらわーーー」
「ーーー嗚呼。武力においても、知略においても、本気になった魁人兄と互角ーーーもしかしたら、
そう言って、身体を震わせるヴァーリ。身体から尋常ではない汗を噴き出している所を見ると、かなりの実力差で捻じ伏せられたことが見て取れる。
「そうかーーーお前だけをボコッたのを見ると余計な手出しをさせないためか。目的は、何だ?」
「魁人兄の全てと言っていた。かなり執着しているようにも見えたーーー」
「そいつの名は?」
「ーーーノア。ノアと名乗っていた俺と同じ銀髪の女だーーー魁人兄と同じ存在であり、自身と魁人兄をサタナエルの至宝と自称していた」
「ーーー魁人が聞いていたら、物凄く嫌がりそうだな」
そう言って、スサノヲは魁人達が向かっていた方向をじっくりと見据えていた。
その頃、魁人はーーー
「ーーー流石に、ここまでの戦力を持ってくるか。試し斬りにはいいけど、少し手間だ」
「部隊を2つに分けるのは失敗したわね」
「ーーーシトリー眷属の方々には佐々木殿と伊織殿が護衛としてついてもらったので、問題は無いのですが、私に住まう妖怪すらも押しきれない程の戦力ーーー
そう言って沖田総司は、臍を噛むような苦悶の表情を浮かべて、向かってきているコカビエルの配下の堕天使やはぐれ神父、そして、自身と同じ筈の
「転移してきているのは、全て旧魔王を信奉してきた者たちね・・・魁人さんが言っていた通りとはーーー流石にショックね」
そう言って、転移してきた悪魔を忌々しそうに睨むリアス。そう、この転移した悪魔達は、後に『
「偽りの魔王の妹、その首を持って、忌々しい紅髪ーーーサーゼクスに宣戦布告してやろう!!」
「ーーー寝言をほざいている暇があるなら、身体でも動かして、功を得ればいいのでは?まぁ、沖田さんがさせませんがーーー」
元々、有していた天賦の才による神速にも匹敵する速度に加えて、『
だが、それでも数が多い。
「雷光よ!!」
「部長には、近づけさせませんーーー」
「ドラゴンショット!!」
「皆さんを癒します!!」
グレモリー眷属も応戦するも数が多すぎて、対処しきれてない。
すると、打漏らした敵が、リアスの命を狙って襲いかかる。
「癒してくれた借りは返すーーーいくぞ、デュランダル!!」
その敵には、魁人が作った対悪魔戦用の制服ーーー
デュランダルーーー正式名称は聖蹟剣デュランダル。元はトロイアの英雄ヘクトールが使っていたドゥリンダナと呼ばれる槍だったが、四大天使ガブリエルが回収し、聖人の遺骸を柄に埋め込まれたことで聖剣として生まれ変わる。
後に、シャルルマーニュ十二勇士の一人、ローランの手に渡り数多の戦いで、その猛威を振るう。教会の手に戻ったあとは、教会の数多の戦士の手に使われていたが、その中でも天界の暴力装置と呼ばれた最強の戦士が、歴代最強のデュランダル使いとして、第二次世界大戦中、表(人間)や裏(異形)の世界で恐れられていた。
そして、現在の使い手は、『斬り姫』ゼノヴィアーーーその一閃は、かつての歴代最強ーーーヴァスコ・ストラーダには及ばずとも、ここに現れた悪魔達を狩るには、申し分ない程に強力な斬撃として、襲ってきた悪魔達を呑み込み消滅させていく。
「ーーー覇気で強化したとはいえ、こいつの切れ味は申し分ない。とりあえず、データは取れたからあとはーーー使うか」
そう言って、
そして、こう告げる。
「
全方位に向けて、青黒いオーラが拡散する。
オーラが当たった者は、問答無用でーーー服が消失し全裸となって、泡を吹いて倒れた。
その光景を見たグレモリー達はーーー
「イッセー先輩の
「「「そんなぁ馬鹿な!!!」」」
驚きを通り越して、戦慄した。ちなみに、イッセーもショックで泡を吹いて倒れた。
今回は、ここまで!!
次回、零式の力の解放します!
ちなみに、今回、名前だけ登場したノアは・・・今後の、この物語に多く関わっていくことになります。
お楽しみに!