後編です。
オリキャラが登場します。
ルビ追加:オリ主ハーレム
兵藤一誠の使う
そして、衣服を破壊された者はーーー
「ーーー衣服を破壊された者は、一部の例外を除いて、戦う異能を喪失する。
地面に突き刺した
「ーーー俺が
そう言って、魁人は襲撃者が出てきた方向に真っ直ぐ視線を向ける。
するとーーー
『流石は、若。一筋縄ではいきませんか・・・』
「もしかして、全身に武装色の覇気を纏って、魁人兄様の必殺技を無効化するなんてーーー」
全身を武装色の覇気で黒くコーティングしたことで、
「こんな形で会いたくなかったですーーーコカベル先生」
そう言って、悲しそうな表情を浮かべた魁人は納刀した
「堕天使コカベルーーー確か、コカビエルの腹心にして、
「嗚呼。コカビエルの叔父貴以外にも、俺に戦闘術やサバイバル技術を叩き込んだ先生とも言える方だーーー」
再度、武装色の覇気を
「ーーーコカベル先生は、かつての三大勢力で起きた戦争を生き抜いた猛者であり、コカビエルの叔父貴の代理として部隊を率いて、こちらよりも数が多い悪魔や天使の軍勢を何度も壊滅状態に追い込む程、戦術に長けているーーーだから」
『私が、その隙を見逃さないとでも!?』
その動作を隙と見做したコカベルが、魁人に迫る。
堕天使達が得意とする光の槍を瞬時に形成し、武装色の覇気を纏わせる。
覇気によって黒く染まった光の槍・・・並みの悪魔なら掠っただけで消滅する程の濃度を持つ。無論、同じく光力を操る堕天使や天使が喰らっても、ただの怪我じゃ済まない程のダメージを与える。
「ーーー忘れたか、先生? 俺は、そう簡単にダメージは受けないぜ!!」
魁人は、その槍を、見聞色の覇気を駆使しながら、紙一重で避ける。
迫りくる攻撃を避けながら、カードをスロットに投げ入れて閉じる。
「ーーー装填!!」
そして、トリガーを引くとーーー
〈Create Card,RideーーUniform.ArmdBurst!!〉
「ーーー
〈AvengeBraze-Alchemist!!〉
炎が絡みついた剣を、そのまま迫ってきたコカベルの首に向けて振るおうとするがーーー即座にコカベルは背後に飛ぶ。見聞色の覇気で自身の死が見えていた故の判断だった。
『ーーーまともに喰らえば、即座には私が消滅していただろう。だが、ここで大振りの技を繰り出せば・・・!?』
そう言いかけた、コカベルは突然、吐血した。
突如、背後から覇気が込められた斬撃を喰らったが為にーーー
『ーーーそうか。その武装は若が開発した
「嗚呼。『ワールドトリガー』に登場するアームドトリガーを参考に作った人間でも光力を扱える武装ーーー
魁人は、炎を纏った
「さようなら、先生・・・貴方が教えてくれたこと、絶対に忘れはしません・・・」
『ーーーコカビエル様。私は、どうやらここまでの様です。若、アザゼル様とシェムハザ様には・・・』
「伝えておきます・・・貴方の娘のことも含めてーーー」
『これで、私も悔いがなく行けますーーーそれでは、若!!』
「ーーー
魁人の背後から光ように白く輝く翼と闇を彷彿とさせる黒く染まった翼が現れる。それに乗じる形で、
極限にまで炎が勢いを増すとーーーそれをコカベルへと振り下ろした。
最後の足掻きとして、全身に武装色の覇気を纏うコカベルだが、理解する・・・あの斬撃を防ぐことはできないことをーーー
だが、コカベルは満足していた。自身の手で育てた最高の愛弟子によって、最期を迎えられること、そして、自身の愛娘が、その男の伴侶の一人になったことをーーー
『碌でもない父で済まないーーー愛しているよ、マドカ。そして、ようやく、君の所に行ける・・・■■■■』
最期の呟きと共に堕天使コカベルは断罪の焔に包まれて、消滅した。
力をコントロールしていたため、コカベルが消滅した場所以外は、何の被害も出てはいない。
そのことにグレモリー眷属や沖田総司も驚く中ーーー
「父を殺した俺を恨むかーーーマドカ」
『ーーーパパは、最期、ママの愛を告げてから満足して逝った。だがら、君を恨むことはできないーーー』
そう言って、現れたのは黒い
誰も気配を感じていなかったため、彼女に対して身構えるが、魁人は、それを手で制して止める。
「ーーー私は、貴方を許すよ。だけど、忘れないで、貴方はパパを殺した。故に、私を蔑ろにすればーーー」
「ーーー先生が蘇って、ボコボコにされそうだーーー」
そう言って、マドカにもたれ掛かるように魁人は抱き寄せる。
「少し、こうさせてくれーーーやっぱり、辛いわーーー」
「うんーーー
しばらく、魁人はマドカの胸元で泣きじゃくる子供のように泣くのだった。
今回登場したコカベルはコカビエルの別称から取っています。
なお、マドカが伴侶の一人と書いてあることから分かるように、魁人は原作のイッセー同様にハーレムを形成しています。
あと、2週間くらいで私は誕生日を迎えます。それまでには、コカビエルの章を決着させるつもりです。
次回もお楽しみに!